• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かわねこのブログ一覧

2015年01月19日 イイね!

三度目の正直で

三度目の正直で と、いうことで(←なにが)、千歳で行われた、JAFさん主催のドライビングテクニック講座 冬道編をスイスポで受講してきました。

 思えば、一昨年は前日の降雨によるまさかの講習中止で空港オフになってしまい、昨年は応募者殺到で抽選漏れ、と、今回が三度目の正直でした。^^;


 しかし、前日から道内は大荒れ。前夜は雪こそ収まったものの、ひと晩じゅう風がごうごうと鳴り、安普請のわがボロ家は揺れるわ、窓は鳴るわで、うるさくてねむれなかったほど。
 高速が通行止めになったら、倍の移動時間がかかるため、明け方いったん起きてネットを確認し、高速が開いているのを確認して二度寝。(笑

 移動中は晴れていたものの、千歳が近づくにつれ、不穏な前線が見えて、会場到着時はすでにかなりの吹雪。残念ながら、受講を断念した方もいらっしゃいましたが、やむなしの状況でしたね。

 さて、受付をすると、ゼッケンをくれるのですが、吹雪と寒さでガムテープが定着せず、貼るのにけっこう苦労したのに、終了後剥がしたら糊の跡がベッタリ。やっぱ100均のガムテはダメか。(笑

 いよいよ講座が始まります。講師陣は、南出さん、セキネンさんらの大ベテランに加え、山田選手、たくろー@みらーじゅさんら、道内トップレベルのラリードライバーが揃う、豪華な布陣。
 南出さんとセキネンさんによる、座学の後、実際に走行しての雪上での限界域の体験、が、このイベントのメインと思います。

 えー、でもかわねこ、出だしでいきなりやってしまいました。
 スイスポを停めたパドック位置が悪く、なんといきなりパドックでのスタックという、情けない状況。周りの参加者のみなさんが、クルマを押してくれたり、スコップでタイヤの下を掘ってくださったりで、事なきを得ました。この場を借りてお礼申し上げます。m(_ _)m

 参加車両は、一般の乗用車から、地区戦で見かけるガチ車まで様々で、中にはハイエースも。どうやらこれは、施設職員さんの研修のようですが、前向きでよいですね。



 ちなみに、わたしの前のヴィッツさんは、一見ノーマル車体に見えますが、ブリッドのシートが入り、足も変えてある様子。伺うとジムカーナをされている方で、スラロームはお見事でした。

 さて、スタックでいささかパニクった状態のまま、まずはスラローム体験に突入。
 講師が同乗してくださるのですが、最初はなんと南出さん。
 開口一番「ラリーやりませんか?」(笑)そこですか。
 ま、ダッシュボードにこんなの置いてますしね。



 まずは直線を全開でスタートし、パイロンでフルブレーキ。
 これは、フルブレーキでどれだけクルマが滑るかの体験プログラムです。
 最初のフルブレーキで、かわねこ号はセンサーが凍ったらしく、ABS警告灯が点いてしまいました。まー「ABSは効かせたら負け」なので、なくても無問題ですが。^^;



 次いでの講師はたくろーさん。フルブレーキに続いてのパイロンスラロームで「サイド使って振っていいですよ♪」(笑)

 4回ほどトライした後は、いよいよコースに入ります。
 ここでは講師は付かず、自由に走って良いらしい。

 はじめてのコースに、正直ドキドキものでした。
 午後からはタイムトライアルがありますが、まずはコース状況の確認で、抑えてスタートしたものの、この時かなりの猛吹雪。
 「コースが狭いので、なるべく真ん中を走ってくださいね」とマーシャルに言われたのですが、その真ん中がわかりません。(汗

 走っていると、突然軽い衝撃とともに、フロントガラスが真っ白に。あ、コースの右に突っ込んじゃいました。幸い復帰でき、そのままコースを走りますが、なにしろ凸凹がひどく、まともに走れたものではありません。エスクードで参加するべきだったかなぁ。(ぉ

 午前中に4回ほどコース走行をさせてもらえましたが、わだちも深く、なかなかに難しいものです。

 昼食を挟んで、午後からはいよいよタイムトライアル。
 マーシャルが4、3、2…と指で出すサインに、いやがうえにもアドレナリン噴出。
 とは言え、コースが荒れているのと、調子に乗ってスイスポを壊すわけにはいかないので、かなり大人しく走りましたので、タイムは二の次。^^;
 ギャップを拾って、2、3度ショックが底付きしたので、フロントショックにはかなりのダメージを負ってしまったかと思われます。
 講師の方には「この路面じゃラリーショックでもキツイですよ」と言われましたが。^^;

 講座の最後は、ラリー車への同乗走行。かわねこ、実はいわゆる横乗りって初めてなのです。
 単純に順番だったのですが、わたしはヤマケン選手でしたが、これは凄かったですね。



 マシンはランエボの本番車で、クルマの違いもあろうかと思うものの、さすが道内チャンプ。意外だったのは、かなり乗り心地が良かったことで、スタート前に左手でロールケージを掴んでいたら「手は組んでいただいた方が…」と言われたので、腕組みをしていました。
 が、フロントガラスに映る景色が真横に流れる状況であるのに、身体を支える必要がまったくなく、ヘルメットをかぶった頭が振られることもありません。事前に自分でコースを走っていることもあるかと思いますが、もちろんまったく怖くなく、派手な動きの割に、車内は実に平穏なものです。
 ヤマケン選手の、素速いながらも丁寧なステアリングさばきが非常に印象的で、ペダル操作も実に丁寧に行っているのがわかります。
 なるほど、話には聞いていましたが、速いと荒っぽいはイコールではないのだな、と、感心しました。
 クルマの動きも、サービスで派手に振っているだろうとは思いますが、コーナーのかなり手前で振って姿勢をつくり、加減速の鋭さも、ムダのない操作のたまものと思います。

 いやあ、これは実にいい経験でした。


 そんな充実の帰り路、往路と同じ道を帰りましたが、実にリラックスして運転できているのが、自分でもよくわかりました。限界に近い走行をした後ゆえに、気分的な余裕が増えた感じです。
 これこそが、講師陣が座学で説明していた「限界を体験しておくと、滑ったりしても落ち着いて操作できる」ということではないでしょうか。

 お土産もいただいて、参加料からするとかなりお得なイベントと思います。



 来年もできれば参加したいですね。今度はエスクで。(笑



 1/20 一部加筆修正ならびに、画像を追加しました。

 フォトギャラリーもアップしました。


Posted at 2015/01/19 23:33:26 | コメント(12) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ

プロフィール

「今週、毎日晴れてアホみたいに暑いのに、週末になると一挙に天気が悪くなる。日曜は少しマシなだけいいか…。」
何シテル?   06/19 23:02
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/1 >>

    12 3
4567 8910
1112 1314 151617
18 1920 21222324
25262728293031

リンク・クリップ

To all the GRANDVITARA users 
カテゴリ:ESCUDO
2013/04/25 00:50:33
 
TREK FIELD 
カテゴリ:震災支援
2011/04/27 21:50:38
 
SSER ORGANISATION 
カテゴリ:震災支援
2011/04/10 23:28:28
 

愛車一覧

スズキ エスクード スズキ エスクード
外遊びの相棒として、約20年乗ったD21テラノの後継機として、2012年8月4日より就航 ...
カワサキ スーパーシェルパ シェルパくん (カワサキ スーパーシェルパ)
街乗りから林道散歩、ツーリングまでなんでもそつなくこなす、オールラウンダーな相棒です。 ...
スズキ ワゴンR あ~るくん (スズキ ワゴンR)
池から自転車で飛び出したり、自分でゴハンを炊いたりはしないけど「あ~るくん」です。(笑 ...
カワサキ KSR-II ちびくろ (カワサキ KSR-II)
1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation