2月に入ったこともあり、恒例のナントカ申告(何年やっても慣れない(泣)があるうえに、月のはじめには仕事上の大きな動きがあり、かなりドタバタしていました。
未だドタバタは真っ最中ですが、申告は終わったので、ちょっとひと息に、ラジオを聴きながら、ひさびさ駄文を綴っています。
すっかりびんぼーになってしまった、昨今はやめていますが、かわねこ、かつては仕事でストレスが溜まると、1諭吉前後クラスの安物クロノグラフを衝動買いする、悪癖がありました。さらにそれが高じて、国産の数諭吉クラスのものにも、手を出したりして。
中でもカシオのGショックは、現場仕事の時に使っていた、クラス最安のプチGショックのほかに、そんな当時にしても珍しく、ちょっとお高めのGショックを1本買っていました。
基地移転の際にある程度処分しましたが、それでもかわねこ的に、お気に入りの何本かは手元に取っておいてあります。
左のが、今でも現場仕事で使っている、プチGショック。右のは
この時の。
で、今回の本題は真ん中のモデルです。
これ「スカイコクピット」というシリーズ名が付けられた、Gショックシリーズ初のパイロットウォッチで、そのデザインに惹かれたのと、ウレタンバンドが主流のGショックシリーズには珍しく、メタルバンドだったことも高級感があって、大きな魅力のひとつでした。
まあ、実際にパイロットがこれを使うかは若干怪しいのですが、カッコ良いのでいいのです。(笑
それまではモデル末期で、放出価格にならないと手を出さなかったかわねこですが、この時は、2010年に発売された直後にネットで見かけて即買いしてしまい、外遊び仲間から注目されたのを覚えています。
このスカイコクピットは、あの当時はカラーバリエーションが2~3種類あり、あれからモデルチェンジを経て、現在でもオレンジ色文字でウレタンバンドのモデルのみ、当時のデザインのまま販売されていますが、かわねこが持っている、空色文字でメタルバンドのモデルは何年か前に、販売終了してしまいました。
他にシチズンのプロマスターも何本か持っているのですが、スカイコクピットは電波時計で正確なので、ラリー観戦でSSスタート時刻を見るのに重宝したり、何と言ってもゴツいことから、オートバイツーリングやキャンプなど、外遊びに行く時は、これの稼働率がいちばん高いかも。
そんなこんなで気に入っているこの時計ですが、先月の糠平湖で、ガラス面の内側に曇りが発生しているのに気付いてしまいました。
どうやら経年劣化で、ケースのパッキンがダメになったらしい。ま、12年も使っていれば、それも当然ですね。
しかし高い防水・防塵性が売りのGショックだけに、これを放置するわけにいきません。
調べてみるとこのモデル、ソーラー発電なのですが、7~8年で二次電池が劣化するそうで、しかも街の時計屋さんでは交換ができず、全てメーカー送りになるのだとか。
20年くらい前までは、札幌にカシオのサービスセンターがあり、当時もカシオの時計を使っていたので、札幌に出向いた折に、電池交換になんどか出していたものですが、現在では、サービスセンターは本州に集約されてしまいました。
今でも現場仕事で使っている、プチGショックはビス止め裏蓋で、ありふれた電池型式なので、自分で開けて電池と汎用品のパッキンに交換して、問題なく使っていますが、さすがにこのスカイコクピットを素人修理するのは手強く、ネットで自力交換したレポートも見かけましたが、使われている電池そのものが入手困難な上に価格も高いらしく、メーカーに送ったほうが得、との結論でした。
そこで、カシオのサービスセンターに修理に出すことにしましたが、今の時代らしく、ネットで修理受付をしてくれています。
しかも二次電池交換として修理に出すと、パッキンも換えて、さらに防水検査もしてくれ、修理費用も良心的なので、使わない手はありません。
てなことで、修理申し込みをして、早速送ってみました。
余談ですが、発送はGショックとは言え、封筒ではなく、エアキャップでくるんで箱で送るように、という指示があり、今回初めてクロネコヤマトのネコポス箱を使ってみましたが、コンビニで手に入るし、伝票もスマホで打ち込んで、発送店でQRコードを読み取ってもらうだけの簡単さ。時代は変わったものですね。^^; (←ヲッサン
そして待つこと2週間弱。メンテナンスを終えたスカイコクピットが帰って来ました。
さすがにメーカーの梱包で、しっかりとクッション材に包まれ、ずいぶんと大げさにも見えますが、これはおそらく、他のモデルと梱包材が共用なのでしょう。
伝票には、しっかりと二次電池の交換、そして防水検査に合格した記述があります。
修理金額は、わずか3900円ほど。フルオーバーホールだと、2諭吉弱ですが、今回そこまではいいかなと、お安目のコースにしました。わずか、とは書きましたが、時計に興味がない人にしてみれば、3900円出せば、新しい時計が買えるのでは、と思われそうですが、これはそういうものではないのです。(笑
お金と愛情をかけて、旧車を維持する感覚に近い、と言えば理解されやすいでしょうか。

これでまた、しばらくはこのお気に入りのスカイコクピットを使えそうです。