
イチ推しの多用途支援艦「すおう」を見るために、枝幸まで走る気になりました。
十勝からは片道300㎞以上、5時間以上かかる行程ですが、行ったついでにそのままどこかで幕営すれば、艦船見学と幕営ができて2度美味しい。さらにヴェルシスでならば、念願のキャンプツーリングになるではないか。
うん。ヴェルシスで海沿いを走るツーリングもいいかも知れない、などとひとりで勝手に盛り上がっていたのです。
しかし、意地悪なことに天気予報はどんどん悪い方向へズレて行き、当初は晴れマーク主体だったのに、台風で前線が刺激されたためか、傘マークが取れなくなってしまいました。
言うまでもなく、若い頃のように雨を押してでもオートバイを走らせる気力はもうありません。
日和そうになりましたが、直前の予報は少しだけ回復し、土曜日午前中が雨で、その後は曇りに。
ならば道中は降られる前提で、エスクで出動となりました。幕営地は決めておらず、キャンプ場の様子を見て展幕するか、あるいは夜間や朝方に降る予報なら、最悪寝る時は車営台での車中泊もありか、と、野営ギア一式を積み込んで出発。
が、さあ行こうと思ったら、いきなりトラブル。iPodを繋げたら音が出ません。前日夜にプレイリストを更新した際にエラーが出て、なぜかファイルが空になっていたよう。仕方なくPCを起動して再度作業することで、40分ほど予定が押してしまいました。
とは言え「すおう」の午後の公開予定は13時から15時までとなっており、最悪14時頃までに着けば見学可能なので、焦ることはなくのんびりエスクを走らせます。
しかし降っても小雨くらいと思っていたのに、スタートからしっかり本降り。
士別あたりでいったんは止んだものの、さらに北上するとまた降ってきて、テンション下がり気味です。
名寄からは内陸を東進する農道を走り、道々へ抜けましたが、思いのほか開けた牧草地帯で、晴れていたらきれいだったろうなあという景色なのが残念。
それでも途中トイレ休憩しか停まらなかったこともあり、13時前に枝幸に到着。
当初は現地の食堂ででもお昼を、と思っていましたが、あまりお腹が空いていなかったので、セイコマでパスタと菓子パンを買って、近くの公園で軽い昼食後、港へ向かったのでした。
てなことで、雨のせいで「すおう」の外観もあまりゆっくり撮ることも叶わず、30分程度で見学は終了。
さてどうするか。時刻はまだ14時。この雨では、もはや展幕する気はなく、車中泊にしても外に出られないので狭い車内に閉じこもるくらいなら、走ったほうがまだマシです。
日暮れまで5時間走ったら…基地に帰れるではないか。ラリーカムイで蘭越から帰投することを考えると、似たようなものか、と思ったら帰る気になってきました。
ちなみに宿泊も頭をかすめましたが、北海道は観光シーズンに突入とあって、それでなくても昨今高めの宿代がさらに爆上がり。ドミトリーでさえ、1万円台に入ろうかという価格では、とても宿入りする気になれませんでした。
幸い身体的にしんどさはなく、さらにいつもなら「日のあるうちに、早めに帰って洗車したい」などと、背中を押される思いがありますが、今回はそんな制約はなく、さらに途中で疲れたら車営台でひと眠りできることも、精神的に楽でした。
てなことで気楽に南下を開始。
スタート直後の「紋別まで100㎞」の標識に、さすがに一瞬遠いなと感じたのですが、それでも今回は相棒がエスクなのは、楽だし楽しい。
南下すると、なんか先月にもこのあたりの景色を見たような気がするなあ、とは思ったものの、今回は仕事終わりでもなく、クルマもエスクなので少しだけ景色も違って見え、好きな音楽を聴きつつ、のんびりと走れました。
いつもなら気分良く走れる海沿いルートですが、この雨では…とはもう言いますまい。(笑
湧別からは海に別れを告げ、山間ルートを走って留辺蘂へ。ワインディングロードなのでなかなかに楽しいけれど、これがオートバイだったら、とつい思ってしまいます。
留辺蘂で見かけた食堂に入って、カツカレーでスタミナ補給し、さらに南下。本当は、芽登の森林コースを走るほうが早いのですが、日暮れが迫っているだけに、鹿の巣窟のようなルートはさすがに怖くて、真っ当に国道を走りました。(笑
このあたりでやっと雨が上がり、雲間にうっすら青空さえ見えたのは、ちょっと悔しいけれど、仕方ありません。
日の長い今時期とあって、まだ明るいうちに見慣れた聖地の地名が見えると、なんだ、基地までもうちょっとではないか、という気になりますが、実際はここから2時間以上走ります。(笑
そんなこんなで雨に翻弄されつつも、ドライビング・ハイだったのか、眠くもならずに意外と元気で、結局トイレ休憩と食事以外で停まることなく、無事帰投。
運転していて、しんどいとか、早く帰りたいなという思いもなく、一気走りを楽しめた1日だったのです。
もしかすると記録更新かなと思っていた、この日の走行距離は計算してみると、700㎞を割り込んだ690㎞で、歴代4位だったのでした。
Posted at 2026/07/03 21:19:51 | |
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