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こーづきのブログ一覧

2023年05月27日 イイね!

サクションパイプの違い

サクションパイプの違いひょんなことから手元にポンポンと、

オートエクゼ サクションキット


オーデュラ ハイフローインテーク


が、それぞれ来ました。
なかなかこれらをちゃんと比較したり、実際の効果など踏み込んだ話ってないと思うので(深い意味で)問題のなさそうな範囲でしてみようかなと思います。



純正品は言わずもがな、エンジン・スロットル~エアクリーナーボックスを繋ぎそのエンジンの揺れとボックスへの振動を緩和させる為の蛇腹構造になっています。


この蛇腹が、吸気の際に乱流を招く元となり効率低下をさせてしまう…
という話がここ、サクションパイプを交換する事の優位性としているみたいだなと思います。


では次にオートエクゼ製。


シリコンホース→FRPパイプ→シリコンホースの構造です。
サイトで説明しているだけあって純正の様な段差もありません。


最後に定番のオーデュラ製。


完全に筒だねw
段差も何もありません。


さて。
この部分の役割はエアクリーナーでろ過された空気をスロットルへ導く道です。
サクションパイプに対しての能書きは太いとか乱流とか変形しないだとかありますが、まずスロットルがあるという事。
スロットルは門であり、アクセル開度と連動してエンジンへ入れる空気の量を調整して加速度を変化させています。

しょっちゅう開閉している門がある(しかも大抵ちょっとしか門は開いてない)手前のパイプを細くするだの太くするだのをした時に、どう変化をするか?
冷静に考えてください。物理です。
ちょっとしか門が開いてなくて、そんな太い道路(パイプ)が要りますか。
ハッキリした違いが出ると考えられるのは言うまでもなく、アクセル開度がそれなりに大きい状態が長く続いている時や大きく踏み込んだ瞬間です。

そもそも、その蛇腹の乱流って乱流巻いてる時って実際何が起こってるの?という事になるんですが、簡単に言えば内径が細くなるのと同様の状態になると言われています。
実際内径が70φですがそれより有効口径が細い…例えば実内径70φだけど60φ相当効率になるとかそういう事です。
これは排気のマフラーでも同じ事が言えます。
マフラーの場合、熱があるからより細かい話が増えますが。


で。
これがその門、FFW純正スロットル。


ちっさw
パイプ口径こそ70φですが、そこから段付きテーパーになってバタフライ直径なんかもっと小さいわけ。
それで街乗りの時なんかこのバタフライがちょろっと隙間作る程度。
全開になったとしてもサクションパイプのキャパ不足って事はないでしょうと。
それが頭にあったので今まで社外品にしようとは思わなかった。

乱流での内径変化が大した問題じゃないとしたら変形はどうだって話。
確かに純正は柔らかく、指で潰せます。
でもそれのおかげで純正ボックスの脱着性、ついてはエアクリ交換が容易。
社外品はいずれも純正よりかその作業性は悪くなりました。
しょうがない、そこは硬度とのトレード要素です。

でも硬度って…今までの経験でターボですら効果が劇的ではないサクションパイプ交換がNAで、しかもたかだか150ps程度のエンジンでそんなあるか?という疑惑がつきません。
ターボでサクションパイプを社外のアルミのとかにすると何と言ってもバックタービン音が超ハッキリするのがメリット…みたいなところあるとは思いますww


などなど、理屈こねる前に現物使って自分の身体で体験してみたら一番確実じゃない、って事でそれぞれの話。

オートエクゼ


マニュアルモードでどう走ろうと分からん。
音も何も変わらん。

ただ、Dレンジで走ってて何か、ちょっと走りやすく感じなくもないとは思った…のがこれも後々分かりました。
内径が純正より細いのが理由。
付属の赤いジョイントホースの内径は70φ相当です。
ですが実は真ん中のパイプの内径が……です。
積層してるFRPだからまず70φより太くなるはずがない。
そこの体積カバーなのか分かりませんが、それでか中央は太くなってる。
何か意味があるのかベンチュリー効果狙ってるのか分かりませんがそういう形状。
ともかくこの数字であれば確かにそういうDレンジでちょっと乗りやすいと感じる瞬間が出来ても不思議はないと思いました。
それはそれで個性があるパーツですね。


オーデュラ


街乗り変わらん。
何も変わらん…と思ったんですが、高速乗ってマニュアルモードでアクセル入れて結構ビックリ。
アクセルのツキがいい。
具体的には、大きくオンオフした時の反応がいい。
電子スロットルだからかダイレクト感がぼんやりした感じがありますがそこが少し軽減してるみたいな感じ。
思いの外、しばらく高速走行が楽しくなってしまったくらいには違いがありました。
加速が速いっていうか、ツキが良くなってるから速く感じるって感じかな。
つまりレスポンスアップってやつですね。
これはでも、上の写真の通り構造ドストレートなので風量が多くなってる時の高反応感はそりゃそうだよなと思えます。
まぁ…商品名ハイフロー(高風量)インテークなんで、ああ確かにと今更ながらw


なるほどねー…
うーん、オーデュラ常用するかな!
と体感したところで、24万キロ使用たまに手入れはしていた純正サクションパイプからオーデュラのシリコン製パイプへ交換。
そこから更にちょこちょこ様子を見つつ…

純正サクションパイプにはクーラントホースを固定するクランプが備わってますがそれが社外になるとなくなる且つこれが熱くて何気に伝熱するのも分かったので、


ビリオンの遮熱クロスをぐるっと巻いてタイラップでひと巻きし、


コルゲートチューブを通す。
タイラップがちょうどコルゲートチューブの内径に引っ掛かるサイズになっているのでズレません。
コルゲートチューブは純正同様にハーネステープで巻締め。
だらっとクーラントホースそのままに垂らしておくより、こうしてエンジン側にホース寄せておいた方が見栄えもいいでしょ!


その後も付け外したり様子を調べていて…
やはり純正同様にしないと収まりが足りん!


純正同様に切り欠きを作りました。
これでボックス側のシリコンホースが入る量が少しですが増やせます。
見た目にフィッティングちゃんとして見えるのもいい。
ちなみに使用しているホースバンドはサード製のツービードクランプ。
樹脂のボックス相手なので全周が安定して締め付けられる、FCでも使っているクランプです。
スロットル側は普通のホースバンドで、こっちはホースに切り欠きは設けてません。
脱着何度かやってますが、こっちは特に変わった事する必要はないと判断して。
ちなみにメーカーとしては純正バンド利用推奨も何も言ってません(純正バンド使用している写真を載せてはいる)が積層シリコンホース相手に純正みたいな細いバンドは個人的には物足りないと判断して、こういうバンドに変えています。


大体調子は良い感じになったんですが、どうもハイフローインテークに変えてから純正の時にはなかった籠った低周波音がする。
うーん…じゃあ


エアクリボックスを外して、底側にあるボックスブッシュをラバープロテクタントを浸透させた後に、ワコーズSSGを内径に塗布。


ボックス側へも薄く塗布。
ボックス上部の柔らかブッシュの内径スリーブにも同様に塗布しました。
ついでにボックスのフィッティングも今のハイフローインテークに合わせて調節してボルト締め付け。

そう、サクションパイプが蛇腹ゴムから硬くなったストレートシリコン製になって何か振動伝えてるんじゃないかと思って、ストレス抜きの為にブッシュへグリスを塗ってみました。
そしたら案の定特定条件で、ンーーーみたいに鳴ってた音が消えました!
ボックスの共振みたいなのが起きてたみたいですね。


良かった良かったーというか、たかだかパイプ1本で何ここまでやってんだ???
と思いつつ、完全フィッティングできて走りも楽しくなって満足度○という事で、今回も長ったらしいブログになりましたが実はめちゃ拘って付けたよ!!!という話でしたw

いずれも何気に個性あるパーツで、こうして比較検証できるきっかけが出来ました。
ボォ~さん、あおヒゲさん、ネタありがとうございました!!
Posted at 2023/05/27 22:19:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | BLアクセラネタ | クルマ
2023年05月13日 イイね!

車高調交換とセッティング

車高調交換とセッティングマツダオフ茨城2023の翌日の話。
一応前回のブログの続きです。

話は少々遡って、東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2023の2次会の時から。
あの晩、FFWアクセラを降り現行BPマツダ3へ乗り換える事になるあおヒゲさんの車の話をしていた時からぼんやりと考え出していました。
その後ちょっと話を~とDMしたりのやり取りを重ね…決まりました!

あおヒゲさんFFW→ほいさんFFWへのブリッツ車高調継承イベント!!

元々程度良い奴を俺があおヒゲさんFFWに組んだんで状態知ってるだけにマジで勿体ない!
ただ問題だったのは入れ替えにするとなると作業がどうしても大変なんで、できればもう1セット純正足なり何なりが欲しかった。
それが本当に偶然に部品が手配できてしまったので実現したのが今回!
幸い、作業者である自分含め3人の予定が合う日まで上手く決まったのも良かった。


ここで車高調を入れ替えるってのならこのタイミングでちょっと…いたずらをしたい…と考え出してw

1. ブリッツの吊るしバネはリアはともかくフロントが自由長長めで車高を目いっぱいに下げようとするとロックシート(バネ側)とロックシート(ダンパー側)がかなり接近しがち。
吊るしはH170。


このシート位置でダウンサス(純正比-30mm程)より5mm低いくらいの状態。
車高調だぜって程度に下げると両ロックシート密着するって感じになってしまうんですね。
自由長は短いより長い方が個人的には好きだけれどもね!
荷重キャパも増えますから。


2.吊るしのレートは個人的には不足していると感じる。
細かい話は省きますが、それなりに色んなBLアクセラの足のセッティングをやってきて思う事。
ざっくり、車高調ならフロント10kあったっていいと思う。
でもあくまでも自分が乗るんじゃないしストリート足としてあるべき程度で何より、運転が楽しい!!を重視した時にやはりそこはちょっとでも理想に近づけたいと思った。

3.某中古パーツ屋でたまたま、サイズ等の条件が合致するものが出てきた。
作業日前日であるマツダオフ茨城2023の会場の帰り道に寄れる店舗に、新品未使用(箱などはなし)のサイズ条件がほぼ理想的なラルグスRSバネが出てきた。
ネットでチェックしてお気に入りに入れておきましたが、マツダオフ帰りに店頭へ直接行って、現品確認。
座面の擦れもないし、確実に新品でした。
これを今買わずにどうするわけ!?って事で購入。
この時点で車高調の買い手であるほいさんに、車高調のバネ変えるんで!!とかの了承も何もとってませんw
しかも個人的にこのラルグスRSのバネが前から気になってた(同じ自由長でもできるだけ巻き数多いバネが好きなので)から、これは思い描く特性に寄せられるのではと思ったから。


前回のブログ最後の方で載せましたが、これが買ったバネ。
色んなものが条件合致して進み始めました。


作業当日。
無事晴れです…!
いやホント今年のGWは最初天気が雨ばっかりで、当初予定の打ち合わせをしてる段階では天気がダメそうだったんです。
本当に良かった。

自分はまず、前日受け取っておいた純正足の検品。
ブーツ装着状態や錆び等、問題あるところは手直しをして彼らの到着を待ちます。
今回はアクセラ2台分、足を外して付けてを繰り返す作業、且つほいさんを無事に帰せる時間に終わらせる内容なのでタイムアタック作業です。
1日に2台回しはやったことないし結果出しながら当然ミスなく、早く終わらせなきゃなりません。
で、これ。


ほいさん、バネ昨日買ってきたんで。新品。
今回同時にフロントバネはこれに変えますから!
という突然の話をするw
この方が吊るしより良くセットできる自信がある…と言ったらなんだけど。
できる。
実質これでブリッツ2回目になるから。


普段みたいにのんびり談笑しながら説明をしてーとは行かない…のですが、いざ始めたらまぁ~~起きる問題の連続。
大体のダンパーなら引き抜けるスプレッダーが効かずダンパーが外れないという基本作業の進行悪さ。
ちなみにブリッツの車高調を外すのはスプレッダーで秒で外せたんですが、純正がマジで抜けなかった。
こりゃナックル叩きで頑張るしかないかーってところでしたが、鉄板挟んでナックルにボルト通して開かせてしまった方がいいのでは?って話になって、ほいさんが鉄板を買い出しにいってくれました。
全然地元の人じゃないのにちゃんとホームセンターに素早く行って戻ってきたの凄いw
同時に昼食まで買い出ししてきてくれたの感謝です。
3人で昼食休憩して食べたのは何か、美味かったなぁ…


フロント車高調の構成はこんな感じ。
バネレートは7→8kの1kアップ。
自由長はH170→H150の20mmショート。
同じID62。
ラルグスRSバネのサイトはこちら
樽型バネも面白そうですねー

なんでラルグスRSバネを選んだか?ってのはまず、巻き数。
巻き数が少ないバネは軽く出来るし、動きが速い。
巻き数が多いバネは物理で重くなってしまうし、動きが遅い。
超ざっくりでそんな感じなんですが、先にも書きましたが自分が巻き数が多いバネが好き。

吊るしブリッツ足って割とバタンバタンする割りに初期の操舵応答性があんまり…だったんで、当時プリロード足したんですよ。
ギャップで初期ガツンとくるピロアッパーのデメリットの方が強調されちゃってる面あるし、やっぱバネレート足りてない…?あれ?って正直なった。
それでプリロードを足して案の定良くなったんだけど、もうこれ以上プリロード掛けると今度は余計にバタバタしてその割にコシがないってなってしまう。
今できるところだとここまで、というところで減衰と合わせてセッティングしました。
そもそもこのブリッツ車高調の初代オーナーのFFWアクセラの助手席に乗ったことがあるんですが、それがバネレート変えてたんです。
断然吊るしより良かった。
だからこれはマッチングがちょっと、吊るしの合わせどころが自分の考えとは違うところにあるぞ…ってもう分かってたのでそれで少しだけでもレートアップしたいと考えてて。
定義は人それぞれでしょうけど、揺れても不快じゃなきゃいいんです。
バネが柔らかい、足がふわふわ=乗り心地がいいとはなってくれないケースも普通にあるので。

バネレートの1kアップっていうたった1kだけのアップにしたポイントは、ほいさんはリアフロアクロスバーを割と好んでいる印象もあったのもあり。
これが付いていると、こんな割合小さな存在のパーツですがリアの硬質感が結構主張強くなってしなやかさが消えるので個人的にはあまりーなんですよ。
この辺の経験は過去BROBEEさんのテイン車高調をセットやった時に強く経験してて、これはどうまとめるかなって悩んだ事もあったので、フロントは吊るしよりかは硬質でも全然いい、レート決めるなら8~10kだと考えていました。
外した方がーってのはとりあえず言うだけ言うけど、ここはオーナーさんの感性や趣味どころなので基本的にはそちらへ寄り添ってセットアップします。
それで、見ていた中古バネの中で今回新品で好条件なのが出てきて……


話がだらだら長くなりそうなのでここらで止めましょうw
ほいさんFFWの方は1G締めも並行してやっていきました。
あおヒゲさんFFWの方は元々自分がやってあるのでダンパー入れ替えのみでOK。
純正足…っていうかダウンサスなので車高は同じ範囲に収まりますから。
リアはロアアームの設定やり直しです。

フロントはとにかくダンパーが抜けない!入らない!というお約束の内容で時間が伸び伸びになっていき…
リアはどちらのアクセラもそこまで問題な…


えーとキミは某大阪のショップ出身の直巻き化する時のパーツだね?
上だけ知らず残されて下は外されてという純正戻しをされたのか…
ほいさんFFW納車されたときに、純正バネにしちゃ何か変にリア車高高くね?


って話をしてたけど、その後ほいさん達がダウンサス組んでーって作業をしてて今まで誰も気づかれずに残っていたらしい。
完全に車高おかしかったのはこれが原因だー!
そりゃ今まで無理なバネの組まれ方をしてたので乗り心地は最悪でしょうしこのゴムアッパーもめり込んでてそりゃもうなかなかこじっても出て来ませんでした。
他、今回スタビリンクも前後入れ替えになったのでマジで良くなるでしょう。
ていうか絶対走り良くする!ってのでやってるのですが、問題は時間でした。

先にパーツ提供主側であるあおヒゲさんFFWは作業を済ませ、ほいさんFFWを残して集中!って感じだったんですが、ダンパー絡みが時間掛かってしまって。
ここまで来て半端な状態で終わりにして、スミマセン!後は地元で何とかお願いします!とはいかないのもあったし、ほいさんがここまできたらやりましょう!って言ってくれたのもあって予定していた作業はほぼほぼ行うことが出来ました。


※写真は先代ほいさんFFWより
タナベのタワーバーも精密調整をして、ガタゼロの今回はテンション掛けなしです。
前回はテンションありでしたけど変えてます。
ピロアッパーですしね。

オーデュラアッパーのスタッドボルトはブリッツのよりも短く、特にエクゼタワーバーだとナットの噛み代が浅いのでそれでブリッツ車高調の元オーナーがブリッツアッパーと入れ替えたんです。
次のオーナーになったあおヒゲさんはタワーバーなしだったのでオーデュラアッパーでも無問題。
しかしほいさんはタナベのタワーバーがあります。
今回は元々入れていたワッシャを外し、タワーバーの台座直にフランジナットを入れる様にすることに。
なので、タワーバーの台座をボルトに寄せてナットの座り陥没しない様にはできるだけは位置調整しました。
これ、何気に後で気づいたんですがオーデュラアッパーとラルグスアッパーのボルトの出具合って似てるんです。


これはボォさんのラルグスでの場合です。
やはりワッシャはなし。
なるほど、タナベはこうすればセーフ…ってのが分かりました。
車高調付属のではなく、もうちょっといい感じのツバ広フランジナットがあれば尚安心感は増しますね。



ほいさんFFWにセットアップされたブリッツ車高調。
新品の深紅のバネが眩しいね。

暑い中、日傘差しや夜は照明係でサポートしてくれたあおヒゲさん。
時間が押しに押して、翌日の予定まで変更させてしまったけどきっと結果を信じて待ってくれたほいさん。
二人とも本当に1日ありがとうございました!!!
大変だったけどFFW乗り3人でわーわー作業したのは良い思い出です。
そしてもう2台同時に作業やらんと思いました!!w


一度ここで解散。
時間遅い中、あおヒゲさんも1日ありがとうございました!

作業着から着替えて減衰セッティングの旅へ。
足の動きに対してもうちょっと…っていうのもあって減衰上げてみたり。
交換したフロントバネの特性はもう狙い通りですね。
お前ってそういうやつだよな!って感じなくらいw
段差によってはダン!って突き上げが出るのはどうしてもピロアッパーの構造的な部分のせいもあるけど、そういう極端な部分以外は相当良くなったと思います。
吊るしもハードレートも知ってて且つ何台もBLアクセラの足をやってきたからこそ、上手い事FFWのストリート足として美味しい部分に落とし込めた設定に出来たと思う。
でもまだ詰められると思うけど!フロントプリロードも1発目の設定だし!
リアはそのままあおヒゲさんFFWでやったバネとプリロード設定を持ち越してるけど、減衰力セットし直しでいけて良かった。
やっぱ補強内容が違うので変わりますね。
リアもまだ微調整で追い込んでいける可能性はある。

操舵感が今までと違うのはバネレート云々もあるけど、フロントアッパーの純正のベアリング構造からラルグス系のベアリング構造+ピロアッパーになったからってのもあります。
後はそもそもこの個体のアライメントがどうなってるかが分からない(後日談、フロントトーアウト、リアは左が凄い方向に向いてましたw)から…なんですが、そこは既に今回の作業を見越して後日にアライメント調整の予約が既に取れている状態だったのでこれで一旦シメとなりました。


長い1日…今回は本当に思う事あっての行動でした。
降りるFFW乗り。
乗り直したFFW乗り。
何か自分にできる事はないか、という結構なワガママから引っ掻き回した内容だったんですが…どうだったんでしょう。
とりあえず、その後のほいさんが運転楽しそうにしてるのを見るととても救われますw

1日お疲れ様でした!
なかなかきつかったけど楽しかったです!!
Posted at 2023/05/13 15:33:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2023年05月12日 イイね!

マツダオフ茨城2023

マツダオフ茨城2023第2回…になるのかな?
去年も開催されたマツダオフに今年も遊びに行ってきました!
快晴です。


茨城県の大洗の方から行ったので海!!でした。
開場時間まで余裕があったので道中のコンビニで朝食を買って、アクセラのバックドアを開けた状態で中に座り込んで食事してましたがほんのりと潮の香り…
風情ありましたね。コンビニだけど。


去年もオフは色んな要素てんこ盛り(主に足周りが)でしたが、去年と今年はまた参加者さんが違ったりで楽しみです。
今回は先に、
「また こーづきさんに寝そべって頂きますので…」
と言われちゃ見ないわけがないでしょう!?




フロントバネがクラフトのH110になったとの事!
知る人ぞ知るバネですね。
自分もFCで結構使ってました。前後。
しかしフロントもリアもバネが相当短いですが、これは…


のりぃーさんの5FWアクセラでしたー!
知り合う前から写真保管してるくらいにはファンなんですよ。
去年の宮城オフで初めてご挨拶出来て、晴れて知り合いになれましたw
相変わらずの低さと綺麗さで素晴らしいですね。
見てて飽きません。


朝の内にご挨拶いただいた荻さんと、そしてたっくんさんと話をしてて話題はピロアッパーに。
実はこの二人、車高調が一緒なんですよね。
こちらと、


こちら。


どちらもエクゼのタワーバーに同じXYZの車高調なんですが、ボルトの位置が違います。
キャンバーの設定がほんっとギリッッギリになりますが、もっとネガへ追い込めるみたいな話。
いやでもこれだとスタビリンクの干渉が…って話になったんですが


!?!?
待ってwそれは…それは回避策が強すぎて真似できませんww
荻さんのアクセラって色々やってる感あるよなーとは思ったけど、こんなパンチ効いたの仕込んでるとは思いませんでした。

今回は自分含めこの3人で話をしているシーンが多かったですが、広島よりいらっしゃった3FW乗りの ふじきさんも交えての足周り話も面白かったー!
やっぱり走ってる人とする話はいいですね。


今回は、オフ会そのものが初の りゅーさんともご挨拶できました。
かつて、つよぽんさん5FWで使っていた貴重なナイトスポーツマフラー、こちらのアクセラに来てました!!


どうしたんだろうなあれって…って人のながら思ってましたけど!
そればかりか、


スカイブレイスバーもでしたか!
これはあおひげさんFFW取り外し(MSブレイスバー導入にあたって)→つよぽんさん5FW→りゅーさん5FWって流れですね。
これは良いんですよ。硬すぎずへにゃすぎずで。
社外補強追加するよりバランス取れます。オススメ。


凄く綺麗にされてましたね。
いっぱい走り回って下さい!!


ボディカラー合わせも凄かった。
こちらはアルメタ合わせ!!

と、ほいさんのグラファイトマイカが1台w


見てて、あ!ってなったのがこちらのFFW。


一度、街中でスライドした事あります…
珍しかったから覚えてるけど、ナンバーはその時見えなくてホイールしか見えなかったんだよね。
ていうかナンバーが俺と同じ管轄だったとは。
そりゃスライドする可能性だってあったわけです。


一時俺もフォーミュラメッシュは検討しました…シルバーの方18インチ。
良いですね。

終盤の頃お話しさせていただいた

まぁさん。
緑ホイールがトレードマークみたいなところありましたが…
色々思ってるところはある様です。
去年は5次元の9Jブチこんで来てましたね。

去年12月の作手サーキットぶり

りょーたさん。
聞きました、ボォ~さんの足良い感じ(オフの前日作業)みたいで…という話から。
安心して走れる様にしましたから。ね!(と、隣にいたボォ~さんに振るw)
そんなわけで、次回のサーキットオフも楽しみにしてます!


最後に、BLアクセラNAエンジン勢での隊列!




結構いたんだね!?
いつもいつもマツダスピードアクセラの方が断然多いから、そんなに意識してなかったけどなかなか…
でも、減る事はあっても増える事が本当にないグレードなので仲間意識は強い…かもしれない。多分w


楽しい時間はあっという間…
15時解散、16時完全撤収です。
各々2次会なり遠路の為帰宅なりとそれぞれの行動。
お話しして下さった皆々様、ありがとうございました!!

自分は一人いそいそと帰路へ…

目的の店へ寄り道をしつつ


目星付けてたバネ、無事購入し(段ボールの物は預かり品)


更にハシゴして


ラルグス系車高調のレンチがサイズ、手持ち車高調レンチで今一つなので中古の良い感じのがあったから買いました!
ブリッツはともかく、メーガンレーシングは珍しい気が。
物は同系なんで形状一緒、ただレンチに入ってるロゴが違うだけの物です。


よし、これで翌日の準備ができました!
後はしっかり休みをとって備えます。
オフの翌日は、あおヒゲさんFFWと、ほいさんFFWがウチへ来ての作業です。
果たして作業2台回しできるのでしょうか。

続く!!w
Posted at 2023/05/12 01:34:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年05月06日 イイね!

初めてのBLEFW

初めてのBLEFW今回もまた、サスセットオフのお話し。

自分が乗っていることもありスカイアクティブ(半)になったアクセラであるBLFFW型を主にサスペンションセッティングやっている感じですが、他に1.5LのBL5FWも見てます。
が!
スカイアクティブになる前の初代BLアクセラであるBLEFW型(以下EFWと省略)は身近に今やいなく、触れた事がありませんでした。

今回の作業は、ちょっと前に知り合った方との話の中で、
足セットやります?日にち合えば…というところからとんとん拍子で話が進みまして、このGW中に予定を組んでのオフになりました!
お会いするのは去年の走行会の時以来です。


この通り、EFWですよ!!
ってこれで分かる人はなかなかのBLアクセラマニアですがw
でも外観はBL後期フェイスなんですよね。
パッと見で騙されますw


今回作業するEFWの装着してる足は…


ラルグスの車高調!
いやー、一度これ現物触ってみたかったんです。
それもあって声を掛けたのがきっかけなのでw

ブリッツとラルグスはほぼ同じと言われてますが、何をもってして同じとされているのかの根拠なく同じ扱いにされてます。
ちょっと知ってると、ブリッツはピロアッパーだけどラルグスはピロアッパーじゃないんだよねという返しがくるかもしれません。
そう、違いは

・ピロアッパーかゴムか
・フロントのバネレートが7kと9kの違い
・リアはバネとか構成同じ
・リア減衰ダイヤルの位置が車外(フェンダー内でダイヤル操作)か車内(アッパー側でツマミ操作)かの違い

というところは知られていると思います。
ダンパーは実際どうなんだ?というのは比較した人はそんなにいないでしょう。
だって減衰調整も同じ32段だしこの価格帯でそんなあれもこれも違う仕様にする方がコストが…ってなる話ですしね。


一先ず試乗など、基本的な作業を進めていきます…
作りは3FWマツダスピードアクセラに少し似てるのかな…?と思っていたら、


なんじゃこりゃ。
FFWや5FWにはないものが付いてて邪魔…
どれくらい邪魔ってラチェットの頭が入らないくらい邪魔w
基本的なものが同じでもこういう違いが色々あるのがBLアクセラです。
でもまぁ、特につまづく事もなく作業は進みました。
じゃ一旦昼休憩がてらちょっとテスト走行しましょうかーって事でオーナーさんに運転してもらって、移動。

毎度毎度面白くて好きなんですが、それで何でこんなに化けるのか??っていうのが不思議なんだと思います。
作業は目の前で見てるし、何かを交換したわけでもない。
でも自分の車を運転すると、???!!!みたいなリアクションになるんですね。
かなり変わるでしょう。
まだやる予定の事は終わってないんですが。
次、フロントタワーバーが

タナベ製が付いてたんで、これもちゃんと精密に取り付け作業をします。
左右のターンバックル位置を完全に揃えてブラケットの位置も調整。
このタワーバーはしなりもあるけど、剛性も確保できるのでちょうどいい塩梅なんです。

一通り足セット作業はここまで。
減衰力はとりあえずこの後走って様子見てから調整していきます。


実は今回、足の他に…


コークスポーツ製『Mazda 3 Short Ram Performance Air Intake』です!
(※フィルタは汎用品に変わっています)
これ、同じFFW乗り(元になってしまいましたが)仲間より購入したんですが元々FFW用ではないんです。
ただ何用かははっきりしてない。
それでも見た感じサクションホースくらいは使えるんじゃないかなと淡い期待を抱いてたんで譲ってもらったんです。
実物が届いてから各部調べたんですが、エアフロ取り付けの問題、サクションホースはサイズが太くFFWの純正ボックスには使えなかったりで、買ったもののこれどうしようかな…
となっていたところ、今回のこのEFWの個体が逆にFFW用の社外サクションキットを小加工してEFWへ取り付けている。
且つエアフロ取り付け部が損傷していてちょうどどうしようかと考えていたところだったという話。

ちょっとこれ…
コークスポーツのエアクリがEFWに付くかはっきりは分からないんですけど、サイズやエアフロ台座の形からしてEFW用っぽいんです。
5FW用だったらサクション径が70φではないので、EFW用の可能性がある。
もし上手くつきそうだったら物々交換しませんか!?と交渉してみました。
まずはエアフロアダプタから…


無事エアフロ付いたし!
こちらで準備した低頭ネジがまたぴったりだった。


エアフロへの整流版の位置も正規だとこうなのか…!
ちなみにFFWのエアフロを当てると


話になりませんw

まずエアフロが付いた。
後はスロットルにサクションを付けてみる。
純正エアクリボックスを外していき…


戻しのホースまで位置ドンピシャですね…


めーちゃめちゃ綺麗に普通に付いたんだけど!!w
って事でやっぱりEFW用でした。
付いたー!!wって事で、自分はこちらを譲渡いただきました。


FFW用エクゼ製サクションキットです。
これをEFWに付けるとなるとホースの角度が全然合わなくて、角度ついたホースを別途購入し何とか斜めにカットしたりで合わせてたみたいで…
当たり前ですが、EFWでの取り付けが苦しくてもFFWなら専用なのですんなり収まります。
今回はホントにたまたまだったんですが、お互い手持ち部品を交換して納まるところに納まったのは何とも面白い話でした。

野太い吸気音がする様になったEFWアクセラに乗り、足周りセットの細かい追い込みに出ます。
減衰を上げ、下げ、基準を出して…
最終的に朝方乗ってきた状態と走った感触が物凄く変わった様で、オーナーさんにもとても喜んでいただけました!
やったぜw


という事で、今回の作業の中でラルグスの車高調を測定して触って乗ってと実物触れて分かったんですが…
ブリッツとラルグスの車高調、少なくともBLアクセラ用はまるで特性が違いました。
製品の構造的な内容を具体的に何がどうとかあまり言わない方がいいのかなと思うのでざっくりですが先述した違いに加えて、
・フロントダンパーがまるで違う
・リアダンパーも部分同じだけど違うところはまるで違う
という具合で、製造元は同じかもしれないけど全然違う物でした。

いやはや、ひょんなことだらけの今回でしたが凄く楽しかったです。
今年のGWはこの作業の他にもまだ、アクセラ系のイベントが続きます…
Posted at 2023/05/06 23:35:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ

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「第11回北関東セブンデー当日です!やります!よろしくお願いします!」
何シテル?   07/22 00:13
こーづき と申します。 RX-7持ち (FC3S 後期 / GT-X) アクセラ乗り (BLFFW / アドバンスドスタイル) もっぱらB...
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マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
令和産純正ヘッドライトになりました。 続、純正テイスト。
マツダ RX-7 マツダ RX-7
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