[BLアクセラ車高調]のブログカテゴリーを新設しました!
その時の自分の狙い、考え方などを綴ったものが書ければいいなと思います。
足日記ですね。
さて。
セッティング…といっても、エクゼ足は車高しか調整できません。
ネジ式なのでバネのプリロードと車高も一緒に変化します。
とはいえ個人的にはそれが良いからエクゼ足を選んでいるので、いいのです。
まず車高調を組んだ際に、マニュアルのオススメ値は無視してエクゼ足で設定できる範囲で一番高い車高、純正車高よりマイナス5mmと書かれた値に設定した…かったのですが、
フロントはバネのプリロードが半端なくてなかなか縮まなかった!
これ、ダンパーにバネ組むのにスプリングコンプレッサーで縮めるのもなかなか冷や冷やでしたから、あの作業を思い出して嫌な感じになりながら回せるだけ回しましたw
マニュアル指示の測定箇所で言ってロックシート20mmの位置(スラストシート追加してるから実質22mm)で一先ず固定。
25mmの時に純正比マイナス5mmの車高だそうなので、そうすると22mmの位置だと純正比マイナス8mmの車高くらいになるはずですね。
リアは組み付け前に最初からバネアジャスターを純正車高マイナス5mmで組みました。
これもそれなりにバネが長い事もあり、ロアアームを蹴り下げながら押しこむ感じでした。
その状態で一先ず通勤路を走り、感じた事。
・減衰力の立ち上がりが劇的に良い。慣らしもしてないのに力強いしなやかさがある。
・元々持ってるボディ剛性が生きるような滑らかだけどガッチリした感じがある(減衰力のおかげ)
・希望通り車高高いが、マニュアルの数値とはちょっと違いが出て、
リアはマックスに上げてるけど純正よりマイナス8mm以上は下がっていそう。
フロントはリアが下がってるせいでか余計に純正より高い?感じがする。
・フロントが特にバネのプリロードのせいか、突っ張り感がちょっとだけある
※18インチタイヤの空気圧フロント2.3kリア2.2k(冷間値)
第一印象は結構良かった。
でもフロントだけスプリングシート下げますか。
どれくらい下げるか悩んだけど…
2mmでびっみょーに足りなくてもイヤだし、
4mm行ってやりすぎたかって思うのもイヤだな。
間の3mmにしましたw
あんまり奇数で合わせるってやらないんですが、しょうがない。
シート位置測定で20mmから17mmへ。
結果フロントは良くなった。
狙った通りの感触になったのでしばらくこれでいくのでいいと思った。
相対的にリアバネのプリプリというかプルプルというか、振幅の細かさが気になる様になった。
とりあえずそこまで酷いもんでもないし慣らしをしてどうなっていくかを見て行くことにします。
初回のセット作業はここで終わり。
~~~
後日、隣県群馬県へドライブがてらの慣らしツアー。
1日で一気に慣らしを済ませましたw
車高調の慣らしって結構調べてみても基準がないですよね。
100km?200km?
500kmとか言ってるところも。
結局メーカー側もドライバーがどこでどういう風に走るかまでは言い当てようもないので、大体これくらい走れば十分ですよみたいな曖昧な感じでしか言えないのでしょう。
エクゼ足の場合は変化が200kmくらいで収まりました。
100kmくらいで粗方の角が取れて、その後は減衰力の立ち上がりがキュッとしてたのが、グインとした感じに。
滑らかってことですw
慣らしってのはつまり部品同士の擦り合わせ、馴染ませになるわけで、急激な動作変化を起こさせない様、一定速度で走るのがベストです。
でこぼこがないフラットで交通の流れが良い国道を使い、最初の100kmは特に丁寧に定速で走りました。
金属同士のアタリ付けは最初が肝心ですから。
慣らしの往復ルートで感じた事。
・減衰力の前後バランス、スピード低速から高速まで絶妙に良い。調整機構要らない。
・フロントのセッティングはこれでいい。
・フロントのダイレクト感が良くも悪くもかなり強い(マツダスピードアクセラのアッパー流用の影響)
・リアがどうしてもこう、プルプル小刻みに伸縮する感がある。
※18インチタイヤの空気圧フロント2.3kリア2.2k(冷間値)前回のまま
フロントはいいですねー
乗ってる感じは純正から硬質になった程度なんですが、
曲がると笑っちゃうくらい捩れなく、ぐいっと曲がってしまう。
ストラットなので、マツダスピードアクセラの硬いゴムアッパーの効果がテキメン。
ただ、振動はそれなりに常にきます。しょうがない。
それよりも、どうしてもリアの小刻みに揺れてる感じが抜けない。
慣らしである程度収まるかもと思ってたけど変化が全く無いのです。
減衰力の立ち上がりはいいんだけど。
タイヤの空気圧はあえて純正足の状態のままにしていましたが、
今回走って感じた通り、タイヤの空気圧を現状より上げ気味にして様子を見ることにしました。
空気圧がある程度低ければ乗り心地が良くなるのも定説ですが、
タイヤの縦バネの伸縮と、サスペンションの伸縮のこの動きのアンマッチがあると2重にゆさゆさと動いて不快に感じるケースもあります。
だから逆に空気圧を上げるんです。
今回はフロントをSTD規格めいっぱいの2.5kまで上げ、
純正同等にリアを0.1kダウンの2.4kにセットしました。
基本的な動きはそのままに、狙い通り縦の余計な振幅がやはり減りました。
18インチ扁平40のタイヤでこの足だと、やはり低い空気圧は違う振動を増やしていた様です。
但し、シンプルな振動になった分突き上げの強さはちょっとだけ増えたけど、
こちらの方がスッキリしているので印象的には乗っててこっちの状態の方が良い。
しかし基本的なリアのプルプルした細かい動きがまだ残っていて気になる…
これはやはり、リアバネのプリロードか?
2mm…とかまずは下げてみましょう。
純正車高レベルから下げたくないから微調整に微調整で進めていきますw
~~~
と言うことで、今朝の話。
出勤前に作業しますw
思い立ったらやらずにいられない!
ささっと作業開始、ロックシートを緩めました。
しかしスプリングシートがぜんっぜん回らない!!
もうぜんっぜん回らないんです。無理。
ふとマニュアルの但し書きを思い出しました。
『車両に装着した状態では車高調整し難い場合があります(※特にリア側など)』
なので、車両から外して調整して下さいという内容の文章。
スプリングシートは全然回らないし、回そうとするとバネが回転を引き止めて捩じれる。
これを実際に見てやっと、ずっと感じてたリアのプルプル感の原因がハッキリしました。
そうです、自由長が長いバネでプリロードがこれだけ掛けられているのに、
バネの下、ロアアーム側のスプリングの座りはエンドがドン突きで決められてて回転できない。
アジャスター側のスプリングは平滑にはされているけど、
そもそもこのバネの自由長の長さから来るプリロードがきつくて上側も回らない。
だから車高調整するならスプリングシートが回転しないくらいにきついから、
車両から外して調整してから組んでくださいね、というのがエクゼの言う話なのだ。
バネ運動で捩れが必ず発生するのに力の逃げ先が上側に僅かにある程度。
車高調レンチで回せずーとはいえ、流石に一応アジャスター側は平滑な面。
実際に走ってる最中は荷重で何とかズリズリと動いているだろうけど。
これじゃ気になっている症状は慣らしとは関係ないわけですよね。
低いバネレートだから普通に伸縮しているものの、どうしてもそこが突っ張られていてバネ運動がスムーズに出来ていない。
これが、リアから感じるプルプルした細かい動きの原因でした。
って…
理屈分かったけど、どうすんの。
出勤前の時間がない時に足いじりとか無理だw
しょうがないので元に戻して、これの簡単な誤魔化し策を打ちました。
18インチタイヤの空気圧フロント2.5k。これはそのまま。
リア2.3kタイヤ空気圧、以前より0.1kダウン(共に冷間値)
そう、簡単。
振動してるなら振動を感じにくいところを作る。
誤魔化しですw
バネは変わらず細かくぷるぷるしてるはずなんだけど、
乗員にそれを感じさせないような状態にしてしまえばいい。
結果、狙い通りに良くなりました。
基本的なプルプルは当然ありますが、そもそもリアタイヤがバネを伸縮させる以前にたわみやすくなったので症状を間接的に軽減させられてるわけです。
元々それでもロードインデックスからしたらちょうどいいくらいなのでOKだし。
これでまた、走ってみます。
※いや前に冷間2.2kでやってて、なんで2.3kにしてOKみたいになってるんだ?
って話に関しては、単純に2.2kより2.3kのが良かったことに加えて
フロントタイヤの空気圧が2.3kより2.5kに上がっている事。
前後バランスの変化まで加えて、リアタイヤの押し潰し方が変わっているので体感が違いますってワケです。
これの対策としては、リアバネのスラストシート的なものを考えないと、ちゃんとした改善には繋がらないな…と思いました。
でもないんですよ、リアバネの内径に合うようなもの。
ID84とかそんなの知らないw
組み立てる前に最初、テインとかクスコとかカタログも片っ端思いつくの調べたんですが。
テインはいい線いってるんですが、80クラスがなくて…
その上はあったんですが。
FCの足いじってた頃にもお世話になったYZとかも見たけど、惜しいけどナシ。
特注でスラストシートを作ってくれるところがあれば…
かもしれませんが、まずはちょっと様子見ですね。
~~~
数回分の話をガーーーッと書いたので長くなりましたが、
こんな内容の備忘録を車高調いじったら書いていこうと思います。
車高調いじりはタダ!
いじってこそ車高調!
純正の立ち姿キープで、純正では出来ない様な楽しい走りを狙っていきます!