前回の1日目のブログが
「オレたちの戦いはこれからだ!」てな感じで終わりましたが
1日目まだ続きます。まだ長野県。
「メルヘン街道」に入りましたが、この「メルヘン街道」、あの目の前に見える山脈、北八ヶ岳を越えるルートになります。
これからあの山々を越えるのか。。。と思うととてつもない旅路に見え、ここで僕と連れの友人はテンションMAX。
山の麓に入ってすぐ、もう夕方で日が暮れかけていましたが
「乙女滝」という滝があるとのことで見に行きました。
おぉ、この滝すげえ迫力。
道路から脇の遊歩道を降りてすぐのところにあり、
ものすごい勢いで大量の水が空中を放り出されるように落ちています。
しかもこれといった柵はないので、すぐ近くまでいけます。
水の勢いもすごいし滑って危ないのでオススメしませんが。
道路周辺は寂しげな雰囲気でマイナーな観光地って感じがでてましたが、
気軽に来れるのでこれは一度は見るべき。価値はあります。
予想外に迫力のあった滝も見れて満足な気分のまま周辺のレストランでお食事。
その後、日が暮れて夜になっていたので寝床を探しに山をぐんぐん登ります。
「日向木場展望台」という良さげな駐車場があったので、今夜はここで車中泊。
1日目終了です。
さて、明日に備えておやすみ。
・・・。
・・・zzz。
謎の動物「キエエエエエエエエエエエ」
ぼく「ひいっ!」
いやいや、これわりとまじで怖いです。
車の中で寝てると遠くだったり近くだったり山の中から甲高い鳴き声が聞こえるんです。
これまで車中泊した場所は結構見晴らしの良い展望台の広い駐車場などが多く、
周りが木々に囲まれているという場面は少なかったので気になりませんでしたがこれはびびる。
こんなときほど死んだふり。
二日目の朝。5時起床。朝日がきよきよ(なぜか変換できない)しく眩しいです。
・・・・・・さっっっっっっっむ!!!!
隣のレヴォーグSTIで寝ている友人にLINEで連絡。
ぼく「おはようございます。寒くないですか」
友人「おはようございます。ここ標高2000mだそうです」
ぼく「」
6月だというのに気温は3度。さすが標高2000m。
あとで調べると「メルヘン街道」は標高2120mで国道で2番目の高さだそうです。
ちなみに1位は群馬県の「渋峠」の2172m、3位は栃木県の「金精峠」の1840mだそうです。
先日行った金精峠、お前国道3位やったんか・・・。そんなイメージまったくなかったぞ。
ちなみに、「日向木場展望台」の景色、なかなか良かったです。
さて、いざ「メルヘン街道」を東へ走り、北八ヶ岳を横断します。
常時2車線の非常に走りやすい道です。楽しい。
早朝で車がほぼいなかったので快適にワインディングを楽しめました。
登山客っぽい車がちょびちょび対向車線を走っていたので、
車が増えてきたらストレスがたまるかもしれません。
「メルヘン街道」は国道299号を走る道ですが、途中県道480号へ分岐、そちらへ行きます。
道を下っていき、山道が終わり視界が開けたあたりで、なんかちょうど良さげな広いスペースが。
八ヶ岳が非常に綺麗に見えます。
ここはなかなかすごい場所ですよ。
場所は、「小海町高原美術館」の前です。
そのまま「メルヘン街道」を下り、次は「八ヶ岳高原道路」に向かいます。
ちなみに、メルヘン要素はどこにもありませんでした。
これから山梨県に入ります。
途中、ナビに日本一マークが表記された場所があったので寄ってみました。
「野辺山駅」。なんと、日本一標高の高い鉄道の駅だそうです。
サイバーナビはこういう情報を発信してくれるのでおもしろいです。
さて、「八ヶ岳高原道路」に入ります。
の、前に。
「サンメドウズ清里」の駐車場でメンテナンスタイム。
僕のFK2は1年ほど前にサイドウインカーをLEDに替えておりますが、
左側が時々ハイフラをおこすようになったので、原因追及を行います。
そして友人はサイドミラーの改造作業。
いやはや、こういう贅沢な場所でDIY作業をするというのも、旅の醍醐味ですな。
抵抗を交換したところ、無事直ったのでツーリング再開。
「八ヶ岳高原道路」はすぐ近くです。
「八ヶ岳高原道路」に入ってすぐ「東沢大橋展望台」があります。ここもオススメ。
「東沢大橋」と「八ヶ岳」がセットで絵になる良い雰囲気を醸し出しています。
「八ヶ岳高原道路」自体も走るのが楽しい道で、それっぽい車がたくさん走っていましたが
家族連れ一般車も多く、追い越せるタイミングが少ないので遅い車に捕まるとアウトですね。
僕たちは運よく引っかかりませんでしたが、
対向車線をみてるとちんたら車に何台か足止め食らってました。
来るなら早朝がお勧めです。
ちなみに、「高原道路」とありますが、特に走行中に八ヶ岳が見えるわけではありませんでした。
基本木々に囲まれている場面が多く、景色を楽しむ道というよりは走りを楽しむ道寄りです。
「八ヶ岳高原道路」から(なぜか)少し離れた場所に「八ヶ岳高原大橋」があるので向かいます。
途中、近道のつもりで県道から逸れた脇道に入ったらそこがまた良い感じの林道スポット発見。
「八ヶ岳高原大橋」です。結構大きく、高い橋でした。
ぼくちん怖くて渡れず。
もちろん八ヶ岳も見えます。
その後、そばを食べ温泉に入り、中央道渋滞回避の為、早めの撤収。
結局渋滞にハマってしまったので、途中八王子周辺で高速を下り「和田峠」を走ります。
そのめっちゃくちゃ狭い峠道である「和田峠」にて、後ろを走行中のレヴォーグSTI友人。
後ろから来た旧型のヴォクシーに付かれ、
相当攻めたものの全く突き放せず。そして前を走るぼくちんは悠々と突き放す。
1.6Lとはいえ仮にもSTI、格下の車種に完全敗北。
この屈辱的な敗北を受け彼の走り屋魂に火がついた模様。
こうして人はまた成長していくのであった。