最近は新型コロナウイルスの影響で遠出もせず、ディーラーさんにも出掛けていないので、ほとんどニュースネタしかありませんが、F1の有名デザイナーでマクラーレンF1も作ったゴードン・マレーが
新型のスーパーカーのT50を披露しましたね。
側面からの同縮尺の比較図を見ると、マクラーレンF1とほぼ同サイズのようですね。F1はホイールが13インチなのでタイヤが小さいですね。
凄いのは、車体後部にファンを設けてあって空力的にダウンフォース増強させているところですが、F1に1戦だけデビューしていきなり優勝、次からは参戦禁止となってしまった伝説のファンカーのブラバムBT46B(上の比較図の上段の車)ほどの効果は無いようです(爆)。
車体を後ろからみるとしっかりファンが装備されており、これで縦のウイングでも付いていたらバットモービルのようです(爆)。
それでも、マクラーレンF1と比べても様々な軽量化の努力がされているようで(ペダルで300g軽量化というのはちょっと御愛嬌という感じですが)、先代ではBMW製の6LのV12がかなりの重量だったのを4Lにする事で180Kgも軽量化しているのですね。
その結果として車重はなんと986Kg(しかも装備重量)!!エンジンは4Lにダウンサイジングされましたがコスワース製のV12は663ps/470Nmの実力です。しかも最高出力は11500回転で発揮するという痺れるほどの高回転エンジンです。
トランスミッションも重量増しを嫌って6速MTです。始めから重くなるDCTは考えなかったというところも潔いですね。
当然0-100Km/h加速は3秒を切って最高速も350Km/hくらいは出そうですが、これだけの高性能でありながら、車体サイズは全長4352mm、全幅1850mm、全高1164mmと現行ポルシェ911より小さいです。
おまけにマクラーレンF1譲りのセンターシートのコックピットも運転しやすいと思います。左側からならそこそこ乗り込めそうですね(爆)。
変則レイアウトですが3人乗車可能な上によく見たらトランクルームも後部両側にあります。そこそこ実用的ですね。
サーキットや高速道路上では当然速いでしょうけれども、一般道でも速さを楽しめそう、という意味では本当にスーパーな車だと思います。
おそらく価格は数億円で買える訳ありませんが、生産予定の100台はきっと予約で完売しているのでしょうね。
動力性能だけならブガッティのシロンが超絶ですが、あちらは馬鹿でかい8LのW16エンジンを摘んで、それに見合った冷却系やらタイヤ装備でほぼ2tの車体は、普段乗っても楽しくなさそうです。それよりは、同じ400Km/h超えでもマクラーレンのスピードテールの方が1400Kgと普通の車重で(何故かこちらも3人乗りのセンターシートですが)良さそうですね。もちろんこちらもとっくに完売ですが(爆)。
最後のアナログスーパーカーと言われているらしいT50ですが、同じ性能なら小さくて軽い方が乗って楽しそうですね。
Posted at 2020/08/05 12:53:36 | |
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くるま | 日記