内装をイメチェン その１

わがべんぞう号には、当時物のレカロシートを奢っております。
当時アイデアルシートＣという商品名で販売されていた、Ｃ８１というモデルです。
けっこうレーシーでやる気満々な形をしています。


べんぞう号に取り付けた

その後、レカロはもうちょっとコンフォートなＣＳＥという最高峰のモデルを世に送り出すのですが、ホールド性を重視するハイエンドユーザーのために、Ｃ８１を復刻販売することになりました。
これがＣクラシックというシートです。
Ｃ８１との違いは電動のスイッチ部分ぐらいで、ちょっと現代風なスイッチとパネルになっています。


ネットからの拾い物ですが…

前置きが長くなりましたが、べんぞう号に付けるに際し、フルに整備し表皮の張替えをして、やっとのことでインストールすることができました。（詳しくはコチラ）
見た目も気に入ったし、腰痛持ちの私が座ってみても全然痛みがなく、予算的にギリギリではありましたが、奮発して奢ったかいがあったというものです。

しかし使っていくにつれて、ちょっとした不満も出てきました。
電動のスイッチ部分が、やっぱり古さを感じさせるのです。
しかも、エアーを入れることのできるランバーポンプスイッチが固くて、自動で戻ることができないようなのです。


右上のスイッチが固い

この部分を何とかしたいと思い、Ｃクラシックのスイッチパネルと交換する計画をたてました。
これが約１年前。


現状のスイッチ

いろんなつてをたどってＣクラシックのスイッチパネルを探したのですが、なかなか見つからず、たまたま見つかったショップでは、交換に１４万円ほどかかるという始末。
そんなにかかるなら、最初からＣクラシックを買いますよ…。

ある日、Ｅ５００に乗っている友人から耳寄りな情報が。
横浜のとあるショップに、そんなパーツおいてあるんじゃない？とのことで紹介してもらったのが、オートファッションファクトリー横浜というショップ。
メインはベンツのＷ１２４とポルシェのカイエンのカスタムで、かなり有名なショップなのですが、恥ずかしながら行くまで知りませんでした。

ちょっと疑いながら行ってみると、そこはレカロのパラダイスでした。
いろんなパーツが所狭しと置いてあり、かなり期待できそうです。
で、お店の人に恐る恐る聞いてみると、「ああ、ありますよ。」と！
約１年間の努力が報われた瞬間でした。

ただ、パネルだけの交換はできないらしく、ベースとなる部分とスイッチが別途必要らしい。
そんなパーツ、ありませんよね？と聞くと、「探せばあると思いますよ。」と。
探してもらったら本当にありました。で、２度ビックリ！
早速、それをもとに交換をお願いしました。

交換作業中、いろんな興味深い話を教えてもらいました。
気が付いたら２時間ほど経っていて、その間に交換が無事終了していました。
気になる出来栄えは…。


こんな感じになりました～

いや～本当に感無量でした。
スイッチのタッチもいいし、何はともあれ現代風のビジュアルだし。
気になるお値段も、何とか払える金額だったので助かりました。

ちょっとしたお土産なども頂きつつ、ウキウキしながら帰りました。
見た目が変わっただけなのに、別のシートに交換したような気分です。
これからは、べんぞう号を見た人に「シート変わっていますね、何というシートですか？」と聞かれたら、迷わずこう答えます。
「これですか？レカロのＣクラシックというシートですよ」（笑

その２へ続く