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かわねこのブログ一覧

2016年02月26日 イイね!

戦前のバス

戦前のバス 既に20年以上昔、わたしが北海道の、このど田舎の町に居着きはじめた頃。ひょんなきっかけで知り合ったご夫婦がいるのですが、こんな流れ者のわたしの、何を気に入ってくれたのか、それはもう息子のようにかわいがっていただき、それがまたこの地に居着いている理由のひとつにもなっているのですが。

 その父さんの方は以前、フォトギャラリーにアップしたマークⅡの元オーナーなのですが、クルマを手放してからというもの、めっきり老いが進んでしまい、残念ながら、3年ほど前から施設に入所しているので、会うこともままならない状況になってしまいました。
 父さんは、わたしの亡き実父より少し年上で、確か昭和2年か3年の生まれですから、もう90歳近くなります。

 この父さん、生まれはEZO SUMMER RALLYのステージでおなじみの浜益村(当時・現在は石狩市浜益区)だったので、以前、EZO SUMMER RALLYを観戦した後に、当時まだ自宅にいた父さんを訪ねて、浜益に行った話をしたことがあります。

 するとやはり懐かしがって、少し思い出話をしてくれました。

 曰く

 「当時の浜益は鰊景気で、それはそれは賑やかだった。」
 「通りを歩いていると、荷車からこぼれた鰊が落ちていて、よくそれをおやつ代わりに食ったものだ。」

 などなど。もちろん太平洋戦争前、おそらくは昭和7~9年頃のことと想像しますが、当時の日本海側の華やかさが目に浮かぶような話でした。

 父さんは幼少の頃、父親の仕事の関係で浜益から旭川に移り、さらにその後わが町に来られたとのこと。

 「あさひがわ(古老の方は国鉄時代の駅名読みで、旭川のことをこう発音します)行ったらなあ、そりゃもう都会で驚いたもんさ。」
 と言われ、はたと気づいて訊いてみました。

 「父さん、浜益からどうやって旭川まで行ったの?」

 当時も今も、浜益から旭川へ直接繋がっている鉄道はありません。ましてや現在のように自家用車で峠を越えて、なんてことはないはずで、船で増毛あたりまで行って鉄道に乗り換えたのか、はたまたやはり船で石狩まで行って札幌から鉄道に乗ったのか、そんな想像が一瞬で頭を巡りましたが、答えは意外なものでした。

 「ああ、バスだ。バスがあさひがわまで走ってた。」

 おお、バスはあったんだ、と、その時は納得してその場を辞してから。

 ん?バス?昭和ひとケタのバスってどんなんだ??
 戦前のバスって?ガソリン車か??

 などと、なんとなくの姿を想像しつつ、なにげにすごい話だったな、と、記憶に残っていたのですが。



 時は流れて、昨年11月に恒例のラリーミーティングに参加した折に、三菱自動車で提供して下さったポスターを2枚ほどいただいてきました。1枚はラリー創世期のコルトやランサーなどのラリー車のイラストが描かれ、もう1枚は現在のふそうの歴史とも言うべき、70年以上前からの代表的なバスやトラックが、やはりイラストで描かれたもので、ラリー車のがどツボなのはもちろん、このバス、トラックのポスターも味わいあるイラストがなかなかのもので、さっそく部屋に貼っているのですが。

 これを見ていると、1932年のバスが。おお!この時代、おそらく父さんは5歳くらい。旭川まで乗ったバスとは、こんな姿だったのだろうなあ、と想像すると愉しい。真横から描かれたイラストのきれいさもあって、ボンネット型のスタイルそのものは1960年代までの記憶に残っていることから、一見思ったほど古めかしい感じはしませんでしたが、よく見ると直立したフロントウインドや独立したヘッドライトの造形、ドアの構造や位置など、やはり戦前型らしさが見受けられます。ましてやメカニズム的には、ガソリンエンジンを使用しているなど、かなり現代のそれとは違っていますね。



 あるいはもしかすると、こんなバスだったかも。現代で言うマイクロバスですが、意外にファニーで今でも通用しそうなデザインです。



 さらに1935年には、こんなおしゃれなセミデッカーのバスもあったとは、驚きです。



 もちろん、現在のように道路事情も良くなく、乗り心地も悪かったであろうバスでの、浜益から旭川までの旅路は長いものだったと想像できます。浜益から東へ向かって新十津川へ抜ける、通称暑寒国道はこの頃既に開通していたと思われるので、これを通って新十津川から国道12号線で旭川に向かったのかな、と、当時のことにちょっと思いをはせてみたり。

 個人的には、明治から戦前くらいまでの話はけっこう興味ありまして、もしタイムマシンがあったら行ってみたいのがこの時代。(笑)
 なぜって、ちょっと探すとまだ痕跡が残っていたりするので、妙にリアルなんですよねえ、この時代って。
 


 

 
Posted at 2016/02/26 23:23:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 戯れ言 | クルマ
2016年02月23日 イイね!

隠し足

隠し足 今さら…の話ではありますが、三代目エスクードのAWDシステムは、二代目までの、基本はジムニー用だったものを発展させたシステムと違って、まったくの新設計であったことは、あまりに地味なので知られていません。

 そのため、この三代目からはフルタイムAWDとなり、現行型はESPが標準になっていますが、わがやのエスクにはそれはなく、トルク感応型カム式LSDとなっています。


 このシステム、そして電子デバイスに頼らないカム式LSDは、なかなかに優れものだとかわねこは思います。スズキ初のオフロード系フルタイムAWDシステムであり、まさに渾身の一作だと思うのですが、当のスズキがここをまったく強調しなかったので、一般には知られていません。
 蛇足ながら、このカム式LSDはスバルで「シュアトラック」と呼んでいるものと同じで、静岡の株式会社ユニバンスという会社が開発したようで、ちなみにこの会社は、わがエスクードのMTミッションも製造しています。

 なお、四代目は、ベースそのものが違うので、残念ながら三代目限りのシステムとなってしまいそうです。
 ノーマルの4H(LSDフリー)では、47:53と、リア寄りにトルクが振られているので、殊に低μ路だと「オシリを振り出す」あの感覚がたまらない、という話は以前にも書きましたね。^^;
 さらにダイヤル操作で4H-LOCKモードで直結にすると、かなりの走破性を発揮します。
 水分をたっぷり含んでグチャグチャになった深雪や、スケートリンク状に凍結した路面での抜群の安定性を、なぜ全面に出して販売しなかったのか、理解に苦しむところですが、そのせいか、道内でも有数の豪雪地帯で知られる羊蹄山近辺の、ニセコあたりではやたらとエスクードを見るので、口コミで走破性が評価されているのかも知れませんね。

 「燃費が悪い」というネガティブ論をよく聞きますが、確かに2.4Lモデルで平均10㎞/L程度なので、昨今の基準ではいいとは言えないでしょう。しかし、あの車体の大きさと動力性能では、わたし的にはじゅうぶんなものではないかと思っています。


 さて、そんなわがやのエスクもオドメーターが50,000㎞を越えて、そろそろ足廻りのリフレッシュが視野に入ってきています。
 新車時のダンピングは、比較的しっかりしながらも、乗り心地を確保していたもので、なかなかにバランスの取れたものと思いますが、さすがに最近はややロールも増え始め、殊に夏場にカヌーを積んだりすると、上屋の揺れの大きさを感じることもあります。

 なのでショックアブソーバー交換を考えていますが、例によってあまり、というかまったく選べません。
 ビル足とかオーリンズの、ワンオフものにはとても手が出ないので、市販のスポーツ用を考えていますが、現在三代目で設定があるのはモンローだけのようです。(他にも知っている方、情報下さい。m(_ _)m)

 プロコンプとか、ランチョなどの有名ブランドも、二代目までは設定がありますが、なぜか三代目は見事にスルーされています。ヨーロッパではかなり売れたクルマだと聞いているのですが、海外ブランドでも設定はないようですね。

 三代目が登場したての頃は、スズキスポーツから調整式が出ていましたが、あっという間に販売終了し、いまではスズキスポーツそのものがありません。
 その後、ビッグカントリーエキップからも、調整式(同じKYB製なので、シェルは流用と思われます)が出ていましたが、これもああっとゆうまに廃盤なので、ワンロットしか製作しなかったのでしょうね。
 豊富なラインナップを誇るKYBですら、調整式はおろか、固定式も三代目エスクード用は設定そのものがありません。
 先のように、スズスポやビッグカントリーエキップはKYB製なので、それならばKYBブランドでも出して欲しかったところですが、どんだけ売れないと判断されたのでしょうか…。(泣)

 まー、クルマ好きのひとにですら「このクルマ、なんですか?えっエスクード?!」と言われる三代目(しかもウチのは無国籍仕様だし)なので、仕方ないとは思いつつ…。


 なので。実は。

 ビッグカントリーエキップのショックアブソーバー、隠し持っているのですよ。(←隠す必要ないけど)しかもフロント用だけですが。^^;



 スイスポで泣きをみている経験上、エスクを購入直後に、先を見すえて消耗品のショックアブソーバーは確保しておこう、と、スズスポとビッグカントリーエキップの在庫を、いつものお店で探してもらったのですが、時既にどちらも在庫なし…。
 あきらめきれずに、オクをちょこちょこ覗いていたところ、どこかの在庫処分でフロント用だけ出ていたので、確保したのでした。リア用も出ないかな、と、しばらく探していましたが、残念ながらこちらは出てこず…。
 仕方ないので、リアはモンローを入れようかと考えています。



 ああ、HT81Sと言い、コイツと言い、パーツのなさに悩むのはなぜなんでしょうねえ。(←そんなクルマを選ぶ変○だからだよ)





Posted at 2016/02/23 22:45:08 | コメント(8) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2016年02月16日 イイね!

忘却の彼方の…とかち2015(まったくもって今さら)

忘却の彼方の…とかち2015(まったくもって今さら) 巷ではウインターシーズン戦に突入しているというのに、ええと…とっくの昔に昨シーズン、4ヶ月も前の話なんですが。ま、まあ、気は心で書いてみましたので、過ぎ去った日々を懐かしんでもらえればと。(汗)

 「昨シーズンの」地区戦ラリー最終戦、とかち2015は、例年通り、世間一般では連休(わたしは翌日がシフト出勤でしたが)中日の10月11日に、聖地で開催されました。

 いつものよーに、スイスポに機材を積み込んで、早朝出発。空はどんにょりで9月のラリホを彷彿とさせるが、こればかりはまあ、仕方ないところ。

 勝手知ったる聖地のコテージ群前に上がってみると、あれ?マーシャルの姿がありません。もちろん、ギャラリーらしき車両も、関係車両もおらず、今回このコースは使わないのかな、と、思っていると、ちょうどラリー関係ではない知人が通りかかり、声をかけてみると「今日、ホントにラリーやるの?朝から1台も上がって来ないけど?」と逆に訊かれる始末。


 頭に?マークを生やしつつ、サービスに降りてみると、やぽん師匠とTaka-ponさんがおります。挨拶をすると「早いですねー。ギャラステ、午後なのに。」と言われてショック。^^;

 ええ、ええ、ちゃんと確認しなかったわたしが悪いんでございます。がんばって早起きしたのに…。(泣)



 でもまあ、ちゃんとセレモニアルスタートを見送れたし、良しとしましょう。^^

 競技車を見送ってしまうと、午後までヒマです。どっちにせよ、陸別ではお昼を食べるところがないので、ちょいと足寄まで足を伸ばしてみました。
 というのも、足寄には、美味しいと評判の羊料理のお店があるので、行ってみたかったんですよね。

 てなことで、40分ほどてこてこ走り、なに食べよっかなー。と、羊大好きのかわねこはちょっとテンション上がったりしたのですが。

 あれ?

 …えーと…。

 …お店、お休みですか。

 連休なのに。お昼なのに。

 羊さん、そんなに食べられるのいやですかそうですか。(泣)


 てなことで、仕方なく蕎麦なんぞかきこんで、のこのこステージへ戻るのでありました。


 午後からのギャラステが始まる頃には、ぽつりぽつりと、降ってきて欲しくないモノが空から落ちてきましたが、幸い機材を濡らすほどではなくSSスタート。
 最初のSS5は(近いので)Dエリアで観戦し、SS7はCに行こうかとも思いましたが、やっぱり楽してFで観戦。

 なかなかに波乱もあったようでしたが、最終戦も楽しませてもらいました。



 てことで、ぜんぜん観戦レポートになってませんが、物覚えの悪いお年頃なんで、ってことでご容赦を。^^;



 内容は薄いですが、枚数だけはあるフォトギャラリー ^^;↓


とかち2015 セレモニアルスタート -1-

とかち2015 セレモニアルスタート -2-

とかち2015 セレモニアルスタート -3-

とかち2015 セレモニアルスタート -4-

とかち2015 セレモニアルスタート -5-

とかち2015 SS5 -1-

とかち2015 SS5 -2-

とかち2015 SS5 -3-

とかち2015 SS5 -4-

とかち2015 SS5 -5-

とかち2015 SS7 -1-

とかち2015 SS7 -2-

とかち2015 SS7 -3-

とかち2015 SS7 -4-

とかち2015 SS7 -5-







Posted at 2016/02/17 00:05:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2016年02月13日 イイね!

踏み加減

踏み加減 まあ、そんなんで(←どんなんだ?)近況の小ネタなぞ。

 わがやのエスクのオドメーターが、50,000㎞を越えました。何シテルには、2月頭…と書いてしまいましたが、1月最終週末に友人と道東へ出かけ、帰宅後にオドメーターを確認(オドとトリップが同時表示されないのは、こういう時に困ります)して気づいたので、正確には1/31に到達、となります。


 就航から3年と5ヶ月。基本週末しか乗れないので、こんなものでしょう。でも相変わらず、というか、むしろ馴染んできた昨今、冬道を走ると本当に運転が楽しいクルマですね。^^
 

 代わって通勤には、相変わらずのスイスポが活躍しています。
 こちらのオドメーターは、228,000㎞を越えていますが、いまのところ元気いっぱい…でもなく、お年を感じる昨今。^^;

 と言っても、心肺能力、脚力ともにまったく問題はなく、走行に関係ない細かなところが。(笑)

 昨年後半にも、社外品の時計に、サブウーファーに、おーとがうげの電圧計イルミ、と立て続けにお亡くなりになった話をネタにしましたが、Defiの油温計も、センサーがおかしいのか、上昇までに異様に時間がかかりますが、いちど上がってしまえば正常値を指すので、そのままにしています。


 MELSのシフトノブも、表面のクリアが剥げて傷が入ってしまっているし、細かなボディの傷などは言うに及ばず。
 さらに年明けには、こんなところも壊れましたが、まあ、ほぼネタですね。(笑)

 とどめに先週末には、左のライト不点灯も発覚。


 ウチのスイスポには、テラノから移植したfclのHIDが付いていますが、ちょうど1年前に、右のバーナーが逝ったので、バーナーセットを購入済み。バラストやコントロールユニットが壊れた可能性もありましたが、幸い、左もバーナーの交換で復活しました。
 ちなみに、ヘッドライトは右側が切れると異様に暗くてすぐ気づきますが、左側だと、切れていても案外不具合はないものですね。(車種にもよると思いますが)



 とまあ、毎日往復80㎞の通勤(+たまにドライブとスポーツ走行)に使い続けて11年と2ヶ月。不調はほとんどが社外の後付け用品で、走行に問題はないあたり、スズキクオリティは素直にすごいなと思います。
 特に大事に大事にしているわけではなく、エンジンオイルの定期(5,000㎞ごと)交換と、タイヤのチェックと交換くらいなもので、取り立ててメンテナンスをしているわけでもありません。
 
 実は導入時から、燃費記録を付け続けているのですが、先日そのデータを整理していて、あることに気づきました。
 平均燃費が年々上がっているのです。

 満タン法なので、あくまでざっくりと、ですが、導入した2004年~2008年までは、年平均15km/L後半。2009年~2014年まではコンスタントに16km/L台をキープするようになり、2015年はついに17km/Lに突入しています。ドライバー同様お年を召して、だんだん小食になってきているようですね。(←違います)

 冬は暖機のためにアイドリングもするし、特に(楽しくないので)エコランは意識せず、発進時はそれなりに回しています。信号待ちがほとんどない、ど田舎の通勤路とはいえ、オーバーホールなしの22万㎞越えのエンジンとしては、大したものです。もっとも、この燃費性能なので、ハイオク指定でもなんとか通勤に使えているわけなんですが。

 あとはおそらく、クルマへのドライバーの馴染みもあると思います。無駄な踏み方をしなくなってきているのではないかと。
 踏み、と言えば、乗り始めの2~3シーズンくらいは、冬場すぐにABSが効くのでうっとおしく、当時は効かないようにヒューズを抜いてやろうか、とけっこう真剣に考えていたものでした。

 それがふと気づくと、雪道でブレーキングしても、あれほどうっとおしかったABSを効かせることがめったになくなっていました。学習能力というものが皆無に等しい、さしものかわねこも、長年乗っていることにより、ABSを効かせないペダルの踏み方を、身体が憶えたのだと思います。 
 もちろん、セキネンさんの名言「ABSは効かせたら負け」にあるように、効かせないに越したことはないので、ドライバー側もちょびっとは進化しているようです。でも相変わらずヘタレですが。^^;








 

Posted at 2016/02/13 21:59:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯れ言 | クルマ
2016年02月08日 イイね!

タイヤの気持ち

タイヤの気持ち 昨年に引き続き、千歳で行われた「JAFドライビングレッスン冬道編」を受講してきました。

 昨年までは申し込みが100台以上あって、抽選だったのですが、今回はあまり台数がなく、30台ほどでした。
 当日は、荒れる天候予報でしたが、幸い見事に外れて晴天。しかも朝はマイナス20℃近くまで下がる好条件。

 が、会場の新千歳モーターランドへ着いてみると、けっこう気温が上がり始めており、滑りそう…。
 とはいえ、ゼッケンなぞ貼ったりすると、別に競技走行ではないのですが、気分は盛り上がります。^^
 

 今回も講師はセキネンさん、たくろーさん、南出さん、大藤さんと豪華な布陣。
 座学をさらっと受けた後は、コースに移動して実践です。

 班分けがされていたのですが「競技経験あり」「ライセンス(ペーパー含む)持ち」「その他一般」といったかんじで、一般組は、昨年同様、スラロームから始まり、競技組はいきなりコース走行となりました。



 コースは先日のラリーで使われた新コースではなく、昨年と同じ旧コース。なんでも旧コースの脇に新たにソーラーパーネルが設置されることになったそうで、コントロールタワーなどが既に撤去されてずいぶん雰囲気が変わっていました。


 正直なところ、昨年も受けたので、今年は講義よりも午後から行われるタイムアタックがメインかな、と思っていたのですが、やはり講師陣にはいろいろと指摘を受け、得るものがありましたね。

 午前中のコース走行は、助手席に講師が乗ってアドバイスをくれるのですが、最初は大藤選手。それでなくても現役ラリードライバーの横で緊張するかわねこ。オタオタした走りでしたが、大藤選手に指摘を受けたのは、ステアリングを大きく切って戻す時に、手でちゃんと戻さず、戻りの回転に任せて(手の中で滑らせて)いること。これはどうも自分の癖のようで、指摘されるまで無意識にやっていました。

 続いての講師はなんとあの、のりピーさん。思わず「いつもブログ拝見しています」などと口走ってしまったのですが。^^;
 のりピーさん、ダッシュボードのミニカーを見て「あ、イグニスですね!」と反応したのは、やはりラリー屋さんですね。
 その、のりピーさんからの指摘は、ステアリングの切り込みタイミングが遅く、従って姿勢作りが遅れていること。早めに姿勢を作ってやれば、その先の状況が変わっていても、リカバリーが早くできるという指摘に、目から鱗でした。
 確かに言われてみればその通り。特に滑る路面ではおっかなびっくりで、ついついステア操作が遅れがち、結果、コーナー奥でオタオタするパターンはありがちです。^^;

 その後の単独走行で、それらを意識して走ってみると、なるほど、走りやすさが断然違います。

 ちなみに、たくろーさんにも「(雪上での)スタートダッシュの速さの秘訣はなんですか?」と訊いたところ「タイヤの気持ちになることです」というありがたいお言葉をいただきました。(笑)

 まあ修行しなさい、ってことなんですが、セキネンさんも「(路面が磨かれていて滑るから)他人の走ったラインを走るな」と、大藤選手も「コース端の(雪の乗ったところを指差し)あそこなんか、僕ならガンガン使いますね」とコース取りの大切さを話していました。
 これらは漠然とはわかっていたものの、しっかり意識して走ることが重要だなあ、と再認識した次第です。

 
 と、ここでわが、かわねこ号に事件発生。なんとオレンジくん(または腹ペコランプとも言う)が点いてしまうと言う事態が!



 実は1年ほど前から、燃料計がおかしく、トリップの数字で判断していたのですが、全開走行の揺さぶりで、燃料計が復活したようです。

 残量は7㍑ほどあるはずなので、午前中は大丈夫とみて、この後のスラロームをこなし、昼休み中に人間よりもクルマの昼飯を買いに走ったり。(自分もちゃんと昼飯食いました)^^;
 

 午後からは、タイムアタックです。
 天気がいいので、表面がどんどん融け、午前中よりも滑るので、1本目はかなり慎重に走りました。
 なので、2本目はちょっと攻めてみよう、などと欲を出したのが間違い。1本目より磨かれた路面はまー滑るすべるスベる!!(>_<)
フラダンスよろしくお尻を振りながら走り、鋭角ターンではハーフスピン。なんとか立て直したものの、ゴール直前の最終ターンでものの見事にスピンの憂き目に遭いました。(汗)

 まーでも楽しかったですけど。^^


 最後は講師陣との同乗走行です。
 大藤選手が赤いランエボ。セキネンさんが、見たことある左ハンドルのGDB。たくろーさんはミラージュ。
 もちろんわたしはたくろーさんを希望しました。

 乗り込んで「タイヤの気持ちのなりかたを見せて下さい」と言ったら「今日はタイヤの気持ちになれませんねー♪」(笑)

 いやでも、パフォーマンス向けに派手に振っているとは言え、姿勢の作り方、姿勢を作るタイミングの速さ、滑りをいなすコントロールはさすがのひと言!お見事です。




 てなことで、今回もしっかり楽しませてもらいました。^^

 講師陣、スタッフのみなさま、お疲れさまでした。


 で、道スイのみなさんに朗報。今回の講習に、赤いZC32に乗る女性が参加されていました。
 しかもMTですよ奥さん!^^;
 道東在住とのことで、道スイのこともご存じでしたが、オフへの参加にいまひとつ躊躇されていたそうです。
 なのでしっかりナンパ(笑)して、春オフへの参加をお誘いしておきました。

 久野っち、とらっちょ。さんに続く、女性スイスポオーナーが来て下さると嬉しい限りです。




いちおーフォトギャラリーもアップしましたので、おひまな方はどうぞ。^^;

JAFドライビングレッスン冬道編2016 -1-

JAFドライビングレッスン冬道編2016 -2-


 さて、そんな帰り路。お気に入りの温泉でゆっくり夕食を食べて、お風呂で暖まり、上機嫌で走っていると。
 なかなかにスピードが乗りやすい、とある長い直線路で。突如、道の上になにかが浮かび上がりました。
 なんとでっかい雄鹿がセンターライン上にいたのです!
 思わずステアリングを左に切り、路肩ギリギリに寄せて回避しましたが、車線上にいたら間違いなくぶつかっていました。
 ちょうど対向車が来ていて、ライトで幻惑気味だったこともあって、保護色の鹿は直前までいるのがわかりませんでした。
 いやー、講習の帰りにさっそく講義内容が生きるとは…。(汗)



 さて、最後にお知らせです。
 今回講師を務めて下さった、たくろー@みらーじゅさんが、当日も宣伝されていましたが、ジムキタ雪遊びを開催するそうです。

 2月27日(土)に新千歳モーターランドにて。
 今回の講習のように、同乗走行や希望者には、アドバイスなどもくれるようです。
 詳しくはトラバ先まで!
 
 わたしは残念ながら、この日は仕事なので行けませんが、興味を持たれた方はぜひご参加を!




この記事は、ジムキタミーティングvol.2「ジムキタ雪遊び」2/27日開催決定! 参加者募集!!について書いています。





Posted at 2016/02/08 23:16:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ

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「盆なのに、サイト一区画独り占めの静かな…いや、ツクツクボーシがうるさいくらのキャンプ場で、至福のひととき♪」
何シテル?   08/11 16:11
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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