最近相次いでみん友さんがアルピナを購入されましたが、奇しくもお二人とも前期型にされています。あくまで好みの問題だとは思いますが、アルピナもBMWのLCIに伴ってフェイスリフトするので、前期型の方がアルピナらしいルックスの事もありますね。
G30のD5Sは前期型はラグジュアリーグレードをベースにしていたので高級感とスポーティさが両立していた感じですが
なぜか後期型はMsportモデルをベースにしたため、かなり顔つきが変わりました。これでも最近のBMWに比べると十分格好良い方ですが、LCIデビュー当時はちょっと違和感がありましたね。
今乗っている新ミドリーヌ号(G21 D3S)に関しても、BMWのLCIに準じてフロントの顔付きが変わってしまったので上の写真の前期型で良かったな、と個人的には思ってしまいますが(実物を見るとそれほど変では無いので許容範囲でした)、
もしこれがこの予想CGのように今までのアルピナの流儀でスタンダードグレードをベースにアルピナ化されていたらもっと好みだった気がします。
LCI後のモデルでも写真中段のスタンダードモデルをベースにした方がアルピナらしいと思ってしまいますが、それでも写真上段のLCI前のスタンダードモデルのベースの方が良い気がします。
そういう意味では初代ミドリーヌ号(E91 D3Biturbo)はLCI後になってから日本に導入されたモデルなのですが、E90/E91はLCI後の顔付きが好みなのと、モデルもスタンダードグレードをベースにしていたので正解ですね。
最近は標準のBMWのモデルがLCIで彼の国好みの派手な外見になるので、XB7のLCIも「なんだ、これは!」という感じになってしまっていますが、他のEVモデルはもっと派手になっているのでこれでも許容範囲なのかもしれないですね(苦笑)。
元々アンダーステイトメントをモットーにしているアルピナなので、スタンダードモデルをベースに控えめなエアロパーツで上品さと機能美を両立していたはずなのですが、Msportモデルをベースにし始めた近年のモデルから傾向が変わってしまって、オールドファン?にはちょっと違和感があります。社長の代替わりで方針が変わったのでしょうね。
MsportモデルをベースにしてしまうとMモデルと外観は大差無いのでアルピナならではのキャラクターが薄まってしまう気がしまいますが、冷却などの補機の配置上Msportモデルの方が造りやすいのかもしれません。それでもアルピナならではの造り込みをして欲しかったですが、そうした面も薄れてきたのとBMWへのブランド譲渡がちょうど時期的に一致しており、アルピナの造り込みが薄まった感がありますね。これで2026年からのBMW製造のアルピナブランドはほぼ名ばかりのものになりそうですね(涙)。
Posted at 2024/04/10 06:51:24 | |
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ALPINA | 日記