CBR250R整備記録 第8章
前回の試走編で書き忘れた事が。
家にCBR250Rが来たとき、
ワンボックスの車に載せて大阪の友人が持ち込んだのですが、
車に載せる際、ミラーが当たって入らなかった為、
ミラーを外した状態で載せて、
外したミラーを家に置き忘れて来たらしく、
ミラーが装着されていなかったので
無理矢理、家にあったミラーを取付。
カウルのミラー取付ネジ穴の径が6mm
ミラーのネジが8mm
どうしても合わない。
と、いうわけで

L字型ステーを取付けてカウル部分は6mmネジで取付。
ミラーは8mmネジで取付けたらこんな感じになりましたw
いざ、試走してみるとブレは無いのですが、
ミラーの5分の4ぐらいは自分の体しか見えない。(汗)
次に試走するときはステーをもう少し長いものを使用して
ミラーを外側に出しておこう。
ここから今回の作業内容です。
以前の試走の際に発覚した問題点。
1.リアブレーキの衝撃。
ブレーキのオーバーホール、ミスした?
ブレーキパットが不良品だった?
など、色々な事を考えながら
リアブレーキ周りを見ていると・・・
あ!!

わかりますか?
リアディスクローターにクラック(小さなヒビ割れ)がありました。
原因はディスクローターでした。
早速、ヤフオクで落札しておきました。
(社外品の新品で格安の物をw)
取り付け作業は後日で。
それまでの間はリアブレーキ禁止です(汗)
2.キャブの同調ズレ
キャブの同調がズレているとエンジンが温まっている際、
アイドリングが不安定になる。
等の不具合が発生するので安心してバイクに乗ることが出来ません。
精神的にも良くないですし。(^^;)
と、いうわけで早速、調整します。
その前に、一つ思いついた事が。
インシュレーター(キャブとエンジン間のゴム部品)のヒビ割れ等による
二次エアーの吸い込み可能性もありますので、先にその部分の確認をします。
アイドリングしている時にインシュレーター部分にパーツクリーナーを吹き付け。
ここでインシュレーターから二次エアーを吸っていればアイドリングに変化があるハズ。
・・・
・・・・
・・・・・
変化なし。
二次エアーの吸い込みは無さそうですね。
さぁ、本題の調整へ
バキュームゲージを探すため
押入れ内をゴソゴソ・・
ゴソゴソゴソ・・・
無い~
あ、
もしかして物置に入れてるかな?
物置の中をゴソゴソ
ゴソゴソゴソ・・・
発見!

点滴(簡易ガソリンタンク)とバキュームゲージを車体に取付

これがバキュームゲージです。
この段階ではまだエンジンを掛けていないのでメーターは動いてません。
エンジン始動。
暖機運転後、同調作業開始

これが調整前。
やっぱりズレてた。
キャブの同調調整ネジは4連キャブで3個しか付いてません。
色々と調べてみると、CBR250Rのキャブは
3番キャブ(左から3番目)が調整ネジが無いので調整不可能とのこと。
と、いうわけで他の1番、2番、4番キャブを3番に合わせます。
少し調整用ネジを回してはメーターを確認。
これを何回も繰り返します。
ちなみに、調整してから反応するまでに多少時間が掛かります。
上記の同調作業をしていた時、ドキッとする事がありました。
何度か調整ネジを触っていたときの事。
足に暖かい風が当たる。
え?
バキュームゲージのホース外れた?
確認しても外れても無いですし、穴が開いてもいないです。
ん??
では、この暖かい空気はどこから?
で、探っていると
発見。
ラジエターファン回ってたww(オチ)
水温計を見て納得。
水温計が3分の2を指してる。
まぁ、ラジエターファンスイッチの動作確認が出来たという事でOKw
で、本題に戻って
同調が合ってくると、アイドリング回転数が突然、グワッと上がります。
そこから、さらに微調整を進めて
調整後はこんな感じになりました。

うん、綺麗に揃った。
アクセルを回しても全てのメーターが同じ様に反応します。
出来たぁぁぁぁぁぁ(喜)
次の作業~
家に来た時から気になっていた事。
アンダーカウルが数箇所割れていたのです。

早速、補修作業開始。

補修キット その1
瞬間接着剤と接着剤硬化スプレー

補修キット その2
繊維マット(裏面が粘着テープ状になっています)

まず、割れているところに

ペタッと繊維マットを貼り付けた後、
瞬間接着剤を塗ってすぐに硬化スプレーを吹き付けると
あっと言う間に固まります。
普通に瞬間接着剤だけだと、「点で支える」感じなので
すぐに剥がれてしまうのですが
繊維マットと一緒に接着しているので「面で支える」感じで
強度が格段に上がります。

上記の要領でもう一箇所補修
で、
カウルを元に戻していた時の出来事。
一箇所、割れを補修していない所がありました(汗)
次にカウルを外した時に、また補修しておきます(大汗)
同調作業が完了したので
確認の為、暗くならない内に試走へ出かけることにしました。
リアブレーキを使わないように気を付けながら試走へ。
今回もエンジン回転数は上限6000回転に設定。
暖気運転後、ゆっくりと走り始める。
信号待ちの時、タコメーターの動きを常にチェック
2000回転で常に一定。
上がったり下がったりしていない。
で、
途中、コンビニに立ち寄って
エンジンを停止した後
1分後のエンジンが暖かい内に再度、エンジンを掛けてみる。
キュルルルル・・・
ウォォォン(エンジン掛かった)
同調作業って素晴らしいww
そして
走ること数十キロ

いつもの道の駅「さんわ182ステーション」へ到着。
余談
帰りはすっかり暗くなってヘッドライトの「明るさ」、「光軸」等の動作確認が出来ましたw
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Posted at
2014/03/29 14:12:25