はじめに。
この記事は、
田中ミノルさんと
クラゴン親方さんの記事を参考及び引用して書いています。
内容は、サーキットなどモータースポーツを行う、公道ではない閉鎖された場でのことです。
また、ぼくが誤解していることも十分考えられるので、参考程度にお願いします。
コーナリングのドライビング法に関する事で、ぼくが長い間勘違いをしていたことを書いてみたいと思います。
今思えば、もう少していねいに調べたり、理解をしている人に聞けばすぐに分かっていたような内容です。
現在、コーナリングをこんなふうに認識しているようでしたら、お読みになってみて下さい。
すべてぼくが思い込んでいたことです。
①「ブレーキを使う」を「減速をするためだけ」
②「コーナリング中はブレーキングをしてはいけない」
③「ブレーキを残す」を「同じ踏力のままでコーナーに進入する」
④「フロント荷重」を「踏力を増やしながらコーナーに進入する」
⑤「ブレーキを抜く」を「ブレーキを離す」
まずは①です。
スポーツドライビングで重要な
「荷重」という概念が抜け落ちていています。
次に②です。
これはバイクに長い間乗っていたことで染みついたものだと思うのですが、バイクでコーナリング中にブレーキなどしようものなら、フロントをすくわれて即転倒なので、曲がっている最中にブレーキなんて怖くてできませんでした。
そこを4輪では、コーナリングは「ブレーキを残す」となったので「?」となったのですが、勝手に「4輪は転ばないからコーナリング中でもブレーキをしても大丈夫なんだ」と、③のように理解してしまいます。
そして次に、「フロント荷重が重要だよ」と聞いたぼくは、何をどう間違えたのか「荷重」を「加重」と誤解して、③をさらに高度にしたテクニックが④だと、勝手なドライビングテクニックを作りあげてしまいます。
そうすると、どうなるか。
思い返してみると、ぼくは走行しいている時は、ほとんど何も考えていなかったし、自分の動作を認識しようともしていなかったので、最も多かったのがコーナー進入手前で急減速してからの②か、減速不足でオーバースピードで進入、結果③か④のどちらかの状態となり、アンダー発生だったように思います。
それを正しいとことと認識したまま、まるで出来ていないことを理解していないぼくを、混乱させたのが⑤でした。
これはクラゴン親方さんのブログで知ったことで、これをぼくは「抜く=離す」と、最初に自分が読み取った印象で理解し、そのままでした。
この時、クラゴン親方さんの前後のブログをしっかりと読んでいれば、それまでの勘違いにも気づくことができて問題解決となっていたでしょう。
しかし、この後ぼくの頭の中では③④の「コーナリング中はブレーキを
踏む」と、⑤の「コーナリング中はブレーキを
離す」の0か100の極端の選択となり、それからは「踏むか踏まないか、正解はどっち?」と、長い間迷うこととなり、実際の走りも危なっかしく迷走することとなります。
そんな事態が一変します。
約1週間前に「ブレーキ 抜く」で検索をしてみると、クラゴン親方さんのブログがヒットしたのですが、もうすでにぼくの脳内では「抜く=離す」と凝り固まってしまっていたのでスルー、その下段にあったのが
田中さんのページでした。
コーナリング中のブレーキングとハンドリングの関係や荷重のことなど詳細に説明されています。
ぼくの悩みに関連していた、田中さんの記事をすべて読み終えると、それまで頭の中でモヤモヤしていたものがきれいに吹き飛ばされ、クラゴン親方さんが
「クルマの挙動は物理現象」と言われていたことも、ようやく理解することができました。
田中さんの記事の中で特に印象に残った言葉です。
「タテ+ヨコ≦10」
ステアリング舵角 = 道の曲がり度合い ×
ステアリング舵角 = 荷重が移った度合い ○
クラゴン親方さんは
こんな動画もアップしてくれています。
以上が、その21でのぼくの
積年の悩みの内容です。
ここまで大幅な勘違いをしているケースは、そうはないと思いますが、この記事が、昔から「1人ヌケテいるのがいたら、同じのが30人はいると思え」と教わってきたので、そのうちの10人の方にでも役に立てばいいなあ、と思います。
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ジムカーナ珍道中 | 日記
Posted at
2017/02/07 15:11:07