我が相棒FK2シビックタイプRに乗ってから早6年が過ぎ、
これまで関東圏や中部地方はもちろん、北は
青森、南は
山陰地方から
四国大陸、
九州大陸とけっこう走ってきましたが、、、
ついに行ってきました。
夢の北海道ツーリング。
7/20(水)~7/30(土)の9泊10日、苫小牧から時計回りにぐるっと。
我が相棒シビックタイプR FK2の
総走行距離は2500㎞、
総走行時間62時間でした。
おや。
九州の132時間4500km、四国の86時間3500kmと比べてあまり走っていませんね。
まぁ、それもそのはずです。
今回はフェリーでの行き来なので、その往復距離が丸々カウントされていないのです。
九州大陸までの移動距離往復2000km、四国大陸までが往復1500kmで
それを差し引くとそれぞれの総走行距離は2500~2000kmなので、
今回の北海道ツーリングも同等以上に走っていることになりますね。
あと、北海道は鹿との衝突事故の話を本当によく聞くので、
夜は移動しないようにし、日が沈む前にはホテルに着くような計画としました。
時間の関係上、西の方面には行けなかったので
それはまたいつか、ということで。
北海道はでっかいどう。とはよく言ったもので、
ひじょ~~~に広かったです。
一回の移動でもけっこうな距離を走りましたが、
見晴らしの良い快適な直線道路が多く、苦にはなりませんでした。
ちなみに、北海道を本州に重ねるとこんな感じ。
こうして見ると、北海道の広さが実感できますね。
茨城から栃木群馬長野経由で愛知を回って、
石川突き抜けて新潟経由で帰ってきた、と考えると相当な距離を走っています。
九州四国と比較するとこんな感じ。
大きいですねぇ。
北海道は車の自走で行くことができないので
いつか行けたらなぁ、と遠い夢のつもりでいましたが、
案外早く夢を叶えることができて非常に感無量です。
さて、いつものように本編の前にまずは今回の北海道ツーリングで
気に入った場所を3位から紹介します。
第3位:中標津地方「開陽台周辺」
北海道のイメージといったらまさにコレ。
果てしなく続く牧場の景色、直線道路!!
北海道は全体的に似たような雰囲気の直線道路が多いですが、
道東、特にこの中標津辺りは特に気持ちよく走ることができる道に囲まれています。
車通りも少なく、見晴らしも良く、ただひたすらに直線が続く。
ワインディングを求めるならよそへ行け。
これぞ本当の快走道路です。
少し東に行けばたどり着く野付半島もオススメ。
第2位:稚内地方「オロロンライン」
非常に有名な道ですね。
特に上の写真のオトンルイ風力発電所は、
3キロ以上に渡って全28基の高さ100mの風車が並んでおり、迫力抜群です。
オロロンライン自体も長い距離ありますが、
遮る遮蔽物のない爽快な絶景道路が長く続きます。
右は平野、左は海で、
その海の向こうには利尻島の利尻富士が高くそびえ立っており、
気持ちよく景色の良い道を走ることができます。
ついスピードが出てしまいがちですが、野生動物の飛び出しにはご注意を。
第1位:根室地方「北太平洋シーサイドライン」
景色も楽しみたいが、直線道路ばかりでは物足りない!!
そんな人にこそオススメしたい北太平洋シーサイドライン!
見晴らしの良いコーナリングにアップダウン、
これぞ待ってましたのワインディングロードです。
走る前まではそこまで期待していなかった道でしたが、
なんと今回の北海道ツーリングNo.1。
シーサイドな区間はもちろん絶景ですが、
シーサイドでない道も爽快な道を楽しめます。
今回は時間の関係上、全区間を走ることはできませんでしたが、
それだけでも満足度の高い道でした。
北海道では意外と少ない、
貴重な”走ること”も楽しめる快走ワインディングロードです。
さて、時はさかのぼり7/20水曜日。
夕方、午後休を取って大洗フェリー港へ。
社畜デビューしてから10年祝いで会社からプレゼントされるリフレッシュ休暇を一気に消化し、明日から11連休です。
前々から「いつかマイカーで
(※ここ重要)北海道に行きたい」という話を我が奥様にしていたのですが、ある日そんな我が奥様が、
「リフレッシュ休暇取れるなら、今なら育休中だし、娘も(動き回らない)小さい今のうちに行っといたら?」
と言い出したので、なるほど!と、そんな勢いでいざ決行。
9泊という長い旅路を計画したので、
何が起きても良いように入念に準備をしていきます。
持っていく荷物の内、半分近くが我が赤の者用のオムツやミルク等の消耗品。
我が相棒FK2の後ろの窓からは「おしりナップ」の文字がデカデカと主張されています。
これで煽ってくる輩もいないであろう。
大洗港まで下道で1時間半くらい、愛車で初のフェリー搭乗です。
(北海道行フェリーには小さい頃乗ったことがありますが、、あまり覚えておらず)
大型客船だけあって、パンフレットを見るだけでワクワクしますね。
ホテルのような雰囲気です。
乗船待機中の我が奥様と赤の者(7ヶ月)。
二人とも初めてのフェリーに初めての北海道で少し緊張・・・しているようには見えんな。
乗船は妻と子供は徒歩で、僕だけ車で乗り入れです。
車に待機してから1時間くらい待たされます。
妻と娘は先に乗船して待っています。
ここで役立つ一眼カメラの望遠レンズ。
だいぶ待ってやっと乗船開始です。
FK2が乗船する様子の動画をしっかり撮ってくれるデキる我が奥様。
さらば茨城県、本州大陸。
ポルシェの前に案内され謎の安心感を感じつつ駐車。
荷物を持ってエレベーターは並んでいるため階段でロビーへ上がります。
立派なロビーですね。
中には売店もあります。
上の階。
ところどころイスや机もあり、
外の景色を見ながらゆっくりすることもできます。
レストラン。
食事もしっかりとしたバイキング。
お昼ごはんもうどん等を食べられます。
お部屋へ。
行きはすぐ予約したので和室を選択できました。
う~む、想像以上に狭いですね。
まぁ上のグレードにしなかった以上、贅沢は言ってられませんけども。
そんなお金はありません。
・・・我が赤の者はなんでもかんでも食べたくなるお年頃のようですな。
これこれ。
レストランで食事を済ますと大洗港が暗くなってきました。
そろそろ出港のお時間です。
19時45分、
しゅっこう~~。
もちろん船のデッキにでることもできます。
なかなかの迫力です。
想像以上に揺れるので、用意していた酔い止めを飲みました。
酔ってしまうとせっかくの船旅も台無しなので、
酔わない自信があっても必ず酔い止めは携行するようにしましょう。
この日は船で一泊。
明日はついに北海道上陸です!!
【前編】へ続く。