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かわねこのブログ一覧

2022年10月06日 イイね!

今シーズン初の晴天キャンプ

今シーズン初の晴天キャンプ すっかり恒例となった、有志による幕営会ですが、今年のそれときたらまあ、天候に恵まれないことこの上ありませんでした。(泣
 雨+寒いコンボの5月連休に始まり、夏もいちど大雨の予報(かわねこに仕事が入るので)に見送り、リベンジしたものの、これまた雨で焚き火がほとんどできず…。

 諦めきれずに、寒さが本格的になる前にもういちど、と、企画したところ、当初は天気予報に、また見たくない傘のマークが付いていてびびりましたが、みんないい子にしていたと見えて、最後の最後に天候の女神様が微笑んでくれました。

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 そんなわけで、実に久しぶりの雨の心配がないキャンプ場に向かいます。青空が嬉しい。

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 十勝は朝晩肌寒さを少し感じるようになったものの、無理やりまだ夏だと思い込むようにしていましたが、峠を越えると風景がなんとなく秋もようです。や、10月に入ったので当然なのですが。^^;

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 それでもこの日はまるで夏が戻ってきたかのような暑さで、エスクも窓全開、Tシャツ1枚で気持ちよく走れる陽気に、お昼はセイコマのホットシェフおにぎりを買って、湖を眺めつつ昼食。

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 中富良野から美瑛に抜ける道々を走ると、晴天だけに十勝連峰がきれい。^^

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 キャンプ地に向かう途中の道々で、以前から気になっていたバス停。

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 バス標識のサビ具合がたまりません。
 雨の夜だったら、ネコバスが来そう。(笑

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 夏のような気温ですが、さすがは道北に入る地域とあって、付近は秋の装いです。
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 幕営地に上がる道も、すっかり秋色。

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 今回は雨の心配がないので、車営台泊ではなく、テント設営。
 7月以降雨天ばかりで張る機会がさっぱりなかったので、今回は張れて嬉しい。^^

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 設営完了したら、さっそくまったりお茶タイム。美瑛番外地さんが差し入れてくれた、「どらマリ」、ウマウマでした~♪

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 夕焼けに、明日も晴れの予感。雨の心配がないってステキ。(笑

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 そして夕食は、毎度おなじみの有楽町ジンギスカン。何度食っても美味いものは美味いのです。^^
 ジンギスカンは食うのに夢中で写真なし。美瑛番外地さんがゴハンを炊いてくれました。

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 十勝の直売所で仕入れてきたとうきび。この時期とうきびはもうないかと思っていましたが、なんとか残っていました。れいぽんさんが塩ゆでにしてくれました。風味の強いゴールドラッシュなので、とうきびらしくて好きです。
 
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 夕暮れになる中、早めに焚き火開始。やっぱりこれですこれ。

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 なんか回を重ねるごとに、ヒカリモノの数が増えていっているよーな気もしますが、きっと気の所為でしょう。主流のLEDにガス、ガソリンのバリエーション。展示会か。(笑
 夏のような気温だっただけに、最後の機会とばかり虫も多かったですが、前回のようなデカいクスサンとかではないのが幸い。夜半はうちのガソリンランタンを全開にして、集蛾灯にしました。暗めのほうが雰囲気は出るのですが、こればかりは仕方ありません。
 それでも帰投してから、左肘が蚊に食われていたのに気づきました。

 いつものダベリングで盛り上がり、日付が変わる頃にお開きとなったのでした。

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 翌朝も嬉しい晴天。
 この時期ゆえに、寒いことを覚悟していましたが、幸いスリーシーズンの封筒型シュラフ+毛布でも快適、いやむしろ少し暑いくらいでした。6時半にいったんトイレに目覚めて、そのまま起きようかと思いつつ、シュラフに入ったら見事に二度寝。

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 夜中にパラパラ…という、雨音を聞いていたので、「ああ、予報が外れて雨かぁ…」とシュラフの中で思っていたのですが、起きてみたら、雨ではなく、樹木の種子が落ちる音でした。調べてみると、たぶんカエデの種子だと思います。こんなに大量に、それも夜中に落ちるんですねえ。

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 朝食は、れいぽんさんが、スパカツを作ってくださいました。カツはちゃんとその場で揚げてくれる本格派。
 まさかキャンプでスパカツを食べられるとは!!

 「かわねこさん、カツ続きでは?」と心配していただきましたが、大丈夫。カツは主食なので。(笑

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 さらにデザートに杏仁豆腐まで!
 毎度豪華な朝食をありがとうございます。m(_ _)m

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 朝食後はいつものよーに、まったりダベリング。これまたいつものよーに、ラリーとクルマと軍事のマニアックな話題でしたが、これが楽しいのです。
 日差しが強くて眩しかったけれど、帽子とサングラスをクルマに取りに行くのが面倒で、そのままにしていたので、日焼けしてしまいました。^^;

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 楽しい時間はあっという間に過ぎ、昼過ぎに撤収・解散。チェックアウト時間が緩いのも、ここのいいところ。

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 鷹栖近辺は、稲刈りの時期とあって、藁焼きが盛んに行われていて、狼煙が上がっているかのようでした。

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 実は先週も仕事で層雲峡付近を通ったのですが、はっきりわかるほどに、紅葉が進んでいますね。

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 三国峠を越えると、少しだけ雨にも当たったりで一挙に寒くなり、途中で長袖シャツを羽織りました。ま、この時期ならば当然なのですが。

 そんなこんなで、シーズン最後に、いい気候と天候に恵まれました。終わり良ければ、ではありませんが、来シーズンもまた楽しみです。^^






Posted at 2022/10/06 22:27:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | 日記
2022年08月20日 イイね!

2022夏・道南旅 -3-

2022夏・道南旅 -3- 疲れもあって、21時過ぎに寝たというのに、6時前まで爆睡。しかし、ルーフを叩く雨音で「うわあ、やっぱりか」と思いつつ、目が覚めました。
 天気予報では、夜半から降る予報ではありましたが、明け方には上がっていると踏んでいたのですが、思った以上の降り方でした。

 オートバイでテント泊だったら、げんなりしてすっかりやる気を失くすところですが、ここはクルマだったのが幸い。もうすぐ上がるはず、と、シュラフの中でぐずぐずしていると、30分ほどで雨音が止み、陽も差し始めました。

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 外へ出てみると、海の上に連なる雲がきれい。雨で空気中に塵が落とされ、対岸の青森の風景も昨日よりはっきり見えています。

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 西の方には、岩木山も姿を見せてくれました。
 そして陽が差すと、セミ達もいっせいに大合唱を始めます。^^;

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 そんな朝食は、昨日のハセガワストアで仕入れたパン。いちおう、ガスコンロも積んではきたのですが、暑いので今回は使わず、ペットボトルのコーヒーで済ませましたが、ロケーションがいいだけで美味しい朝食になります。

 朝食後は撤収、と言っても、歯磨きと洗顔をして椅子をしまうくらいなのですが、それでも急ぐ旅ではなし、慌てたくもなく、このロケーションを楽しみつつのんびりやって8時出発。

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 2006年の時がそうだったように、白神岬を抜けて日本海側へ出ると、本格的に晴れてきたのが嬉しい。
 海がきれいなので、海沿いを走るだけでも楽しいのですが、時間があるのでところどころ国道を外れ、海辺の町並みの中を走ってみました。

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 松前では、前回は寄らなかった弁天島へ行ってみます。と言っても、ごくごくちいさな岬のようなもので、地図で見ると、もともと小島だったところに堤防をつくって、陸伝いに行けるようになったところのようです。

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 漁港が隣接していて、漁から戻って休んでいる、イカ釣り漁船がたくさん停泊していました。そんな中、奥にはこんなものが。
 消波ブロックの製造現場です。ブロックは巨大で重いので、工場で作ると輸送費がかかりすぎてしまうため、敷設する現地近くで作るのが一般的だそうで、茶色いのは、コンクリートを流し込む型ですね。

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 そばには、敷設船も停泊していました。なかなか見ることがないのものなので、興味深い。

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 港内に掲げられていた標語が、超絶ローカルで楽しい。^^

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 その後もちいさな集落へ抜ける脇道を見つけては、入ってみます。
 こういう、海辺の集落の雰囲気って好きなんですよ。特に道南のこのあたりは、昭和感もあるので。
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 北海道らしからぬ道の狭さから、長い歴史を感じます。なにしろ江戸時代から栄えていたのですから、内陸とは歴史が違います。
 中にはおじいちゃんとかおばあちゃんが店番をしているのであろう、ちいさなちいさな商店とかもありました。ぜひ寄ってみたかったのですが、とてもクルマを停めるスペースがなく、断念。

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 東の高台を通る、国道を見上げます。これまで見ていたのと、逆の光景なので、新鮮なかんじがします。

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 上ノ国町にある、日方泊岬灯台と、小砂子という集落。海の町、という雰囲気がすごくいいかんじでした。

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 さらに北上。大成から国道は内陸に入りますが、もちろん海沿いを走りたくて、道道740号に入り、海を堪能します。
 遠くに見えるのは、奥尻島。島に渡ったのは、もう28年も前になりましたが、もういちど行ってみたところのひとつです。
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 なにしろ海がきれいで、これだけで、山住まいのかわねこはテンションがあがります。(笑
 ちなみにこの道道740号は、全面開通したのはわずか9年前。ちょっと前までこの景色は拝めなかったのです。

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 そしてなんどか来たことのある、大田山神社にも寄ってみました。
 ここは本殿ではなく拝殿で、本殿は山を登り、さらに岩をよじ登った先にあるという、エクストリーム参拝が必要な神社で有名。

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 この海沿いの道には、飲食店はおろかコンビニもほとんどありません。大成でコンビニに寄っておけばよかったかな、と思いつつも海沿いを堪能して、せたな町に入った時には、とうに昼を過ぎていました。
 なのでやっと現れたセイコマでおにぎりを買い、せっかくなので、近くにある立象山展望台へ登ってみました。
 この絶景で、道内でもわたしが好きなポイントのひとつです。

 キャンプ場にもなっていて、なんどか泊まったことがあり、気持ちの良いキャンプができますが、さりとてここで泊まるにはまだ時間が早すぎるし、今はテントも10張りほどしかありませんが、もしかすると夕方にはいっぱいになってしまうのかも。

 さてここからどうするか。
 休みはまだあるので、もう一泊してもいいのですが、ちょっと昨夜の寝苦しさで疲れてしまいました。それに明日は、残念なことに雨が降るのは間違いない予報。
 ならば帰投する方向か。ルート的にはせたなから国縫に山道を抜けて、国道を北上するのがまっとうです。(びんぼーなので高速は使わない)
 しかしせっかくの天気なので、もう少し海沿いを走りたい。紙地図でルートを確認し、マップアプリで距離を計算してみると、寿都まで走って、蘭越へ抜けても大幅な回り道にはならなさそう。

 蘭越到着が16時前くらいか…と、考えて気づきました。蘭越を16時出発ということは、例年のラリーカムイからの帰路とほぼ同じではないか。ということは、のんびり走っても、じゅうぶんに日付が変わってしまう前に帰着できるはず。そんな計算で、帰投決定。
 海沿いの景色にも後ろ髪を引かれましたが、たぶん岩内から先、積丹、小樽は渋滞必至、という予想もありました。

 ということで、ここからはひたすらに走る、走る、走るの爆走モードになったので、写真はありません。
 先月のラリーカムイの時には、土砂崩れで通行止めになっていた美笛峠も開通しており、問題なく通過。思えば、こんな馬鹿っ走りをしたかったのが、帰投を決めた要因だったのかも。(笑

 そんなこんなで、雨にも当たらず22時前に、無事帰投完了。
 ひさびさの、目的のない一気走りはやっぱり愉しかったのでした。
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Posted at 2022/08/20 21:30:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年08月19日 イイね!

2022夏・道南旅 -2-

2022夏・道南旅 -2- 日も傾き始めた、海沿いの道をのんびりと西へ向かって福島町に入り、今日の宿泊地を目指します。
 実は今回、出発前日にエスクのベッドキットを新たに組んでいました。いや、これまでも2017年に製作した「17式車営台」(笑 があったのですが、5月の連休旅でどうにも使いづらさを感じ、改良版である「22試」を試作したのです。今回は仮組みの状態ですが、これの使い勝手を確かめるのが、道南旅の目的のひとつでした。

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 そんなわけで、宿泊地は宿ではなく、キャンプ場ですらありません。吉岡地区にあるトンネルメモリアルパークという、公園の駐車場で車中泊です。
 ここは、90年代後半と2006年にもGSFでのツーリングで来ていたので、再々訪となります。

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 数台程度の駐車場の他に、あまり清潔とは言い難いながらも、それなりに管理されている水洗トイレがあり、公園内には古ぼけてはいますが水場まであり、ちゃんと水が出ます。

 前回の時に、散歩に来ていた地元の方に尋ねると、青函トンネルを作った際の余剰予算で整備したのでは、とのことでしたが、おそらくは災害時の避難場所としての機能を重視しているのでしょう。

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 公園の山側の方は、宅地ではなくJRの変電所になっているため、地元の方ですら散歩に来る方くらいしか見かけません。
 なぜか福島町のホームページにさえ、ここの紹介がないため、観光客にはほとんど知られておらず、今回もわたしだけで、誰も来ませんでした。

 ※福島町では、ここをキャンプ・車中泊可と認定しているわけではありません。使用する場合は自己責任にて使用し、くれぐれも公園内を汚したりしないよう、お願い致します。

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 公園中心には、青函トンネル建設のモニュメントがあります。
 木が茂っているので、セミの大合唱がうるさいほど。内陸であまり聞かない、ミンミンゼミや、ツクツクホーシなのが、遠くへ来た感じを盛り上げてくれます。

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 南側には、こんな石碑が。前回もあったような、なかったような。
 碑文によると、第二次大戦中に福島町沖合で米軍と戦闘し、被弾した駆逐艦「柳」を漁船で曳航したり、戦死者、負傷者を収容した記録だそうです。 

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 公園入口付近に、トンネル内で使用されていた、電気軌道車が展示されているのもそのままです。ただなぜか自転車が置いてあり、最後まで誰も取りに来ませんでした。^^;

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 ちなみに2006年の画像。16年前は軌道車もまだきれいでした。

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 高台なので景色が良く、海の向こうに見えるのは、青森県の竜飛岬。直線距離でわずか20kmとあって、こんな近くに見えます。
 このロケーションだけでも、ここに来る理由になります。
 日が暮れ始めると、あんなに騒がしかったセミたちが、いっせいに静かになったのが笑えます。あとは潮騒と、下の国道を通るクルマの音がたまに聞こえるだけ。

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 さて、本日の夕食は、函館といえばこれ、のひとつ。ハセガワストア「やきとり弁当」。北斗で仕入れてきました。
 有名なやきとり弁当ですが、いわゆる鳥の串焼きではなく、豚の精肉を使っていて、注文すると店内で焼いてくれるのが特徴です。地元の方らしきお客さんが、次々とやきとり弁当を数個も注文していたりと、焼き担当さんは大忙し。整理券をもらって30分近く待ちましたが、待ったかいはあります。
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 昔は大きさとタレ味か塩味かのバリエーションでしたが、いつの間にかつくねや野菜焼きもセットされた「バラエティ」なるメニューもできていて、今回はこれにしました。

 暮れかかる海を眺めながらの、ひとりきりのディナータイムは、至福のひとときでした。^^

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 便利な世の中になって、スマホで検索すると、福島町内の以前行った温泉施設の他に、クルマでわずか3分ほどのところにも温泉施設ができていたのがわかりました。
 行ってみると露天風呂もある、なかなか良い施設なのに、料金が驚きの400円。
 おそらくは町内の銭湯の役割とみえて、石鹸やシャンプーはありません(プラス100円で石鹸とシャンプーのセットは買えます)。しかしこの金額でそんな細かい文句など、あろうはずもありません。
 今日は暑かったので、ゆったり浸かって禁断の2個目のアイスクリームにも手を出してしまいました。そのアイスも100円と、良心的価格。

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 公園に戻り、暗くなった海を眺めていると、福島市街の方向で花火の音が聞こえました。そういえば、来る途中、祭の看板と浴衣姿の子供を見かけましたね。
 若干樹木に遮られ気味なものの、大玉はそれなりに見えたので、花火まで堪能して盆感たっぷり。(笑

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 ところで今回のベッドキット試作内容は、これまでの17式が助手席シートバックを目一杯寝かせ、畳んだ後部シートバックと高さを合わせたものに対し、今回の22試は、助手席を最前へスライドさせてシートバックを前傾させ、後席とトランクルームでベッドスペースを確保するもの。
 17式は全長に余裕があり、製作した当時は、22試の後席とトランクを使うレイアウトは(短いとは言え ^^;)足がつかえるのでは、と、採用しなかったのですが、展開状態でかろうじて運転もできるものの、ベッドがうざったいので移動の際はいちいちたたむ必要があること、助手席を寝かせることから、ベッドの高さがあり、天井が低くて圧迫感と、乗り降りがしづらいという欠点がありました。
 今回の22試は、10cm程度ながらもベッド高さが下がり、圧迫感と乗りやすさが改良されたのと、展開状態のまま移動できるのが特徴で、運転していて目一杯前にスライドさせた助手席が気にならないか、のチェックもしていましたが、これはすぐに慣れて問題ありませんでした。

 肝心の寝心地は、上半身部分の横幅が少し足りず、左腕の置き場に余裕がない感じですが、これは天板を作り直せば改良できそうです。懸念の足のつかえもさほどではなく、若干の改良でじゅうぶん実用になりそう。

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 しかしひとつだけ誤算がありまして。この日は、蒸し暑い夜でした。
 虫除けに、100均の日除けシートをドアに挟み込んで網戸代わりにし、窓全開にしたもののほとんど風が入ってこず、暑いことこのうえありません。もちろんシュラフにもぐるなんてもってのほかで、シュラフを敷き布団代わりにして寝転び、お腹だけ冷やさないよう、ブランケットをかけましたが、これがまたフリース地なもので暑い。(笑

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 ブランケットは厚いのでやめ、それのケースをお腹にかけ、足先に熱がこもるので、ラゲッジトレイを開けて少しは良くなったものの、なんとも寝苦しい。もっともこれはベッドキットではなく、車中泊の欠点ですね。こんな夜は、テントの方がまだ快適なはず。

 そして朝4時起きで、12時間のドライブ後とあって、暑い暑いと言いながらも持ち込んだ本を数ページ読んだだけで、寝落ちしました。(笑
 しかし深夜には、海風の影響なのか驚くほど気温が下がり、寒さで目が覚めました。これは風邪をひいてしまう、と、窓を閉め、シュラフにもぐりこむと、実に快適に眠れたのでした。
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つづく
Posted at 2022/08/19 21:36:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年08月18日 イイね!

2022夏・道南旅 -1-

2022夏・道南旅 -1- この数年、北海道の盆はなぜか雨ばかり。盆中なのに仕事で出動か、どこへも行けずにいた記憶ばかりで、昨年は雨こそなかったものの、盆初日にいきなり体調不調に襲われ、最終日に日帰りツーリングに出たものの、異様に下がった気温にちっとも夏らしくなく、むしろ晩秋なみの寒さで閉口したり。

 そんな今年も、8月前半の雨の影響で仕事の予定が狂いまくり、一部が盆明けになったこともあって、珍しく11日から16日までお休みにしました。しかし最終的に逸れたものの、台風の影響で後半が雨になるのは必至で、ならば前半に出かけなくては後悔するな、とオートバイツーリングも考えましたが、どうにも雨マークが消えてくれません。
 出発時にそこで降っていなければ、行き先で絶対に降る、とわかっていても、構わずに走り出していた若い頃ならさて、今となっては雨中のツーリングも楽しいと思えるほど若くはなくなってしまいました。--;

 そんなこんなでしっかり日和り、エスクの出動が決定。先月はじめのラリーカムイ以降、ひさびさの長距離となります。
 なので、ラリーなみの早朝5時出発。

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 日勝峠も晴れていて、幸先のいいドライブ。盆とあって、大型トラックもおらず、順調に走ります。
 しかしこの時は、盆後半の大雨で土砂崩れが起こって、日勝峠が通行止めになってしまうなんて、思いもよりませんでした。未だ被害状況の全貌もつかめず、開通の目処はまったく立っていないとか。基幹となる道だけに、早い復旧が望まれます。

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 苫小牧に入ると、海霧でどんにょりとなってしまいましたが、たぶんここだけ。南下すれば晴れるだろう、という読み通り、白老からは夏らしい晴天となり、窓を開けて海風を受けながらのドライブ。

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 室蘭では、ちょっと寄り道をして、地球岬へ向かいます。市街地から高台の狭くうねうねした生活道路をあえて上がってみましたが、さすがに速度が落ちると暑さが厳しく、エアコンを入れました。あまり好きではないので、めったに使わないエアコンですが。

 地球岬、わりと有名な観光地ですが、ここへ来るのは学生以来ですから、たぶん30数年ぶり。
 当時は高台にクルマが停められるスペースがあるだけだったと記憶していましたが、行ってみると30台ほど停められる立派な駐車場があり、誘導員までいたのには驚きました。
 ちいさいながらも飲み物などを売るお店があったり、しっかりしたトイレと展望台が設備されていたのには、年月を感じますが、もしかしすると忘れていただけという可能性も否定できません。(笑
 駐車場には10台ほどのクルマがあり、混んでいるほどではないものの、それなりの人出。もっとも時間も9時半と早めでしたが。

 せっかくなので、室蘭のもうひとつの景勝地、測量山にも行ってみました。ここもたぶん20数年ぶり。
 記憶では函館山のような、けっこう広めの駐車場と展望スペースでしたが、行ってみると駐車場は数台ぶん、展望台もそれほど広いものではありませんでしたが、これは、当時行ったのは夜景を見に夜に行ったから、ということにしておきましょう。(笑

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 展望台からは、室蘭の象徴的景観、製鉄所が一望にできます。工場マニアではありませんが、この独特の景色は好きですね。

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 製鉄所の少し南には、フェリーターミナルが望めます。
 …もっとも、残念なことに今年2月から航路休止になってしまったので、ここに船影はありません。
 
 10年の空白期間を経て、2018年に室蘭~宮古航路が開設されて話題になりましたが、ドル箱であるトラックの乗船が伸びず、2020年に宮古航路が休止し、八戸航路に変更になりましたが、残念ながらこれも休止となってしまいました。

 室蘭~宮古航路開設以前通った時にも、室蘭市内には「フェリーターミナル」の案内看板が撤去されずに残っているのを見かけて、室蘭の方々のフェリーへの思いを感じていただけに、わずか3年半での航路休止は、寂しいものです。せっかく整備したターミナルが、また活躍する日が来ることを願ってやみません。

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 そんなことを思いながら、白鳥大橋を渡りますが、ここも10年ぶりくらいか。見晴らしの良さと迫力で、渡って楽しい橋ですね。

 てなことで、室蘭で少し遊んだ後は、国道を南下します。昼少し前に豊浦を通過しかかり、休憩を兼ねて温泉施設「しおさい」へ寄ってみました。ここ、以前はラリー地区戦のサービスにもなっていたので、ちょっと懐かしかったのです。
 今回は走ることがメインなので、当初昼食はコンビニででもてきとーに、と思っていたのですが、昼時間前でさほど混んでいなかったこともあって、ちょっぴり贅沢してレストランで昼食にしました。
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 特産のホタテを使った、クリームコロッケ定食、ウマウマでした♪

 ここからは爆走モード、と言ってもペースはのんびりですが、ひたすらに走りを楽しむのでした。
 伊達の入り口では、少し渋滞に遭い、やっぱり盆だなあと思いましたが、幸いさほどのものではなく、なにが原因なのかもよくわからなかったので、おそらくは通常より交通量が増えたことから、信号待ちでの渋滞でしょう。
 そんなことで、当初の目論見では森から佐原、南茅部、恵山と内浦湾沿いをぐるっと廻るつもりでしたが、いささか思った以上に時間がかかっていること、恵山を回って西へ進むためには、当然函館市内を通らねばならず、渋滞の懸念があることから、恵山方面はやむなくばっさり切り捨て、森から七飯ヘ向かい、北斗へショートカットするルートを選択。

 幸いこのルートはほとんど混んでおらず、途中の牧場でソフトなうする余裕もありましたが、それにしても暑い。盆なんだから当たり前で、寒いとか雨とかに比べれば、気分的にはずっと良いのですが、こうなるとやっぱりオートバイで来ればよかったかな、と、ちょっぴり思ったのは秘密。(笑
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つづく
Posted at 2022/08/18 22:50:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年08月04日 イイね!

就航十周年

就航十周年 本日で、わがエスクとの航海が10年になりました。
 10年ひと昔、とはよく言ったもので、もう10年か、という思いです。自分的には、未だ3~4年くらいのイメージなので。これ、毎年書いてる気もしますが。(笑

 オドメーターは、先日ラリーカムイの帰路に14万kmを突破。2021年度の走行距離は、前年より1,800kmほど減ったものの10,868kmと、どうにか年1万kmを超えることができましたが、この距離は2019年に続いての、歴代のワースト2です。
 年末年始の遠征が復活したわりに、距離が伸びなかったのは、コロナ禍と、たぶん夏場で雨が降っていなければ、実用車がシェルパくん中心になっているからでしょうね。

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 10年前。航海を始めたばかりの頃。こうやって見るとやっぱり懐かしいなあ。(←ヲッサン
 この間に、かわねこ自身にもいろいろと変化があった10年でした。

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 基本は素直なエスクですが、ごくたまにスネる、というか、不調になったりもありましたが、故障は少ない方ではなかったかと。
 この春には、ペラシャジョイントの破損などという、初めての大きな故障も乗り越え、航海を続けています。

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 今後の展望などというものはありませんが、なにせ今や貴重どころか、皆無になってしまった、FRベースのフルタイム4WD+MTのパッケージ。代わりなどなく、もちろん、まだ当面は降りる気もありません。

 その積載力で、キャンプにも活躍していますし、何より走らせて愉しいのが、この10年変わっていません。
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 これからも、よろしく。
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Posted at 2022/08/04 21:34:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

プロフィール

「午後からは急に晴れ出したので、こうなると走らずにおれません。てことで、エスク…ではなく、シェルパくんでお出かけ。〆はやっぱりソフト…ではなく、今日はミルクジェラートなう。」
何シテル?   07/27 17:28
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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