朝臣従三位のブログ一覧

今年一年の武漢肺炎を巡る日本政府のお粗末な対応を見ていると我々は戦後この程度の政府・国会しか持てなかったことに嘆息するしかありません。

特に官庁に指示を与える政治家の劣化は目を覆うばかりでした。

「放置しておけばそのうちなんとかなるだろう」式の無為無策――「特措法改正はこの騒ぎが収まった後で」と総理は言ってました。

「国民への説明もなく突然政策を発表し、突然それを撤回」――どうしてGo Toが必要で、それが具体的にどんな効果を持ち、そして何故それを止めるのか？

「何かを決める際に様々な勢力の影響を受けすぎてチャンポンのような政策しか打ち出せない」――「専門家会議が」「経済界が」「医師会が」「二階幹事長が」「観光業界が」etc.で「私はこれをこうする」という確たる信念がない。

そして国会ではコロナ最優先であるべきところをいまだに「桜」とかいって騒いでいる――もっと適切な時期に政治資金規正法を改正する(「秘書が...」を封じる条項を加えること)は頭にないのか？

戦前国民が内紛や足の引っ張り合いばかりの政党政治に愛想を尽かし代わりに軍部の力が増大したことを思い出します。

小狡く立ち回りながら「いろいろな意見を足して割る」式の小賢しい政治家はもうたくさん。

覚悟と勇猛心をもった政治家よ、出でよ！というのが正直な気持ちです。

別段管総理の肩を持つわけではありませんがGo Toが武漢肺炎蔓延の原因であるという根拠は見つかってません。

それが感染者数死者数が増えると一斉にマスコミ・野党が騒ぎ出し、それにのせられた国民が動揺する。

ニュースを見ると「観光業や飲食店はこんなに困っている」なんてやってますけど自分たちが騒いでおいてマッチポンプもいいとこです。

絶賛支持率低迷中の野党政治家たちはここぞとばかり「決断が遅すぎる」なんて言いますけど原子力発電を巡って党綱領すらグダグダと決められない連中が何を言ってるんだか。

国民も国民です。感染防止に気をつけて旅行することのどこが問題なのか。クラスターを発生させているのは無警戒にカラオケ・忘年会・パーティーに参加していた人たちでは？

あわせて何かあればやれトイレットペーパーだ、マスクだと大騒ぎして無意味に買い占めに走る姿を見ると「民度」も怪しいもんです。

統計によればアメリカ　患者数1594万/死者29.6万、フランス 240万/5.8万、イギリス 184万/6.4万、ドイツ 132万/2.2万 ...(12月13日現在 四捨五入)

対して我が国はといえば 17.8万/2千6百あたりでそれこそ桁違いに罹患者数も死者数も少ない。

その理由についてはさまざまに論じられていますがまだ正確なところは不明と言う段階。

人口1000人あたりの病床数も日本が12.3、フランス6.3、ドイツ6.0、イギリス2.9、アメリカ2.8...とこれも日本が圧倒してます。

それなのにどうして「医療崩壊」ということがニュースになるほど言われるのか？

一説によると「公立病院(20%)が少ないために国のコントロールが利かず」私立(80%)が患者受け入れに消極的――受け入れるとクラスターが発生したり他の患者数が減ったりする――だからだとか。

だとするとこんなところにも「国家による統制」を徹底して嫌ってきた日本の戦後民主主義の弊害が出ているのかも、と感じてしまいます。

「緊急事態宣言」にしても同じで外出制限も営業制限も「お願い」レベルでしか実施することが出来ません。

それは罰金まで課すロックダウンを行っている欧米各国と比較すれば明らか。

さて今回の武漢肺炎という惨禍をどれだけ教訓に出来るのでしょう？

支那が突然「キムチの起源はこちらだ」と言い出して半島人は火病発症中だとか。

お互い野蛮人同士好きなだけやっていればよろしい。

それにしてもお笑いなのは「漢字の起源」「桜の起源」「相撲の起源」「茶道の起源」等々について「我々のものニダ」とかほら吹きを繰り返してきたブーメランか。

「歴史を知らない民族に未来はない」なんて大口叩きながら「こうだったら良かったのに」式歴史ファンタジーを素朴に信じる人たち。

一例を挙げれば「韓流時代劇」に出てくる人は皆色とりどりの服装ですけど本当は王侯貴族だけに許されたものでほとんどの人は白一色の服――染色の技術がなかったから。

そういえばパラ柔道に健常者が出場してメダルを取っていたとかで逮捕されてましたねえ。

いかにも異様に詐欺罪とか誣告罪が多いあの国らしい。その調子で「慰安婦」だの「徴用工」だのをでっち上げたんでしょう。

それに何やら原子力潜水艦or空母を保有する計画があるとか。

これこそヘソが茶を沸かす話でドイツから買った設計図をもとに組み立てた潜水艦は部品の精度が低く盛大な騒音を出すわ満足に潜行も出来ない始末。

アメリカから輸入した兵器のブラックボックスを何度か無断で開封して技術移転を断られる国にどうして空母など建造できる？

ニュースになるたびに笑わせてくれるんですね。

亡くなった母に「この日覚えてる？」と聞けば「あの日は朝から軍艦マーチがうるそうてなあ」と言ってましたっけ。

父も母も戦前生まれだったからか「日本は何も悪くない」と口癖のように言ってました。

そして迎えた敗戦の日。日本が「悪かったから」負けたのではない。単に国力で劣ったから負けただけです。

当時日本の誰が憲法を押しつけられ、国防を他国に委ね、米国の属国のような国に成り下がることを想像したでしょう？

日本の総理大臣がアメリカの新しい大統領に押っ取り刀で電話し「尖閣は安保条約の対象」だと聞いて安心するような情けない事態を誰が想像したでしょう？

世が世であれば尖閣周辺に出没するシナの艦船など帝国海軍が拿捕するなり撃沈するなりして鎧袖一触だったはずです。

それが今では「遺憾だ」「深刻な事態だ」と通り一遍の湯船の中でする屁みたいなコメントだけだとは...