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かわねこのブログ一覧

2019年06月27日 イイね!

今年の飴は

今年の飴は そんなわけで(←手抜き)、ちびくろくんは塗装と前後して、整備の方も進めていました。
 4カ年計画の、3年目である今年のテーマは、ブレーキ。
 いやまあ、本当はブレーキなぞ、一番最初に整備するべきでしょうけれど、いろいろありまして今年やっと、です。

 さて、まずはキャリパーのオーバーホール……の前に、なんじゃこりゃー。

 ボケ画像ですいません。ヘッドからクーラントが漏れています。最初はなんか染みてるよーな気がするけど…見ないフリしようと思ったのですが(←ダメぢゃん)、けっこう漏れ漏れになってきたので、仕方なく再度ヘッドを開けるハメに。世間ではこれを自業自得と言います。


 ヘッドを開けるのに、クーラントの抜き入れするのがけっこう面倒なんですよね。^^;
 手持ちのクーラントが微妙に足りなさそうだったので、抜いたクーラントを漉して、足りない分を再利用することにしました。
 で、濾紙はコーヒーフィルターです。(笑


 で、ヘッドを開けて、古いパッキンを削り取ってから、ガスケットを組んで液体パッキンを塗り直します。昨年ヘッドガスケットを交換したのですが、悪かったのはその際、パッキンの量が足りなかったのか、乾燥時間が短かったか、両方か…。^^;

 ちなみに組み直し以降、クーラント漏れは完治しましたので念のため。


 さて本題のキャリパー。さっそくバラします。ピストンはエアガンで空気を注入して抜きました。
 若干サビが浮いていますが、ペーパーで落としてきれいにしたら、大きな傷も見当たらなかったので使用することにしました。


 が、さっそく問題発生。
 外したピストンにもサビは出ていましたが、ペーパーがけで取れるだろうと思いきや…。
 表面のメッキが剥がれてしまっています。いわゆる虫食い。これはさすがに使うわけにはいきません。

 てなことで、急遽部品を発注。


 で、ピストンを発注ついでに別部品も追加。
 本来は来年換えようかと思っていた、リードバルブもこの際、勢いで換えることにしました。

 と、ここまでは順調だったのですが。

 やっぱりネタの神様、光臨してしまいました。来なくていいのに。(泣



 到着した新しいピストンを組み込み、さて、ピストンシールを入れ………

……あれ?なんか入らない。

 フツーはキャリパー側にシールを組んで、当たり面にブレーキフルードを塗って、ピストンをぐいっと押し込めば入ります。入るはずです。しかし入らないのです。

 どうもリップの形状から入りにくいようなので、ピストンを押し込んで、周りからシールを入れてみましたが、入れた反対側から浮いてくるので、うまく入りません。

 昨年シェルパくんのキャリパーをオーバーホールした時は、ふつうにピストンを押し込んで入ったので、これの場合なにかやり方があるのかと、手持ちのサービスマニュアルを見ても、やっぱり「ピストンを押し込め」とあります。仕方ないので、ピストンをぐりぐりやっていたら、なんとシールが切れてしまいました。(泣

 仕方ないので、オートバイ屋さんへシールを発注しに行くことに。これまではネットで発注していましたが、時間と送料が掛かるので、直接買いに行く方が早いのですよ。しっかしよりによって、このシール、950円もするんですよねえ…。
 ついでにオートバイ屋さんで工賃払って、シールを入れてもらおうかと訊いてみると、持ち込んだ片方のキャリパーを「ちょっと見せてくださいね」と言って、ピストンの周りからシールを細い専用工具でくいくい、と、入れていくと、あっさり入ったではありませんか。さすがプロ。
 曰く、リップの形状が古いオートバイのそれで、返しが付いているので入りにくいのだとか。
 「この要領でやれば入りますよ」と、工賃も取らず、残りのシールを発注してくれました。ありがたや。


 そんなわけで、ならば工具を作ればいいのか、と、百均で細いマイナスドライバーを買って、先端を削って丸くし、コレを使って押し込んでみると、けっこう苦労しましたが、なんとかシールを入れることに成功しました。

 ああこれでやっと組める、と、フルードが付いて剥がれたキャリパーの色を塗り直して、車体に取り付けます。

 新しいフルードを注入して、エア抜き。フロントは無事終了して、さてリア側を……と、思いましたらば。

 なんと、フルードがどこからか漏れ出しているではありませんか!
 ネタの神様、まだ許してくれないんですか。(泣

 うわーこりゃ、やっぱりシールの入れ方がまずかったかな、またキャリパーバラすのか…と、げんなりしつつ、キャリパーを外して点検すると、シールはちゃんと入っています。

 ではどこから…?と見ると、バンジョーボルトの根元から漏れているとわかりました。
 締め込みが甘かったかな、と、少し増し締めをしましたが、やっぱり漏れます。しかしあまりガンガン締め付けると、キャリパーはアルミなので、ネジ山を壊す危険性があるので、手加減が必要です。
 新品に換えたはずのシールワッシャーが良くないのか、と、別の新品に換えてもダメ。
 キャリパーのシール当たり面が悪いのかと、ペーパーで磨き直してもやっぱりダメ。

 
 …参りました。しかし何が参ったと言って、まさかこんな事態になるとは思わず、キャリパーを車体に組んでしまってからのトラブルなので、フルードが垂れまくってしまい、せっかく塗装したキャリパーも、さらにはホイールも悲惨な状態に。(号泣


 もう心折れそうになりましたが、他は完成しているだけに、ここで投げ出すわけにも行きません。

 こうなったら最後の手段で、最悪壊してもヤフオクで中古キャリパーを買えば済むことだ、とネジ山を壊す覚悟でガッチリ締め直してみることにしました。

 規定トルクは2.5kg-mですが、手持ちのトルクレンチは最低設定が3.0kg-mなので、それでエイヤっと締め込んでみると…あれ?意外と締まります。
 まさか、と、ペダルを踏み込んでみると、漏れません、フルード。…なんてこったい。単なるトルク不足だったのでした。

 こうして無事キャリパーは組み上がりましたが、リアホイールとスイングアーム、キャリパー本体は再度塗装し直しの憂き目に遭いました。神様こんなネタ要りません。(泣

 そんなこんなで無事組み付けが完了。でもちょっとアフターカーニバルな後悔も。

 その1、キャリパー。オートバイ屋さんで、フロント側のキャリパーは、なんとスーパーシェルパのそれが、ポン付けでき、シングルポットが2ポットになるので、制動力が上がるとの情報が入りました。うーん時既に遅し。オーバーホールする前なら、それもありだったかも。しかし既にここまでで、部品代が今期予定の二倍にもなっているので、予算不足。今回は見送りです。

 その2.塗装に関しても、ホイールカラーはプラサフなしでそのまま塗れる、という謳い文句のままに、そのまま塗ってしまいましたが、考えてみればミッチャクロンくらいあらかじめ吹いておけば良かったなあ…と、これまた時既に遅し。

 ま、かわねこインチキ工房の作業です。こんなものかと思いつつ、カウル類も少し磨いてみましたが、さしてきれいにはなっていません。(笑
 
 リアフェンダーも原付二種の△マークが剥がれて久しく、これはメーカーの自主規制的なものなので、そのままにしていましたが、さすがになんなので、こんな小細工。


 ずいぶん昔にオートバイの先輩からもらったものですが、ちょうどサイズ感が良かったので。(笑

 そんなわけで、とりあえず復活後は、ふだんの足として大活躍してくれています。
 乗る機会が増えたせいもあるのでしょう。エンジンもこのところ調子良いですね。リードバルブを換えたおかげで、中速域の加速も良くなった気がします。^^


 こんだけ手間暇かけたので、しばらくは老体に鞭打って、もうすこしがんばってもらいましょう。(←鬼

 


Posted at 2019/06/27 23:20:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | ちびくろ | クルマ
2019年06月23日 イイね!

お色直し

お色直し ふだん乗りの足として、この時期から秋まで大活躍するちびくろことKSR-Ⅱ。
 既になんども書いているように、来月で28歳になるご老体。しかも2年前の現役復帰まで、半年から1~2年冬眠という状況をなんどか繰り返しています。

 そんなわけで、基地移転以降、稼働率がこれまでにないほど上がっているので、各部をすこしずつメンテナンスしているのも、なんどもネタにしていますが。
 

 そして今年のテーマは、ブレーキと塗装。
 ブレーキは、キャリパーのオーバーホール。と、同時にキャリパー本体がこの状態でボロボロなので、塗装し直します。


 そしてホイールもごらんの通りで、サビだらけ。


 スイングアームも、サビが浮いているのが気になります。


 さらにチャンバーやシリンダーのサビ色といい、ヤレ感かなりのものです。(泣


 とまあこんなかんじで、お疲れのちびくろくん。
 時はひと月以上前の連休中、さっそくバラしました。

 写真は失敗したのでないんですが、前後ホイールとスイングアームを外すと、当然自立しなくなるので、ビールケースにフレームを載せました。エンジン関係の修理もあるので、タンクなどの外装も外し、ほぼエンジンとフレームだけの状態。

 で。

 ペイントはコレを使います。


 おなじみのホイールカラー。

 ホイールは、電動のワイヤブラシでサビを落として脱脂。
 本来は、タイヤを外してホイールだけにし、さらにボルト留めになっているハブも外して、キッチリ塗装するべきですが、なにせかわねこインチキ工房のやることです。そんな手間暇かけるわけなどなく、テキトーにマスキングして。


 はい。できました。(←料理番組か)


 ということで、ホイールはゴールドにしました。
 実は昔から、黒ボディにゴールドホイールを組み合わせたかったので、20数年ぶりに大願成就です。(笑

 スイングアームはガンメタにしてみました。いや、なんとなく精悍に見えるからですけど。


 ただ、ひとつだけこだわったのがこれ。


 「uni-trak」とは、カワサキのリンク式モノ(1本ショック)サスの名称ですが、説明すると長くなるので割愛。
 80年代のオートバイには、カワサキに限らず各メーカーのモノサスのネーミングが誇らしげに掲げられていたものです。

 そんなわけで、このデカールには思い入れがあるのですが、残念ながらとっくに廃盤となっているので入手不能。KSRというオートバイ自体は近年まで販売されていましたが、この「uni-trak」デカールが貼られているのは、初期モデルだけなのです。
 ということで、若干傷は入っているものの、このデカールは生かすことにしました。
 

 ガンメタの塗料が少し余ったので、ついでにキャリアもシルバーからガンメタに塗装してみました。
 これまではちょっと浮いた感じがあったので、カッコ良くなりました。ええ、自己満足ですとも。^^; 


 そしてボロボロだったキャリパーは。

 蒼です。ブルーです。(←わかるっつの


 なんか見たことある、と思ったアナタはスルドイ。エスクのキャリパーを塗装した、ヒートペイントの残りを使いました。


 サビだらけだったチャンバーも、耐熱のブラックで塗装し直し。
 
 うん、キレイになった、と、喜んでいるのは自分だけです。(笑

 実のところ。

 常にブーツが触れるので、どーせまた剥がれて錆びる、ステップとペダル廻りはそのままですし。

 その昔、林道でコケた時に盛大に付いた、サイドカバーの傷もあえてそのまま残しています。

 そんなわけで、車体下半分側だけの塗装だったので、あまりキレイになった感はないんですが、いいんです。自己満足です。(笑


 まあかわねこのやることですので、何事もなかった…わけはなく…。
 ネタの神様が降臨してしまいました。ので、続きはWEBで。ぢゃなく、次のブログで。(←書くのか?
 

 




Posted at 2019/06/23 22:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ちびくろ | 日記

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「急に夏らしく暑くなってきた十勝。ちょっといろいろ仕事面でイライラが募っていた帰りに、スーパーに寄ったら、5歳くらいの男の子を連れたお母さんが、店外に出たところで「今日はムシムシするねえ」と言ったら、男の子が「虫虫?どこにいるのっ!?」と反応していて、癒やされた。(笑」
何シテル?   06/13 20:22
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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