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かわねこのブログ一覧

2025年03月08日 イイね!

10年ぶりの更新(ただし仕事用)

10年ぶりの更新(ただし仕事用) かわねこ基地では、2台のパソコンを運用しており、リビングで「こたつトップ」仕様にしているメインのパソコンの他に、仕事用にもう1台、パソコンを使っています。

 これはメインパソコンの一代前に使っていたもので、当時、ゲームもしないしさして動画も見ないなら、ノートの方がコンパクトでいいのでは、と、DELLの17インチを導入したものでした。

 しかし実際に使ってみるとかなり使いづらく、ことにキーボードに慣れることができずに、後付キーボードを追加したり、バックアップ用のHDDを接続したりと、結局ちっともコンパクトにならず、機器の増設もしづらいことから、わずか半年ほどで現在のタワー機に買い替えたのです。
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 その後、当時は仕事がハチャメチャに忙しかったので処分する暇もなく、かと言ってノートとして持ち歩くにも大きすぎ、重すぎることからお蔵入りとなっていましたが、新たに仕事を始めるにあたって、デスクがさほど広くないことから、使えそうだと復活させたものでした。
 もともとのHDDが不調だったので、これをSSDに換装して使っていたのですが、なんだかんだで10年以上経ち、昨今はかなり不調が目立つようになってきました。

 そもそも、かつてはPCなぞ5年も持てばいい方で、10年となると、もうビンテージ扱い。ノートの前はタワー機を使っていたのですが、それも中身の進化が速かった時代のこと。ストレージや電源の増強がしやすく、長く使えるからという理由でタワー機にしたはずなのに、その間にストレージをはじめ、さまざまな規格も変わってしまい、結局継続して使えるのは筐体だけ、という状況になったことも、ノートに走った理由のひとつでした。
 なので当時は「中身をアップデートするなら、数年で安いタワー機を買い替えしたほうが安いのでは」とも言われていたものです。

 そんなこんなで、よくぞ10年以上も実用になっていたなあとは思うものの、昨今は、電源を入れても画面がループして起動しないので、強制終了して再起動させるとか、最も使うエクセルですら落ちる、固まる、が頻発して、仕事に支障が出るようになってしまいました。そしてWindows11にアップグレードしようにも、ハードが古すぎてもはや対象外。
 なので、意を決して買い替えることにしたのが昨年12月。

 ノートPCだと、バッテリー内臓でUPS代わりになるというメリットもありますが、持ち歩くことがないので選ぶ理由はなく、今回はミニタワー機かなと思ったら、さらに小さいコンパクトモデルがあったので、それを選びました。

 CPUはこれまでインテルばかり使っていて、ノートはCOREi7を選んだのですが、業務では経理ソフトとエクセル/ワード、WEB検索と画像整理くらいしか使わないので、そんなに高性能なものは必要としないため、今回初めてお財布に優しいAMDのRyzen 5 7530Uを選びました。ただ、メモリだけはこんなに要らないとは思いつつも、長く使えるようにと32GBを詰んであります。

 実は昨年末には届いており、正月休みにゆっくりセッティング…と目論んでいましたが、結局だらだらしてしまいました。(←ダメぢゃん
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 正月休みの最終日にやっと腰を上げて開梱してみると、本体が思った以上にちいさいのに驚きました。ほぼ単行本程度の大きさしかありません。これは狭いデスク周りに置くにはありがたい。

 ビジネスモデルを選択したことから、23.8インチのモニターもセットだっため、それをリビングのメイン機用モニターにして、これまで使っていたメイン機の23インチを、仕事用に降ろすことにしました。
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 ところがメイン機は古いので、DVI出力しかなく、新しいモニターに繋がりません。仕方なくHDMI変換コネクタを購入して接続したら、当然ですが音声が出力できず、またモニター側にアナログ入力もないので、内蔵スピーカーは使えません。なので、これまで使っていたデスクスピーカーを継続することに。
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 モニターのクラスとしてはこれまでのとほぼ同じなのですが、新しいぶんフレームが細くなっていて、0.8インチの差以上に大きく感じます。
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 さらに今回のモニター変更に伴い、モニターアームも導入したので、なおさらデスクスピーカーが邪魔になってしまいましたが、これもアームに貼り付けることで解決しました。

 余談ですがモニターアームを付けることで、移動がかなり自由になり、ことに掃除の際などひょい、と上げることができるのは、なんで今まで買わなかったのか、と思えるほど便利です。

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 そして仕事用デスクにも、簡易タイプながらモニターアームを設置したので、だいぶ省スペースになりました。(いや、片付ければいいんだけど
 本来はもう1本アームが付いて、くの字に曲がるのですが、モニターが近すぎるので外しました。

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 ちなみに本体をモニター裏に取り付ける、専用のブラケットも付属していましたが、モニタースタンドを使っていないのでこれは適合せず、デスク上に本体を置いています。

 古いモニターには、当面適当なスピーカーでも接続するか、と思っていたら、設定をしているとビープ音が聴こえました。
 購入当初から、デスクスピーカーを接続して使っていたので気づいていませんでしたが、実はスピーカーが内蔵されていたのを初めて知りました。良かった、別にスピーカー買わなくて。^^;

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 ところで今回、セットで安かったことから、引っ越しソフトを初めて使ってみたのですが、確かに一部アプリの再インストールが要らないなどのメリットはあったものの、ファイル類はもともと外付けHDDにバックアップを取っていたし、Cromeなどは再インストールが必要だったり、ソフトを双方のPCにインストールして、それぞれのファイヤーウォールを切って…と、かなり手間がかかり、これなら再インストールでも大して手間は変わらなかったかも。^^;

 ともあれ、正月休みの最終日、それも夕方からやっと腰を上げたので、あれからふた月以上経ち、いまだ少し細かい設定は残っているものの、新しいPCを使えるようにしました。
 というか、使えないと仕事にならないので。(笑

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 とまあ当然、仕事用優先で進めましたが、実はメインのタワー機ももう10年経ち、Windows11のアップグレード要件を満たしていません。

 なのでこちらも買い替え時期なのですが、さすがに2台連続で買うには予算が足りないので、今年の夏くらいまでには、なんとかしなくては。
 でもSSDはもとより、HDDも高くなっているし、値上がり前に買っておくべきか。しかし無い袖は振れないしなあ、と、くだらない悩みが増えるのでした。

 
 


Posted at 2025/03/08 21:24:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記
2024年11月22日 イイね!

蒼い助っ人が来る

蒼い助っ人が来る 暑くて夏らしかった大好きな夏は、とっくにどこかへ去ってしまい、冬の足音が、それこそドタドタと喧しく近づいているのを実感する、今日この頃。
 そろそろあまり来てほしくない、白いナニカもやって来てしまう季節になってしまいました。

 本来、北海道では雪が少ないはずの十勝の冬。その昔は「十勝の家には除雪スコップがない。箒で玄関先に薄く積もった雪を掃くだけだ(若干誇張があります(笑)」と言われていたものですが。

 いや、降雪量としては平均すると、道内でも少ない方ですが、近年は降らない日も多いながら、降るとなったら一気にドカ雪になるのが困りもの。
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 昨シーズンを振り返っても、1月からの3ヶ月間は月1~2回ほどとは言え、降るたびに30㎝以上のドカ雪で、そのたび半日から1日除雪で仕事にならない状況に陥りましたし、実のところここ数年、毎年冬はこんな繰り返しなのです。
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 さらに、基地のある地域は残念なことに、自治体の除雪がかなり雑で、基地前の中通りを除雪する際、道路の真ん中だけ雪を押して終わらせるので、重機からはみ出た雪の塊がかなり基地側に寄せられてしまいます。
 除雪は夜中に行われるので、重機で押されたり、タイヤで踏まれた雪は時間が経つと凍りつき、人力で避けるのにかなりの体力が要りますし、本来なら基地横の、道路脇のスペースに雪を捨てられるはずが、そこも重機で雪を積み上げて壁を作ってくれるものだから、まず壁の一部を崩して、雪を捨てるための通路を作らねばならない、など、降雪量の割に労力がかかるのです。
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 基地の周りは高齢者家庭も多いのですが、どうも昔からそういう状況なので、みなさんそれが普通だと思ってらっしゃるらしく、元気に雪かきをしておられます。ところがかわねこと来たら、寄る年波で現場で痛めた腰やら足やらを、除雪で悪化させる体たらく。
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 また、昨年までは、この時期にクルマを置くことがなかったので、今年になってわかったのが、第2ガレージやあ~るくんの駐車スペース周辺に雪を積んだままにしておくと、舗装されていないため、春先は融雪で、歩いただけで足が沈み始めるほどぐちゃぐちゃになってしまうこと。
 そのため、この時期は駐車する際に、毎回タイヤで踏むラインを変えないと掘れてしまうほどです。
 水はけがそれほど悪いわけではないのですが、駐車スペース側のほうが少し低くなっている関係で、残雪があると融水が流れ込んで来て地面がなかなか乾かず、土が乾いて締まるまでひと月ほどかかるため、最低でも冬の終わりには、あらかじめ広く除雪しておく必要があることも気づいたのです。

 少し離れた数軒の方は、除雪機を持っておられて、通路も広く開けたりしているので、この数年、除雪機があればなあと思うことが多くなりました。 
 とは言え、当然除雪機は安いものではありません。新品ならどんなに安くても30万円以上するので、年にせいぜい数回しか使わないのに、そんなお金を出す余裕など、到底あるはずもなく。

 しかし、昨シーズン中に腰を痛めてしまったこともあり、なにか対策を考えねばと、中古の除雪機を探したりもしてみましたが、そもそも除雪機ってあまり壊れないので、買い替えも少ないことから、中古がなかなか出てきません。あっても十勝の場合、郊外で使われたものらしく、やたらサイズがデカいのとか、新品並みに高額だったり。
 オクなどにも出品はされていますが、安いものは安いなりの程度で、補修費がかなりかかりそうとか、そもそも道内であっても、小型でも100kg以上ある除雪機を引き取りに行ったり、配送したりするだけで、かなりの費用がかかります。

 そんな状況なので、まあ除雪機なんて宝くじでも当たらない限り、夢のまた夢だよなあ、と諦めていたのですが。

 ところが、今年春のことです。別件で訪ねてきた知人から「中古の除雪機を買わないか」という話が持ち込まれました。

 以前会った時に、腰を痛めて除雪がしんどい、とこぼしたことがあったのを覚えていてくれたようで、話を聞くと知人のお客さんが、小型除雪機の買い手を探しているそう。興味あるなら、現物を預かっているから見においで、と言われ、さっそく行ってみたのです。
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 見てみると、ヤマハのスノーメイト・YT660Eというモデル。オートバイ乗りはこんな型式だと、660ccのビッグオフローダーとかを想像してしまいますが、もちろん違います。(笑
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 4スト空冷171cc、6ps、除雪幅60㎝の、ヤマハではミニマムモデルで、20年ほど前の古いモデルなので、静音型ではないエンジン音がちょっと賑やかですが、完動品。
 聞くと高齢の女性が持っていたそうで、年式なりのヤレ具合ながらも意外と使いっぱなしではなさそうなのは、親戚の方がメンテナンスしていたらしい。市街地で使われていたので稼働実績も少なく、十勝の雪質は軽いので、古い割に消耗している感じではありません。基地周辺を除雪するのには、ちょうどこのミニマムサイズが良かったのと、格安だったことから購入することになってしまいました。

 さすがにあ~るくんやエスクにこれは積めないのですが、話を仲介してくれた知人が、トラックで基地まで運んで来てくれました。ありがたや。
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 かわねこ的には、20数年前に所有していた、セロー以来のヤマハ製品です。その昔、若かりし頃乗っていたオートバイもDT50だったので、けっこう好きなメーカーではあり、このファラウェイブルーという青色も、ヤマハのオフロードモデルを連想させるので、ちょっぴり萌えるポイントだったり。(笑
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 ちなみにこれ、ヤマハブランドですが、製造はササキコーポレーションという、農機メーカー。実は除雪機はホンダにしろ、ヤンマーにしろ、ブランドメーカー本体が製造しているのはごくまれで、大概は農業機械で実績のあるメーカーが、開発製造を担っているのが一般的。夏に使う本業の農機具を冬に製造し、冬に使う除雪機を夏に製造するのが、セオリーになっていたはずですが、昨今はこのクラスだと、中国生産になってきてもいるようです。

 蛇足ですが、季節商品のため、いわゆる見込み生産をしてシーズン中に在庫を販売するので、冬の後半に大雪が降ったからと、新品を買おうとしても、もう在庫がなくて買えない、ということもよくある話。

  調べてみたら、YT660Eのデビューは1996年と意外に古く、おそらくはランニングチェンジだけで長年販売され、2014年にモデルチェンジしていますが、これもどうやら静音型エンジンへの載せ替えと、製造が中国に移管したことが主な内容で、除雪機構は現在でもほぼ同じらしいモデルが販売されています。
 そのため部品の調達や、もともと比較的単純な構造なので、自分でメンテするのも問題ありません。
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 ありがたいことに、ヤマハの公式WEBでパーツリストが公開されているので、パーツNo.や価格の検索も容易です。
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 などと言ったところで、購入した時にはとっくにシーズン終了で、もちろんすぐ稼働することはないので、各部点検とグリスアップをして、さっそく冬眠ならぬ夏眠に入れたのでした。

 将軍様の到来までには、まだ少し時間がありますが、油脂類の交換や、駆動ベルトなどの点検もこれからで、あまり寒くなると、外でのメンテ作業もキツくなるので、そろそろ目を覚まさせて、早めにメンテして備えようと思います。
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 これで今シーズンは、どんと来い、…などということはもちろん言うはずもなく、稼働せずに済めばそれに越したことはないのですが。聞いちゃくれないんだろうなあたぶん。(笑

 てなことで、エンジン付きがまた1台増えてしまいました。





Posted at 2024/11/22 22:11:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記
2024年08月21日 イイね!

かわねこは庭へ芝刈りに

かわねこは庭へ芝刈りに かわねこ基地には、ちょっとした庭があります。
 その庭がキャンプ後のテント干し場に使えそうだった、というのも、基地選定理由のひとつでした。

 もともと芝が植えられていて、農家だった大家さんが、それはそれはきれいに管理されていたのですが、かわねこはこういうのが不得手の上に、かなりのものぐさなので、もはや芝なのか雑草なのかわからない状態になってしまいましたが、そうは言っても伸び放題のまま放置するわけにもいかず、時折芝刈りをしています。

 移転後の2年ほどは、乱暴にも刈払機で刈っていたのですが、見た目はあまり気にしていないとは言え、さすがに刈払機で刈るには面積が広すぎて大変だったので、後に芝刈機を導入しました。
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 これがマキタの有線電動式のエントリーモデルでしたが、安かっただけに造りがチャチで、なんと購入翌年すぐ、それも保証が切れた直後に回転刃のベアリングが壊れてしまいました。そこで分解してみると、ベアリングケースが樹脂製という、驚きというか呆れた材質だったので、耐熱パテで埋めて補強し、使っていたものです。
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 あれから4年。
 5月に、今季初の芝を刈ろうと動かしたところ、異音がしてすぐに回転刃が停まってしまいます。見ると、刃の回転を知らせるモニターのビスが緩んでガタガタ。
 これ、4年前にベアリングが壊れたときの症状なのを覚えていました。
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 分解してみると、稼働率はそれほど高くはないとは言え、とうとうベアリングがダメになってしまっており、もう御臨終。
 これを交換するためには、パテを剥がしてベアリングを埋め直し、再度パテで固める必要がありますが、ここまで来ると本体のモーターも動作が怪しくなっていて、手間ひまかけて直しても、いつまで持つのやら不透明です。

 そんなわけで、意を決して買い替えることになりました。

 そんなに広くはないとは言え、これまで芝刈りにかなりの時間を割いていてけっこう億劫だったのと、エントリーモデルは造りがあまりにチャチなので、どうせ買うならもう少し大きいものにしようかと、いろいろ調べてみました。

 一時は強力なのでいっそのことエンジン式を、と一瞬考えたのですが、エンジン式は燃料の管理が面倒なのと、機械の大きさがひと回り大きくなってしまい、収納場所を取ることから断念。

 電動式は、有線だと安いのですが、それはエントリーモデルのちいさいものに限定され、京セラ(リョービ)やハイコーキ(日立)など、どのメーカーも造りはあまり変わりなさそう。

 しかしもう少し大きいクラスだと、ほぼマキタのバッテリー式一択で、これまでのがマキタだったので、いまひとつイメージが良くなかったのですが、選びようがありません。価格も有線式モデルの約2倍になってしまいますが、思い切りました。
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 届いてみると、たためる構造とは言え、意外なほど箱が小さかったので、少し驚き。
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 本体もこれまでのものと、サイズ的にはほとんど変わりません。
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 バッテリーは、マキタ得意の18Vカセット式。もちろん充電器もセットのにしました。このバッテリーは、マキタの電動工具に広く使われているものなので、共通で使うことができます。

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 しかし実はかわねこ、これまで電動工具は日立派で、常用していた前職の時代から愛用しており、現在使っている電動ドライバーも、日立工機(現:ハイコーキ)の14.4Vだったり。

 今後なにか電動工具を購入する際には、マキタのを選べば、本体だけ購入すればいいので、まあいいか。とか言っているとマキタの戦略にハマりそう。(笑

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 早速充電して稼働させてみると、思ったよりパワフルです。
 刈り込み幅もこれまでの230㎜から、330㎜に広がっているので、意外なほど効率が良く、バッテリーもカタログに「フル充電でテニスコート2面分刈れる」と謳っていたように、途中で切れることなく、これまでの半分くらいの時間で芝刈りが出来てしまいました。

 このあたりはさすが18V6.0Ahです。そして当然電源コードがないので、取り回しもすごく楽。
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 カッター刃もこれまでの円盤型ではなく、ブレードタイプの2枚刃になり、絡みにくくなっているようです。
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 刈り取った草を貯めるバッグも少し大きくなり、底板も樹脂製になって滑りが良くなっていたり、出口部分の設計がシンプルになって、詰まりにくく改良されているのも、効率が良くなった要因のひとつです。これまでは、けっこう詰まるので手間がかかっていました。
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 赤いレバーを握ると回転を始めるのですが、一度停めると、起動用ボタンを押しながら握らないと回転しないのは、ちょっと面倒ですが、安全上致し方ないところか。
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 このほかにも、バッテリー容量低下の警告灯が装備されていたり
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 さらにバッグ後端には、こんなインジケーターが付いており
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 作動させると、風圧で開きます。これが閉じてきたら、バッグ内が満タンであると知らせるもので、意外と便利。

 あまり期待していなかったこともありますが、思った以上の性能でした。今後バッテリーがヘタってきたらどの程度稼働するかは要経過観察ですが、当面予備バッテリーは買わなくても済みそう。バッテリーは結構高く、2万円ほどもするので、おいそれと買えませんが、充電時間も40分ほどなので、なんとかなりそうです。
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 保管時はハンドルを折りたため、立てて収納できるので、場所を取らないのも電動式のメリット。
 上部のレバー付きハンドルは、さらにたためて小さく出来ますが、そこまでたたむ必要はないので、この状態で収納しています。

 なにより、これまで刈払機よりはかなりマシだったとは言え、芝刈機でもそれなりの手間と時間がかかっていたので、それが半分ほどになると、少しは芝刈りにも抵抗が少なくなりそうです。…たぶん。……きっと。(←あくまで希望



Posted at 2024/08/21 21:56:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記
2024年08月17日 イイね!

新幕投入の夏

新幕投入の夏 2022年の春に、あまりの安さに思わず手を出した、ワークマンのミシックツーリングテントAG
 当初はネタものと捉えていたのですが、実際に展張してみるとどうしてなかなか、これが1万円以下とは、という出来でした。
 もっとも安かっただけあり、いくつかアップデートが必要な部分があったのは、御愛嬌。
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 1シーズン限りでダメになっても仕方ない価格でしたが、荒天での使用はほとんどなかったこともあり、今季で3シーズン目に突入したものの、まだまだ使えそうな感じでもあります。
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 しかし、安さや軽さと引き換えにポールの細さはいかんともし難く、強風だと折れるのではという不安がつきまとう、フライシートの後部が塞がれているので、風が通らず暑い、形状から出入り口が狭いので、かなり身体をかがめないと出入りや着替えがしづらい、ポールを追加してフライシートを入口で上げると、簡易的に屋根ができるものの、前室スペースが狭過ぎてそこで食事を摂ったりはできない、など、いくつかの欠点も見えてきました。

 仲間内での幕営時は、寝る時だけ使うのでともかく、ソロキャンだと風除けのために前室で過ごす事も多く、ここが狭いのは、ちょっと厳しいのです。

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 思えばその昔、メインで使用していたオガワのアルバーゴ23は、かなり大きなテントだったので、ひとりで使うのにはじゅうぶんすぎる前室の広さがありました。
 しかしそれこそがアルバーゴを選んだ理由であり、ソロキャンならばタープ要らず、高さもあるので余裕で立って着替えができたものです。

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 また、別に持っている同じオガワのクローカー12は軽量コンパクトで、以前は年越しとキャンプツーリングに活躍していましたが、こちらはフライシートがないシングルスキンのため、防水性や結露など快適性の問題と、コンパクトさと引き換えに前室そのものがほとんどない設計なので、ゆったり幕営向きではありません。そのため現在は(行けてないけど)、オートバイでのキャンツー用と位置づけています。

 ちなみに、エスクにベッドキットを常備していますが、あれは長距離ドライブでの仮眠と、悪天候でテント設営が困難な場合のシェルター的位置づけで、涼しい春秋ならともかく、ことに夏は暑くて実用的ではないので、テントの方が快適なのです。

 そんなわけで、次代の新幕購入に踏み切ることにしました。

 条件は、基本はソロキャンですが、余裕が欲しいことから2~3名用モデルで、なにより前室が広いこと。タープも持っていますが、いちいち張るのが面倒なので、フライを上げると、タープ代わりになる構造であること。設営、撤収が比較的簡単にできること。そして相変わらずびんぼーなかわねこなので、そこそこのお値段。(笑

 キャンツーの場合は、積載性を重視するので快適性は目を瞑れますが、前述の理由から、オートバイへの積載は考えていないので、収納時の軽さや大きさはあまり気にせず、快適性を優先することにしました。

 そんな中から、好みも含めて候補に上がったのが、ふたつ。

 ひとつは、オガワキャンパルのロングセラーかつ人気モデル、ステイシーST-Ⅱ。
 実は十数年前にアルバーゴを購入した当時も、これとかなり迷ったのですが、価格は高かったものの前室高に余裕があり、川遊びの際に着替えがしやすいのが決め手となって、アルバーゴを選んだのです。
 ちなみに現在、アルバーゴは既に廃盤で後継は「ヴィガス」のようですが、さすがに値段も高く、もう少しコンパクトでも良いので、今回はステイシーが候補に上がりました。

 そしてもうひとつの候補は、モンベルのクロノスキャビン。ベースとなったクロノスドームはご存知、人気のコンパクトテントですが、これの前室を広げたモデルで、かわねこの使い方にはピッタリ。
 モンベル製品は、ムーンライト3を約30年愛用して、その耐久性と使いやすさをよく知っているので、こちらも有力候補に。

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 実用面のほか、デザイン面でも双方魅力的で、以前はサックス系の薄青色が人気だったことから、ステイシーもクロノスも青のイメージがありましたが、現在はグリーン系のアースカラーが主流で、ステイシーに設定されているオリーブグリーンは、赤の差し色もオシャレで、実にカッコいいのです。

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 そして対するクロノスキャビンも、サックスから、モンベルテントと言えばこれ、のライトグリーンになっています。個人的にも長年使った、ムーンライトにイメージが近く、こちらもカッコ良さでは負けていません。

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 蛇足ですが、クロノスキャビンにはフライシートがサックス色で、ホンダのウイングマークがプリントされている、ホンダ2輪の純正モデルもあるそう。
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 さらにクロノスキャビンは、2と3があり、ステイシーは、サイズ的にはクロノスキャビン2と、価格的にはクロノスキャビン3がほぼ同じなので、悩みに悩みました。

 そしてこれに決めたのです。


 モンベルのクロノスキャビン3。
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 前室の広さと、高さの余裕、建てやすさが決め手となりました。これまで20年近く、オガワを3張愛用していて、気に入ってはいましたが、ひさしぶりにモンベルを使ってみたくなったこと、モンベルの場合メンテナンスサービスがあり、モデルチェンジしなければ、修理しながら長く使えることも、選んだ理由でした。
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 クロノスキャビンでも2か3にするかでかなり迷ったのですが、3は収納状態がそこそこに大きく重いものの、これをオートバイツーリングで使うつもりはなくクルマ用なので、それよりも展張した時の快適性を取りました。もっとも、これでもアルバーゴよりかなりコンパクトなのです。

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 前室は、同じクロノスキャビンでも2とは長さで20㎝、高さで15㎝広いぶん、ソロではかなり余裕があるので、風の強い時などに重宝しそう。

 フライを上げて庇にするための、ポールとガイロープが標準装備なのも嬉しく、雨の日でも雨水が溜まらないようデザインされています。
 もちろん椅子とテーブルを置いても余裕で、これなら天候が悪くなっても、ここで過ごすのにそう不便はなさそうです。

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 居室は3人用なので、ソロだとだだっ広いほど。前室がこの広さで、居室は2のサイズでもいいくらいですが、それなら2にしろよ、と言われそう。(笑
 まあ、広いぶんにはなんら問題ないわけで、これなら着替えも楽だし、ごろごろゆったり過ごすのにも快適。
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 天井にはオプションで小物を置けるラックが付けられるよう、ループがありますが、かわねこはランタンを下げたり、タオルを干す細引きを付ける予定です。

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 メインポールは、センターのコネクタに差し込む方式で、これはモンベルの特許だそうです。
 テント本体は、前後に出入り口があり、3は正方形のシンメトリーデザインなので、建てやすく、どちら向きでも出入りできるのもメリット。
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 実際、購入直後に試し張りをしてみたのですが、取説を見なくても一見で建てられた設営のしやすさは、さすがモンベル。
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 ぜんたいが大きめで高さがあるぶん、クローカーのように瞬時には張れませんが、それでも設営、撤収がしやすいのは美点です。
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 昔のポールはアルミ地肌の銀色でしたが、ちゃんとイメージカラーのグリーンでアルマイト処理されていて、商品性が上がっているのは時代だなあ。
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 万が一ポールが折れた時の、応急修理用スリーブが付属しているのも、モンベルらしい細かな配慮。
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 ムーンライトの時代に標準装備だったのは、安っぽいプラペグでしたが、現在はアルミのV字ペグが装備されているのも、お得感があります。
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 ちなみに、フライシートのグリーンは、ムーンライトと同じライムグリーンかと思ったら、少し濃い目の色合いになっており、落ち着いた感じで、これもグッドポイントのひとつ。
 ちなみに画像の右に写っているのは、ムーンライトに付属していた、フライシートと同じ素材のペグケース。標準ペグは使っていないので、ずいぶん前から箸やスプーンなどのカトラリー入れとして便利に使っています。

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 フライ3ヶ所のベンチレーターを開け、居室前後をメッシュスクリーンにすると、夏のこの時期でも、ほどよく風が通って涼しく快適。さっそくシュラフを持ち込んで、ちょっとごろ寝と思ったら、1時間近く爆睡してしまいました。(笑


 もともと幕営は大好きでしたが、ここ最近、友人たちと幕営会を重ねるにつれ、幕営熱も少しずつ戻ってきたようです。
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 これでこの盆休みのソロキャンも、ゆったりと楽しむことができました。

 さてこんどはどこへ行こうかなあ。
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Posted at 2024/08/17 22:51:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記
2024年06月24日 イイね!

懐かしのブランド復活

懐かしのブランド復活 カメラ=スマホになってしまった昨今、コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジと呼ばれるモデルは激減してしまいました。
 そりゃあスナップ程度ならスマホでもじゅうぶんどころか、下手をするとスマホのほうが性能が良かったりするので、今やコンデジは現場などで使用する、タフネスモデルが主流ではないかと思います。

 かく言うかわねこも、仕事では報告用写真が必須なので、コンデジが欠かせません。グローブをしたまま撮影できるなど、スマホよりも扱いやすいことと、水気も多く、あまりきれいな現場ではないので、丸洗いできる防水防塵タイプのタフモデルが重宝しています。
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 これまで外遊び用にと、2013年に購入し愛用していた、オリンパスのTG-630も、気づけば11年間現役。昔は商品改良が激しかったこともありますが、数年も使うとCCDが白飛びして使えなくなり、買い替えていたものでしたが、これはまだ問題ありません。

 とは言っても、そろそろ壊れてもおかしくないことと、プライベートでも、オートバイツーリングやキャンプの時などは、スマホよりもコンデジを使いたい派なので、カメラを新調することにしました。
 そして、TG-630はバッテリーもまだ元気なこと、現場撮影が増えたことから、こちらは現場専用にすることに。

 遊び用と仕事用を兼用していると、撮影枚数が増えて、ファイルがごちゃごちゃになっていたのも、購入理由のひとつです。

 さっそく物色してみると、当初はオリンパスのTGシリーズがいいかなと思っていたのですが、これも時代の流れか、以前は型番数字がひとケタの上位機種と、3ケタの下位機種があったのですが、現在は上位のTG-7一機種に統一されて、やたらと値段が高くなってしまいました。下位機種だったTG-630はこれの半額くらい、3万円台で買えたような記憶があります。
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 そんなわけで、もう少し手頃なモデルをチョイス。今年2月に発売されたばかりのWG-90です。これ、前モデルのWG-80まではリコーブランドだったのですが、このWG-90から、あの懐かしのPENTAXブランドに復活したのです。いや、懐かしいというのは、ヲッサンだけか。(笑
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 と言うのもペンタックスは、2006年に一度購入しているのです。それまで防水機能を持たせるには、大げさな防水ハウジングが必要だったデジカメ、それがコンパクトなボディそのものが防水機能を持っているのが画期的だったOptioWPiを購入して、外遊びに愛用していました。
 が、あの時代、他メーカーも次々と防水機能を充実させたモデルを発売したことから、1年もしないうちに、さらにコンパクトなオリンパスのμ720SWに買い替えたので、かわねこ的PENTAXブランドは、実に18年ぶり。
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 実はリコーのWGシリーズは、これまで別仕事でも借りて使っていたので、馴染みがありました。

 その前モデルのWG-80からは、筐体やレンズ、画素数など主要スペックは変わっておらず、マイナーチェンジに近いようです。
 WG-90はマクロ機能が充実したようですが、かわねこ的にはたぶん使いません。(笑

 これまでのWGシリーズ同様、WG-90は防水・防塵機能があり、現場カメラとしてもよく使われていて、コスパが高いのと、ボディがコンパクトなのが特長。カラーが蒼なのも個人的にはお気に入り。
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 ライディングジャケットに無造作に突っ込んだり、キャンプ場で使ったりするので、シリコンジャケットも購入しました。
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 もちろん、画質的にも問題はありません。画像は上がTG-630、下がWG-90。
 WG-90の方が、ちょっと明るめです。
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 近接撮影。こちらも上がTG-630、下がWG-90。
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 今や技術的にはそう大きな飛躍はないのと、データを大焼きすることはなく、基本的にPCモニターでの表示なので、画質的、機能的にはTG-630と大きく変わりはしませんが、気軽に使えそうなので楽しみです。
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Posted at 2024/06/24 22:36:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記

プロフィール

「急に夏らしく暑くなってきた十勝。ちょっといろいろ仕事面でイライラが募っていた帰りに、スーパーに寄ったら、5歳くらいの男の子を連れたお母さんが、店外に出たところで「今日はムシムシするねえ」と言ったら、男の子が「虫虫?どこにいるのっ!?」と反応していて、癒やされた。(笑」
何シテル?   06/13 20:22
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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2011/04/10 23:28:28
 

愛車一覧

スズキ エスクード スズキ エスクード
外遊びの相棒として、約20年乗ったD21テラノの後継機として、2012年8月4日より就航 ...
カワサキ スーパーシェルパ シェルパくん (カワサキ スーパーシェルパ)
街乗りから林道散歩、ツーリングまでなんでもそつなくこなす、オールラウンダーな相棒です。 ...
スズキ ワゴンR あ~るくん (スズキ ワゴンR)
池から自転車で飛び出したり、自分でゴハンを炊いたりはしないけど「あ~るくん」です。(笑 ...
カワサキ KSR-II ちびくろ (カワサキ KSR-II)
1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
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