ってなワケで、今年も行ってきましたSUPER GT公式テスト。
休憩ゼロの13連勤明けで二週間ぶりの休み、無理せず8時過ぎに現地入り。
例年楽しみにしていた体験走行がスケジュールに組み込まれていなかったので、急いで走行券を確保する必要がなかったので。。。
せっかくS206の準備してたのに…
現地は天気こそほぼ曇天でしたが、気温が高めで観戦日和だったかと。
会場は感染対策もあってかブースも少なめ
陸上自衛隊日本原駐屯地ブース
岡山県美作警察署、美作市消防本部ブース
連勤明けでまだ体力が万全じゃなかったので、午前の走行枠(セッション3)は見学に徹しました。。。
ブースを散策していると静まり返ったので、これは赤旗中断でも発生したな…と思いコースに戻ってみると、61号車 SUBARU BRZ R&D SPORTのクラッシュによる中断でした。。。
積車で最終コーナー付近のピット横に戻ってきたBRZ。
フロア下からは冷却水のような物が流出
右フロントを中心に、左側方のマフラーを含むフェンダー辺りも大きく破損。
これを見た瞬間に、今日のテストでは修復は間に合わないだろうなと悟りました。。。
昨季の覇者が今月初旬の岡山テストでもクラッシュを喫し、2度目のクラッシュ。
ピットまで押して戻る事も叶わず、この場でメカニックによる処置が行われる中テスト再開。
その数分後、再び赤旗中断。
GT300と接触により、今度は3号車 CRAFT SPORTS MOTUL Zが運ばれてきました。
こちらはリヤフェンダー等の破損が見られ、メカニックの手押しでピットへ戻って行きました。
9:00~11:00の午前のセッション3を終えて、10分のインターバルを挟んで再度コースイン
FCYのテストが行われました。。。
SUPER GTでも昨季から導入されたFCY(フルコースイエロー)。
セーフティカーを導入するレベルではないアクシデント発生時に発令され、全域でオーバーテイク禁止・速度制限となります。
各マシンにはピットレーン走行時と同じでボタン一つで定速を維持するシステムが搭載されているので、速度維持は簡単そう。
岡山でのFCY詳細は
コチラ(スーパー耐久のレギュレーションかな?)
FCYテストに続いてセーフティカー訓練も実施されました。
セーフティカーが入った所からの後続車が隊列を組み、ストレート上でGT500とGT300に分かれて並びます
続いて両クラスの"頭出し"が行われます
この後、クラス別にセーフティカー先導で隊列を整え直し、レース再開といった流れ。
午前はコレだけしか撮影せず…。
午後のセッション4は13:45~ スタート練習から。
コースイン前のマシンを覗く岡山のサーキットクイーン PaRetの方々…
各マシンがコースイン
これは毎年恒例の流れで、両クラスのPPマシンが最後にコースインしていく形式。
他のマシンの間を悠々と進みながらPP位置へ。
スタート30秒前
GT500に続きGT300もグリッドを離れます。
セーフティカー先導でもう1周。
そして開幕戦さながらのローリングスタート
もちろん練習でマシンを壊すとシャレにならないので無理のない範囲で。
続いてGT300
このままの流れで午後のセッション4開始。
この日、一脚を忘れて望遠レンズを構え続けるのが相当大変だったので、もうこれくらいにしようかな…と思いましたが、1時間だけ定点撮影。
GT500 テスト参加15台
3 CRAFTSPORTS MOTUL Z
8 ARTA NSX-GT
12 カルソニック IMPUL Z
14 ENEOS X PRIME GR Supra
16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
17 Astemo NSX-GT
19 WedsSport ADVAN GR Supra
23 MOTUL AUTECH Z
24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
36 au TOM'S GR Supra
37 KeePer TOM'S GR Supra
38 ZENT CERUMO GR Supra
39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
64 Modulo NSX-GT
100 STANLEY NSX-GT
GT500の注目は何と言っても日産がマシンをGT-RからZへ切り替えた事でしょう。
テスト段階では期待できる戦闘力を得たという声も。
長年低迷が続いている日産勢としてはZへの切り替えで再起のシーズンとしたいところ。
とはいえ、2020年、2021年と連覇が決まったと思った最終戦の終盤でまさかの同士討ちにより連覇を逃し、トヨタ勢にチャンピオンを譲り渡しす形となった100号車を始めとするホンダ勢もチャンピオン奪還に向けて序盤から攻勢を仕掛けていくのは必至。
GT300 テスト参加25台(3台不参加)
2 muta Racing GR86 GT
テスト不参加
4 グッドスマイル 初音ミク AMG
5 TBN
6 Team LeMans Audi R8 LMS
7 Studie BMW M4
9 PACIFIC hololive NAC Ferrari
10 TANAX GAINER GT-R
11 GAINER TANAX GT-R
18 UPGARAGE NSX GT3
20 シェイドレーシング GR86 GT
22 アールキューズ AMG GT3
25 HOPPY Schatz GR Supra
マシン未完成のため不参加
30 apr GR86 GT
31 apr GR SPORT PRIUS GT
34 BUSOU raffinee GT-R
撮影データなし
48 TBN
50 Arnage MC86
52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
55 ARTA NSX GT3
56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
61 SUBARU BRZ R&D SPORT
※セッション3でのクラッシュにより画像ないため
2月テスト撮影分より。
65 LEON PYRAMID AMG
87 TBN
88 TBN
96 K-tunes RC F GT3
244 HACHI-ICHI GR Supra GT
チーム代表 大野剛嗣氏逝去により不参加
360 RUNUP RIVAUX GT-R
GT300はGR86が新規投入される中、5号車は旧型86ベースの86MCで継続参戦。
コーナリングが強いと言われるマザーシャシーが更にどれほどブラッシュアップされたのか気になります。
今回不参加だった25号車も、ポルシェにマシンチェンジするも成績が伴わず再びマザーシャシーに戻る形に。
55号車ARTAで長年ドライバーを務めてきた高木真一は、"本人は東大生にはなれないが、コンビを組む若手ドライバーを東大生にするチカラがある"と、チームからも定評があり、マネジメント側への転籍の打診があった様子。
本人は"やり残した事がある"と、ARTAを離れ96号車で新田守男との往年のタッグを再結成。
土屋圭市氏が"スーパージジイ"と呼ぶほど第一戦でも記録を残し続ける高木真一の新たな挑戦にも期待です。
1時間の撮影でエントリーほぼ全車撮影できたのでヨシとしましょう…。
さてさて、今季は4/16・17この岡山の300kmレースで幕を開けます。
既にチケットは確保済みですが、あとは休暇を確保しないと…。
今から既に一ヶ月後が楽しみです。
以上!おしまい!!