インプレッサの頃からタイヤの空気圧監視にエアモニ3を使用していました。
空気圧をリアルタイムで常時監視できるので、慣れてしまうと手放せない存在です。
が、発信器のネジ山がアルミで出来ており、ネジ山が真鍮の純正タイヤバルブと組合せて使用すると発信器のネジ山が腐食でやられるという、電食を起こしやすい製品です。
で、左後ろに使用している発信器が電食でネジ山がやられてしまい、エア漏れするようになってました。
なのでグリスを多めに塗ってネジ山からエア漏れしないようにして誤魔化してました。
使えない事もないんでそのまま使ってましたが…
エアモニ4へ更新する事にしました。
本体はソーラー発電でケーブル無しでも運用できる仕様ですが、実際使えるんですかね…?
発信器はこんなの。
電池交換の際は、下側の歯車状の部分のカバーを外して専用の治具で開け閉めします。
ちなみにこの歯車状の部分のカバーはなんと両面テープでの固定。
これ…要らなんじゃない?って思って外して車両に取り付けてみたら、外すときにフタだけ回って発信器本体が外せない…って状態になりました(爆)。この歯車カバーは本体とカバーの空転を止める役割もあるので、取り付けておいてください。
この治具が使い難いのなんの…ちょっとセンスないです。
エアモニ4は立派な(?)シリコンOリングがついて防水してあります。
エアモニ3(上)とエアモニ4(下)の発信器の比較。
エアモニ4は高さが低くなって、横幅が少し広くなってます。
※エアモニ3の方が光沢があるのは、白ボケしたから黒で塗ったからです。
ちなみにネジ山がアルミ製なのは変わらずですね。防食と取り外しの事を考えてグリスを塗っておく事を推奨します。
今はアルミエアバルブなので発信器側と同材質なので電食し難いですが、単純に錆びると外せなくなるのでグリスは必須。
取付けてみましたが、ネジが固くてバルブ側が発信器のパッキンに当たるまでねじ込もうとするとすごい力が必要なんですけど……。
何度か締めて⇔緩めてを繰り返してなじませながら締めました。
※あまり固く締めると発信器を取りたいのにエアバルブ側が一緒に回って外せない…って事になります。
本体は下部にマグネットベースが付いていて、ダッシュボードに貼り付けておけば本体は自由に取り外せる構造です。
が、どこに置いておくのが良いか迷ってるので、今はとりあえず滑り止めシートの上においておきます。(仮置きのつもりですがもはやこれでいいのでは…)
本体は電源をONにしたらあとは放っておくだけです。
振動を検知して自動でONになり、振動がないと自動でスリープ(OFF)になります。
発信器も走行して振動を拾うと電波を発信する仕組み。
エアモニ4は単位がkgf/cm2かpsiなので日本人としてはkgf/cm2の一択です。…psiでみる人は居ないよね。。。
少し不満なのはエアモニ3は5kPa刻みで計測していましたが、エアモニ4は10kPa刻みの計測なんですよね。
※0.1kgf/cm2≒10kPaとして見る
機能としてはエアモニ3も4も圧力と温度を見る。ってものなので大差はないのですが…。
エアモニ4は圧力と温度が同じ文字サイズな上、桁も同じ0.0表示なので、ぱっと見でどっちがどっちなのか見にくいかな…。
細々とした所で「惜しいな~」って思う作りが気になるのはエアモニ3の頃と変わってませんね。
エアモニ3は発信器の着脱に難ありだった(カバーだけ取れる)ので4になって対策は一応してきたな~とは思いましたが、そもそも本体側を掴んで回せる構造にしてくれませんかね…。構造的に厳しければ本体側だけを回せる治具を用意するとかね…。
さて、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)もひと昔前と比べると製品も多くなってきて、付けている人も増えてきたかと思います。
一度使うと手放せなくなるので、興味がある人は是非使ってみてください。
Posted at 2021/06/13 20:44:53 |
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