日本はドライブ向け

世界中にドライブが好きな人はいると思う。日本にはがねいちがいるなら、世界にはハガネーチとかハガネイチンとかいると思うんです。そんな中でボクの住んでる日本はドライブが本当に楽しくて、ドライブ向きだと言うのが年を追うごとにわかって来る。海のない国なら海から昇る朝日は見られない、逆に海に沈む夕陽だって見られない。日本ならどこに住んでいても日帰りでどちらも見られる。山がない国なら、あってもクルマで登れないなら山岳ワインディングや林道のドライブは楽しめない。たとえ国土に変化のある国、島であっても広すぎたり狭すぎても飽きちゃったりしないかな。ボクみたいに気が変わって行き先がコロコロ変わる人には最高。そして日本には季節があり、治安があり、インフラがある。食べ物、温泉はボクの得意としない話になるが、これも日本はどこにも負けないだろう。もし日本にないものがあるなら、”ひたすら”続く道だろう。クルマのＣＭに登場するような海外のダイナミックな景色の中を行く道はない。ボクの知らない北海道にはそれに少し近い道はあるかも知れないけどね。それに季節の存在が嬉しいね、同じ道を走っても飽きない理由だよ。いろんな花が咲いて、緑が濃くなり、そして紅葉、雪が降ったりして。ボクの知らない国にはボクの知らない魅力が無限にあるだろうけども、少なくとも日本は負けていないでしょう。もしてもう一つ、当たり前だけど感謝したいのは今の時代にドライブを楽しめること。ボクは古い険しい道が好きだけど、それは新しく整備された道があってのこと、もし３０年前だったら、ボクはここまでドライブに夢中になったか微妙。今みたいにドライブを楽しむツールも揃っていないよね、Ｗｅｂサイトやブログを作ってなければここまで夢中になれたかもわからない。スマートフォンなんて最強のツールでしょう（使いこなせたら）。それどころか、５０年前なら自家用で走り回るなんて現実的じゃないでしょう。さらに言えば自家用車などなかった頃が人類の歴史じゃほとんどでしょ。もしクルマが走り回るようになっても海外からの映像で見る交通、運転マナーを思うと日本で良かったと思う。そう考えても今の日本のドライブは何よりも人と自然が作った最高の趣味かなと。もし日本がドライブ向けじゃないとしたら。例えば長期休暇取れない人の割合が多いってことだろうか？直接的ではないことを考え出すと結構いっぱいあるかも。それもそうだけど雪の多い地方に住んでるとボクとは違うのかもね。と、日本しか知らないボクが言ってます。