苦手意識の問題

仕事にしろ人間関係にしろ苦手意識は厄介なものです。
思考も言動も委縮してしまい、できるはずのことができないジレンマに陥ります。
人間は心に縛られるものだということです。

さて、先日ゴルフの練習場に行ってきました。
予定ではなく突然でした。

最後にクラブを握ったのはもう1年以上前でしょうか。
思い出せないくらいです。

とりあえず5u、7i、PWというシンプルなセットで行きました。
1wは長過ぎてワゴンRには積めないんですよｗ

軽く柔軟運動をして腕と腰を優しく解して、ゆっくりと素振りを繰り返します。
いきなりクラブを振ったら腰と背中と肩を壊すのは必至。

まずはPWをハーフスイングで30～50ヤード飛ばします。
ちゃんと球が上がることに我ながら感心します。

次に7iをハーフスイングから徐々にフルスイングへ。
ダウンブローとフォロースルーを心掛けて打てばちゃんと真っ直ぐ飛んで行くもんです。

そして5uを握ります。
実はユーティリティーは得意なクラブです。
入手直後から練習場でもコースでもほとんどミスなく使いこなせている必殺技的クラブなのです。
ユーティリティーはアイアンと同じようにダウンブローで打つとカキーン！という快音と共に真っ直ぐ飛んで行きます。
インパクトから球3つ分くらい押し出すようにフォローすると方向性も定まります。
この日も絶好調でしたがなぜか違和感が。

いつもの打感じゃないし快音がしないのです。
でも、飛距離はいつも以上で方向性もちゃんと出ている。
なぜだろうと思いながらも、久しぶりだしまあいいかと済ませました。

そして今朝。
クルマからセットを降ろして片付けようとしてとんでもないことに気付きました。

5uだと思っていたクラブは実は5ｗでしたｗ



5ｗは購入したもののトップとシャンクばかりでまともに当てることもできなかったため、コースデビューすることなくお蔵入りしていたクラブでした。
それが昨夜はこれ以上ないくらい使いこなせていました。

不得意のクラブを得意のクラブだと自信を持って振っていたら、ちゃんと打てていたということです。
まあ、5uの打ち方がそのまま5ｗにもドンピシャでハマったってことかもしれません。以前は5wは払い打ちしていたのでそれが悪かったのかもしれません。



いづれにしろ思い込みで思わぬ収穫がありました。
苦手だった5ｗがいきなり得意クラブに変身です。

普通だったらクラブを握ったり構えた瞬間「あれ？これクラブ違うぞ」と気付くんですが、1年くらい触っていなかったせいで間違いに気付かなかったことが幸いしました。

とにかく思い込みのパワーというものがいかに大きいか思い知らされた出来事でした。
仕事でもプライベートでもあらゆる思考にポジティブに活かしていきたいと思うのです。