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れいぽんのブログ一覧

2023年09月14日 イイね!

掃海艇「あおしま」見学記

掃海艇「あおしま」見学記先日留萌港に海上自衛隊の掃海艇「あおしま」の見学に出掛けてきました。

早めに到着したので午後の一般公開までに昼食にします。

今回はかわねこさんのおすすめのトンカツにしました。隣の方が頼んでいたカツカレーも凄いボリューム。ちなみにたまたま昼食をとっていた陸自の隊員の方も持ち帰りにしていました💦




南岸埠頭には海保の500トン型巡視船「ちとせ」(PM59)も停泊中で得した気分。


目的の「あおしま」に到着。


今回は見学者が少ない事もあるのか一組に一人づつ説明の隊員の方がついてくれました😊


「あおしま」は「すがしま」型掃海艇の9番艇で排水量は500トン余り。機雷の掃海、掃討を任務とする艦です。就役から20年近いベテラン艇で母港は函館です。


船体の特長としては木製船体というところでしょうか。後継艦はFRP製の船体になっています。


特長的な左右2本の煙突。


隊員の方に木製特有の苦労があるか質問してみましたが塗装の補修は大変との答えでした。木製の場合ペンキは傷んだ箇所をその都度、頻繁に塗り直すそうで特に母港で係留する時はアンカーを使用する艫付けの為、毎回ペンキ塗りが必要だとか…あと蟻に食べられたりとか驚きのお話を聞けました。

そう言えば木製の船体とも関連しますが掃海艇は非磁性化が大事なのは知っていましたが隊員の方に実際お話を伺うとこれが結構大変で個人で使う服をかけるハンガーですら針金ではなくプラスチックを使っているそうです。消磁についても聞いてみようと思っていたんですがいろいろ興味深い話を聞いているうちに忘れてしまいました💦


PAP-104 Mk.5機雷処分具。小型の無人潜水機ですね。電源は内蔵のバッテリーで賄い情報伝達用の細い光ファイバー線のみ母艦から繋げて運用するそうで当然運動性は良さそう。知床の海難事故の時も「あおしま」の僚艦のPAP-104が活躍したとの事でした。ただ良し悪しもあるそうで故障時とかは逆に引き上げたりとか大変だとか。後継の機材は開発も含めて国産で母艦からの電源供給型に戻っているとのお話でした。


ダビットとクレーン。




上甲板。船体も小型なので当然波を盛大に被るそうです。


機雷処分用の人力操作・手動照準式の20ミリ。船体が小さいので当てるのは大変そう。後継艦では遠隔操作型の搭載も始まっています。


ブリッジも見学できました!この船は隊司令も乗艦するので立派な椅子は艇長のとで2脚。この真っ赤な椅子は隊司令の椅子です。


どちらも座ってみてくださいとの事だったのでありがたく座ってみました。


こちらは赤と青の艇長用。思いの外、座り心地のよいクッション。二脚の座り心地に差はありませんでした(笑)


艦内の火災等の状況を表示、共有する為のものかな。これもダメコンの一種?。


バウスラスターや可変ピッチプロペラ、舵も特殊で自動操艦装置も備えるので低速での機動性、運用性は高いと説明していただきました。


チャート台。


操舵輪。乗組員が少ないのでいろいろな隊員さんが操舵輪を握ると話していました。


さすがにCICは未公開。


士官食堂。


お風呂。当然揺れて浴槽からお湯がこぼれる事もあるそう。


信号旗。ウェルカムになっていますね。



全部覚えるのは…無理かも💦


O型掃海具。実物は初めて見た。


EODの皆さんが午前中に訓練されていたとの事でスーツが干してありました。大変な仕事だ…


不発弾を回収した話とか伺うとほんと頭が下がります。爆発物は旧軍の投棄したものが多いとの事でした。














ありがたい事にコスプレ付き(笑)で記念撮影までさせていただきました。


見学後は締めはやっぱりこれ!


アットホームな雰囲気で拙い質問にも丁寧にいろいろと説明していただき、楽しい見学になりました。ありがとうございました。


Posted at 2023/09/15 20:05:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2023年08月01日 イイね!

「はぐろ」「てしお」見学記 その② 〜てしお編

「はぐろ」「てしお」見学記 その② 〜てしお編「はぐろ」見学後、隣の埠頭へ移動して海上保安庁の巡視船「てしお」(PM-15)に乗船します。てしおの排水量は500トン余。1000トン型の大型巡視船(PL)に比べると規模は小さいですがこの船は海保が保有する数少ない砕氷巡視船です。主に活動する根室海峡や根室湾、野付半島周辺の水深の浅い海域では小型で吃水の浅い「てしお」が長年活躍してきました。

実は今回の一般公開、埠頭へ行くまで同じ第一管区所属の巡視船でも紋別を母港にする「そらち」だと勝手に?思い込んでいました。よく見ないで出かける方が悪いですが💦現地に着いてちょっとびっくり。結果的には就役から四半世紀程も経っている「てしお」はいつ見られなくなるとも限りませんし、レアな砕氷巡視船を見るのも初めて。今回はその姿をみる事が出来て良かったです😊

15分程並んで乗船です。



デッキ上は清々しい天気。海風が心地よい。


かなり遠くまで見渡せます。


デッキ上はサビも結構あります。かなり波を被っているんでしょう。


食堂やキッチン、浴室まで船内はなかりいろいろな所まで公開していました。




船は生活の場でもあると言うのがよく分かります。少ないスペースを有効に使う涙ぐましい?工夫が至るところに。


ブリッジも公開されていました。操舵輪やテレグラフ、航海レーダーかな?操船の中枢部です。


結構アナログが残されているイメージ。羅針盤とか双眼鏡なんかも普通に使われているようです。


やはりハイテク化の進んだ現代であっても、もっとも信頼性の高いセンサーは「アイボール」と言う事なんでしょうね。


海図台。チャートの上にはデバイダと三角定規に鉛筆。


電子海図表示装置等もありますし最初はバックアップとして形だけなのかなと思いましたが使い込まれた鉛筆削り機と書き直しの為に若干鈍く削った鉛筆を見た時に完全に現役なのがわかりました。電源を失うリスク等を考えると当然なんでしょうね。日頃から GPSに慣れきってカーナビが無ければ何処にも行けず紙の地図も昔のように読めるのか怪しい私には頭が痛い💦


ちょっと驚いたカップボード。よく見ると余りにも細かくゴミの分別がされています。尋ねてみると「羅臼はゴミの分別が細かいんですよ」との事。そこは羅臼のルールになるのか💦大変だ。
















下船後は保安官さんお手製?の海上保安庁ガチャガチャで素敵なキーホルダーをいただきました😊親切な皆さんのおかげで全体的にアットホームな感じの見学でした。


見学終了後は美味いソフトクリームで一日を締める為に美瑛番外地さんと一路、興部町へ!




1日潮風に晒された体にしみわたる。まあ何もしなくても美味しいとは思います(笑)


久々の塩分補給いい1日になりました。


Posted at 2023/08/01 12:04:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2023年07月28日 イイね!

「はぐろ」「てしお」見学記 その①〜はぐろ編

「はぐろ」「てしお」見学記 その①〜はぐろ編先日、護衛艦はぐろと巡視船てしおの見学に紋別市まででかけてきました。


海上自衛隊として8隻目の最新のイージス艦の公開。当然混雑すると予想して時間に余裕をもって出発する予定でしたが実際は寝坊して公開開始の30分前に到着💦


沢山の方が訪れていましたが駐車場に入れないほどの混雑は無く一安心。一度埠頭を離れてオホーツクたこ焼きでお昼ご飯。


たこ焼きを食べたオホーツク海洋公園からみてもこの小山のような大きさ!


イージス艦を見学するのは横須賀に「こんごう」「ちょうかい」「あたご」「あしがら」の4隻を見に行って以来です。写真には勇退した「くらま」も写っていますね。


はぐろの基準排水量は約8千トン。帝国海軍の重巡洋艦初代羽黒は約1万4千トンですから単純に比較はできませんが自衛艦はぐろは初代より幾分小ぶりなフネになります。


帝国海軍で言えば条約前の古鷹型重巡が数字としては近いでしょうか。現代の最新鋭艦である「はぐろ」のスマートで洗練された姿からは「くろがねの浮かべる城」という感じは受けませんがさすがに海上自衛隊最大級の戦闘艦。マストを見上げるとスケール感を失う巨大さと密度感です。




簡単な手荷物検査の後、乗艦します。待ち時間はありませんでした。


上甲板に上がると海風が気持ち良い^_^


艦首側に鎮座する5インチ砲。多くの見学の方に囲まれていました。同じ甲板上にある VLSは逆に不人気?なのか閑散としています。


比較的小さいとはいえ実物の大砲の放つ勇ましさ、ある種の禍々しさが不思議と人を惹きつけるのかな。

戦前の人がみたら「こんな豆鉄炮たった一門の甲巡なんてあるんかい!」って言われそうですが現代の戦闘艦の主兵装は砲熕兵装ではなくこのVLS(垂直発射装置)。

この扉状のカバー、装甲されているはずですが実際に見るとかなり華奢で薄くみえます。発射時のブラストは横に映っているアップテイクハッチから上向に逃がされると思いますがカバーも多少はブラストに晒されるはず。こんなんで大丈夫なんだとちょっとびっくり。


艦首側のCIWS。真下から眺めると射界が広いのがよくわかります。


艦首側から艦尾側のヘリ格納庫へ向かいます。


途中艦内の配管やら照明を見ながら歩くと対潜用の短魚雷発射管がありました。これは艦内から操作できるタイプ。昔は手動でハンドル回していたはず💦これを甲板上で操作するとなると大変だ。3連装ですが実物はかなりコンパクト。




ヘリ格納庫に到着。扇風機が可愛い。








かなりスペースはぎりぎりな印象。ブレードは折りたためますがここで整備するのは大変そう。2階層になっていて上部にはホイストクレーンがみえます。

梁やダクトの形状がよくわかります。


お馴染みスナップオンのツールボックス。メガネレンチやモンキーとか何か親近感がわくなぁ^_^


後部甲板からみたヘリ格納庫。上部に見えるのはヘリの着艦誘導灯かな。かっこいい!模型なら光らせたい部分😊


艦載機のSH-60K(♯8474)お子様は操縦席に座れるとあって大人気。


K型特有の複雑な形状のメインローター翼端部。


この汚れ方がたまりません(変⚪︎💦)近くでみると写真ではわかりにくい細かいディテールがよくわかります。








上甲板に上がってヘリ格納庫をみただけですがデッキの滑り止めの仕上げとかライト類、通路上の舷窓とか部材の厚みとか個人的には実際に乗艦しないと見る機会も無いだろうものも多くて軍艦に詳しく無い私がみても興味深く楽しめました。

長くなっちゃったのでその②「てしお」編につづく。

Posted at 2023/07/29 12:19:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

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何シテル?   04/28 10:06
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