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かわねこのブログ一覧

2025年10月11日 イイね!

AG.ダートチャレンジin砂川 応援

AG.ダートチャレンジin砂川 応援 まだ夏だ、まだ夏だ、と、呪文を唱えるように自分に言い聞かせていましたが、もう10月。例年より暖かいとは言え、まごうかたなき秋です。

 早いもので、モタスポのシーズンももう終盤。

 ダートラ地区戦最終戦の応援に、行くことにしました。

 暖気が残るのも、今週が最後との予報に、シェルパくんでツーリングを兼ねて、とも考えましたが、出発が早朝で寒いのはさて、帰りが日暮れの早くなった昨今、ヘタをすると日没後の峠を越えになる可能性もあって、それが怖いのでエスクで行くことにしました。

 と、張り切っていたのに。

 当日、5時半にかけた目覚ましが何故か鳴らず、なんと8時まで爆睡。(お疲れなんです
 ここまで豪快に寝坊すると、もう笑うしかありません。

 まあでも、1ヒート目には当然間に合わないとは言え、今から出発すれば、2ヒート目はなんとか観戦できそう。という訳で、おっとり刀で出発。
 もちろん、朝食をゆっくり摂っている時間はないので、途中のコンビニで菓子パンを買って、かじりながらの走行。本当は砂川のパン屋さんに寄って、昼食を買おうなどと目論んでいましたが、そんな余裕は既にありません。(笑
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 暖かな休日とあって、国道はいつもよりクルマも多く、流れも良くありませんが、焦るとロクなことはないので、開き直ってのんびりドライブ。それでも想定した昼前、2ヒート前の完熟歩行時にスナガワに到着。
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 今回、気候が微妙なところで、晴れて気温はそこそこ高めだけど、風は強く、暑いのか寒いのかよくわからない予報でした。
 風で寒いことを想定して、その昔、観戦用装備を入れていた、ストリームトレイルのバッグを引っ張り出し、テーブルとガスストーブ、コッフェルと水を用意して、カップ麺でも食べるか、と思っていたのですが、思いの外暖かく、半袖でも良いくらい。

 美瑛番外地さんは、オートバイツーリングを兼ねて来られており、やっぱりシェルパくんで来れば…と思ってももう遅い。(笑

 なのでお昼もサンドイッチで済ませ、テーブルと椅子以外の装備は使わないままだったのでした。
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 今日のコース取りは、いつもにも増して見えづらく、前回は島周りをしてゴール、だったので、観戦、撮影ともしやすかったのですが、今回は全開ストレートからのゴール設定で、最後のゴールの瞬間しか見どころがありません。

 なので、撮影もいつも以上にやる気なし。(ぉ

 実はラリホで、どうもカメラの調子が悪く、移動体の追従機能である「AIサーボ」のピントが合わない、という状況でした。最初は自分の腕も落ちたなあ、と、気落ちしていたのですが、たまたま古いラリホの写真を見直すと、かなりピントが合っているので、どうも不調ではないか、と気づきました。

 十勝のカメラ修理店で診てもらうと、SDカードにエラーが出ており、カード不良の可能性があること、通常PLフィルターをつけていますが、フィルターの裏側がかなり汚れているので、それも要因ではとの、かなり恥ずかしい診断でした。(笑

 なので今回、カードを買い替えて望んだのですが、やはり追従が甘い感じがするので、次回のとかちで検証です。

 てなことで、まったくやる気のない写真ですが。
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 いつもの山口選手。
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 そして今回も撮り忘れたと思っていた、岡村選手も撮れていました。

 今回驚いたのはこのイベントに、大手スポンサーのライオンが付いていたこと。
 副賞にも洗剤が配布されていたので、これはすごいなと思っていたら、なんと選手だけではなく、我々観戦者もアンケートに答えることで、洗剤がいただけるのです。
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 それもお試しサイズではなく、新製品をフルサイズ。なんて太っ腹な!

 アンケートは、製品に関するものだけではなく、ダートラのスポンサーをすることについてもあり、土系モタスポには(観戦を含めて)洗濯が付き物なので、これはぴったりなのではと感じました。

 個人的にも、すすぎが1回で済むとか、部屋干し対応などはかなり魅力で、ありがたい限りです。

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 さて肝心の「勝手に応援団」をしている吉川選手が、今回見事に優勝!
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 吉川選手は初戦も優勝しているのですが、その時に限って、いつもの応援団が誰も行かなかった、という痛恨の事件があったので、今回はその場で優勝を祝えて良かったです。
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 MCの某女史、表彰式での「私もそっち(我々応援団側)へ行きたいんですけど、中の人なので…。」には笑いました。^^

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 今期は2勝を挙げて好調な吉川選手、マシンをアップグレードするそうで、来期も楽しみ。スナガワ詣出は続きそうです。

 てなことで、今期のダートラ(勝手に)応援も終了したのでした。
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 帰路、改めて見てみると、近くの山ももう秋色になっていますね。
 フロントガラスには、なんかユ…ナントカ虫らしき跡も散見されるので、秋も一瞬で終わるのかもしれません。




Posted at 2025/10/11 20:38:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | ダートラ | クルマ
2025年10月03日 イイね!

ラリー北海道2025 LEG2

ラリー北海道2025  LEG2 ラリー最終日の3日目。しかし問題は天候。当初からぐずつき気味の予報でしたが、前日には朝から午前中いっぱい、降水量は1㎜ほどですが雨、の予報になってしまいました。

 昔なら雨上等、の勢いで当然のように観戦に行ったものですが、既にそんな気力と体力がなくなって久しく。

 さらに今日予定のイケダSSは、野球場跡地がコースなので、ウエットになるとヌタヌタ路面でスピードが上がらず、走りに迫力がなくなってしまうのです。

 そんなわけで、今回は完全に日和モード。朝、目が覚めた時の気分でどうするか決めよう、と、朝寝を決め込んだら、なんと8時過ぎまで爆睡してしまいました。(笑

 予報通り雨も降っているし、イケダは諦め、ひさびさにリエゾン応援をすることに。
 なので小回りが効いたほうがいいのと、実のところエスクを第1ガレージから引っ張り出すのも面倒で、今日のお供はLEG0に続き、あ~るくん。

 アイテナリを確認して、イケダ~オトフケリバースの間を狙い、音更の道々へ行ってみました。

 するとここでも予定地の手前で、ラリー車が横切って行きます。なので、近くにクルマを停め、さっそく観戦。
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 道路の反対側では、古いカムリに乗った御夫婦らしき2人が観戦をしていましたが、佇まいからラリーファンではなく、地元の方のよう。当初はラリー車を見送るだけでしたが、かわねこがラリー車に手を振りまくっているのを見てか、手を振り出しました。

 こういう、マニアではない方々も応援してくれるのは、本当に嬉しいことです。
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 最終ゼッケンを見送り、さらに池田側へ移動します。

 ここは、イケダSSからオトフケリバースSSへ移動するリエゾンルート上なのです。

 と、ゼロカーを見送ったところで、シエンタが止まりました。
 運転していた見知らぬおばさまが、声をかけて来ます。

 おばさま「あのー、今日もラリーってやっているんですか?」
 かわねこ「やっていますよ。」
 お「ここも走るんですか?」
 か「走りますよ。これから来ます。」

 するとおばさまは、ありがとうございます、と丁寧に礼を言い、池田方面に向かいました。
 先ほどの御夫婦と言い、一般の見学者が増えるのは大歓迎です。

 このポイントは、オトフケリバースSSの手前なので、ここで時間調整するドライバーも多いのです。
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 画像左手のスペースは、畑の入口なので駐車を遠慮しましたが、こんなかんじで、ラリー車がずらりと並びます。
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 時間の関係で、途中で撤収しましたが、ひさびさにリエゾン応援ができて満足。
 リエゾン応援は、公道を走行するラリーの大きな魅力だと、つくづく思います。

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 北愛国へ戻ると、ちょうど全日本戦の表彰式が始まりました。
 競技中、昨夜少し降ったくらいで雨はなかったのですが、それでも大荒れの展開で、エントリー89台に対し、初日だけでも21台がリタイアする荒れっぷり。
 今年もラリホのマモノは大暴れでした。(笑

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 XCR3クラスも、いつものランクル70ではなく、なんとデリカD:5で出走の惣田/猿川組が優勝したり、XCR2は強さを発揮した番場/ 組の優勝。

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 今回はシュコダ丸も壊れなかったので、抜群の速さで連覇達成の新井大樹/立久井大樹組の優勝とか、本当はモリゾウチャレンジカップのエントリーなので、タイヤに制限があるはずなのですが、それをものともしない速さでJN-2優勝した、大竹/選手とか。来年はぜひラリー2車両に乗って欲しい。

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 JN-3に至っては、出走5台中、走りきったのが2台だけという、文字通りのサバイバル戦だったり。

 そしてJN-4は、まさかのFTOが優勝!見ていても速かったのですが、それもオーバーオールで2位を1分以上突き放しての圧勝でした。来年はFTOが大挙してエントリーすることでしょう。(違

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 ハイライトは、我らがたくろー/マキ姉組が見事にラリホJN-5クラス3連覇!!初日はコースオフしかかったりと、危ない場面もあったそうですが、最後は貫禄の優勝でした。

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 こうして今年もラリー北海道が終了しました。

 エントラントをはじめ、オーガナイザーのみなさま、関係各位のみなさま、現地でお世話になったみなさま、今年もありがとうございました。また来年も会いましょう!
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Posted at 2025/10/03 21:46:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2025年10月01日 イイね!

ラリー北海道2025 LEG1

ラリー北海道2025  LEG1 ラリー競技がスタートする1日目。かわねこは恒例の陸別に、エスクで向かいました。
 リクベツSSスタートが8時半なので、5時起きですが、これでもジャパン時代の3時、4時に比べれば楽になったほう。特にリクベツは会場がだだっ広くて混み合わないので、そんなに躍起になっての、場所取りも不要なのです。
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 昨年はやたら朝が寒かった印象がありましたが、今年はさほどでもなく。でも道中はかなりの濃霧でした。
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 途中、足寄町内でラリー車に行き合い、テンションがあがります。(笑
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 しかし霧は晴れず、これ、リクベツも濃霧だったら、コースが見えないんじゃ…と、心配するほどでしたが、幸いリクベツは晴れていたのでした。

 昔のように、CエリアとかDエリアへ山登りしに行く気力はもうありません。(笑
 ので、まずはEエリアに向かいます。

 と、途中でなんか派手なカッパみたいなのを着始めている人がいるなあ、雨も降っていないのに、と思っていたら、なんとティラノサウルスの着ぐるみなのでした。
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 超絶目立つので、MCのまのめっちが大喜び。
 「熱中症に気をつけて!」と言っていましたが、後でよく見るとこれ、ふわふわドームや空調服みたいに、ファンが付いていてふくらませるものでした。なので、意外と涼しいのかも。
 

 今回はジャンプを中心に撮ろうとしましたが、例によってヘタレです。
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 というか、年々腕が落ちているような気も。学習能力ないんです。(泣

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 SS1本目が終わると、手前のFエリアへ移動します。というのも、こことか奥のエリアに陣取っていると、お昼ごはんを食べそこねるので。
 Fエリアなら、出店も近いのです。
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 で、ラリホと言えばこれ。リクベツ名物鹿カレー。これを食べずにはおれません。

 日差しはあるものの、日焼け防止に長袖を着ていても暑いほどではなく、快適。
 食後は、椅子にかけて木陰でくつろぐと、昨夜は時期外れに蒸し暑かったこともあって、あまり寝付けなかったので、ラリー車スタートの合間、30分ほどうたた寝も楽しんだのでした。

 当初の予定では、ここ数年いつもリクベツ観戦だけなので、今回はリクベツの2本目を見た後に、足寄のパウセカムイを観戦しに行こうかと考えていました。
 しかし、午前中にパウセを観戦したれいぽんさんによれば、やはり木が生い茂っていて、ほとんど撮影は無理、との情報。もともと木が多かったポイントですが、昨今はすっかり樹木が成長してしまい、昔以上にコースが見えなくなって来ているようです。

 そんな情報を聞いてしまったのと、だらだらモードでめんどうになってしまい、結局パウセには行かず、リクベツで過ごしてしまったのでした。(笑
 が、いつもの仲間たちと馬鹿話をしながらのんびりできたので、これはこれで良かったのです。

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 今年はXCRクラスの盛況もあって、台数が多いせいなのか、観戦しているともう17時。こんな時刻までリクベツに張り付いていたのも珍しい。と、感心している場合ではなく、そろそろ撤収しなくては。

 と言うのも、昔と違って夜討ち朝駆けがキツくなったお年頃、というのもありますが、ここから帯広市内まで2時間以上かかります。帯広は遅くまでやっているお店が少なく、20時を過ぎると閉店するところが多いので、夕ご飯を食いっぱぐれる可能性があるのです。

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 とは言え、帰りにはもちろんリクベツ名物、段ボール看板を見ずには帰れません。今年もしっかり出場選手ぶん作られていました。

 てなことで、充実の2日目も無事終えたのでした。
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Posted at 2025/10/01 21:26:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2025年09月25日 イイね!

ラリー北海道2025 LEG0

ラリー北海道2025  LEG0 かわねこ的、夏の終わりの最大イベント、ラリー北海道が終了。
 おかげで、今年も3日間しっかり楽しませてもらうことができました。

 1日目は、なにはなくともまずは北愛国サービスパークへ。
 ちなみに今日のお供はエスクではなく、あ~るくん。近場であるのとこの後、駅前にも行くことから、小回りが効いたほうが良いので。でもいちおう、リアハッチはお祭り仕様になっています。(笑
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 いつもながら、このテント群を見ると、テンション瀑上がりになります。
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 まずはさっそくウルトブースへ。
 と、昨年買ったツールナイフが今年も出ていて、しかも大幅値下げされていたのは、ちょっと悔しい。
 コンビレンチセットがかなりお安くて、心惹かれましたがガマン。でも、後から考えると、あの値段なら買っておけば良かった、のも、いつものこと。(笑
 
 毎年なくて気落ちしていた、メカニックグローブは、ついに本国にも在庫がなくなったとか。うう残念。
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 気を取り直して、恒例の大人気ガチャに挑戦。で、ボディスプレーが当たりました。
 一緒に回したみん友さんは、レンチセットやらブラシセットなど、かなりの大当たり。いや、スプレーだって買うとけっこうなお値段なので当たりですが。

 隣のブースでも、ウルトさんとコラボ商品のガチャをやっていましたが、こちらはハズレのおもちゃ。
 しかし同行のみん友さん達は、非売品のジャケットが当たる、1等のコーティング剤が当たる、ラジコンが当たる、とみんな引きが強いなあ。(笑
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 しかしラリー北海道事務局でも、今年はガチャをやっていたので、試しに回してみたら、ラリージャパンのジャケットが当たりました。これ実は既に1着持っているのですが、すごく気に入っていて、もう1着買っておけば…と思っていたので、素直に嬉しい。
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 サービステントもいつも通り盛況で、中でもクスコチームはMCCに大量出場していることもあって、ずらりと並ぶテントは壮観でした。
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 奥のセキネンチームにご挨拶したら、たくろー選手からトートバッグをいただきました。作りの良さと良い、使いやすい大きさといい、今回いちばん嬉しかったノベルティです。でもたくろーくんとマキ姉のサイン、もらい忘れた…。

 そろそろセレモニアルの時間、と、帯広駅前に移動してみると。なんと駅地下駐車場が満車です。この日はラリホと同時に、駅前でとかちマルシェというイベントが行われていたので、そのためでしょう。油断していました。

 仕方ないので、ほかを探すか、と、移動したついでにダメ元で、反対側の駅南口の駐車場へ行ってみると、やっぱり満車。と思いきや、ちょうど1台出庫したタイミング。こちらは屋外駐車場ですが、停められれば文句はありません。

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 今年もおなじみになった、帯広駅前の通りを封鎖してのラリーショー。
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 地元自治体の協力なしではあり得ないので、ジャパン時代から根付いた、ラリー文化が生きているのだと嬉しくなります。

 そしてこれもいつも思うのですが、規制線なしでも、アナウンスがあるまで誰ひとり入らないマナーの良さは、日本人というか、日本のラリーファン独自のものではと。
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 で、開始予定時刻が前倒しで、ラリーショーがスタートするのも、ここ3年ほどのお約束。(笑

 昨年まではユハ・カンクネンやヤリ-マティ・ラトバラ、モリゾウさんなど、ビッグネームが来ていたのですが、今年は選手のみのようです。

 そのためか、新井とーちゃんと福永/齋田選手コンビ以外は、あまり列が長くなく、全体にバラけていたかんじがします。
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 そしてセレモニアルスタート。
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 生々しい話、下手をするとここでしか撮れないクルマが出てくる可能性があるのも、ラリーなので。(笑
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 セレモニアル後は、すぐ近くなのでこれも最近定番の「ふじもり」で夕食。
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 食事を終えて出てみると、オフィシャルのみなさんは、まだ片付けの最中。本当にご苦労さまです。
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 駅前もイベントのとかちマルシェでにぎわっていました。これの効果もあったのか、例年より、制服姿の男女高校生とか、家族連れなど一般の見学者が少し多かったような気もします。

 特に昨今増えている、若い女性選手を見て「あの子かわいいよね!」と声を上げる女性の見学者もいたのは、いい意味で注目を集めているので良いことだなと思ったり。

 こうして怒涛の1日目がああっとゆうまに終わるのでした。
 




Posted at 2025/09/25 22:00:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2025年09月10日 イイね!

ゼロカー

ゼロカー 今年最大のお祭り、ラリー北海道が終わって、毎年恒例、絶賛「ラリホロス」なかわねこです。
 …のを言い訳に、写真整理がまっ………たく進んでいないので、スピンオフなネタを書いてみます。(ぇ


 ラリー好きにはおなじみのゼロカー。
 ゼロカーとは、競技開始前にコースを競技速度で走行して、問題がないか最終確認する役割を担っているクルマです。
 ゼッケンが「0」なので、ゼロカーと呼ばれ、全日本戦などでは、そのさらに前を走る「00カー」とか、WRCになると「000カー」なんてのもあります。

 ゼロカーはコースを競技スピードで走行するため、当然そのドライバーとコ・ドライバーも、高いスキルが要求されるので、有名選手が務めることが多いのです。

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 ラリー北海道の場合、コ・ドライバーの変更はありますが、ドライバーはここ10年以上、大井こずゑさんが担当しています。ちなみにこの方も、かつてはラリージャパンにも出場していて、その昔はダートラのレディースチャンピオンを取った、すごい方。
 なので、「ラリホのゼロカーは、こずゑ姉さん」が定番となっており、ほとんどがトヨタ86での走行です。

 これ、これまでゼロカーの86はずっと同じ車両だと思い込んでいたのですが、実はけっこう何台も代わっていることに気付きました。

 きっかけは、雪風@L880Kさんとの雑談で「今年のゼロカーは、昨年蘭越で乗ったTGRの86かも」という話から。ご本人によれば、ナンバーが似ていたそうです。

 で。ラリホはできる限りゼロカーも撮っているので、古いファイルを引っ張り出してみました。
 なお、ラリホ(というか全日本戦)の場合、競技車両やゼロカーのは所有は個人ではなく、チームや企業であることが多いので、ナンバー隠しをしていません。
 そもそもゼッケンが付いていて、公式ページでエントリーリストが出ていたり、メディアに写真が載っているので、ナンバーを隠しても意味がないのですが。


 まずこれが今年、2025年。
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 昨年2024年。
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 これまであまり意識していませんでしたが、カラーリングも異なり、そもそも車両ナンバーが違います。

 2023年。
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 2022年。
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 2021年、2020年は無観客開催で、リエゾンのみだったのでゼロカーは撮り損ねています。

 2019年。
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 2018年。
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 この2年は同一車両ですね。

 2017年。
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 2016年。
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 かなり飛びますが、2013年。2014年と2015年は、日帰り観戦ばかりだったので、ゼロカーを撮り損ねています。
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 この年は86ではなく、BRZでした。

 ここで昨年のTGR蘭越戦。招待選手として出走した、雪風@L880Kさん/Taka-ponさん組の86。
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 そうです。ストライプと言い、ナンバーと言い、まさに2023年のゼロカーの個体。そしてストライプこそ剥がされていますが、ナンバーを見ると今年のゼロカーでもあったのです。なのでこれ、TGRの所有車だと思います。

 こうしてみると、意外にも毎年同じ車両ではなく、都度違う車両であることがわかりました。
 2017年のは、ヌタハララリースクールの車両(所有はTRDらしい)なので、スクールの宣伝もあったのかな、とか、振り返ると面白い。
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 以前はキャリアの上に大型の黄色回転灯とサイレンを付けており、コース走行時には「ヒュンヒュン…」という独特のサイレンを鳴らしながら走っていたので、遠くからでも「ゼロが来たな」とわかったものですが、昨今は回転灯がちいさくなり、なぜかサイレンも鳴らさくなってしまった(地域への騒音対策ではないかと聞いたことがありますが、本当だろうか)のは、ちょっと寂しい。

 いずれにせよ、競技進行にはなくてはならず、重要な役割なのでいつも本当にご苦労さまです。


 余談ですが、ゼロカーは安全装備など競技車両に準じてはいますが、競技車両そのものではないので車両規定が適用されないため、テスト車両として使われることもあるのだとか。

 例えばこれ。
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 2011年のラリー洞爺。クルマはインプレッサR4ですが、後に聞いた話では、この時エンジンは、GT戦用の400馬力がテストのために積まれていたのだとか。ちなみに競技車両はリストリクターが付いているので、実はノーマル車両より馬力は下がり、280馬力程度だと言われています。(ただし、レスポンスなどが大幅に改善されていますが)
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 この時のゼロカードライバーは、ご存知、新井とーちゃん。このエンジン、よほど良かったらしく、クルマを降りてこの笑顔。
 競技車両より速い最速タイムを出してしまい、オフィシャルに「新井さん、抑えてください」と言われつつも「楽しいーっ!」と超ゴキゲンだったのを、今でも覚えています。
 当時はエンジンが替わっていたことを知らなかったので、競技のプレッシャーがないからゴキゲンだったのかと思っていましたが、そればかりではなかったようです。


 このほかにラリーの場合、「0カー」や「00カー」の他にもオフィシャルカーは「スイーパー」や「FIV」など数多くあるのですが、長くなるので機会があれば書く……いやたぶん書けない。(笑




Posted at 2025/09/10 22:05:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ

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「先の投稿で、ナンバーが写った写真をアップしてしまったので、やむなく消して再アップしました。いいね、をいただいたみなさま、すみません。m(_ _)m」
何シテル?   10/19 19:44
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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