昨年納車間も無い頃に純正から交換してしまった
BMCのエアクリーナーエレメント、本来でしたら9月頃に洗浄予定のつもりでしたが、思わぬ故障で入庫していたため伸び伸びになっていました。ほぼ2万Km走行での洗浄です。
まずはいつものようにエレメントの外し作業ですが、エアクリーナーボックスの蓋を固定している(黄色矢印部分の)板バネが結構固いので、今回は始めからマイナスドライバーを使ってこじって外しました。昨年より少し緩くなった気もしましたが、気のせいかも(苦笑)。初代ミドリーヌ号よりエレメントが取り出し易いのはありがたいですね。
ちなみに純正のエレメントはもっと分厚いので、取り外しにはもっと手間取りました。
取り出したエアクリーナーエレメントは軽く叩いて揺らして裏側に入った虫さんやゴミを落としますが、1年間で2万Km走った割には少ない印象でした。
その次はK&Nのクリーニングキットの洗浄液をスプレーして待つ事10分、水道水で優しく洗い流しますが、以前の初代ミドリーヌ号の時に比べると汚れが少ないような…新品から最初の洗浄だからでしょうか。都合4回洗浄してみました。ちなみに、後でK&Nのエレメント本体の取説を見たら「洗浄液スプレー後30分待て」と。次回からは間を取って20分くらい置いておこうと思いました(爆)。
その次は洗ったエレメントの乾燥ですが、クリーニングキットの説明書には「フィルターに空いている小さな空気穴を壊す恐れがあるのでコンプレッサーは使うな」だの、「コットン生地を痛める恐れがあるのでドライヤーは使うな」といった注意書きがあるので(爆)、ひたすら陰干しです。以前は遠くからドライヤーで乾かしたりしていて問題無かったようですが、今回は乗らない時間があったのでまる二日放置です。
次はエレメント本体にオイルを塗布するのですが、今回のクリーナーキットはオイルがスプレータイプではなくてボトルから直接オイル滴が出るタイプを入手してしまったので(涙)、かなりやりにくかったです。そもそもオイルを満遍なく垂らすのが難しくて結構ムラになってしまいましたが、そのまま放置していたら徐々に周囲に染みてきて、取り説通りに20分置いていたらまあまあ一様になりました(爆)。次回からは絶対にスプレータイプのオイルを入手せねば(苦笑)。
最後にエアクリーナーボックスにBMCのエレメントを戻して終了ですが、留め金具を戻すのにも一箇所手が入りにくいところがあったのでやはりドライバーが必要になりました。
エンジンを始動してみましたが、初代ミドリーヌ号の時のように最初の吹け上がりが派手(2回目以降は普通になりますが)になる事もなく普通でしたが、アクセルを軽く踏んだ時のトルクがやや太くなった印象もあり、エンジン音も微妙に静かになった感じです。やはり20000Km乗ってエレメントも見た目より汚れが溜まっていたのでしょうか。わずかな違いなのでその内気付かなくなりそうですが(爆)。
そうすると、純正のエレメントで20000Km乗った後で新品のBMCエレメントにしたらもっと違いが分かったかもしれないですね。純正のエレメントが何万Kmで交換を推奨しているか分かりませんが、BMCやK&Nのエレメントの方が洗浄で性能は復活しますし、個人の好みでもっと短いサイクルで洗浄しても良いので効果的な気がします。
とりあえず今回の洗浄で性能が回復した印象ですので、初代ミドリーヌ号と同じように向こう20万Kmくらいは使えそうです。
Posted at 2023/10/24 06:22:20 | |
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