ある程度本体の修正ができたようなので、事前に外したリンク部分との結合を考えます。
本来ならこの結合はリベットなんですが、切り飛ばしちゃったもんね。。。
で、どうするか?
ホムセン行って考えよう…と、片手にヒンジリンクの部分を持ったまま店内をフラフラ。。。(マスク着用は当然ですが、本当なら速やかに購入してとっとと退出すべきでしょうか?)
この穴部分にボルトを通せばOK…なんですが、このヒンジ締結用の穴は、なかなか微妙なサイズなんです。
M8ボルトだと緩くて、M10だとわずかに入らない。。。
でも結局悩んだ挙句に…M8ボルト(長さ15㎜)とナットを購入、ステー本体とリンク部の間に挟むワッシャーはオリジナルから外した波ワッシャーを再利用します。
そう、安直にボルトを通して終わり…って考えてました。
で、帰宅した時点になって、頭をよぎった不安が…
①重たいモノを支える「カナメとなる部位」ですから、できるだけ頑丈であるべき。
②可動部ですから、ガタがあっては致命的でしょう。
あはは…やっぱりM8じゃ役不足かも?!
ここはやはりM10を選ぶところだったような???でもねぇ、ボルト山がむき出しってのは絶対に良くないでしょうし。。。
…いつもこのパターンなんですよね。買ってからあれこれ悩んじゃうわけです(汗)
ってことでふと思い出したのが…適度なパイプを入れてやろうってこと。
物置を物色すれば、外径Φ10サイズのアルミパイプが出てきました。しかもこの内径サイズはΦ8ですので、M8ボルトがぴったり収まるっ!!!!!
方向性はこれで決まりです。
が、M10サイズのボルトがちょっとの差で入らないほどですから、リンクとステー側の穴を “ほんのちょっとだけ” それぞれ拡大しなきゃいけません。
でもこれがかなり大変だったわけで…
たかが “ちょっと”、されど “ちょっと”(泣)
ハンドリーマー使ってグリグリしたんですが…やっぱりしんどかったぁ。。。
で、なるべくぎりぎりのサイズを狙って…パイプを突っ込む。
OK、こんな感じです!
これをすべての部品、計8か所に…繰り返す(汗)
…と、その前に
ステー本体のゆがみを修正。
合わせ面が開いていちゃいけませんからね…
金槌でガンガンたたいて修正し
ぴっちりと合わせました。
で、穴はやっぱり…歪んでる!?
こいつもグリグリやって
さすがに鉄板2枚が重なってると…キツイっ(滝汗)
なかなか手ごわいですよ、ホント。。。
ステーの方は、結構拡大しなきゃいけないんです。。。
で、8か所がキレイに拡大できたなら、次にパイプを切断します。
最初は金ノコで切ったんですが…どうもまっすぐ切れない!?
で、こいつの存在を思い出して捜索(爆)
パイプカッター!!!
以前、エアコンの銅パイプを作った時に買ったんですが…これ、便利です!
で、サクッと1㎝ほどのモノを4つ切り出します。
ちなみに、材質はアルミですから、強度がちょっと心配ですが…厚さは1㎜ほどありますし、これを突っ込むステー等の穴径もほぼドンピシャですもん、潰れちゃうことは無いはずです?!
で、出来上がったものをこのように通して
その中に、これまたサイズがドンピシャのM8ボルトを通して…ナット締める。
4か所、同様にボルトで固定すりゃ…出来上がり!
ちなみにアルミだから、ボルトをギュッと締め付けりゃ、ちょっと端っこが変形して…ステーとリンクがますますカシメられますもん。
バッチリでしょう。
ということで、「ゴミからの復活」は無事成功しました。
実際にボンネット外して検証したいところですが…
それはまたの機会に(笑)
でも結局は、リンク部よりもステー自体が再び曲がるような気がしてなりませんけどね(汗)
以上
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セリカ 外装 | 日記
Posted at
2020/07/27 20:13:51