• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ユイケのブログ一覧

2023年01月08日 イイね!

【中編】9泊10日 北海道ツーリング【知床-根室-釧路湿原】

【中編】9泊10日 北海道ツーリング【知床-根室-釧路湿原】 皆様あけましておめでとうございます。
2023年も宜しくお願いします。

我が奥様と生後7ヶ月の赤の者を連れて、我が相棒FK2シビックタイプRと行く北海道ツーリングの旅、
【序章】では大洗からフェリー出航まで、
【前編】では上陸した苫小牧から日本最北端の稚内までツーリングしましたが、ここから知床半島を目指します。

個人的には前編と後編の2部程度でまとめられると良いのですが、さすがに10日も走っていると収まりませんねぇ。


7/24(日)、北海道上陸4日目、天気予報は曇り。
今日は知床半島を目指して下道300kmの大移動です。

オラ、起きろ娘よ。
今日も相変わらずかぁーわいいでちゅね~。




さて、本日も天気はあまり宜しくありませんが、出発です。
時刻は朝9時半。



今現在の位置は枝幸町。
ここから知床半島のウトロ地方へ向かってひたすら海沿いを南下していきます。
距離的にはだいたい東京から名古屋間くらい。





ところどころ道の駅があるので、休憩をはさみながらのんびり移動します。

道の駅「オホーツク紋別」で発見した、カニのハサミ。


デカイ。




道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」では、
日帰り温泉のほかに古い鉄道と駅が展示されていました。
温泉は入りませんでしたが鉄道ちょこっと観光。





網走市に近づく手前では、
能取湖にある日本一サンゴ草群落地の「卯原内サンゴ草」に寄ってみました。


9月になるとサンゴ草が真っ赤になって景観が大きく変わるようです。
残念ながら時期早々で緑のままです。







斜里町付近では、28.1kmの直線が続く北海道らしい「天に続く道」があります。
東側先端まで行くと小さな駐車場とこのような看板があり、
記念撮影も可能です。


その駐車場を始まりに東から西に走っていくとこのような光景が目に入ります。
晴れだともっと先まで見えて迫力がありそうですね。





「天に続く道」からすぐ知床半島に入ります。
30kmほど海沿いを走って今日の宿、
ウトロ地方の「KIKI知床ナチュラルリゾート」に到着です。


この日は近くの海鮮料理屋で夕食。
ここら辺はいろいろなお店があり、食事には困らなさそうです。

7/24(日)、北海道4日目は総走行距離291㎞、総走行時間6時間半でした。





7/25(月)、北海道上陸5日目、今日の天気は曇りのち晴れ。
9時過ぎにホテルを出発し、15分くらいで知床五湖の駐車場に到着です。
世界自然遺産の知床。
野生動物の宝庫といわれており、自家用車で行ける範囲は少なく、
船やガイド付きツアー等で観光するのが良いですね。


2時間くらいいましたが、
残念ながら知床連山はずっと雲に隠れておりその姿を見ること叶わず。


到着直後は全体的に曇っていましたが、
反対の海側は少ししたら晴れてきました。


少し歩いて知床五湖の観光。
道中、野生の鹿や鳥がけっこういます。














さて、知床五湖を出発し「知床横断道路」を走って半島の東側に出ます。
よく日本の道100選などに載っている有名な道路ですが、
基本的には山の中を走る峠道で、
観光車も多いので快走できるタイミングは少ないです。



途中の「知床峠展望台」からロシアに不法占拠されている北方領土の国後島が見えます。想像以上に近いですね~。
ここの景色はなかなか良いので、寄ることをお勧めします。





「知床横断道路」を降りきると海に出ます。
この頃には天気も晴天。
国後島がはっきり見えますね。






道の駅「知床・らうす」で昼食です。
北海道で食べるカニ汁は最高ですなぁ。






食後は海沿いの国道335号をくるっと走って野付半島へ。
野付半島は砂嘴(さし。海流により運ばれた砂が長年に渡って堆積して作られた地形のことだそうです)でできた28kmにわたる日本最大の非常に細長い半島です。


両脇を海に囲まれた道を走ります。
車も少なく走っていて非常に心地よい道です。




海流の浸食によってできた複雑に入り組んだ海岸線も野付半島が多様な生命を育んでいる要因のひとつ、とのこと。

確かにここだけ違う国かのような独特な雰囲気の自然があります。
草食恐竜とかが暮らしていそう。



途中にある道の駅のような野付半島ネイチャーセンターで休憩もでき、
道路の向こうには国後島も見えます。



野付駐車場。
車で行ける半島の最終地点です。
さらに先にある灯台へは歩いていく必要があり。
けっこう距離があるように見えますね。


ここから走ってきた道を振り返ると北海道本島の山々も綺麗に見えます。
たぶん…あれは…方角的に知床半島。


道路はここで行き止まりなので、戻るには来た道を引き返す必要があります。
が、非常に景色の良く楽しい道です。
今回は車で行ける範囲までしか行きませんでしたが、
また来た際には歩いて奥まで行ってみたいですね。





次に目指すは根室半島。
根室市に向かいます。


その目的はここ。

日本最東端の駅!
「東根室駅」です!


最北西南と比べると、無人駅でこじんまりしていますね。。。


まぁそれはともかく、
これで東西南北の最果て駅を制覇することができました。


最北端「稚内駅」


最西端「平戸口駅」


最南端「西大山駅」


そして今回到達した最東端「東根室駅」



実際には、最南端の駅は2003年に沖縄にできたモノレールの駅があるそうなのですが、まぁそれはモノレールだし最近だしノーカンで。






さて、ここから内陸に戻り、宿まで100km以上走る必要があります。
しかし根室半島の主要道路である国道44号は大渋滞。
細い半島はアクセスする道の数も少なく必然的に皆同じ道に集まってくるので、
まぁ、よくある現象ですね。

なので途中国道を抜け、県道953号(道道?)から田舎道に回って少し遠回り。
しかしこの道が大正解。

すれ違う車もほとんどなく、超快走。
まるで広域農道のような雰囲気です。


が、鹿の飛び出しが怖いのでスピードは抑えめで。

少し進んで海沿いにでると「北太平洋シーサイドライン」に入ります。
もともとマークはしていましたが、正規ルートから外れるので時間に余裕があれば寄っていこうと思っていた道です。


おおっ・・・!

素晴らしい。

ところどころに建つ風車に、見晴らしの良い快走ワンディング、
景色の良い牧場に反対側にはシーサイド道路と、
ドライブ好きにはたまらない要素がてんこ盛り。




これはドライブしていて非常に楽しいですなぁ。
北海道は景色の良い道が多いですがだいたいが長い直線で、
適度なコーナリングやアップダウンといった走りも楽しむ道が意外と少ない。

ここに来て景色も走りも楽しめるワインディングロードに出会えました。
もともとそこまで期待していなかった道でもあったせいか感動も大きく、
この北海道ツーリングNo.1スポットです。

宿の方向が違ったので半分ほどしか走れませんでしたが、
次来たときは全区間走ってみたいですね。






「北太平洋シーサイドライン」から北上し中標津町方面へ。
まだ宿まで70km以上あります。

しかしそこはさすが北海道。
ナビでは到着まで70分表示。
本州であれば確実に120分以上はかかるでしょう。

超快走です。




18時半頃、「湯宿だいいち」に到着。
今日はここで1泊です。


この宿、知らずに立地で予約したんですが、
たまに野生のシマフクロウを見れることで有名だそうです。

夕食中スタッフから「今ロビーにシマフクロウ来ていますよ」と声を掛けられ、
誰かが飼っているシマフクロウでも連れて来たのか?と思って見に行ってみると
なんと、野生のシマフクロウが窓の外にいるではありませんか。


これにはびっくり。
写真では伝わりにくいですが、このフクロウ、非常に大きいです。
15分くらいで奥の木のほうへ飛んで行ってしまいましたが、
野生のフクロウって早々見れるもんじゃないですよ。
運が良かったです。


7/25(月)、北海道5日目は総走行距離360㎞、総走行時間7時間半でした。






7/26(火)、北海道上陸6日目、今日の天気は晴れ晴れです。



まず向かうは、ここから20kmくらいのところにある「開陽台」。
北海道の牧草地帯を一面に見渡すことができます。





駐車場から階段を上って丘の上にある展望台では、
景色が360度広がります。

かたや果てしなく続く牧場の景色、
かたや阿寒摩周国立公園などの山々の大自然、
と、ここからの眺めは圧巻です。





そして「開陽台」の前にある道は「ミルクロード」。
北海道の道路のイメージといったらこれでしょう。


果てしなく続く直線道路。
だいぶ遠くまでまっすぐです。
ここでマラソンやったら心折れそう。

まぁ僕は車なのでテンションしかあがりません。



そこから少し先に行くと、今度は「天空への道」と題された道があります。
先端に来てみると、さらに果てしなく続く直線道路。


グーグルマップでみると10kmくらい先まで見えてそうです。
先日知床半島に入る前に「天へと続く道」という名前の道がありましたが、
北海道はさすがというべきか、本州じゃまず考えられないですね。
ここ中標津町周辺はこのような道が非常に多く、走りやすいです。





来た方向に戻り、今度は「開陽台」で見渡した「阿寒摩周国立公園」方面へ。
これを見に行きました。


この写真は見たことある人も多いのではないでしょうか。
有名な「神の小池」です。
噂通り、とても透き通っていて綺麗な池ですね。

整備された快走道路、県道1115号(道道?)のわき道から
駐車場まで砂利道を2km弱走ることになるのですが、
この道がびっくりするほどボコボコなので、ご注意を。

さらにいうならば駐車場も小池も虫がびっくりするほど多いので、ご注意を。
まぁ虫は注意することすら無駄なレベルで大量に飛びまくっているので、
虫よけスプレーなどを用意して覚悟していきましょう。





虫が凄すぎて我が奥様が早く違うとこ行きたいというので
写真だけ撮って早急に撤収。

次は80km近く離れた「釧路湿原」へ向かいます。
とはいえ、この通り走っている車は少なく、道は超爽快。





1時間ちょっとで到着です。
日本最大級の湿地帯「釧路湿原」。


湿原自体の面積も広くいくつか展望台があるのですが、
まずは「コッタロ展望台」へ行きます。

到着。
あるのは展望台と、トイレだけ。人もほとんどいませんでした。
展望台へは駐車場から10分ほど階段を上ります。


湿原を一望することができます。
綺麗ですね~。ジュラシックパークみたいでいいですね。





その次は「細岡展望台」へ行きます。
本来であれば「コッタロ展望台」から真っすぐ向かえるのですが、
途中の道が工事中で通行止めだったので、大きく湿原を迂回する必要がります。
一直線に行ければ30分だったところを、1時間。

こちらはけっこうな人だかり。
近くにビジターセンターや公園もあり、駐車場もまぁまぁ広いです。
ビジターセンターを過ぎて道路を奥へ行くと右手に展望台への道があるのですが、展望台だけが目当ての人は駐車場には停めず、展望台目の前の路肩スペースに車を停めるのが良いかもしれません。

道路から歩いてすぐのところに展望台があります。
ここからアマゾンのような雰囲気の景色が見れます。
「釧路川」だそうです。




少しビジターセンターで休憩した後、そのまま釧路市に行き洗車場で洗車。
今日の宿である阿寒湖まで向かいます。
内陸に向かって北上し70km。

途中、ついに移動式オービスに遭遇しましたが、
速度を出していなかったのでセーフ。
車通りがほとんどない長い直線に目立たないようチョコンとおいてありました。
危ない危ない。

そしてこの日の宿は「阿寒の森 鶴雅リゾート 花ゆう香」。
部屋の窓からは阿寒湖が一望できます。
ここもなかなか立派なホテルでした。




7/26(火)、北海道6日目は総走行距離350㎞、総走行時間9時間半でした。



次回は北海道ツーリング、ラストの【後編】です。
世界で2番目に透明度の高い湖「摩周湖」から、屈斜路湖、層雲峡、
旭山動物園、富良野に行きますよ!
Posted at 2023/01/09 21:23:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記

プロフィール

「【神奈川県】三浦三浦半島ツーリング、ではなく観光 http://cvw.jp/b/2732753/47510108/
何シテル?   02/03 21:11
茨城県つくば市在住のユイケです。 「愛車の軌跡をなにかしらの形で残したい」と思い みんカラ始めました。 愛車はイギリスから並行輸入したシビックタイプR...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/1 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

リンク・クリップ

新型シビックタイプR FL5 に乗ってみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/17 22:55:52
NSXに乗ってみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/09/25 00:29:34
新型シビックタイプR FK8 に乗ってみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/04/26 16:09:40

愛車一覧

ホンダ シビックタイプR ホンダ シビックタイプR
愛車はイギリスから並行輸入したホンダ シビックタイプR FK2 GT仕様です。 コンセプ ...
ルノー トゥインゴ ルノー トゥインゴ
スバル R1に代わる3代目セカンドカー。 軽自動車から普通車にランクアップ。 世にも珍し ...
スバル R1 スバル R1
2代目セカンドカー。 1代目のちょっとお古なプレオRSに対し、少し予算を上げてラグジュア ...
スバル プレオ スバル プレオ
初代セカンドカー。 FK2が1年3ヵ月で走行距離4万2千㌔とその過走行っぷりに長く持つか ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation