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2019年07月27日 イイね!

S660とインテグラタイプRに乗ってみた

S660とインテグラタイプRに乗ってみた前回のNSXから、久々の乗ってみたシリーズ第8弾。

今回はホンダを代表する2台の車、S660とインテグラタイプRに乗ってみました!
・・・2か月前の話ですけども。



型式:DBA-JW5
全長×全幅×全高:3395x1475x1180mm
車両重量:830kg
駆動方式:MR
トランスミッション:6MT
エンジン:直列3気筒DOHCターボ
総排気量:660cc
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.6kgf・m/2600rpm
パワーウエイトレシオ:13.0


ホンダの誇るミッドシップレイアウトの軽オープンスポーツカー、「S660」。
現行NSX NC1を小型化したようなデザインで、軽らしからぬカッコよさ。
お値段は200万円越えと高めです。

特に個人的には、リアのテールライト周りのデザインはけっこー好み。




運転席周り。二人乗りのオープンカーですよ。


メーター周り。タコメーターはアナログですが、速度メーターはデジタル。
6速マニュアルです。


センターコンソールに物置とドリンクホルダーがあります。
しかしドリンクは1本しか置けない。。。
助手席に彼女を乗せる(願望)時はどうすれば?


しかし、ご安心を。
そんなこともあろうかと助手席用にもしっかり用意しております!


・・・うーむ、こいつはどっかでみたことがあるな。
おお、これだ


軽自動車なのに、あのホンダが誇るスーパーカー、NSXと同じ!


・・・は?



エンジンルームとトランクルームは運転席右下のスイッチを押すことで
開けることができます。


エンジンルーム。
NSX同様、MRなので運転席の真後ろにエンジンが配置されています。


トランクは車体前部。
トランクといってもソフトトップを収納する入れ物があるだけ。
全体的にこの車は収納スペースが皆無と言って良いでしょう。



そして、純正装着タイヤはなんと「ヨコハマADVAN NEOVA AD08R」!
こりゃまた贅沢な。。。

「軽自動車で軽く200万円超えだよ!」
「高っ!!」
「タイヤはAD08Rだよ!」
「・・・まぁしゃーないか」

と、このタイヤを純正で履いているというだけで
よく分からない妙な説得力を持たされるレベル。


フロントタイヤサイズは165/50R15、リアタイヤサイズは195/45R16と、
前後異径でこれまた(良い意味で)NSXを思わせます。


そして、地味に気に入ったのはここ。


サイドミラー付け根部分の形状です。
とても細く、視界向上を目的とした設計となっています。
これはNSXと同様のデザインで、これによる視界向上の恩恵は
意外と大きいです。NSXもこんな感じ。





続いて、「インテグラタイプR」。


型式:LA-DC5
全長×全幅×全高:4385x1725x1385mm
車両重量:1180kg
駆動方式:FF
トランスミッション:6MT
エンジン:直4DOHC16バルブ
総排気量:1998cc
最高出力:220ps/8000rpm
最大トルク:21.0kgf・m/7000rpm
パワーウエイトレシオ:5.36

2代目インテグラタイプRの前期型です。
6000rpmでハイカムに切り替わる知る人ぞ知るV-TECエンジン搭載。
僕の愛機シビックタイプR FK2の大先輩ですね。


運転席周り。
何年たってもぱっと見ただけでタイプRだとわかるこのオーラ。


ちなみに、現行シビックタイプR FK8の運転席。FK2もほぼ同じ。
何がすごいって20年近く前のタイプRから雰囲気が全く変わっていないこと。


メーター周り。
さすがにここらへんは時代を感じますね。


エンジンルーム。V-TECのロゴがあります。
車好きにFK2のエンジンルームを見せると、
誰しもがV-TECのロゴに関心を持ちます。
V-TECは一種のブランドになっており、
それはこの頃から培ってきた功績の賜物なのでしょうね~。


トランクルーム。


後部座席倒すとだいぶ広くなります。
これは・・・うまくやれば車中泊できるのでは!?




S660とインテグラタイプRを並べます。


まぁ、当然ですが、S660ちっちゃいですね。
本当にちっちゃい。見た目とのギャップがすごいです。




さて、まずはS660の乗り味です。

まぁ当然ですが、軽自動車とは思えないほどの加速感。
軽量化のプロフェッショナル、スズキの設計者も認める
我がセカンドカー、スバル R1といい勝負です。
アクアなどのコンパクトカーよりは全然速い。

そしてS660もR1と同じく、軽自動車では非常に珍しい四輪独立懸架ですが、
乗り心地はゴツゴツしてて固いです。お世辞にも良いとは言えない。
R1の乗り心地は非常に良い。

しかし、その硬めの足回りのせいか、
峠を走るには非常に安定していて、安心感を感じます。
R1はロールが激しく、スタビライザーでも取り付けてやろうかコノヤロウ、
って感じるレベル。
アルトワークスはその中間って印象ですかね、あんまり覚えてませんが。



ブレーキも良く効きます。が、だいぶ奥で効きますね。
峠を走る分には気になりませんが、街乗りでゆっくり停まろうとすると
軽く踏んでもブレーキが効かず、少し焦ります。深く踏む必要あり。
これは慣れの問題でしょうが、他の車では感じたことがないことでした。

しかし、ミッドシップレイアウトの重心位置による影響なのか、
フルブレーキ時も安定してスイ~と停まります。
NSXの時も感じたこの安定感。
FFのシビックタイプRはガツンッ!!と停まりますので
それに慣れていると少し違和感がありますね。


そして、なんと、押すとメーターが赤くなる+R・・じゃなかった
スポーツモードがあります。




こーゆーの大事。気分を盛り上げるために非常に大事。


・・・が、違いを全く感じず。レスポンスも硬さも変わらず。
僕が鈍感なだけか。
シビックタイプR FK2、FK8、NSXも全モードにて違いを感じましたが
S660だけは変化を全く感じず。

取説によると、
「高い応答性により、力強く伸びのある走行を可能にしているモードです。」



・・・(゜∀゜)?


ちょっと悔しいので、ネットで調べてみました。
CVTでパドルシフトを駆使したときに最大限の力を発揮するとかなんとか。
んじゃMTでは?
こーゆー車乗る人って、大半MTでは?
S660乗りの方、違いが判れば教えてください。



おお、そうそう。
クラッチとシフトレバーがFK2やFK8に比べて少し固めでしたね。
んまぁコイツらの軽さは異常だし、これは好みの範疇でしょう。


しかし、僕が許せないのはシート。

クラッチとブレーキに合わせて位置調整すると、両足の太ももが浮きます。
シートの座面が水平寄りであり、隙間が空くのです。
これ、すごく疲れます。スポーツカーのバケット系のシートは
けっこー急な角度がついており、太ももはしっかり接地されます。
これが普通だと思って気にしてませんでしたが、S660のシートはヒドい。
太ももが浮くことがこんなにも疲労蓄積を増速するとは。

これはシートの交換が急務です。レカロレカロ。


あと、まぁ、これは慣れでどうにでもなると思いますが、
後方視界が  最  悪 。

まったく、何も見えませんね、コレ。バックミラー全く役に立たず。
サイドミラーのみで停めることになります。
バックモニターあるとないとでは、天地の差でしょう。



さて、S660は、オープンカー。
S2000ロードスターとこれまで乗ってきました。

S660。。。風がスゴイwww
窓をだすと少しマシになりますが、スゴイ。

朝、時間をかけてしっかりとセットして決めてきたヘアスタイルは
一瞬で吹き飛びます。デートの際はオープンにしないほうが良いでしょう。

ロードスターではそこまで気にならず、S2000とS660はひどかったので、
これはマツダさんの技術の勝利ですな。


ちなみに、屋根を取り付けるとなると、、、











はい、ひじょーにめんどいです。
慣れれば1分程度とはいえ、
これは気軽にホイホイできるようなものではないですね。
価格を抑えるための影響がでてしまったようだ。

屋根を付けても風切音は多少しますが、気にはなりません。
しかし、席の後ろにエンジンがあるので、
エンジン音を身近で感じることができ、
ターボのプシューっという音が運転席に響きます。
僕は好きですが、人によってはうるさく感じるでしょう。

峠を走って、高速を流して燃費は18L。
非常に良いですね!


S660は利便性は犠牲にし、走りに全てをふった趣味車ですな。
良い意味で、オモチャのようなスポーツカーです。



次にインテグラタイプR。


こっちはS660程運転しませんでしたが、
未だに現役で乗り続ける人が多い理由がわかります。

非常に良い音、高回転まで回したくなります。
車体設計の古さはさすがに感じますが、これは運転が楽しい。

ターボ化した今では味わえない元祖V-TECエンジン。
僕はV-TECターボのあの、カアアァァァァァン!!という戦闘機のような
甲高い音も好きですが、けっこー違う音ですね、やっぱ。


ステアリングは少し重めです。
最近の電子制御が発達したステアリングは重いっちゃぁ思いですが、
ストレスを感じません。
インテグラタイプRは、もう少し機敏さがほしい、という重さ。
まぁ、当時のFF車はこんなもんでしょう。


FK2のような爆発的な加速はないですが、速いです。
インテグラタイプRとは何度かサーキットで一緒に走ったことがありまして、
もっと圧倒的な差があるかと思ってましたが、
想像以上に速かったのでびっくりしました。
実際に乗ってみると、これは納得の速さ。

排ガス規制などで技術的に厳しいでしょうが、
ぜひV-TECのNAエンジンを最新技術で復活させてほしいですね。



今回は筑波山、ビーフラインと走りましたが、
ちょいとヤボ用で近くまで来ていたみん友さんのFK2も途中から参戦。


ホンダ車3台で一緒にツーリングです。



それぞれ特徴があり、ホンダ車の良さを感じることができました。
あと、技術の進歩もすごいですね。
20年後は、いったいどんな車が走っているのだろうか。
400馬力は当たり前、になっていたりして。

さてさて。
インテグラタイプRに乗った後だと、
シビックタイプR FD2に乗ってみたくなりますねぇ。

Posted at 2019/07/27 22:54:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 乗ってみた | 日記

プロフィール

「【神奈川県】三浦三浦半島ツーリング、ではなく観光 http://cvw.jp/b/2732753/47510108/
何シテル?   02/03 21:11
茨城県つくば市在住のユイケです。 「愛車の軌跡をなにかしらの形で残したい」と思い みんカラ始めました。 愛車はイギリスから並行輸入したシビックタイプR...

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