ってなワケで、今年も行って参りましたSUPER GT開幕戦!
既に開幕前のテストで岡山に3回来てるので、今年もう4回目(爆)
出勤当番を上司になすり付け、2010年から欠かさずの現地観戦が叶いました。。。
小説のように長々と綴っても雰囲気を伝える自信ないので、今回も画像多めでご紹介。
久々のS206出動
今年は少しゆっくりと7時過ぎに現地入り。
ゲートオープンから1時間経っても駐車場の埋まり具合は例年よりゆっくりなのかなぁという印象。
9:00~ PCCJスタート進行
毎年SUPER GTのサポートレースとして、今季は第10戦まで共催。
最終戦(第11戦)はF1日本GPとの共催予定。
この日は前日のGT予選日に開催された第1戦に続く第2戦。
ワンメイクの911 GT3カップは今季から992にモデルチェンジ。
水平対向4.0Lエンジンは8400rpmまで吹け上がり、先代よりさらに25PS向上し510PS/6250rpmを絞り出す。
最大トルクは470N・m/6150rpmを発揮…バケモノですね…
ボディもワイド化され、スワンネックのウィングに変更しダウンフォースが飛躍的に向上。
3クラスに分かれた全車がグリッドに並びます
第2戦のグリッド順は、第1戦の前に行われた予選の"セカンドベストタイム"で決定。
フォーメーションラップ
SUPER GTと違いグリッドスタート方式なので、一度グリッドに収まります
シグナルのブラックアウトと共に各車一斉にスタート
号車番号が白:プロクラス、黄:プロアマクラス、橙:アマクラス
クラッシュなどもなく順調な滑り出し
途中の撮影はしてません…
15周の戦いを終えたマシンがストレート上に並べられます
前日の第1戦での雪辱を晴らした近藤 翼選手
PCCJでは毎年聞き馴染みのある名前。今季は5度目のシリーズチャンピオンを目指します。
暫定表彰式
アマクラス
優勝 10号車 MOTOKI TAKAMI選手
プロアマクラス
優勝 98号車 IKARI選手
プロクラス
優勝 1号車 近藤 翼選手
ピットはGTマシンが占有しているので、機材を積んだハイエースがピットで待機するシステム。
撤収時はお決まりのハイエースワンメイク状態
オフィシャルステージでのドライバートークショー、ピットウォークなどを経て12時には岡山で初の試みとなる航空自衛隊の戦闘機によるウェルカムフライトを実施。
福岡県の航空自衛隊 築城基地からF-2戦闘機 3機が南側から飛来。
約400km/hでランディングギアを出した状態で通過。
岡国は四方を山に囲まれた地形もあってか、富士ではエアレース機のデモフライトなどが行われるのに岡山は何もナシか!と毎年思ってたので、とにかく嬉しかったですね~
直線距離で300km以上離れてますが、約20分で来れるそうです…
3機は山々に轟音を響かせながらサーキット上空を3度通過し、旋回や隊列飛行などで会場を盛り上げてくれました。
どう撮れば迫力を伝えられるか分かりません…
賑わってる時はこんな感じなので
空いているタイミングでブース散策。
HONDAブース
今季 開幕を前にして100号車 STANLEY NSX-GTの高橋 国光監督が逝去。
二輪・四輪でのキャリアを経てモータースポーツ界に遺した功績は非常に大きく、献花台を含む特設ブースが用意されました。
1985年のルマン24時間 LMGT2クラス優勝車
ドライバー:高橋 国光/土屋 圭市/飯田 章
SUPER GTでは2020年、2021年と連覇が見えた最終戦の終盤で悔やんでも悔やみきれないアクシデントで連覇を逃すという終わり方となってしまいました。
NISSANブース
新型Z
個人的には古参のファンには不評なZ33~34のデザインが好きなんですよねぇ…
SUBARUブース
WRX S4 STI Performance CONCEPT
TOYOTAブース
比較
各メーカーが協力しての展示は一層嬉しいですね~
BMWブース
飲食ブース
ブースの規模は例年と変わらず、少しずつ規制緩和が進んでいる実感を受けました。。。
午後、いよいよSUPER GTの出番です。
近年は午前中のフリー走行が無くなったため、午後までマシンの出番がないのが残念ですね~
12:40~13:00 ウォームアップ走行
各車一斉にコースイン
この日の路面コンディションに合わせ、最後のセッティング出しを行う貴重な20分。
1コーナー飛び込みは100名を超えるカメラマン殺到がお約束なので、流し撮りなんて迷惑で出来ません…
13:00~14:00 スタート進行
各チームのレースクィーンがマシンのグリッドの元へと歩いて行きます
中央を大会旗が悠々とやってきます
自粛規制が厳しい頃はマトモにレース活動が出来なかったレースクィーンの方々。
まだピットウォークでの大々的な撮影会などは解禁されなかったものの、レースを盛り上げる華としてこういった活躍の場が戻ってくる事を願います。
マシンがグリッドを目指してコースイン
各車がグリッドに納まったところで、両クラスのPPマシンがコースイン
GT300 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT
GT500 14号車 ENEOS X PRIME GR Supra
悠然と中央を進んできます
これで42台の全マシンが揃いました
観客のグリッドウォークは今回も見送り
限られたチームクルーのみがギリギリまで留まり、急なタイヤ変更などに備えてマシンを見守ります
セーフティカーを先頭に始動
GT300は16号車に阻まれつつ…
1周を経てフォーメーションラップ
そして82周のバトルがスタート
GT300
クラッシュ等のトラブルもなく周回を重ねていきます
ここからはスタンドでの観戦に徹します。。。
レースが大きく乱れたのは後半。
接触・クラッシュによりFCY投入
コース外での停止車両・落下物など、大きな危険が及ばない場合はセーフティカーではなくFCYで対処します。
FCYが解除される頃には坂東会長の姿も。
接触によりリヤカウルを失った24号車。
FCY中はピットイン出来ないので、解除後に修復・コースに復帰しました。
レースは2度のFCY投入により荒れた展開となりましたが、GT500は14号車のポールトゥウィンで昨季開幕戦に続く岡山連覇を達成。
スタンドへ喜びと感謝を伝える大嶋 和也選手
最終スティントを担当した山下 健太選手を出迎えます
GT300は56号車がコチラも昨季開幕戦に続き岡山を連破。
両クラスとも開幕戦連覇って珍しいですね~
暫定表彰式
GT300
1st 56号車 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R 藤波 清斗選手 / J.P.デ・オリベイラ選手
2nd 18号車 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志選手 / 太田 格之進選手
3rd 65号車 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥選手 / 篠原 拓朗選手
GT500
1st 14号車 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋 和也選手 / 山下 健太選手
2nd 100号車 STANLEY NSX-GT 山本 尚貴選手 / 牧野 任祐選手
3rd 23号車 MOTUL AUTECH Z 松田 次生選手 / ロニー・クインタレッリ選手
J SPORTS賞は終盤にバックストレートエンドで2台を一気にオーバーテイクし劇的な表彰台獲得を果たした100号車に。
長くなったので個人の感想は割愛。
GT500の3メーカーが表彰台を分け合う形となったのは相当久々だったようです。。。
今季どのチームが制するのか…これからまた楽しい一年の幕開けとなりました。。。
SUPER GT 岡山公式テスト(2022/3/13)
SUPER GTタイヤメーカーテスト in 岡山(2022/2/10)
GT3特別スポーツ走行枠を激写!(2022/2/3)
以上!おしまい!!