• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かわねこのブログ一覧

2013年06月12日 イイね!

スイスポ生誕10周年

スイスポ生誕10周年 スイフトスポーツ、と呼ばれるクルマが誕生してから早いもので、今日で10年になります。

 オリジナルのHT51Sスイフトが2000年2月に発売され、それに遅れること3年4ヶ月後「スイフトスポーツ」はデビューしたのです。



 大ヒットと言える人気を誇った二代目ZC31Sと、それを上回る人気ぶりの三代目ZC32Sに比べると、恐らく一般の方には「そんなのあったっけ?」というレベルの低知名度(笑)な、わが初代HT81S。

 ちょうど10年前の2003年から、ZC31Sにバトンタッチするまで、2年3ヶ月でわずか5000台ほどしか販売されなかったと言われています。



 過給器に依らず、鍛造ピストンを奢って圧縮比を上げた、純粋にエンジンチューンのみで(わずかだけど)パワーアップされている、専用のM15Aエンジン。

 しかも精度を高めるために、あえてコストのかかるダミーヘッドボーリングを採用した量産体制。

 「レギュラーでも対応する」のではなく、「ハイオクを入れないと耐久性が落ちる」とメーカー自ら明言してしまうハイコンプレッションのセッティング。

 ミッションは5速マニュアルのみ。しかもクロスレシオ。

 3ドアのみで、オーバーフェンダー標準装備ながら、1tを切る軽量ボディ。

 サスペンションは専用設計で、ブレーキも4輪ディスク。

 それでいて、快適装備は基本的なものを除いて省き、keiワークスより安い価格設定。


 よくもまあ、これだけ割り切った商品をつくれたものです。

 
 割り切りが良すぎて

 吹け上がりはそこそこ良いが、取り立ててパワフルなわけではないエンジン。
 補強を入れないと、驚くほど剛性の低いボディ。
 ハンドリングはシャープだけれど、やたらと落ち着きのない、細すぎるノーマルのホイールサイズ。
 軽さと引き換えに、遮音材もさほど入っていないため、ノイズは盛大に入り、さらにあちこち軋んで快適とは呼べず、なおかつ安っぽい内装と居住性。
 忙しいシフトを要求するマニュアルミッションに、距離を重ねれば財布に負担を強いる、ハイオク「指定」。

なんてネガティブ面もたくさんあります。


 もちろん、こういった市場の要求を取り入れ、洗練されたからこそ、この後のZC31SやZC32Sが大変に魅力的なクルマとなったのは間違いないところですが、しかしHT81Sのこんな潔さは魅力です。

 「操る喜び」と「走らせる快感」、さらには「手を加える楽しさ」をこれだけの低価格で味わえるクルマはそうありません。







 










 
 …なんてことを言うものだから、HT81S乗りは変態と呼ばれるんですね。うん。(笑







Posted at 2013/06/12 22:44:59 | コメント(13) | トラックバック(0) | スイスポの日々 | クルマ
2013年06月11日 イイね!

行って来ましたEZO SUMMER RALLY 2013!

行って来ましたEZO SUMMER RALLY 2013! と、言うことで、今年も行って来ました。

 出発時は、見事な快晴で、のんびりドライブには最高の天候。
 滝川のパン屋さんで、昨年同様お昼のチキンカツサンドを仕入れて、浜益へ向かいます。本当は地元で買い物をした方がいいのですが、GUTSさんによれば、今年はケータリングがないチームも多く、近くのコンビニはかなり品薄だったとのことで、正解だったかも。

 と、海沿いに出ると、それまでの晴天が嘘のように、雲がかかってどんにょり天気…。さすが日本海側。油断できません。
 サービスパークはTシャツ1枚では寒く、ジャケットを羽織るほど。

 GUTSさん、タック!さんらに挨拶し、あべしたさん、美瑛番外地さんらとギャラステ移動時間まで談笑。

 昨年同様、オフィシャルの方に誘導されて、林道へ行き、途中でクルマを停めてワゴン車でピストン輸送してくださいました。
 ギャラステまで歩くとかなり距離があるので、ありがたいことです。


 ギャラリーは30名ほどで、お見かけしたことのある顔ぶれもちらほら。女性も多かったのはちょっと意外でしたが、いい傾向です。

 絶対に暑いだろうなーと、日焼け止めと凍らせたペットボトルを持ち込んだのですが、山中も風が吹くと涼しいを通り越して寒いほど。Tシャツで来なくて良かった…。

 ギャラステはちょうどS字コーナーの先で、なかなかに楽しめました。


 今回、途中で望遠レンズに換えたり、アングルで遊んでみたりと、撮影を楽しみましたが、まー…いつものこととは言え、ズーミングがおおざっぱすぎるわ、ピンは甘いわ、露出ももうひと工夫いるわ、とまだまだ要修行ですね。^^;

 そんなわけで、例によって「気は心」で、フォトギャラリーにアップしました。

 ↓

 EZO SUMMER RALLY 2013 -1-

 EZO SUMMER RALLY 2013 -2-

 EZO SUMMER RALLY 2013 -3-

 EZO SUMMER RALLY 2013 -4-

 EZO SUMMER RALLY 2013 -5-


 サービスに戻ってからは、恒例のソフトを食して、ちょいと野暮用もありましたので、表彰式を待たずに会場を後にしました。


 いやー今回も楽しかった。^^

 エントラントのみなさん、主催者のみなさん、お疲れ様でした。m(_ _)m

 



Posted at 2013/06/11 23:17:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2013年06月06日 イイね!

その名はキャリヤー

 大盛況だった、先日の道スイ春オフ
 その会場となった場所は、芦別市のカナディアンワールド公園でした。ここは1997年に閉園した、カナディアンワールドというテーマパークの跡地を、芦別市で公園化したものです。

 カナディアンワールドは、産炭地らしく露天堀りの炭鉱跡を利用して、1990年に民間がオープン。当時はずいぶんテレビでのCMなども流れたものですが、しかしバブル期に企画されたとあって、もともとカナダを再現したテーマパーク自体に無理があり、赤字続きで閉園になったのですが、わたしはこれまで行ったことがありませんでした。
 いや、正確にはこの時に横を通ってはいるのですが、まだたっぷり積雪していたので、通過したのみ。

 かなり広く、すり鉢状でそこそこ景観の良い立地だけに、きちんと整備して宣伝すれば、それなりに人気が出そうな気もするのですが、管理費用もまた莫大なものになるのも容易に想像できるように、テーマパーク時代の建物はほとんど閉鎖され、なおかつ管理もおざなりなので、廃墟の公園的な違和感を感じるのがもったいない。
 せめて、閉館した建物の周りの廃品だけでも見えなくすれば良いものを、などと部外者は思ってしまうのですが。

 閑話休題。


 さて、オフ会場近くの公園入り口に、なんだかわけのわからないオブジェが置いてあるのが目に付きました。



 蒸気機関車を摸したクルマで、もちろん不動車。テーマパーク時代には、どうやらこれにお客さんを乗せて、広い園内を走っていたらしい。
 全体を真っ黒に塗装されてはいるものの、サイドに吐水口があることから、もとは消防ポンプ車だったものを改造したのは一目瞭然です。
 ボンネット型なので、かなり古そうだなあと眺めてみると、先端に取り付けられたガードの向こうに見えるグリルが気になりました。

 無骨なそのデザインは、もしかして、ランドクルーザーの前身、トヨタBJか…!?と思い、インパネを覗いてみると、ステアリングのセンターには、見たことのある「N」のマークが。



 あっ、これパトロール(サファリの前身)だ、と思って写真を撮ったのですが、どうも違和感がぬぐえません。

 インパネのデザインが、初期のパトロールにしてもずいぶんと無骨なかんじだし、外観もこいつは先端が細くなったノーズと、独立したフェンダー。外されていますが、そのフェンダー上にはヘッドライトがあった痕跡が。そういえばパトロールは、最初からグリル内にライトが埋め込まれたジープのようなデザインだったはず、と、帰宅して調べてみるとやっぱり違う姿をしていました。

 ではパトロールじゃなければ、こいつはなんだ?

 トランスファーレバーがあることから4輪駆動で、しかもフロントウインドウは垂直に切立って、両脇に独特の形をしたリンクがあり、可倒式になっていることから普通のトラックではありません。全体の大きさも、4tクラスのトラックにしては小さく、ジープタイプの4駆にしてはやや大きい。しかもホイールが軍用トラックのそれに酷似しています。

 そういえば、大戦中から戦後にかけても使われていた、ダッジの軍用トラック、3/4tウエポンキャリアに似ているなあ、と思った瞬間、気付きました。

 あ!こいつ、日産キャリアじゃないか?!

 日産キャリアとは、上記の3/4tウエポンキャリアをベースに、戦後国産化したもので、日産のほかに、トヨタでも似たものを製造したようです。
 元が自衛隊向けに造られたので、キャブオーバー化された73式中型トラックに代替される1970年代までは、比較的よく見かけたものでした。
 調べてみると、日産による正式名称は「日産キャリヤー」でした。なので、以後それに倣います。

 その日産キャリヤーならば、民生用としても流通しており、それをベースとした消防ポンプ車仕様もあったはず。

 ネット恐るべし。民生用型式の「4W73」(ちなみに自衛隊仕様はQ4W73)で検索すると画像が出て来て、細部からこれが日産キャリヤーであることが確認出来ました。さらには、モデラーの方が軍用トラックモデルを改造して、消防車仕様に仕立てたものまであり、往年の姿を見ることも出来ました。(消防車仕様の画像は、個人HPのものなので、転載していません)



 恐らくは、芦別近郊の消防団で使われていたものでしょう。グリルの形状から最初期の4W70ではなく、中期の4W72か、最も生産台数が多いとされる、最終型の4W73ではないかと想像します。
 キャリヤーは、この時代にありがちな、自衛隊用、民生用であったり、年式によって細かく仕様が違い、謎の部分も多いらしい。が、とあるところで、後期型は、ペダル類が吊り下げ式になっている、との記述を見つけたので、それでもこの個体は1955~1960年頃の車両と推察されます。
 消防車仕様ならば、後部に団員を乗せるために対面式シートが付いているので、それをそのまま利用したのでしょうね。でも、乗り心地は超絶に悪そう…。^^;


 しかしこの扱いは、あまりにも酷い。

 日産キャリヤー自体が、現存数もかなり少ないはずですし、それの消防ポンプ車仕様となれば、なおさらのこと。

 このままここで野ざらしにされると、朽ち果てて、価値を知らない自治体によって、スクラップにされるのは目に見えています。

 もちろん、これをレストアするとなれば、相当な金額と手間暇がかかることから簡単ではないことも承知していますが、乗用車と違って、現存数がただでも少ないトラックとあって、なんとももったいないですね。
 もちろん、もう部品は手に入りませんし、上記のような誕生の経緯なので、使われているボルト類が、インチサイズでそれこそ現在では入手不能な貴重なものだそうです。

 戦後、米軍車両のノックダウンから始まり、現在の自動車工業の黎明期に生まれて、発展の礎となった日産キャリヤーの経歴は、立派な近代遺産だと思うのですが。

 画像のように、既に自重でタイヤがアスファルトにめり込み始めているので、オブジェとしてもいつまで置いてくれるやら。



 また芦別に行く機会があったら、もー少しじっくり見てこよう。^^



※追記

この後、2014年に行ってみた折には、もう少し詳細な写真も撮ってきています。
ご参考までに。

日産キャリヤー


Posted at 2013/06/06 22:35:55 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマそのほか | クルマ
2013年06月05日 イイね!

また行くぜ!エゾ!

また行くぜ!エゾ! というわけで、なんとか仕事も休めそうな状況になったので、今年も行きます。

 EZO SUMMER RALLY 2013

 昨年初観戦しましたが、なかなかに楽しかったんですよ。^^


 ちなみに、観戦は事前申し込みが必要で、締め切りは6月7日(金)です。
 たぶんまだ大丈夫だと思いますが、先着順なので、申し込まれる方はお早めに。

 本日現在まだエントリーリストは出ていませんが、道スイ関係では、GUTSさんの参戦が予定されています。


 昨年のパターンですとギャラリーは、サービスパークから山中の駐車スペースまで誘導されて自車で行き、そこから観戦ポイントまで送迎がありました。(SS内を移動するため)
 今年はギャラリーステージが昨年から変更になるようですが、同じような感じではないかと思います。

 狭い山中のターマックコースを激走するラリー車の迫力はもとより、誘導や送迎のサービスに加え、プログラムも付いて今年はなんと観戦無料です。
 昨年は駐車料として500円かかっていましたが、それでも内容からすると断然にお得なのに、今年は無料とあって、主催クラブさんには頭が下がる思いです。

 内容から一見さんは少ないのですが、そこはみなラリー好き。和気あいあいとした、楽しいギャラリーでしたので、初めての方でも楽しめると思います。

 当日は天気予報から、暑くなりそうですので水分を多めに持って行かなくては。山中なので虫除けや日焼け止めもしくは日除けの帽子も要りそうですねー。


 …と、今回も回し者になってしまいましたが、もう遅いな。(笑


 当日、ギャラステでお会いするみなさん、よろしくです。^^;






 
Posted at 2013/06/05 23:46:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2013年06月01日 イイね!

ストロークはしないけど

ストロークはしないけど 唐突ですが、ピストン買っちゃいました。




 径はかなりちいさいですが。ええ。^^;




 これだとボア12㎜なので、スクエアだとして1.4ccくらいでしょうか。
 ラジコンの08クラスかよ。(笑



 言うまでもなくホンモノではありません。エアバルブのキャップです。^^;


 以前、みん友の紺ちゃんがブログに載せていて「へぇこんなのあるんだ」という程度でしたが、ネットで見かけたそれが、意外に安かったのでひそかに手に入れていたり。^^;




 わたしは基本的に、クルマやオートバイの部品は機能部品でなければ買わないひとなんですが、これくらいのシャレはいいかなあと。

 色も何種類かありますが、今回は3色購入し、黒はGSFに、黒に銀線はシェルパのフロント側に(リア側は虫外し内蔵なのでノーマルのまま)、いちばんリアルな銀色のそれは、ミニカー横の飾りに。(笑






Posted at 2013/06/01 23:06:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記

プロフィール

「急に夏らしく暑くなってきた十勝。ちょっといろいろ仕事面でイライラが募っていた帰りに、スーパーに寄ったら、5歳くらいの男の子を連れたお母さんが、店外に出たところで「今日はムシムシするねえ」と言ったら、男の子が「虫虫?どこにいるのっ!?」と反応していて、癒やされた。(笑」
何シテル?   06/13 20:22
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/6 >>

       1
234 5 678
910 11 12131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

To all the GRANDVITARA users 
カテゴリ:ESCUDO
2013/04/25 00:50:33
 
TREK FIELD 
カテゴリ:震災支援
2011/04/27 21:50:38
 
SSER ORGANISATION 
カテゴリ:震災支援
2011/04/10 23:28:28
 

愛車一覧

スズキ エスクード スズキ エスクード
外遊びの相棒として、約20年乗ったD21テラノの後継機として、2012年8月4日より就航 ...
カワサキ スーパーシェルパ シェルパくん (カワサキ スーパーシェルパ)
街乗りから林道散歩、ツーリングまでなんでもそつなくこなす、オールラウンダーな相棒です。 ...
スズキ ワゴンR あ~るくん (スズキ ワゴンR)
池から自転車で飛び出したり、自分でゴハンを炊いたりはしないけど「あ~るくん」です。(笑 ...
カワサキ KSR-II ちびくろ (カワサキ KSR-II)
1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation