あっ！？今年初でした！
いつも当ブログ等へアクセス下さりありがとうございます。
今年もプライベーター的に深く楽しくしつこくやっていきます。
よろしくお願いします！
という事で、
去年1月も同じ様に人様のアクセラやってましたが、今年1月もアクセラ2台やっておりました。
1月はそういう時期なのか…？
1台目、いつものBLFFW。
過去にもあれこれやってますが、今回は自分が仲介みたいな感じで車高調購入になったので、その車高調を取り付けします。
リアから作業スタート。
フロントは見たまんまになる様になるのが基本ですがフルタップの車高調だとリアダンパーもフルタップです。
そうすると希望の車高に合わせてダンパーをバンプ/リバンプの割合をちゃんと見て合わせなくちゃならない。
ちゃんとしたセッティングができる反面、普通に手間な部分ですよね。
ブリッツの説明書にはそういう基準値が載ってないので現物を見てやっていきます。
純正ダンパーとブリッツダンパーのストローク比較。
純正ダンパーはダストカバーをダンパー天面に当てた状態です。
純正ダンパー比で6割くらいしか容量がない（ダンパー自体も細め）のは何と言うか…まず車高を下げる事を前提にした作りですね。
ただロッド長は問題ない。短足ではない適切な長さ。
これくらい下げるからこれくらいで…と採寸、計算をして位置を決定。
バネもセットで。
リアは1発で元のダウンサスから-3mm下がったくらいになりました。
バネレートも上がるのでこれくらいがいい塩梅でしょう。
ブリッツ製なのでフロントはゴム固定ではなくピロアッパーになるんですが、
元オーナーが、ブリッツの方がスタッドボルト長くてタワーバー付けられるから、アッパーだけブリッツの持っていかせてという事でオーデュラ蹴脚IIのアッパーが付いてますｗ
これ、物は基本的に色違いなくらいで形状は一致してるんですが、スタッドボルトが短くてタワーバーが付けられません。
どのタワーバーでもとにかく後入れ物は無理です。
ナットが少ししか掛からないから危険。
今回のオーナーさんはタワーバー付ける気はないからいいですよという事でアッパー入れ替えを承諾した形です。
さて、どれくらいキャンバー付けます？ってなるわけですが、このゼロ点もテキトーなゼロ点なのかマジでちゃんとゼロ点なのかって気になったんで純正アッパーに積み重ねて確認してみました。
純正アッパーはナッターで、ピロアッパーはスタッドボルトなので位置はピタリと合わせられるのでそれで見てみたら、ゼロ点は純正とちゃんと同じでしたね。
じゃ、これが基準になるんでここからちょーっとだけ寝かせますか？って事で決定。
ワッシャの向きが不揃いだったのもちゃんと揃えてます。
車高が決まるまでがリアと違ってリテイクが多かったｗ
3度やったっけ？
作業とりかかる前にフェンダーアーチ～ハブセンターの数字は取ってたんで、大体これくらい下げれば同じ～ってのも車高調と相談しながらホントに？ホントにもっと下げるの？ってひよってしまったのがダメだったｗ
数字は絶対ですね。
最終的にダウンサスの状態から車高はフロントで-5mm、リアは-3mmダウンとなりましたが、結構体感で違うらしく擦るっぽいですｗ
それまでダウンサスで限界ストロークバンプアタック仕様（ダウンサスはアクセラだと漏れなくそうなってるからな）からしたら、ちょびっと下がったにしてもちゃんと動く足は前より当たる様で。
正直ダウンサスは下げるのが主な役割で走りはほぼ……
何せ基本底付き足なのでダンパーに無理させる構造ですやっぱり。
前回外した時は無事だったリアダンパーも死んでました。全く戻ってこない。
純正より1k程度と気持ち上げた2次バネレートに純正のバンプラバーを凝縮常用で底付き抑え。
ぎりっぎりもいいところです。
何度か走ってまずはの暫定減衰セット出して、今回はここまで。
次回フロントのプリロード（今はゼロ）をどうするかや減衰再調整、この車高に対しての1G締めをやって、煮詰めていきます。
とりあえずこれに慣れてもらって、ここ好きここ嫌いポイントを見つけてもらいます。
2台目、
去年11月の富士オフでお会いしたBL5FW乗りさん。
今回のメインは、
SE3P、RX-8後期純正17インチホイールの譲渡です！
いや…何年寝かせたかって感じですが、売る気は元々なかったんです。
でも売らなきゃになった理由がこれ。
レカロ2脚入れた＝外した純正シート2脚追いやった…ｗ
そうです、場所の問題！
とにかく保存場所を掃除してちょっとこれ何とかしないと～になったのもあったし、ホイールにしても買い手が運良く知ってる方で決まってくれたので直接譲渡＆アクセラの点検をしますよって事になったのでした。
基本的に純正なんですが走行距離が既に20万キロ超えてる上に今月1月にはサーキット走行が控えているとの事。
じゃあ一度足周りとか見てみましょうか！というわけで、各部タイヤホイール外して点検。
車齢なりにゴム類のひび割れはありましたが、グリスが出ているまでは行ってなかったり～とか程度でした。
フル純正はやっぱり傷みにくいですね、錆とかはそれなりにあれどやっぱり純正のままってのはおかしくならないなって印象でした。
これがダウンサス入れただけでも傷んでくる場所ができる。
ドラシャの角度に無理がたたってブーツが…とかそういうのね。
ブレーキパッドだけ某社のスポーツパッドが入ってました。
走るなら大事ですね。
後は定番のリアバンプラバーが崩壊してる現象。
全然珍しくない状態ですが、どうせならこれも社外でいいんでここだけでも新品にすると割と動きのしゃきっと感が戻ります。
しかしマツダからはここだけの部品がなく、ダンパーassyでしか手に入れる条件がないんです。
社外でモンロー製のプレマシー用がギリ適合ですが長さが純正より長いのでそこは承知でカットしたり諸々する感じで対応できます。
後は
BKアクセラもリアアッパーが同じなのでそれで何とかしたりーですね。
これも長さがそのままじゃちょっと～なので現車に合わせてですが。
それとフロントタワーバーが付いてるって事で気になったので見せてもらいました。
何でしょうね。社外品って、何かある時があるんですよ。
プロが付けてたって自分はプロのミスを見てきてるので信じません。
あ。見つけてしまった…外しましょう、一度。
オートエクゼのタワーバーが付いてたんですがまず、謎のワッシャがボルトに挟まってました。
純正足はボルトなので車高調じゃなければワッシャは要りません。
買った時に一緒に付いてきたからそのまま付けてもらったんです、だそうですが。
ふーん？それはおかしいなって思って外させてもらったんですが、見たらエーモンの制振ワッシャでした！
なるほどね、でも表裏がバラバラになって入ってるよ…
元はテーパー形状だったのに既に潰れて平べったくなっていたから、取り付け作業された方も何も気にせずってわけか…
例え見て分かる通りに片面だけスリットが入っていようが何だろうが、ただ入れたのでしょう。
しかも、純正ストラット補強のひっかけツメも起こさず。
これだと当たり前ですが、まずタワーバーが面で付きません。
後付けのタワーバー台座部分が爪のせいで浮いた状態になります。
その浮いた台座部分にアッパーマウントのボルトが貫通するんですよ。
ストラットタワーごと一緒に動いて隙間があってたまに擦れるから、浮いてた周囲だけ錆びてますね。
良い訳ないだろっていう作業です。現物ちゃんと見てますか？
爪は起こして、純正補強とタワーバー台座部をきっっちり面を左右揃えて、ボルト仮締めしていってからトルクを全て揃えて38NMで締め付けて、起こした爪はタワーバーにある爪逃げ穴をちゃんと通ってるのでそれを指で押して寝かせる。
最後にタイヤの空気圧を測ったら…ダメ！
これ減り具合からして夏くらいに入れてそのままじゃないですか？1.7kって…
4本とも綺麗に1.7kだったので異常ではなく夏との気温差で下がってるって言う典型的な放置パターンですね。
空気も入れて、ま、これでとりあえず足周りは異常ないでしょう！って事で終わり。
曲がりやすくなりました！と言われましたｗ
タワーバーよりかはシンプルに空気圧だったんじゃないかなーとは思いますが、作業後は自分の知ってるエクゼのタワーバーの効き方になったんでそれも正常になったと言えますね。
……初期が突っ張るところが個人的には苦手ですが。
タナベだとしなるんですよ、その初期突っ張りがなくて良い塩梅。
コークスポーツだともっと柔らかくしなる。
好みの問題です。そこは。
あと、外した制振ワッシャ。
別に否定するわけではなく、D2052制振ワッシャとか今現在も使ってます。
エーモンのも別の車で使ってます。
ただ、後付け補強するパーツに入れるのは良く分からん。
緩み対策になるとも言われる部品だけど、それを目当てに入れるの？ってのはきっと違うでしょ。
振動嫌うなら振動伝達させる補強入れるなよ、の一言です。
1月からそんなこんなでしたが、また違うアクセラの足周り作業の予定も控えております！
こちらもなかなか…どうなる？って感じです。
どうしていくかーの話はちょこちょこしているんですが、やはり現車がないと情報も難しく決め難い。
あ。
自分の車もちゃんと見て、医者の不養生みたいにならない様にしていきますｗ
今年も1月から 
