【ﾌｪﾗｰﾘで事故に遭うということ⑪】驚愕の修理見積もり！

　久々のフェラーリ事故ネタです。


　実はすでに、クルマ自体は、ほとんど修理完了していました。



　保険会社も頑張って、フェラーリ３４８の「時価」を算出していただき、


　なんと！


　補償金額　７４７万円！


　これなら程度のいい３４８中古車が買えてしまいます。（苦笑）



　ショップからの当初の粗見積もりは６００万。



　当初難航していたボンネットとサイドパネルの新品調達も

　アルミ板金で、買わずに済み、



　予定に無かった全塗装をやったものの、



　保険金の範囲内で楽勝！

　と確信していました。



　それで、１００万円予算オーバーだったスパイダーを増車購入！


　．．．．．．．．．．



　やはり、世の中、甘くないです．．．．．



　ブログ更新の間が空いたのは、お金のことで揉めていたからなんです．．．．




　ショップから電話があり、



　「追い金をいただかなければいけません」




　は？




　なんのこと？




　で、提示された修理見積もりがこれです．．．．．














　こんなの理解できるわけないです！



　消費税１０％が効いてる～（涙）


　Ｆ３５５が買えてしまいます！



　これが

　「フェラーリで事故に遭うということ」

　です！！！




　到底、受け入れられません！



　スパイダー買ったばかりで、

　通帳残高スカンピンだし．．．．




　ただ、


　おそらく、見積書の各項目に難癖つけたとしても、


　なにしろ国産車修理と異なり、修理代の相場値がないわけですから、

　突っぱねられるでしょう．．．．




　ここはもう、観念です．．．．．




　ショップに出向き、

　頭を下げました。




　一生懸命修理対応していただいた結果の見積もりなので、

　個々の見積もりについて、こちらから申し上げることはありません。


　しかし、今はお金がありません。

　なんとか減額してもらえないでしょうか？


　お願いします！



　頭を下げたままです。



　「わかりました、検討しましょう」



　その後、自己負担額１２０万円の提示．．．．



　頭を下げたものの、

　こちらとしても、いろいろと文句を言いたいことはある．．．．


　あれだけの補償額が出ていながら、

　追い金は納得がいかない．．．．



　自分を納得させるためにも、

　キリのいい１００万を頑として主張！！！



　決裂しました．．．．





　その後、見積もり額を決めているのは、

　店長ではなく、


　なんと！

　これまで全塗装で、

　侃々諤々の議論をしていた職人さんであることがわかった！


　アルミ板金をやったのも、彼！


　
　彼はプライドが高く、


　常に、ぼくとの会話の中で、


　「この３コート塗装は、全部で２０回以上も塗り直しているんだぞ！」


　「アルミの板金なんか、どこでもできるわけじゃないんだから！」


　その他、いかに自分が、これまでのスキルをすべて投入してやっているか！


　常に訴えていました。



　ぼくは彼に伝えました。






　その後、１週間ほどして、






　
　なんとか、１００万円で収拾つきました～



　あとは引き取りに行くのみ！


　つづく！！！