インプレッサさま・・・
微妙~なトラブル再発しました。
遡る事、
約4年前の2015年9月末の事。
ブースト圧が掛かると何処からともなく
「ひゅ~~ん」って音が聞こえてくるという、謎のトラブルが発生しました。
原因はインテークに戻ってくるブローバイオイルがタ-ビンを汚した事で発生した風切り音で、汚れたタービンとインテークライン清掃&ブローバイラインを全てオイルキャッチタンクへ接続するという対策をとりました。
それで音も解消されて、ブローバイオイルもインテークに戻ってこない(再発防止)ので一件落着としてました。
が、再発しました( ̄□ ̄;)!!
回転数が2000rpm辺りを過ぎてブーストが掛かり始めると
「ひゅ~~ん」
何この音・・・デジャヴュを感じる(爆)
とりあえず不具合内容特定で、発生条件を調べる為に色々と動かして見れば見るほど・・・・・・・・
前と全く同じだわΣ( ̄ロ ̄lll)
前回(2015年)はタービンを丸ごと外して清掃しました(汚れではなく、ベアリング等の不具合も懸念した為)
が、原因が分かっていればタービン外すのは面倒なのでタービンはそのままで、インテークラインだけ外して清掃を試みます。
I/Cとの接続口であるタービンアウトレットは綺麗ですけどね。
I/C外す作業は何度かやっていてココもI/Cも汚れていないのは覚知してます。
エアクリ(OUT側)も綺麗なので吸気から汚れを取り込んでる訳ではなさそう。
エアクリ(IN側)は少し黒いけど正常範囲ですね。
前回(2015年)に真っ黒汚れだったインテークラインを摘出。
ここに刺さっていたブローバイラインからのオイルが汚れの原因でしたが、今回は?
汚れてるうぅぅ。なぜだ~~~~!?
ちなみに前回(2015年)の汚れ具合。タービンの吸気気流に乗って渦巻いて汚れが付いてました。
今回は全体的にフラットに汚れてます。でも前と比べたらそうでもない・・・・・・?
タービンインレットを覗いてみる。
う~ん。やっぱりコッチもそれなりに汚れている。
でも前回ほどは汚れていない。
前回の汚れ。真っ黒すぎ(笑)
とりあえずインテークラインを清掃して、タービンは見える範囲で清掃しました。
羽はブレーキクリーナー攻撃してみましたが、中が洗えないので意味ないかも?
しかし、この汚れは一体どこから来るんだ??
オイルキャッチタンクを経由しているとは言え、完全な油分分離は難しいのか。
ここまでやって、一旦組み直して試走します。
「ひゅ~~~~~ん」
∑(*´Д`ノ)ノなんでやねん
ってことで、羽の中をもう少し清掃してみる事に・・・・・。
またI/Cとインテークを外す事に(爆)
今度はガソリンをタービン内にぶち込んで洗ってみます。
洗った後に、折角なのでやっぱりもっと強力なヤツでやる事に。
どのご家庭でも必ず持ってる。そうアレです
(;´゚∀゚`)っ))普通持っとらんわ
これで洗えばカンペキでしょう。
ちょっとしか汚れは出なかったけど・・・復旧してイザ試走!!
「ひゅ~~~~~ん」
(ノД`)・゜・。
タービンが原因では無いのか・・・・・。。
じゃああとは何が考えられる?
前回はやっても意味の無かったブローオフでもまた見てみますか。
で、分解してる画像に・・・。
いえね、
ダイアフラムがパンクしてるのではないかという疑いが。
グローオフバルブって負圧ラインが付いてるんですが、バルブを強制的に開けた状態で負圧ラインを塞いで正圧にならないようにするとバルブって閉まらない(※)のが普通なんですよ。
※純正ブローオフはそうなる。
が、今付けてる年代物のHKS様(SQV2)は
普通にバルブが閉まる(爆)
つまり、負圧が維持できない=パンク?という推定の元で分解確認です。
が、結論を言うとパンクしてませんでした(笑)
ですが、不良っぽいのでHKS スーパーSQV2様はココで引退してもらいます。長い事ご苦労さまでした。
ってことで、純正ブローオフに戻して試走です!!
「ひゅ~~~~~ん」
。・゚゚(ノД`)
違うとは思ってたけど、思ってたけどさ~~。
でも心なしか、
音は小さくなったぞ??
大気開放 → リターン に変わったから?う~~ん??
さて、前回と同じ対策で解決しない同じ症状。
あと考えられる原因は・・・・・・。
①どこかのホースに穴が開いてる
②インタークーラーがパンクしてる
→目立たない所で微量のパンクをしているケース。ブーストが掛かると正圧になって吹き出す事で音が鳴る?
吸気系だと考えられそうなのはコレくらいか?
あとは実は吸気系ではない。とか・・・
③タービンの排気側ブレードの汚れ
→前回は問題なかった。
④アクチュエーター作動用ソレノイドバルブの不良
→ソレノイドが固着/死亡して機能してない?
→これならブーストが成り行きになってる筈・・・
⑤どこかの排気漏れ
→最近弄ったのはECV取付・・・漏れが無い事は確認済み
→マニ割れてるとか?
排気系も考えられるけど、発生条件のブースト圧との因果関係が分からない。
排気系であれば、「排気流速が上がる/排気圧が上がる」事で音が発生するはずだが。
・ECVを全閉にして排気圧を上げてみても音はならない。
・ブーストをかけないで、回転数だけ上げて排気流速を上げてみても音は鳴らない。
排気系ではなさそうだけどなぁ・・・・・・。
※ちなみに排気系が漏れたときは、高い音が発生するのではなく、「騒音が増える」ってのが実体験。
とりあえずこんな事を5月始めからずっとやってます(爆)
大したことないトラブルだからのんびり一つ一つ試していってますが、5月中には解決したいところ。(あと1週間か・・・)
~おまけ~
ブローオフバルブは早速新規購入(笑)
純正はリターンラインがI/Cの真下にあって整備性最悪なので、
整備しやすそうなリターンタイプを選らんでみた。
トラスト ブローオフバルブFV
I/Cの脇からリターンラインをパイピングして接続するという構造なので、I/C着脱の時にアクセスしやすい・・・筈。
だと踏んでたのですが、このパイプ。
ブローオフから引き抜く余裕が殆ど無く、非常にメンドイ!?
しかも、この
パイプの真下にI/Cのステーのボルトがある。(ステーを外さないとI/C着脱できない)
という・・・。純正とどっこいどっこいの面倒くささなんですけど(爆)
整備性はやっぱり大気開放が一番ですね・・・。
大気開放とリターンを選択できるタイプなので、しばらくリターンで使って整備性に我慢できなくなったら大気開放にしますかね。
整備手帳:トラスト ブローオフバルブFV 取付け ~その①~
トラスト ブローオフバルブFV 取付け ~その②~
そういえば、
「ひゅ~~ん」音は
かなり小さくなりました。なぜでしょう??
でもまだ聞こえるのでやはりブローオフは原因ではなさそうです。