
で、最後はスズキに向かいました。
実はこの直前、情報を集めようとネットを見ていて、エスクードがマイナーチェンジしたのを知って驚いていました。
「いつマイナーチェンジを?」と思ってスズキのHPを見たところ、なんとその日が発表された当日だったので、さらに驚きました。
そこで、いつものお店に出入りしているスズキの営業担当をつかまえて聞いてみたところ、旧型となった4型の試乗車ならあるとのことで、出向いたのでした。
そのエスクードに乗り込んで走り出すと「おや」と思いました。なんというか、違和感がないというか、なにか妙に乗り味がしっくりくるのです。エスクードに乗るのは今日が初めてなのだけれど、まるで何度か乗っているクルマを運転しているようだ。
その理由は定かではないが、恐らくはこの日試乗した3車の中で、いちばん設計が古いこともあり、ウインドシールドとインパネ、シートの位置関係などの「印象」が、ふだん乗っているスイスポに近いからではないかと想像します。
1810㎜もある車幅も、乗ってみると意外に感覚が掴みやすく、扱いづらさはなさそうです。
いちばん気になっていた2.4Lエンジンも、パワー、トルクとも申し分なく、これもストレスはなさそう。メーターも見やすく、エクストレイルほどではないが、ガラス面積も大きく、Cピラーがややごついものの、後方が明るいのも好印象。
ただ、ディーラーの対応は最低。もともと出入りの担当氏から試乗に行くことを伝えてあったので、自分の担当客ではないから売り込みに身が入らないのかもしれないが、同乗のセールスはほとんど喋らず、クルマの良さを伝えようという気持ちがまるで感じられない。しかも、試乗車はフロアマットが汚れている、インパネも汚いほどではないがうっすら埃を被っているなど、管理がなっていない。このことからも積極的にクルマの良さをアピールする姿勢にないことがわかる。
これ、かつて父が存命だった時に最後のクルマ選びをしていて、盛岡のディーラーで感じたのと同じ印象でした。
スズキのクルマ自体はいずれも良いものだと思うし、今回のエスクードも乗り味が非常に良かっただけに、フリの客なら、これで印象を悪くするのではないか、と余計な心配までしてしまいました。
-すいません、まだつづきます-
Posted at 2012/08/23 23:25:29 | |
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