''`ィ (゚д゚)/
いきなり寒くなってきましたね~。
来月3日に日向市集合のプチミをする事になったのですが、気温の下がり方が想像できません、怖いなぁ・・・
このブログを見て来れそうと思った人は、11時ぐらいに日向岬グリーンパークにどうぞ。
さて本日は二度目のブレーキマスターインナーキット交換です。
マスターバック(ブレーキブースター)に滲み跡があるのは以前からですが、ちょっと漏れが多くなってきたようなので・・・しょうがない、嫌々です。
ちなみにマスターバックの新品は当然生産終了、マスターASSYも同様です。
錆びてるから丸ごと変えたいのになぁ・・・
このタイミングで他社種流用も考えたのですが、
インナーキットだけ注文出来てしまったのでしょうがない・・・(笑)
ミヤコ製はいつも仕事で使っている社外メーカーですが・・・
値段がなんと12000円!!(税抜き)
他の車種なら3000円ぐらいの内容ですよ・・・
あるだけマシ?いやいや、純正じゃないのに高騰してるってどういう事?
保管料が輸入車用の輸入代並みになってる?
とにかく異常な値段です。
さて、インナーは二回目ですがマスター脱着は4回目ぐらいかな?(笑)
毎回忘れるポイントは・・・
金色の第二ピストンが車体側に残ってしまい、シール性が無くなったマスターからブレーキオイルが大量に漏れるという事・・・
AZや初期ワゴンRはこういう無駄で妙な作りになっているので、ネジが外れたからといってマスターをポンと外してはいけません。
ピストンをマスター側に刺さったままの状態で外さないと。
ま、そう出来るのかは知りませんけど。(笑)
これ以降の年式だともっと完結かつシンプルになっているので、ポンと外せます。
ネット情報ではマスターバックにブレーキオイルが漏れて溜まるとの事なので、半信半疑で抜いてみます・・・
汚ぇ!!真っ黒なオイルが!
本当に溜まるんだねぇ。
ブレーキオイルは塗装を剥がす性質はあるが、そのオイルのおかげで内部の錆は無いようです。
マスター内部はとにかく部品点数が多い上に向きを間違う可能性もあるような、とにかくメンドクサイ作りです。
で、ここまでは多くの人が画像に納めていますが・・・
問題は各パーツの向きに加えて組む順番なんですよね・・・
一つずつ丁寧にバラシて画像のように並べて、新品を組むときもバラした順番通りに組んで・・・
マスターのエア抜きは本来二人でやるべきなのですが・・・
(というか、一人だとワンマンブリーダーを使って一時間やってもエアは抜けない)
ここは会社・・・( ̄▽ ̄)
負圧で抜くやつです♪
これならボーっと眺めてるだけでエア抜きできます。
リヤがあまり抜けないので、ここからいつも通りに一人エア抜きします。
で・・・
ブレーキペダルが踏めないんですよ・・・
文字通り、踏んでも踏めない。
判ります?組間違いです。
元通りに組んだのに組間違い?でも以前も同じ事やった気がする・・・
そう、パーツの向きは合っているのに組み方を間違えたんですね。
原因は第一ピストンの初期位置です。
バラした順の逆だと、まずカップを付けてプラパーツを付けてバネ、ホルダー入れてからピストン・・・ですよ。
でもそれだと第一ピストンは設定よりも後方に位置し、第二ピストン(金色)が入る場所に鎮座してしまう、そして固定が不安定なのでペダルを踏んでもプラパーツに引っかかって先端まで到達しない、だからピストンがつっかえてペダルが踏めないのです。
ここまで説明しているブログが無かったので敢えて書きました。
正解は第一ピストンにカップ、プラを組んでから挿入です。
これなら初期位置が前方になるので、第二ピストンもマスター側に刺さった状態で完成する訳です。
いやぁ・・・メンドクサ!!
今の整備士もこれ覚える必要ありませんよ。
だってこんな作業ほぼ入りません、皆乗り換えてますから。(笑)
整備士の教科書でもこれ以降のシンプルな構造のタイプしか説明していないはず。
それほどAZのマスターは初期の出来損ないです。
これ以降は二度目の作業なので15分ぐらいで組み直し完了。
エア抜き前に一度ペダルを踏むのが良いですね。
そうそう、ブレーキオイルは水に溶けますので、マスターを外す段階で飛び散らかったブレーキオイルは水を流しておけば問題ないです。
水ならどうせ最後は乾くし、途中でイロイロ気にしても無駄です。
とにかく目的のシール交換に集中しましょうね。
ボンネットルームの塗装が溶かされるのが気になるなら、飛び散らかった時点で水を撒きましょう。(私はそうしました)
この後はエア抜きも終わりブレーキテスターで前後の作動も確認してブレーキは終了。
ペダルタッチは変化ありません、だってもともと異常も感じてなかったしね。
正直言うと、マスターから滲みがあったからと言っても、時々フルード補充程度でもずっと乗れると思います。
二年前に漏れを指摘した一般の車でもまた同様に車検に入ってたりしますしね。
パーツがあるなら交換しよう、という程度でしょうか。
なにより激しいブレーキオイル漏れになったらペダルが際限なく踏めるし、液レベルが下がったらパーキングランプも光りますしね。
すでに2時間以上経過してますが、これで今日は終了・・・
いや、実はまだあるんです。
会社に来る途中に第二マフラーの作動異常が出まして・・・(-_-;)
ちょっとだけうるさいまま固定してしまった・・・
ま、原因はすぐにわかりますが。
第二マフラー制御用のウエストゲートバルブの密閉部分にカーボンが溜まって栓が出来なくなったようです。
そうかぁ・・・これも定期メンテが必要かぁ・・・(゜-゜)
バラしてペーパーで磨いたら直りました。
いや~・・・
もう7年以上乗ってるんですよね・・・だからメンテも二回目とかになる訳で・・・
40歳後半って・・・年月流れるの早くない!?
ではまた!!