朝臣従三位のブログ一覧

③国と地方との役割分担が曖昧でいざ有事という際に対応がグダグダに。
都道府県知事の｢この際『やった感』だけは出しておかないと」｢責任を取るのはゴメンだからそこは国に」という姿勢が露骨に現れるのを我々は目撃しました。
まあ政府は政府で「世論が」「オリンピックが」に過剰にとらわれて右往左往してきたので頼りないのですが。
ここが――国と地方との水面下の争い――見えにくいことが国民を苛立たせる一因となっている気がします。

④政治家にも官僚にも「先見の明」「大局観」が欠けている。
コロナが流行し始めて｢マスクなどの衛生用品が手に入らない」からはじまって｢海外のワクチンが入ってこない」「シナやロスケですら生産しているのに国産ワクチンはどうした？」
これらは国民が最大の不安不満を感じた点ではないでしょうか。
｢そちらの方が安いから」とばかり考えて外国に――悪いことにシナが中心――生産拠点をジャンジャン移し気がつけば重要物資すら輸入頼み。経産省はそれをあるいは黙認、あるいは推奨してこなかったか？
ワクチン輸入の件にしても昨年の段階で｢十分な量は確保した」と大言壮語してたのは何だったのか？治療法がない段階ではワクチン入手は最優先のはずなのにやれ｢本契約はまだだった」だの｢厚労省の認可が下りてない」だのとバカをやっているうちにG7でも最低の接種率。
｢国産ワクチンはどうなった？」これも多くの国民が知りたいことでしょう。
これもワクチンが戦略物資だと国の総力を挙げて開発を急いだところと｢治験が」「認可が」とダラダラと――しかも｢製薬会社に丸投げ」で――やっていたところとの差は大きい。

終息したわけではないのですがこれまでの様子を見て感じたことを。

①政治家が権力・国家意思の行使に臆病に過ぎ有事の際に何ら有効な手が打てない。
欧米では罰則つきのロックダウンや店舗の営業禁止など当たり前のように実施しているのに我が国ではあのぬるい「緊急事態宣言」を出したり引っ込めたりするのみ。(それすら一部マスコミ・野党は｢私権の制限は慎重に」などと言う)
また欧米に比べると桁違いに患者数も重症者数も少ないのに｢医療崩壊」と言われる状況も結局医療制度をコントロールすることを避け民間任せにしてきたことの結果です。
「あなたの病院はこれこれの人数を引き受けなさい」という命令が出せないのだからそりゃ逼迫します。

②政治家・役人の多くがITの知識経験に乏しく適切な政策を打ち出せない。
接触確認アプリの件ではっきりしたことですが｢思いつき｣レベルの施策を業者に丸投げして――多額の税金を投じて――後がどうなっているか検証する能力がない。
さらに言うと｢学校の授業はオンラインで｣「仕事はリモートで」などと簡単に口走るけれどもそんなものが対面授業と同等の効果を生み出したり出社して働くことと同等の効率を上げられると信じているところが浅はか。
そもそも家庭で監視の目もなく勉強できる子供なんてごく限られた学力層の生徒だしもっと言えばネット環境すら調っていない家庭は――特に低所得者層に――多いことは教員なら知っているはずです。
そして医療従事者・輸送運送業・販売員・工場作業員、教育関係者など世の中には｢リモート」って何？という職種は多い。
そんな人に｢リモート」なんて空念仏は空しく響くだけです。

NHKをはじめとして我が国マスコミは管総理とバイデン大統領との首脳会談を大きく取り上げてあれこれ論評しているのですが...

英BBCも米CNNも一面にはなく言ってみればスルーでかろうじてCNNアジア面で「バイデン　会談をシナへのはっきりとした合図として使う」とあるだけです。

これではまるでアメリカのパシリ(走狗)じゃないですか。

｢尖閣が安保条約の対象に」「日米同盟は揺るぎないものに」「自由で開かれたインド太平洋」「台湾海峡の平和と安定」美辞麗句が並びますが果たしてどこまで信用できるのか？

何しろ日本の総理を初の首脳会談に招いたのも「あれこれうるさいことは言わず」「素直に言うことも聞く」相手だからだとか。

シリア内戦で化学兵器が使われた際に「一線を越えた」と非難しながら何もしなかったアメリカです。

もしシナとの有事となった際に仲裁するフリをしつつ裏で米中で都合良く話をまとめ「平和のために尖閣は諦めろ」なんて悪夢でしかない。

日本も何でもアメリカ頼みで済ませないで｢アメリカが裏切ったらどうするか」を常に考えておかないとそのうち亡国の危機になるのでは？

日本政府の決定に「深刻な懸念」を表明した。「日本側は国内外の疑問と反対を顧みず、周辺国や国際社会と十分に協議せずに一方的に決定を下した。このようなやり方は極めて無責任だ」と非難。　　　　　　　　　　　(シナ外務省)

許せないのはこのゴロツキ国家とストーカーのように細かいことにグジグジ口を出してくる半島国家。

韓国政府の具潤哲国務調整室長は１３日、日本政府が東京電力福島第１原発の処理水を海洋放出する方針を正式決定したことについて「周辺国の理解と同意のない決定だ」と批判し「断固として反対する」と述べた。 (サンケイ)

国内に目を転じると
立憲民主党の福山哲郎幹事長は１３日、政府が東京電力福島第１原発の処理水を海洋放出することを決めたことについて「海洋放出ありき」と批判した。増え続ける処理水をどのように解決すべきか問われると「あらゆる方策について科学的見地に基づき、まずは探求すべきだ」と述べた。(サンケイ)


これを見れば執拗に｢反原発」とか騒いでいる連中の背後が見えてきますね。

前に沖縄での「反基地闘争」に何故かハングルのプラカードのあることを不思議に思っていましたがやっぱりな、という感じ。

原子力発電をなんとかして止めさせてエネルギー政策に縛りを加え結果日本の弱体化を狙う｢反日のトライアングル」――シナチス＋朝鮮＋国内の一部野党勢力がはっきり見えてきたような気がします。

自分は日本人であり当然人並みに愛国心も持っているつもりですが昨今の我が国のポンコツぶりは流石に酷い。

｢マイナンバーカード」の普及が遅々として進みません。

一部発行されたものでは保険証のデータが間違っていて使い物にならないとかもっと深刻なのはそのデータを管理する体制が大丈夫なのかという根本的疑問が。

国会でも問題になっていましたが何やら支那に流出してしまったデータがあるとか。

次にこのコロナ禍で何ら有効な手を打てない統治体制です。

方針は二転三転し地方公共団体との連携もグダグダです。「風呂で屁をこいた」ような｢緊急事態宣言「「蔓延防止等重点措置」に頼るのみで厳しいことは何も出来ない。

そして際立つのがミャンマーやウイグル・香港等を巡る煮え切らない政府対応です。

シナチスの｢ウイグル人強制収容所」丸出しの実態を知っても｢ジェノサイドの定義が――」とかバカを言って知らん顔で誤魔化すだけで｢台湾有事」のことを問われても｢ノーコメント」。

何でもアメリカに追従していれば良いということではないけれどシナチスに忖度してこのザマです。

尖閣有事の際いくらイージス艦が優秀でも数で勝る支那海空軍の飽和攻撃を受けて対空ミサイル・CIWSを撃ち尽くしたら後は的になるだけでは？などと素人は考えてしまいます。

またピンポイントを狙って飛来するであろう巡航ミサイルへの対処はどうなっている？

そのあたり現政府は考えているのだろうか？このポンコツぶりからすると...