
「スイフトスポーツ」と名付けられたクルマがデビューして、早くも9年になろうとしています。
大ヒットした2代目ZC31S、それを上回りそうな人気の3代目ZC32Sに比べて、恐らく世間一般には「そんなクルマあったの?」というサミシイ扱いの我が初代HT81S。^^;
デビュー時から(世間一般には)地味だったうえに、2003年から2005年までの2年間しか生産、販売されなかったので、なおさら地味です。(笑
そんなHT81Sスイスポですが、実は途中で年次改良が行われており、1型と2型が存在するのは、81乗りの間ではわりと知られているところ。
その違いもまた地味なもので、エアコンパネルの作動スイッチが変更になったことと、ルーフアンテナの基台が変更され、1型は後方にしか倒れなかったのに、2型は前方にも倒れる仕様となっていること、と言われています。実はもう一点それらしいものもありますが、それは後述するとして。
参考までに、こちら↓が2型のエアコンパネル。ブロアのダイヤルとエアコンスイッチが別体になっています。
で、こちら↓は1型。ダイヤルとスイッチが同軸になっています。
そこでやっと本題。(笑
実は上のエアコンパネルの写真は、わがかわねこ号のものです。
これを見れば
変態な81乗りは「ああ、1型だな」とすぐ判断できます。
が。
ルーフに目をやると。
付いているアンテナ基台は↓これ!
そう、基台の前側にも溝があるこれは、いわゆる2型のそれなんです。
このため数年前に道スイオフで他の方の81を見るまでは、ウチのが2型で、別体型エアコンスイッチのが1型だと思ってました。^^;
そして前述の年次変更らしきものには、3点目の違いがあります。それは、ボディカラー。 スイスポデビュー当初は、ブリリアントイエロー、ブルーイッシュブラック、シルキーシルバー、そしてブライトレッドの4色でした。2004年にブライトレッドがカタログ落ちして、代わりに設定されたのが、ウチのと同じスペリアホワイト。
なので普通はここが1型2型の転換点、と思いますが、かわねこ号を見ておわかりのように、スペリアホワイトでも、エアコンパネルが1型と同じものだったりします。なので、ボディカラーの設定違いを転換点と呼んでいいものか…。
ちなみにスペリアホワイトで、2004年モデルでも、エアコンパネルは二種類あるようですが、アンテナについてまではわかりません。
ちなみにわがやのスイスポは、初年度登録が2004年の3月。カタログ上はスペリアホワイトの登場は「4月」ということになっていますが…。^^;
この年式のスイスポは、中古車情報サイト等で確認すると、スペリアホワイトでも1型と2型が混在しています。
ウチのは登録した2004年の11月に中古で購入しているので、途中でアンテナを破損して交換したとはちょっと考えにくいですね。(ありえなくはないですが)さらに言えば、ウチのスイスポは前オーナーが何をやらかしたのか、エアコンパネルからヒーターユニットに繋がる、外気導入ダクトのワイヤー取付部を破損していました。なので、もしかするとエアコンパネルそのものを破壊して、1型のエアコンパネルが付いている可能性もちょとだけあったり。(たぶんない)^^;
しかし、このアンテナ自体が実は既製品で、先代のマツダデミオにも同じものが採用されていたりするので、量産中にどこかのロットから変更されたのかも知れませんね。
2004年はちょうど転換期なので、1.5型なんでしょうか。(笑
まあ「だからどうした」的などーでもいい違い、とゆーか「いらん情報」なんですが。(笑
でも面白いので、みんカラ登録の81ユーザーのみなさんも、確認してみてください。^^
Posted at 2012/05/24 22:54:12 | |
トラックバック(1) |
かわねこ号 | クルマ