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TECHNITUNED βのブログ一覧

2023年02月28日 イイね!

エンジンのパワーアップを考える。12.1

エンジンのパワーアップを考える。12.1今回は前回の続き、2550÷回転数=吸気管長 の謎に迫ってみたいと思います。

WEBを見ていると 2550÷回転数 で求めた吸気管長にセットした結果、エンジンのフィーリングが良くなったなどと言う記述を目にします。
どんな理屈でフィーリングが良くなったのか?までを書いた記事がWEB上に無い様なので、今回はこれにTRYしてみたいと思います。

エンジンの吸気管で起こる事を考えつつ、管の共鳴で起こる事柄を理解したいと思います。





片方を閉ざした塩ビ管でも、吸気バルブが閉じた吸気管でも良いのですが、片側が閉ざされた管の事を「閉管」と呼びます。閉管の底を叩くと、「ブルルーーン」と共鳴が起こり音が出ますよね。
共鳴が続くという事は、何度も音波が行ったり来たりしている事を表しています。






上の絵は右側が閉ざされた管を表しています。管の左側は解放です。
これを仮に 閉端 と 開放端 と呼ぶ事にします。

閉端で反射が起こるのはイメージ通りなので問題ありませんが、開放端でも普通に反射が発生します。なので何度も反射が発生して共鳴音が発生するんですね。
開放端では大気と衝突して跳ね返されると表現するそうです。

閉管の反射には特異な性質があり、閉端で反射する際に衝撃波の正負の反転が起こります。正の衝撃波は負に、負の衝撃波は正に変換が起こります。
開放端では反転が起こらないので正の衝撃波は正のまま、負は負のまま反射します。

吸気系での脈動は、吸気バルブが閉まり混合気が吸気バルブ裏に衝突して衝撃波を発する事を端を発しますので、先ず 閉端 で衝撃波が発生するのと同時に反転反射が起こり、負の衝撃波が開放端を目指す所からの始まりになります。そこから 反射 → 反転反射 → 反射 と3回の反射を経て、正の衝撃波がインテークバルブを目掛けて走る事に成ります。この 正 の衝撃波を吸入する事で過給効果が働くと言う算段に成っています。


気柱の振動に関しては こちらのページ か参考になります。



ではここからは実際の計算を行います。 公式は

2550 ÷ 回転数 = 最適吸気管長

これで吸気管長が求まります。
今回は5200rpm の吸気管長を求めます。

2550 ÷ 5200 = 49cm

管長を算出する方法ですが、衝撃波の速度は 音速 と同じなので 340m/s を使います。
これを 分の単位に変換するのに 60 を掛けると 20400 となります。
これを カムの回転数 5200 ÷ 2 = 2600 で割ると、20400 ÷ 2600 = 7.85 m と出ます。
これはカムシャフトが1回転するうちに衝撃波が進行する距離であり前述の理屈から衝撃波は管内を2往復 4ストロークするので、管長はそれを4で割り 7.85 ÷ 4 = 1.96m と求まります。

1.96m と 49cmではまだ差が有りますが、 1.96mで脈動の計算は合っています。乗用車などではこの長さのままダクトが設計されていると思われます。


https://usedcarnews.jp/archives/113588


この様な長いダクトはオートバイには到底配置できないので、オートバイは?と言うかこの式を作った人の意図としては、少しテクニックを使って管長を短く設定します。

先ず吸気管の長さを計算で求まる長さの1/4に設定します。
そうすると目的の衝撃波が来るタイミングが1/4の時間となって早くに到達してしまいます。
ですが反響は1回で止まる訳では無いので




4回反響させると元の管長と同じタイミングで衝撃波を受ける事が出来ます。


上記の事から、

1.96m ÷ 4 = 49cm

求まりましたね。計算式と理屈はこんな感じになっていました。
ココで求まる管長とは吸気バルブからダクトの入り口までの距離なので、ファンネル長さでは無いのでお間違いの無い様に。




↑理屈から数式を起こして、式を整理すると 2550 ÷ 回転数 となります。



どぉでしょうか? 2550÷回転数 の理屈がよく分かったんじゃないかな?。w



今回はインテークバルブが閉まった吸気系を「閉管」として捉えて、気柱の振動の原理に沿って計算を行い吸気管長の設定の原理を解き明かしましたが、他の脈動効果を説明する多くのページでは「開管」と「閉管」の物理原則が入り混じって取り入れられて、計算結果までは示されて無い物が多く見受けられました。私も大いに悩みましたが物理原則から調べ上げて理屈に沿って計算と確認を行う事で正確な理論と計算結果を導き出せたのではないかと思います。


なのですが、実際の正確な共鳴回転数の計算には更に吸気管の容積を加味した計算が必要になるので少し難しいですし正確に求まる保証がある訳でもありません。なので吸気管の長さの設定は2550÷回転数の結果を元にプラスマイナスした吸気管を作成して実験的にbestを求める事になると思います。


と、ここまではしっかりとした理屈が有るお話でしたが、ここからは私の憶測のお話になります。


ーーーちゃんとしたお話はココまでーーー

ーーー憶測のお話始まりーーーー


実際問題ですが、1.96mにしろ49cmにしろ少し長くて使いにくいですね。しかもノーマルのバイクのどこを見てもこの様なその長さのダクトは存在していません。SRの場合7000rpmに同調するとしても36cmですから。
反響の回数を増やせばもっと短い管でも理屈上でのタイミングは同期しますが、管を短くして固有振動数を上げて反響の回数を増やすやり方は使用する基本の周波数が高くなるので、1つの衝撃波の長さが短くなってしまう弱点も含んでいます。
必要な衝撃波の長さは少なくてもインテークバルブが開いているクランク角度250度以上の長さのですが、実際には3回目の反響を使用するのが限度の計算結果になります。4回目の反響を利用する 2550÷4の計算結果では、180°くらいの波長の衝撃波しか得られない計算になったと思います。のなでなべく反響の回数は減らしたい所です。



見方を変えて、1.96mの閉管で起こる脈動を周波数で表現すると 340 ÷ 1.96×4 = 43.3 Hz と求まります。反響の2回目3回目と一覧にするとこんな感じになります。



43、87、130 Hz くらいにダクトを共鳴できれば5200rpm で脈動での過給が効くと言い換える事が出来るのですが、





これ。
3.7Lのボックス容量に、30×23×205mm のダクトが3本。ヘルムホルツの共振数を計算すると、86Hz と求まります。

ビンゴ!
2回目の脈動を利用する周波数とぴったり同じになりました。

ノーマルエアクリーナーボックスの設計はこういう事を意識している?様です。
SR500のノーマルキャブ車ではエンジンの各寸法を計算して出力特性を追っていくと4800~5200rpm付近に苦手な回転数が現れます(追々ブログで説明しの予定?)。 その領域にトルクをプラスする為にこの位の周波数で同調するように作られているのだと(私的に)思います。脈動を利用する過給効果はタイミングがシビアなのでピンポイントで働きやすいので、このような使い方をするのだと思います。

(ボックス容積に吸気管の500ccの容量を足すと4.2Lのボックスとしても考える事が出来ます。その場合の同調回転は4800rpmになります。今回は分かり易くするために5200rpmにフォーカスしましたが、実際には5000rpm付近で同調するように設計されているようです。話を拡大すると他の周波数でも同調するので、2600rpmや1300rpmでも同調していると思われます。逆のマイナス波長を吸ってしまうネガティブな同調も発生している筈なんですけどね)


いやー、エンジンって本当〜に面白いですね。


因みにこの作用は前回のブログで言うツインターボで言う吸気工程前半で起こる、脈動を利用する過給作用になります。
もう一つのターボの 慣性作用で起こる過給作用には別の計算式を適用する必要が有ります。

3400÷回転数

なのですが、吸気終盤で起こる慣性過給は衝撃波では無くて実際の空気の移動が伴うので、衝撃波の計算からヘルムホルツの法則で管長を修正する必要が有るとの事。


その式は少し難しいのでEXCELで計算シートを作り同調回転数を求めてみました。



上記のシートに、ポートからダクトまでの太さと長さを入力すれば同調回転数が求まる様にしました。シートの式はwebに掲載されている理屈をベースにして、更に正確に算出が出来る様に私なりにアレンジした式を使用しています。

試しに SR500 のノーマルの値をやや正確にざっくりと入力しましたが 最高出力回転の 6500rpmで同調しているようです。当然の結果と言えばそうなのですが、当然の結果が出る計算シートも凄いでしょ?。w



ノーマル吸気系はここのダクト部分で慣性過給をデザインしているんですね。エアクリとキャブを繋いでいるだけの部品だと思っていましたが、吸気系の要となる長さになっていました。



SR500の吸気系の設計はこの様な意図で設計がなされているようです。
・ボックスの共鳴から発生する 脈動での過給効果。
・混合気の慣性力を利用した慣性での過給効果。
どちらも狙いの回転数で同調させる事が出来ているんですね。
正に「ツインターボ」が働いています。

言葉ではのっぺりしてしまい分かり難いですが、慣性過給が大味に大きな出力を出すセカンダリーターボで、脈動効果がピンポイントで働くプライマリーターボ、みたいな関係です。
主に4輪用エンジンで可変吸気マニホールドみたいな物がありますが、殆どは慣性過給をコントロールする物となっています。それだけ効果が大きいと言う事だと思います。


結論。
この様な理由から、「ノーマルは良く出来ている」と確認が出来ました。





一転、問題なのは SR400。 排気量が変化すると吸気系の同調回転数が変化してしまいます。




ストロークの欄を400の値に変更したところ同調回転数が7000rpmを超えてしまいました。これはシリンダー容積の関係でホルムヘルツの共鳴周波数に変化が起こる為です。シリンダー容積をスピーカーボックスとして、吸気ポートをバスレフのダクトとして見立てると理解しやすいと思います。





シリンダー容積も吸気の共鳴に関わりがあるなんて、なかなか気が付きませんね。
吸気系をそのままに排気量を減少させると、吸気系が相対的に高回転型(音響で言うと低音が出ない)になってしまいます。

この辺りの理論もシッカリと計算シートに含まれています。

これではエンジンの運転中に同調する回転に届くことが有りません。400 と 500 で共通の部品を使用しているので仕方ないと言えるのかも知れませんが、オーナーとしては何とかしたい所ですね。

キャブ車のSR400の最高出力回転数が7000rpmの理由は分かりましたか?
回転リミッターが掛かる回転数の上にパワーバンドが隠されているんですね。7000rpmはパワーバンドの入り口って言う所です。





なのでエアクリとキャブを繋ぐダクトを22cm位に延長してインテークバルブからの総長を41cmくらいにすると6500prm で同調するようにチューニングする事が出来ます。(2型の吸気系の太さ形状で計算しています。)

SR400のエンジンって高回転側は回るんだけれど個性的にパンチが薄目っていうのは、こういう所も寄与してるっぽいですね。
(他にも本質的な原因があります)



2型SR400で6500rpmを目標に慣性吸気効果を同調させる為には、ダクトを2.5~3本つなぐくらいの長さが必要になります。。 写真の状態でエンジンポート面から313mmなのでちょうど吸気系が41cmになる感じです。
実際に装着しようと思うとエアフィルターを突き破ってしまうと思うので、もう少しダクトを細くして短くするのが装着しやすいと思います。
500ccで設計されたダクトなので400ccでは排気量に対してダクトがちょっち太いんですね。なので極端に長く取らないと上手い事行かなく成ってしまいます。

長過ぎるダクトは容積が大きくなって排気量の容積を超えてしまうので、共鳴の点では不利に働いてしまうかな?適度な太さって言うのがある筈です。




排気量が違う場合に同じ回転で同調させるには、ダクトを細くするか長くする変更をしなければなりません。
エンジン回転の6000rpmを音響のHzで表現すると100Hz。吸気系はその半分の50Hzなので、そんな重低音をイメージして比較して見て下さい。

500は腹で鳴く感じですが、400はダクトで鳴らす感じですね。
SR500の場合はダクト1本で最適設計ですが、SR400に関してはダクトは伸ばせ伸ばせです。

SR400Fiのダクトが(細)長くて最高出力回転数が6500rpmに変更になった理由はもうお分かりですね。




意外ですがこの Fi の細長いダクトで最高出力回転数の6500rpmを造り出しています。3500rpmのトルクはエアクリボックスの脈動で作っている物と思います。なので低回転の低下をいとわない場合は、大気側のダクトを外したり蓋を開けてしまった方が6500rpm近辺のトルクが稼げるので、高回転チューンとしての蓋開けはとても理に適った行為ですね。



と言うか、Fi用の大気側の吸入ダクトは 、丸穴に換算すると40mm相当の開口面積しかないので、最大出力的には大分絞られています。計算では43mmのダクトが必要なので撤去してしまった方がTOTAL的にフィーリングは良くなる筈です。

(エンジン側のダクトは短くしたり太くしてしまうと、、何が起こるかはご想像の通りです。)


おまけ


ゴムダクトを一本用意して、中に内径44.5mmのVUパイプをキャブの近くからダクトの出口付近まで挿入して連結すると、ちょうど6500rpmで同調するサイズに成ります。
(2型での計算です。ちゃんとVUパイプが入れられるかは未確認です。内径44mm位のパイプならば何でもOKです。一つのダクトをちょん切って途中をパイプにして延長するやり方もあり。直キャブの時に使い易いやり方ですね。)

ダクトを細くするのは気が引ける所もありますが、ノーマルのダクトが48mmありますが、計算では 400cc×7000rpmでは43mmが適当です。400ccの43mmと500ccの48mmがちょうど等価になりますのでノーマルは500ccを前提に設定されているようです。ダクト径を求める式は使い古された古くからの式を使っていますが、SRの設計も古いので計算と実物がドンピシャでハマります。





こうする事でノーマルを超えるノーマル、いわゆるチューンドと言えるんじゃないかな?
闇雲に径や長さを変更してもBESTな同調に合わせるのは無理ゲーなので、余りアレンジしないのが吉。
変化を楽しむのは全く否定する所ではありません。


ノーマルのダクトが高回転過ぎるって、漠然に持つイメージと違いますね。




因みに作用角の広いカムに交換した場合にも共鳴回転数が上昇します。ハイカムを入れると高回転化するイメージはこの辺りから来ているのかも知れません。(他にも本質的な原因があります)




カムを純正ハイカムの252°に変更してみました。
慣性過給作用の回転数は排気量やカムの作用角や当然吸気管の太さと長さに影響されるので、狙いの回転数に同調させるのは手探りでは不可能に近いかも知れません。。




そこで、

私的SR専門 Blue-sky Garage 「TECHNITUNED β」 


~吸気系同調回転数の計算サービス 始めました。w ~


各種 調整用ダクトパーツを取り揃えてお待ちしております。 なんてね。











エンジンをオーバーホールするにあたり次のエンジンのスペックを考えていたら、分からない事やおぼろげにしか理解していない事が多い事に気付き、勉強しながら結局は簡単にエンジンの性能をシュミレーションする計算シートが出来上がりました。
今回の吸気系の同調回転を算出するシートは、そのシュミレーションの一部を紹介しました。



その他パワーバンドとなる回転範囲や最高出力回転の回転数。その際に必要になるキャブレターの口径やバルブのリフト量などが算出できます。
それらの組み合わせや大小のさじ加減で発生する出力特性などは、グラフから読み取る事が出来ます。

先日このシートの全てを説明したブログを掲載したのですが、業界のタブーなのかな?と心配になってしまい取り下げてしまいました。(少数の方には読んでいただけた様ですが、、)


もしかするとこの吸気系の同調回転の話も一旦理解してしまうと簡単な話なので、表沙汰にしてしまうのはタブーに触れる事なのかも知れないですね



ーーー追記ーーー

VU40の塩ビパイプを突っ込んでみた所、シンデレラ的なフィット感でした。
ですがエアクリボックスの少し奥にダクトを伸ばすとフィルターに当たってしまうので、ダクトはあまり伸ばせないみたいです。






Posted at 2023/03/01 17:07:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年02月18日 イイね!

エンジンのパワーアップを考える。11

エンジンのパワーアップを考える。11エンジンのパワーアップを考える。11 は NAエンジンのツインターボ化を考えてみる。です。

ツインターボと言っても何も本当にターボを装着する「荒木エフマシン」さんのマシンの様にターボを付けるのでは無くて、吸気管の脈動や共鳴を使っての2つの過給のお話です。

何となく吸気は共鳴とかを使って効率を上げているという話は知っていますが、具体的にどのようになっているのかを今回は考えてみました。



まず始めは、ピンクの枠で囲ったココ。この吸気工程の後半部分での物語になります。

先ずは吸気工程の中頃のイラストから。



つたない絵ですが、吸気工程でピストンが下がりながらインテークポートの混合気をシリンダーに吸入しています。

ピストンが下死点まで到達すると、



シリンダーの容積の拡大が止まってしまうので基本的にはココで吸入は終わりになりますが、インテークポートを流れていた混合気には慣性が働いて直ぐには止まらないので、結果としてバルブが開いていれば吸気は続く事に成ります。インテークバルブを下死点を過ぎても開けているのはこの事が有るからですね。

ピストンが上昇に転じてシリンダー容積が小さくなり始める良きタイミングで吸気バルブを閉める事が出来れば、



吸気ポートを慣性で流れる混合気の駆け込み乗車が成し遂げられて、シリンダーを混合気で満たす事が出来ます。
この混合気の慣性を上手に使う事でNAエンジンでも過給?が効く事に成ります。コレを慣性過給とか慣性吸気と言います。
これでワンターボ効きましたね。

ですがバルブを閉めるのが遅れると混合気は逆流してしまいますし、早ければ慣性吸気が働きません。なので良きタイミングのカム(高回転を狙うならばハイカム)と、良きタイミングまで慣性を発生する吸気系の長さの設定が重要になります。




狙うのはツインターボなので、次はココ。


吸気工程の始まりでの物語りです。

吸気工程の終わりに話は戻りますが、吸気バルブが閉ざされて駆け込み乗車に間に合わなかった混合気は、勢い余ってインテークバルブにぶつかる訳ですが、混合気が急停止するので衝撃波が発生してインテークポートから吸気ダクトの開口部迄を衝撃波が駆け巡るそうです。



間違いも含めて分かり易く言うと、上図の様に吸気ポート内のインテークバルブ裏で慣性で圧縮される事に成った混合気が、膨張に転じて混合気を押し返す働きをします。

私たち素人の考えだと、「ダクトにたどり着いた衝撃波は、大気に開放されて音が出る。」 みたいなイメージを持つ事に成りますが、実際にはダクトの開放側でも反射が発生して再度インテークバルブめがけて衝撃波が吸気管内を走るそうです。大気にぶつかり跳ね返るって表現するみたいです。
結果として吸気系を衝撃波が行ったり来たりする事に成るのですが、次の吸気のタイミングにその衝撃波の跳ね返りのタイミングを合わせる事で、吸気の始まりの時に過給を効かす事が出来るそうです。



この事を脈動効果と呼ぶそうです。脈動過給とはあまり呼ばないみたい。


上記の事がうまく働けばNAエンジンでもツインターボが効くと言う事に成ります。

そんな話は聞いた事が無いと思いますが、NAでツインターボなんて、私が今適当なことを言っているだけなので、口外しない方が身の為なのであしからずです。


では実際にうまく働く吸気管を設計する手法ですが、、簡単では無くあまりに難しい数式になってしまい手に負えないのですが、、、
逆に難しすぎてエイヤーで簡略化された数式が存在しています。

それは、

最適吸気管長 = 2550 ÷ 目的の回転数。

これだけ。 簡単ですね。

この数式の元ネタを辿ったもっともらしい記述は、昔ソレックスキャブの製造元か代理店の極東が提示していた数式になる様です。


↓2550÷回転数の参考になるWebサイト

http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-3338.html?sp

(確かに4輪のエンジンはキャブ車でもファンネルを伸ばさないと特性がおかしくなるとか、もっと伸ばしたいけれどストラットタワーがぁとかYouTubeで言ってるな。4連スロットルのショートファンネルはトルクが無いとか、一般車のインマニもSRと1気筒の排気量が変わらないのに長かったりするんですよね。4輪キャブ車のチューンドカーは大体この法則で作られてるっぽい。)

Yahoo!広しと言えども、この数式の理屈について触れている記事は無いかな??
大体の記事がこの数式から吸気管長を導き出しているだけだと思いますが、他のWebサイトの論文を読みながら、ちょっと電卓ポチポチしていたら理屈が分かってしまいました。

↓仮に6000rpmでの吸気管長を計算。結果は42.5cm。





↓計算を理屈を追ってさかのぼる為の確かめ算。42.5cmから6000という数字を求めます。



↑結構快挙ですよね ?。

42.5cmに4を掛けて、その逆数を取って340→60→2を掛けて最後に4で割るとあら不思議、6000が導き出せます。

大事なことを言うのを忘れていましたが、ここで言う長さとはインテークバルブからダクトで口までの距離になってます。

次回、 2550÷回転数の謎に迫る。

をお送りする予定です。(本当は書いてしまいたっかったのですが、花粉症で体調不良に襲われてしまいましたので、 つづく。)







Posted at 2023/02/18 03:32:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年02月07日 イイね!

エンジンのパワーアップを考える。10

エンジンのパワーアップを考える。10エンジンのパワーアップを考える。10 は、スパークプラグについて考えてみてました。

まずはSR400/500の標準プラグを調べてみます。



写真は88年のサービスマニュアルですが、標準プラグは「BPR6ES」が使用されているようです。

次に 78年と85年のサービスマニュアルを見ると、



「BP6ES」となっていました。

「BP6ES」と「BPR6ES」は何が違うのかと考える前に、それ以前の時代のプラグも見てみます。


出典http://w1setouchi.web.fc2.com/sayuutu3.htm

写真はKawasakiのW1の燃焼室ですが、左手に入っている「B6ES」と言うプラグが標準プラグとなっています。右手には比較用にSRと同じの「BP6ES」が挿入されています。

では、「B6ES」と「BP6ES」の何が違うのかですが、写真を見て分かる様に燃焼室への碍子と接地極の突き出し量が違うようです。

プラグ名の記号で "P" の有り無しに意味が有りそうですが、



2文字目の "P" は「絶縁体突き出し型」という事が分かります。

スパークプラグの原点としては "P" の付かない「B型プラグ」が標準型として先ずあり、そのB型プラグの "絶縁体突き出し型" が「BPプラグ」と言う成り立ちのようです。絶縁体の突き出しの目的は火炎伝播の改善(着火性能)にあると思われるので、スパークプラグの性能は通常プラグの時代を経て、絶縁体突き出し型の登場で着火性能を大きく向上させたんでしょうか? むか~しのチューンドプラグの様な物なんでしょうね。コイルなどの性能の向上で使える様になったのかな?

この "P" の記号の意味はPROJECTの頭文字をとったものだと思います。



プラグの一覧はNGKのHPから借りてきましたが、碍子の突き出しが有るタイプを左に置いて、引っ込むタイプを右に置いています。標準タイプは左から2番目のコンペティショナルタイプとなる様です。

ーNGKサイトからの説明文コピペー
レーシングプラグの発火部形状は、チューニング度合や走行条件に合わせて選択する必要があります。一般的に、発火部が燃焼室に突き出ているタイプの方が着火性能に優れています。その反面、高温の燃焼ガスにさらされやすく、外側電極も長いことから、熱的トラブルや機械的トラブルの原因になる場合があります。高性能、高出力エンジンほど燃焼室内の温度が高くなりエンジン自体の振動も強くなる傾向にある為、チューニングが進むにつれ、外側電極を短く、燃焼ガスにさらされにくい発火部形状を選定頂く必要性が高くなります。
ーコピペ終わりー

どちらかと言うと接地側電極側が燃焼の熱に曝されるので、接地電極がデトネーションを誘発したり、溶損したりで不具合の危険性が上昇するので、燃焼温度が高い状況に合わせて接地極の突き出し量を下げる。そんな感じのようです。
逆に考えると、溶損やデトネーションが発生しない範囲で突き出しは多い方が火炎伝播はよく、燃焼効率や出力の向上に効果が有ると言えますね。(当然ピストンに近付き過ぎない範囲で)

プラグの番手で「冷え型」「焼け型」とありますが、それ以前にプラグの形状で決まる要素が有るようです。



碍子や中心電極を冷やしても、接地側電極が冷える訳では無いですからね。


ここで
・碍子の突き出し量を「碍子プロジェクト」
・電極までの距離を「火花位置」
・接地極の外側高さを「接地高さ」
・電極間を「火花ギャップ」
として、プラグの性格を左右する項目として管理しているようです。基準となるのはネジ部の先端です。

では「B6ES」と「BP6ES」ではどれだけ突き出し量が違うのかですが、残念ながらコンペティショナルタイプの突き出し量の資料が見つかりませんでした。突き出し型の「BP6ES」の突き出し量もハッキリとした値は見つけられませんでした。

なので、手元にある「BP(R)6ES」を実測してみます。



接地高さ 5.3mm



火花位置 3.0mm



碍子プロジェクト 1.7mm



これが分かると気になるのが、現代の高性能高額プラグが高い耐熱性を武器にどれだけ突き出していて、さらには自分が使用しているプラグより更に突き出しが多いプラグが有るのか?です(私だけかな?)。プラグの各サイズのデータはDENSOが公表してくれています。SRに適合する IRIDIUM POWER プラグは 「IW20」なのでそのデータを見てみます。



BP(R)6ES のSPECは、
接地高さ 5.3mm
火花位置 3.0mm
碍子プロジェクト 1.7mm
なので、

おぉっとー。BP(R)6ES と全然変わらないですね。ギャップ位かな違いは。少しの差は計測誤差と製品誤差と中古なので汚れが多いためと思われます。

45年の時を経て何も変わってはいない。。。
約半世紀前から完成の域だったなかな



色々と商品説明が書いてあるので工夫した高性能なプラグなのかと思いましたが、BP(R)6ES と変わらないサイズに成っていました。

ニッケルプラグ(Bプラグ→ BPプラグ)→ プラチナプラグ→ イリジウムプラグ と進化して来ましたが、詳しく見ると只の “P” プラグだと言う事が解りました。

プラグギャップは
ニッケルプラグ 1.1mm(BPR6ES-11)
プラチナプラグ 1.1mm(BPR6EVX-11)
イリジウムプラグ 1.1mm(BPR6EIX-11)

と、イリジウムプラグになってもギャップの最大値の拡大は行なわれなかった様子。(バイク用として売られているイリジウムが1.1mmとは限られない)
接地極に進化が見られないので、突き出しが増やせずにギャップ拡大の効果が出ないとか制約があるのかな?
現代のプラグはプラチナプラグである程度の細軸化と長命化を成し遂げて、イリジウムプラグで更なる細軸化と細軸部の延長を行い着火性能の向上が図られている様です。




IWシリーズを熱価を軸にみてみると、22番と24番を境にスペックが大きく違うようです。24番以降は、外側電極を短く、燃焼ガスにさらされにくい発火部形状に成っています。同じ名称のプラグでもこれだけ性格が変えられているなんて驚きです(知らなかったのは私だけ?)。

他に似た様なプラグで突き出しが大きいプラグが無いか見てみました。
IRIDIUM POWER プラグの製品一覧をExcelにコピーして、ネジ径と長さでフィルターを掛けます。



無いですね。。

IRIDIUM TOUGH も見てみますが、



無いですね。。

IRIDIUM RACING も見てみますが、



当然レーシングなので、着火性能を犠牲にして電極が引っ込んだ物ばかりです。


レーシングプラグを使用しなければならない高出力なエンジンでは着火性能が低下して長くなってしまう火炎核形成の時間の分を点火タイミングを進める事で対応するそうです(Youtube情報です)。ストリートでのSRのエンジンには縁が無い話ですね。







↑ こういう商品説明、分かり難いのでやめて欲しいです。
Webでもメーカー発信の情報が一番正しいみたいな論調を見かけますが、本質的に正確な情報って少ないと思います。ウソは無いけれどバイアスが強い言葉尻りとか。特にカスタムパーツには多いと思います。


SRでチョット工夫するとすれば、IW22又はVW22のプラグギャップを1.3mm程に調整をして、ワッシャーガスケットを0.5mm程薄くして突き出しを増やす。少し着火性能が向上して受熱が大きくなった分は、中心電極を1番手冷え型にしているから大丈夫的なファインチューニングなんて言うのが考えられるかな? もちろん接地電極の熱負荷は増えるので高出力運転時はその分濃いめの燃料でカバーします。
プロジェクト量の相場的には燃費要求が厳しい他の自動車用エンジンでは4mmまで突き出しを増やしているようです、なので高々1Lあたり50ps位のSRのエンジンで突き出しを増やしたところで何とも無いのでは?と思いましたが、



プラグが受けた熱はこのようなルートでヘッドに逃がされるようです。空冷はキツイのかな?なんて思ったりも。



以前に少し触れたこういう変わったプラグですが、


出典https://plaza.rakuten.co.jp/mement0724/diary/201901150000

皆さんにはこのプラグの接地極は燃焼ガスから受ける熱を効果的にヘッドに逃がしているように見えますか? それとも受ける熱が大きくなって不利に働くように見えますか??
それとも規格外に大きく突き出した中心電極を接地電極が囲う様にして高熱から保護している様に見えるとか???
そういう見方をすると、プラグも面白くなりますね。

SRには19mmよりもロングリーチなブリスクプラグを使用して、火花位置を合わせた上でロングリーチで余るネジ部分にアルミ製の放熱フィンの下駄を挟んでプラグの熱を放出する。そんなパーツが有ったら面白いかも知れませんねW。座面が冷えれば良いのでネジを切る必要もないので意外と現実的。




イリジウムプラグを1万3000キロ使用したら、中心電極は何ともないのですが接地極が半球状に摩耗してしまいました。寿命と言われる距離を大きく過ぎていましたが性能的には全くマイナス面を感じませんでした。この事を去年のモーターサイクルショーでNGKさんのブースで尋ねましたが、燃焼に対しては電極周りの容積が増えるのでポジティブな症状だそうです。ただ、火花は電極の距離が近い所に発生するので、接地極の根元の側で火花が発生した際は深い所での発火になるのでネガティブな要素になるのだとか。
要するに接地電極も貴金属チップが付いていた細い物の方がイイという事だと理解しました。なぜ2輪用の両貴金属プラグが無いのかを尋ねた所、特に意味は無いそうです。。
つまるところ、プラグの突き出し量は決まってしまっているので、着火性能の差は電極の形状で決まってしまうのが現状のようです。火炎核の成長を阻害すモノが無い方がいい。
ギャップについては広い方が着火性能にはポジティブ。ただし燃焼室内の強い風にスパークが流されて消炎してしまう可能性が高まるので、専門家的にはギャップの拡大は進めないとの事でした。ただ理屈的には強い点火装置で広いギャップでの点火はポジティブだそうです。


とココ迄で、電極の突き出しや接地電極を下げる理由などが分かりました。
今までボヤボヤとは分かっていましたが色々と調べてハッキリとして、スッキリしましたww



では初めに戻って「BP6ES」と「BPR6ES」の違いですが、

もういいですね。。プラグの抵抗の話は。。。



代わりに、XT500時代からのプラグの内部抵抗とプラグキャップの抵抗値の移り変わりを表にしました。



SRのデビューから87年までは、プラグの内部抵抗無しとキャップの5kΩの組み合わせでしたが、01年からは 5KΩ+10KΩの組み合わせに成りました。XT500に至っては抵抗は使われていませんでした。
「抵抗で性能に変化は無い」と言うのが通説のようですが、SRに限っては? 抵抗値の違いで明らかにフィーリングに違いが出るように思います。



プラグキャップの形状も異なります。
抵抗無しのXT500用のキャップを購入しようとすると今はJOG用の "56J-82370-00" に変更になり形状もイマイチ。
イリジウムプラグでは内部抵抗の無いタイプは設定が無い様なので選択不可。
プラグは両貴金属のVW20が良さそうですが、ターミナル形状が "S;一体型" になっていて2輪用のネジが使えなくなっています。

そこでNGKの抵抗無しの汎用プラグキャップの 「LBEPK」を使うと、4輪用のターミナル形状なので両貴金属のVW20とキャップの抵抗無しの組み合わせを完成できます。
プラグに抵抗が入っていれば充分じゃあ無いのかな??

良いんじゃないでしょうか? VW20 or VW22 and LBEPK の組み合わせ。
実際にはキャップが少し短いのでフィッティングは少し劣りますが。。



結論。
「プラグ銘柄での差は僅かなので、プラグキャップの抵抗値を下げると良いかも。」

「プラグのガスケットを薄くしてプラグの突き出しを増やしたら、凄んごい事に成るかも。」

「NOSを吹くとかターボにするならば、レーシングプラグが吉。」



そんな感じかな。




このブログを読んで頂ける日に5名くらいのキマジメでマニヤックな方々w。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました♪


-追記ー


ちょっと気付いちゃったので追記します。

普通にSRに適応するイリジウムプラグを調べると、NGKだと



BPR6EIXと言うプラグが適応になります。ノーマルのBPR6ESに対してですから順当です。

ただ、NGKの規格表を見ると、



火花ギャップの表記の無い物は、2輪用は「0.8mm」のギャップ設定に成っています。
大体NGKの場合は、末尾に「-11」と書いてある1.1mmの火花ギャップの物を選べば着火性能的に考えて良いのだと思いますが、実際 BPR6EIX-11 は端子形状が一体式になっていて2輪を対象にしていないようです。。-11のプラグを使いたい場合はキャップの変更が必要ですが何故ハードルが上げてあるのでしょうか?

更にプレミアムな「MotoDXプラグ」は14mm径のプラグの設定が無いので使えません。

4輪用となっている両貴金属を使用している「プレミアムRXプラグ」は端子形状が全て「一体型」ですが、-11は選べます。

NGKは2輪用と4輪用を端子形状で明確に分けて、バイクには1.1mmを選択出来ない様にしている感じを受けます。


DENSOを調べてみると、、
BPR6ES に対応するIRIDIUMプラグは「IW20」となります。このプラグの端子形状は(RC;ナットかしめあり)ですが、ターミナルを外してネジ式として使用が出来ますので2輪でもそのまま使用する事が出来ます。
肝心な点火ギャップですが1.1mmとなっているので着火性能に重きを置いているのが分かります。
両貴金属端子の「VW20」の端子形状は一体型なのでネジ式としては使用できない仕様になっていました。


NGK
・BPR6EIX(分離形) → 0.8mm 
・BPR6EIX-11(一体型) → 1.1mm
・BKR6ERX-11P (一体型・両貴金属) → 1.1mm

DENSO 
・IW20(分離形) → 1.1mm
・VW20(一体型・両貴金属) → 1.1mm

こんな感じ。
自分でギャップを調整しちゃえばいいんだけどね。ちゃんと見ないと気が付きませんね。
0.8mmと1.1mmは0.3mm違いですが、稲妻の大きさが1.375倍違う結果になります。


ー追記ー
DENSOとNGKの性能差?インプレをしている動画があったのでリンクを貼っておきます。(やはりDENSOの方が着火性能が良いようです)
↓↓↓
https://youtube.com/watch?v=K4-EmFhPYWE&feature=sharec


では、普通に選べる最強のバイク用プラグは? と少し調べたら、良いのが有りました。

VK20PR-Z11



SPECは、主要適合車 2輪 接地Pt,TAPERCUT となっています。
碍子プロジェクト 1.5mm
火花位置 3.0mm
接地高さ 5.7mm
ターミナル形状 一体型 
レジスタ 5KΩ
品番 267700-1850

燃焼室側のプラグ形状はしっかりと BPR6ES互換 になっています。
※注意(SPECからなので使用可能は憶測です。碍子側の形状は如何なんだろう?未確認です。)
端子が一体型なのと工具が16mmになって車載工具が使えないのが少し残念ですが、DENSOが2輪メーカーに納めている純正品になります。どうやら VTX1800 と言う HONDA のバイクの純正品のようです。

部品番号 98079-5615U 税別2,500円

DENSOがメーカーに納めている純正プラグの火花ギャップを見ると20番手付近は1.1mmの物も多いので、バイク用は0.8mmが基準と言う事は無いようです。両貴金属も普通に使われている様です。

φ0.4mm イリジウムプラグ(純正採用品)


商品選びでSRにはどれが良いかで言えば、DENSOのIW20。NGKファンのかたはBPR6EIX-11をキャップの形状変更と共に導入するのが「通。」のやり方。
キャップ形状を変更するならばDENSOのVW20やNGKの4輪用の両貴金属も良いかも。





Posted at 2023/02/08 18:30:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年02月01日 イイね!

オイルの値上げ

オイルの値上げタイヤを買うのにwebikeを眺めていたら、こんなのが目に止まりました。





またかぁ。値上げの話ばかりですね。


SR400にはYAMALUBEのプレミアムシンセティックを使っているのでページを覗いてみると、



¥5,339 まぁそんなもんかな?
コレが1月30日の話。


今日2月1日にページを覗くと、



エッグゥ。

もう買えないかも。。。


慌ててAmazonを覗くと、、



¥5,400
まだ旧価格。w

流通在庫かな?

一個売りのページが検索から出て来難いので購入履歴から辿り着きました。リンク貼っておきます。
ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L 90793-32419
https://amzn.asia/d/hx2LWx7

消耗品なので、今のうちに買っておけばラーメン一杯分くらいは浮ますね。


2本セットもお買い得。


プレミアムシンセティックを愛用している人は多いんじゃないかな?


買いだめ検討中です。。。






ー追記ー
ヨドバシの方が安かった


Posted at 2023/02/01 11:35:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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