
7月9日に行われた、第5回オートテストチャレンジ2017 Rd.2に参戦してきました。既に参戦してから2週間以上経ってしまいましたが…。というか、それ以前に洞爺をはじめ、ラリー関係はEZO SUMMERはおろか、5月のノースアタックラリーの話ですら、未だ書けておりません。(汗
生活状況が変わり、特にこの春からは文字通り「貧乏暇なし」状態なことが主な原因ですが、まあ、単なる言い訳です。^^;
ということで、今週末に次の競技が開催されることもあり、せめてもと、オートテストの話くらいは書いておきたいと思います。
場所は
前戦同様スナガワでした。
今回は事前エントリーの段階で過去最多台数となる、22台がエントリー。当日参加を含めると、25台の盛況ぶりで嬉しい限り。^^

天候も良く…というか、良すぎて猛暑のレベル。(汗
規定の長袖は、出走直前まで着たくありません。てか、そうしないと熱中症の危険すらあります。
いつもはエアコン嫌いのかわねこですが、ウインドマスクをした上に、エアコンをかけて車内温度を下げてました。

今回のコースはこれ。
初参加者が多いためか、前回よりも簡単なコースになっており、ミスコースの不安はあまりありませんでした。

そんなわけで、まずはMTクラスからスタート。今回、
5月の千歳で鬼畜なコースを作ったオフィシャルY氏も、オートテスト初参加です。^^;

アニキ攻めてます。ちなみに今回はGoPro号でとらっちょ。さんとのダブルエントリー。^^

久野っちも、リアタイヤが浮く寸前の果敢な走り!

出走前に現地で(!)ストラット交換をしていた軽市くんも攻めてます。

ちなみに今回はレンタカーがなかったので、、ガチ車で参戦しているのは、常連のジムカドライバーさま。^^;
続いてはATクラス。

おうがさんも3輪走行寸前まで攻めてます。^^

seven+さんのご友人。(すいません、お名前忘れてしまいました。m(_ _)m)ぴっかぴかのボディがカッコいいデミオで初参戦です。
ちなみにオートテストでは、競技中に運転席窓(助手席に同乗者がいる場合は助手席側も)を閉じていれば、後席窓は開いていてもOK。

で、seven+さん。いつもながらの果敢な走りで見事なパイロン攻め。

圧巻だったのがミライースのM氏。ご覧の3輪走行で会場を沸かせました。
いつものMCも炸裂してギャラリーは爆笑!^^
そして表彰式。
今回、ポディウムのみならず、5位まで表彰されることになりました。MTクラスの1~4位は現役或いは元ジムカーナの選手。オフィシャルY氏も27年落ちのアルトワークスで見事3位入賞です。
で、5位はなんと、かわねこでした。^^

ATクラスも3輪走行のM氏をはじめ、ポディウム常連のおうがさんは、今回も3位入賞!
そして優勝はseven+さん!お見事です!

てことで、今回かわねこは5位入賞で楯をいただくことができました。
これは嬉しかったです。^^

副賞もいただきました。^^
何着目かになるダンロップのシャツと何枚目かになるブリッドのステッカー。^^;
そして懐かしのラリージャパンのDVDも。2007年のもので、意外やわたしはこれ、持っていませんでした。

表彰式の終わりにオフィシャルからお声がかかり「今年のラリー北海道のポスターがあるんですが、欲しいかt…」の言葉が終わらないうちに「はい!はい!はいっ!」と手を挙げる
オカシイ熱心な約3名。(笑)
ひとりはもちろんかわねこですが、残りの2名はご想像におまかせします。^^;
さて。
前戦、今戦のオートテストを終えて、いろいろと思うところがありました。
少しだけ堅苦しくなるかもしれませんが、記しておきたいと思います。
2015年から始まったオートテスト。そのおもしろさと敷居の低さに、これまでかわねこはできるかぎり参戦してきました。
振り返ってみると、2015年の記念すべき
オートテスト第1回に始まりこの年は3回。2016年は2回、今年はシリーズを追いかけてここまでで4回の参戦をしています。
ここまでの参戦で、これまでと違った、また新たなオートテストのおもしろさも見えてきました。
既になんども書いていますが、オートテストの楽しさは、ロールケージも消火器も必要ないふつうの街乗り車で、なおかつライセンスもヘルメットも不要で参戦できることです。
それでいて1周50秒程度の短いコースながら、遠慮なくアクセルを全開にできるところも魅力。今のところ参加料も3000円~4000円程度とお安いのも敷居が低いところです。
そしてオートテストはスピードもさることながら、車庫入れでの停止、バックなど正確性も要求されるのがカギとなります。
基本的に2本走行するのですが、ジムカーナと違いどちらか速いほうのタイムが採用されるのではなく、積み上げ式なので1本でもミスしてしまうと、例えばパイロンタッチのペナルティは(今回のスナガワの場合)10ポイントなので、一挙に10秒を失います。短いコースでこれは致命的。なので、落ち着いてミスなく走ることも重要なのです。
今回わたしが5位入賞できたのも、これまで強豪だった現役ジムカーナ選手や、キャリイちゃんらが、どうしたことか今回はペナルティを食らって下位に沈んだ幸運もありました。
そうなのです。百戦錬磨の現役選手も人の子、ミスしてしまうこともある意外性もオートテストのおもしろさ。
今回は前述のようにコースが比較的簡単だったことから、落ち着いて攻めることに集中できたのも、良かった要因と思います。
とは言え、例によって反省点は山ほどあるのですが。(笑)
この日は猛暑だったので、スタート直前までエアコンをかけて車内を涼しくしていました。が、1本目のゴール直後にエアコンを切り忘れていたのに気付いたりして。^^;
まあ、エスクの場合エアコンのON/OFFでは、体感的にはパワーが食われているのがわからないほどですが。
そして今回初めて気付いたエスクの特性が、低速域でもエンジンをぶん回すとパワステがほとんど効かないこと。恐らくはパワステがエンジン回転数感応になっている(車速との複合制御の様な気もします)のか、そもそもポンプの容量が素早い操作に追いついていないのかも知れません。いずれにせよ回転数を上げたままスラロームをすると、いわゆる重ステ。これまでで初めて知った特性でした。
そりゃそうですよね、日常生活でそんな走り方しませんから。でもオートテストに参戦したことで、その特性に気付くこともできました。1本目は急に重くなったステアリングに驚いて操作が遅れたのですが、2本目はわかっていて腕に力を込めたので、少しはタイムを縮められたのかと思います。
やはり遠慮なく全開走行できる機会は体験しておいた方が良いなと、改めて感じた次第です。
手軽に思い切り走りを楽しめるオートテストですが、そこはやはり競技。続けていくと上位を目指したくなるものです。
実は今季のシーズンスタート時には、昨年まであった「競技経験あり/なし」のクラス分けがなくなってしまい、現役ジムカーナ選手と同クラスでの参戦に少し不満も持っていました。しかし考えてみると、現役選手と一緒に走ることの出来る機会など、公式戦に参戦しない限りそうあるものではありません。ならばこの機会に胸を借りるつもりで「どこまで迫ったタイムを出せるか」を目指せば良いわけです。場合によっては現役選手であってもミスに泣く場合もあるわけで。
そこで、いかに自らがミスなく無駄なく走れるか、を考えるようになります。
わたしの場合、初期にはすぐおだって(=北海道弁ではしゃぐことの意)攻めることを意識しすぎてパイロンタッチをやらかすこともしばしばでした。なので、最近はスタート前に平常心を保てるように意識するようにしています。(笑)
パイロンも攻めつつもヒットしないことを重要視するようになりましたが、これはもっと攻めてタイムを削ることを意識するのが、今後の課題と言えますね。
と、このように牛歩か蝸牛のような歩みのかわねこですが、わずかながらもドライビングテクニックを向上させることを意識するようになったことも、オートテストの効果ですね。そして、この作業がまた楽しいのですよ。
今シーズン初戦にエスクで出て、ボディサイズが不利なのと遠慮会釈なく踏めるという理由で2戦はレンタカークラスで参戦しました。
しかし、乗り慣れた自分の愛車で出る方が、その日突然に乗るレンタカーよりも車両感覚が掴みやすいこと、上記の運転技術向上(たとえわずかであっても^^;)の目的からすると、愛車で出た方が良いと気付いて今戦からは再びエスクで出場しましたが、やはりその意義も感じています。
そんなことから、今回の5位は順位としては大したものではありませんが、かわねこにとっては、大きな意味を持つものになりました。
実は昨年
1位をもらっていますが、これはMTクラスのエントリーが他にいなかったからであり、嬉しくないわけではないものの、なんだかなあという印象でした。それよりも今回の現役ジムカーナ選手に食らいつけた、ということの方が何倍も嬉しい思いです。
参戦するたびに楽しさも増してくるオートテスト。
今週末も大勢で参加出来ると楽しいので、ぜひみなさん参加しましょう!^^
レッツ トライ おーとてすと No5は新千歳モーターランドで7月30日に行われます。
午前中はファミリーラリーも行われますので、ご興味ある方はこちらもどうぞ。
ちなみにコース設定は、あの鬼畜なオフィシャルさんです。そちらもお楽しみ?に!(笑)