
今年の連休、飛び石の前半はお仕事が入ってしまいました。
それも峠越えして3往復の現場だったことに加え、かなり夜遅くまでの徹夜仕事が2連チャンだったので、なかなかにキツいもの。
そんなお疲れと雨模様ばかりだったこともあって、前半は基地から動けず。
しかし今年の冬は、大雪と体調不調の影響もあり、一気走りができなかったので、この機会にロングドライブをしたかったのです。
折良く、後半初日は友人たちとの集まりがあったので、これ幸いと出かけることにしました。
が、その前にまたも仕事が入ってしまう引きの悪さ。(笑
前日にあ~るくんで往復しても良かったのですが、客先の場所が友人たちとの集合場所に近く、さしものかわねこも、同じ方向に2日続けてはキツい。
幸いなことに大きな内容の現場ではなく、確認とお客様への説明が主な内容だったので、2時間早めに出て濃霧の峠を越え、途中2件を回りました。
てなことで、無事お仕事も終了してお休みモードになり、集合場所のファミレスへ向かいますと。
なんだか懐かしい佇まいのお店です。外壁に製材が積み上げられていたので、工事中なのかと思ったら、これ、店内で焚かれているストーブ用の薪なのでした。
北海道内でもかなり古い歴史のあるお店だそうで、テーブルにどん、と直立するスタイルの年季の入ったメニュー表は、道民だと某ハンバーグレストランを連想しますが、むしろこちらの方が元祖なのかも。
ネットでオススメされていた、カツカレーをオーダーしたら、なんとこの大きさ。割り箸は比較用に置いたものです。
味は懐かしいかんじのする、甘めのカレーに、サクサクのカツ。しかし、量が量なので、後半はちょっとキツかった。どうりで(小)サイズの設定があったわけです。(笑
お店をあとにし、場所を移動して、いつもの馬鹿話で盛り上がりますが、お腹がいっぱい過ぎて、お菓子が食べられなかったのが残念。
いや、かぼちゃプリンは食べましたけど。プリンは別腹なので。(ぇ
そんなこんなの楽しい時間はあっという間に過ぎ、解散後は北上します。
別に予定はないので、戻る以外ならどっち方向に行っても良かったのですが、なんとなくの北上。
夕暮れの峠を抜けて、和寒に入りました。事前の情報で、ここに銭湯があると知っていたので探してみます。
暗くなっていたのもありましたが、あまりにこぢんまりとしていたので、気づかず通過してしまいました。「保養センター」の名前通り、町民向けの施設のようです。
まったくの貸し切り状態だったので、失礼して撮影させてもらいました。
脱衣所は簡素なロッカーがあり、いかにも銭湯的な雰囲気。ロッカーの鍵は受付で貸してくれ、無料。
湯船は広くはありませんが、この雰囲気もまた、銭湯的なのがいいですね。ゆっくり浸かって温まりました。
ここからさらに北上。
目をつけていたのは、士別にある公園に併設されたキャンプ場。
今夜は遅いので、エスクの車営台で車中泊の予定でした。
昨今道の駅では、車中泊禁止を謳っているところも増えましたが、そもそも道の駅は照明が明る過ぎたり、クルマの出入りでうるさかったりするので、かわねこはあまり車中泊では利用しません。
性質上仮眠はOKなので、本来は大人しく寝るだけ、なら車中泊での利用もありかとは思うのですが、おそらくはゴミを捨てていったり、洗面台やトイレを汚すなど、一部の輩のマナー違反が結局全体を使いづらくしているのが、現状ではないかと思います。
そのため、最近では車中泊スペースを設けて有料化する、という動きも増えてきているようなので、どうせ利用するなら、有料の専用スペースの方が気兼ねなく使えて良さそうです。
閑話休題。その公園へ行ってみると。
ところどころに照明はありますが、人気がまったくなく、奥の方はまっ暗。
ここ、十数年前に仕事で来る機会が多かった時に、昼休憩を取るのに駐車場を使っていたものですが、キャンプ場に足を踏み入れるのははじめて。
公園の奥、東側がキャンプ場になっていますが、見事に誰もいません。
無料だし、市街地が近いので利便性もいいから、それなりに誰かいるかと思っていたので、これは意外。
駐車場から少し遠いものの、トイレは整備されており、照明も点いているばかりか、水洗でなんと紙まで備えられている充実ぶり。
ちょっと気になるのが、背後にある体育館のような巨大な建物。
こちらは真っ暗で、威圧感があってあまりいい感じではありません。
奥の方に、ラブホか?と思えるほどの派手な照明の建物があったので、何なのだろうと見に行ってみると、こちらがキャンプ場のトイレなのでした。
サイトには誰もいなかったものの、トイレ横の駐車場に、1台車中泊らしきクルマがいたのと、トイレが明るすぎることもあって、先ほどの場所に戻り、建物から離れた駐車場の奥にエスクを停めました。
林の向こうには池があり、その対岸は住宅地とあって、実に静か。
思ったより暖かく、最初は掛けていた毛布が暑くて寝付けず、剥がして少し読書をしてから横になると、早朝から動いていたこともあり、あっという間に眠りに落ちたのでした。