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かわねこのブログ一覧

2025年08月29日 イイね!

正しいお休みのために北へ行く -1-

正しいお休みのために北へ行く -1- 盆も過ぎて2週間が経ち、十勝は日中こそまだ暑い日が続くものの、夜はずいぶんと涼しくなって、夏の終わりを実感します。

 今年もかわねこは、幸いなことに世間並みには、盆休みをいただけました。
 これまでですと、ロングドライブを楽しむか、オートバイでロングツーリングに出かけたもので、それらは走ることが目的なので、とにかく走る、走る、走る、というドライブやツーリングが好きでした。いや、今でもそれはそれで大好きです。

 しかし、昨年盆のこの時に、「何もしないお休みの過ごし方」をしてしまったのが、忘れられません。

 それは、本当にまったく何もせず、ただひたすらぼぉ~っと海を眺めるだけの、甘美なひとときでした。

 何もしないなんて、家でもできるだろう、と言うのは易し。これ、基地だとついネットを見たり、細々家事をしたりしてしまいます。なにより、ふだんではあり得ないロケーションでの、非日常のひとときだからこそ、良いのです。

 そんな、何もしない時間を過ごすことのぜいたくさに気づいたのは、年を取ったのでしょうね。(笑

 てなことで、晴れマークが続く予報の、盆休み中盤。ぜいたくなひとときを過ごすために、初山別へ向かうことにしました。

 十勝からでも、1日あればじゅうぶんにたどり着ける距離ですが、さらに余裕が欲しかったので、1泊目は新十津川のお気に入りのキャンプ場へ向かいます。

 なので、基地をゆったり出発。
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 夏空が嬉しい。ちなみに相棒はエスク。もちろん、シェルパくんでのツーリングなら、なおのこと楽しいのですが、今回は幕営地でゆったり過ごすことが目的なので、昨年導入したテント、クロノスキャビンを持って行くことが大前提。これだと、シェルパくんにも積めることは積めますが、その他のローチェアを始めとする、ギア類が積み切れないので、行くならやはりエスクです。
 シェルパくんだと、走る方に集中して、予定地でも止まらない可能性もあったりするので。(笑

 そんなわけで、買い出しをしようと、途中のスーパーでエスクを停めました。
 実はその向かいには、かつてシェルパくんを見つけ出してくれた、オートバイ屋さんがあるのですが。
 店先で、お客さんらしき人と談笑する、社長の姿を見かけ、懐かしくなって行ってみました。

 十勝に移住してからの9年間というもの、すっかりご無沙汰をしていたので、覚えていないだろうな、と思ったら、かわねこの顔を見た瞬間に「ああ!お久しぶりです!」と声を掛けてくれたのは嬉しかったですね。

 さらに「GSF、手放したんですね。」と続けられて驚きました。本州のショップの売買ページに載った写真を見て、気付いたのだそうです。さすがプロ。

 実のところ、十勝でお付き合いのあるオートバイ屋さんがなく、以前、シェルパくんのエンジントラブルで持ち込んだお店も、正直なところあまりやる気がなさそうなので、今後が心配だったのです。ならば、いざという時、頼れるように顔を出しておこう、という下心もあったのでした。(笑

 そんなこんなで、お互いの近況を話して辞し、のんびりとキャンプ場へ向かいます。

 途中、昨年開通したばかりの美唄線を走ってみました。
 昨年の開通直後、スナガワのダートラ応援の帰りにいちど走ってみてはいますが、今回は逆走になるので、けっこう新鮮。

 いい感じのワインディングが続くので、エスクでも楽しかったのですが、今度はシェルパくんで来ようかな、と、思ったり。
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 のんびりドライブとは言え、特に寄り道もしなかったので、キャンプ場には15時に到着。
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 お盆だし、混んでいるんだろうなという予想に反して、これまでなかったほどの空きように驚きました。
 ここ、直近のコンビニまでクルマで20分かかる立地なので、もともと、にわかキャンパーやファミリーキャンパーが少なく、幕営慣れした穏やかな客層なのですが、キャンプブームもそろそろ終焉なのか、という印象を感じました。
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 てことで、奥のサイトひと区画を独り占め。さらに奥の方に若いグループがひと張りしていましたが、デイキャンプだったようで、じきに撤収したことから、かわねこひとり感を満喫です。
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 管理棟に面した、表側駐車場に近いサイトは人気があり、そちらには数張がいましたが、騒がしくはなく。むしろ、騒がしいのは近くの木にいるツクツクボーシの大合唱の方だったり。(笑
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 展張を終えてもまだ陽が高く暑いのですが、近くの木陰にテーブルとローチェアを置いて、至福のひとときを味わいました。セミの大合唱がうるさいけど、これもまた、いかにも夏らしい。
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 そして無数のトンボが飛び回っているのも、水田地帯らしく、これも夏の風景なのが嬉しい。

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 くつろいでいると、突如バキッという音が。
 見ると、チェアフレームのリベットが飛んでいます。実はこれ、昨年も反対側が飛んで、ボルトを入れて補修したのでした。
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 なので、こんなこともあろうかと、ボルトの予備をフレームに貼り付けていたのが、役に立ちました。(笑
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 しかしそれだけではなく、経年劣化で座面のクロスの張りがなくなってしまい、座るとフレームが当たってちょっと痛いので、今回はクッションを置いて対処しました。もとより3,000円ほどの安い椅子で、3年以上使ったので、もう寿命ですね。

 クロスのやつれは昨年から感じていたので、モンベルショップに行く度、ヘリノックスを見ては衝動買いしそうになっていましたが、ものが良いぶんお値段がお値段なので、お財布事情がなかなか許可を出してくれません。
 もっとも、このキャプテンスタッグも、スーパーローな低さが快適なのと、折りたたみタイプゆえに、撤収が楽なのが気に入っているのです。てなことで、同じモデルの色違いはまだ生産されているので、盆明けにリピート購入になりました。

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 夕方になり、風呂前に近くを散策したら、すぐ近くにヘリポートが用意されているのに初めて気付きました。これはドクターヘリ用でしょう。
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 今回、幸いだったのが、管理棟内にあるお風呂が営業していたこと。毎日営業しているわけではないのは、おそらくは、地域のコミセンとしての機能がメインなのだと思いますが、この日はお盆なので特別営業してくれたそうです。これはありがたい。

 しかもお風呂に入りに行ったら、管理人さんが不在で、いくら呼んでも出て来ないので、カウンターに料金を置いて、勝手に入りました。あがって施設を出たところで管理人さんに会ったので「料金、置いときましたー」「あ、どうもー」
 いいなあ、いい意味での田舎らしい、この緩さ。

 日が暮れるとセミの大合唱もやみ、静かな夜を満喫することができたのでした。
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Posted at 2025/08/29 23:09:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 幕営 | 日記
2025年08月27日 イイね!

EZO DIRTを観戦に行く

EZO DIRTを観戦に行く 盆の話もまだアップしていないので、時系列的には前後しますが、先週の日曜日、ダートトライアル北海道地区戦第7戦のEZO DIRT 2025を観戦しに行ってきました。

 盆が明けてから、十勝は少し気温が下がったとは言え、まだまだ夏らしいので、シェルパくんでの出動も考えたのですが、この日は観戦後にちょっと野暮用があり、帰投が日没後になりそうだったことから、エスクをお供に指名。

 この週は、仕事もけっこうドタバタしてお疲れだったせいか、予定時間に起きられずに30分遅刻したのでした。
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 それでも、吉川選手の1ヒート目出走には間に合いました。
 暑いせいか、ギャラリーはいつもの我々4名だけ。(笑
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 今回、ゴール前で8の字旋回があったりと、わりとテクニカルなコース。
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 ギャラリーで眺めているぶんには、遮るものが少なく見やすかったので、楽しめました。

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 前日の夜に、そこそこの降雨量があり、ところどころ水たまりも残っていたので、これは展開が面白そう。

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 ライトポッドを付けた、どう見てもラリー車も出場していました。
 ラリー北海道へ向けてのシェイクダウンでしょうか。

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 しかし、朝から晴れたこともあってか、路面はどんどん乾いていってしまいます。
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 さらに4WDターボ車の走りで、見ていてもわかるほどの深い轍が刻まれていたので、2WDクラスはライン取りが難しそう。

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 午後の2本目は、狼煙が盛大に上がり始めたことから、かなり乾いてしまったのがわかります。
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 なんだかんだで前半戦は観戦できなかったので、かわねこ今季初のダートラ観戦は、楽しませてもらいました。
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Posted at 2025/08/27 22:09:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ダートラ | クルマ
2025年08月09日 イイね!

金色の駆動力

金色の駆動力 わがやのシェルパくんが、基地へ配備されてから、今年で21年になりました。
 実は6月が節目だったのですが、なんだかんだと公私ともに忙しくて、忘れてました。(ぁ

 車齢は23年になりますが、オドメーターは3万4000㎞ほど。まだまだ元気に走ってくれます。

 先日の100㎞ツーリングから帰投し、ルーティーンのドライブチェーンのクリーニングをしていましたら。

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 わずかなサビ浮きと、キンクが見受けられました。
 また、チェーン自体もかなり伸びており、そろそろ交換時期。……いや、そろそろではなく、実は2年前に既にチェーンとスプロケットのセットを購入済みなのでした。

 しかしその後、エンジン故障やらなんやら諸事情で、長距離ツーリングに出なくなったこともあり、手つかずのままだったのです。(汗


 てことで、やっと重い腰を上げて、交換することにしました。

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 今回のは、おなじみのサンスター製。いつの間にかスプロケットだけでなく、チェーンも販売するようになっていたようで、検索していたらセット品が見つかりました。
 チェーンは製造しているのではなく、プロデュースして、チェーンメーカーに製造させているらしい。
 各車種用になっているので、チェーンのコマ切りもしなくて済むことから、これを購入。
 チェーンの色は、スチール色、シルバー、ゴールドから選べますが、今回はちょっと色気を出して、ゴールドを選びました。
 スプロケットもアルミ製とスチール製が選べますが、耐久性でスチールを選択。


 ちなみにサンスターは歯磨き粉が有名ですが、現在は分社化している、スプロケットなどの金属加工業の方が先で、元々自転車部品の製造をしていたそう。その際にゴム糊を入れる金属チューブを開発し、そのチューブに歯磨き粉を入れることを思いついたことから、オーラルケアメーカーになっていったそうです。
 自転車部品製造は現在はしていませんが、自動車用接着剤なども造っているのだとか。


 さて、チェーンとスプロケットの交換なぞ、さしたる作業ではないのですが、チェーンはクリップ式だと思い込んでいたが、実はエンドレスチェーンだったとか。
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 切ろうとしたら手持ちのチェーンカッターが超絶安物で、ピン抜きが既に歪んでいて使用不能だったとか。
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 ドライブスプロケットを止めているスナップリングを外すのに、手持ちのスナップリングプライヤーも超絶安物で、外すのに苦労したりとか。(なんとか外した)
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 新しいチェーンを付けようとしたら、こちらもカシメ式で、カシメ工具を買い忘れていたり。
 と、まあそれなりにネタが散らばっていました。(笑

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 というわけで、アストロへ駆け込んで安い工具セットを調達しました。
 まあこれ、今後使う機会がどれだけあるか、いささか怪しいのですが、と言ってさすがにチェーンのカシメをインチキでやるのは怖いので。
 持っていて損はないから、まあいいか。
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 ついでに、スナップリングプライヤーも少しマシなものに新調。(笑

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 スプロケットは、思ったより減ってはいませんでしたが、同時交換するに越したことはありません。

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 てなことで、無事交換終了
 もともとシールチェーンだったこともあり、その昔、ちびくろKSRのチェーンを交換した時のように、劇的に静かになったりはしません。むしろ、これまでと何ら変わらないのですが、安心感はあります。

 見た目もスチール色から、ゴールドに変わったので、ちょっとだけ印象が変わりました。性能上差があるものではありませんので、自己満足です。(笑

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 7月からの猛暑続きで、飼料用のデントコーンもぐんぐん伸びています。夏だなあ。

 昔のようにテントを担いで、キャンツーへ、という気力は昨今あまりなくなってしまいましたが、それでも完調になったからには、ロングツーリングに行きたいものです。




Posted at 2025/08/09 18:44:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | シェルパくん | 趣味
2025年08月07日 イイね!

今年こそ最後の勇姿

今年こそ最後の勇姿 昨年見学に行った、海上保安庁最古にして、唯一砕氷能力を持つ巡視船「そうや」。今年で船歴実に48年を迎えました。北国の過酷な環境での任務の中、よくぞ耐えたものです。

 既に新造船の二代目「そうや」(初代「宗谷」名からだと三代目)も進水が終わり、就役に向けて艤装が進んでいるようです。ちなみに船名だけでなく、船番もそのまま「PLH01」が引き継がれるもよう。
 昨年は、現「そうや」の退役を濁していた海保ですが、今年は自らが「最後の一般公開」と銘打っていました。

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 実は事前情報で、体験航海の案内を見つけ、応募多数なら抽選制とのことだったのですが、みごと当選。小躍りして喜んでいたのですが、好事魔多しで台風9号の進路が、かなり怪しくなってきました。
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 結果、北海道への直撃は避けられたものの、釧路沖の海上はかなり影響を受けそうな予報に、届いた「体験航海中止」のメール。先日の津波の影響もあるのでしょう。やっぱりな、という思いだったのですが、残念です。

 しかしそのメールには、停泊状態での一般公開を行うので、ぜひどうぞ、との一文が。ならばと釧路まで出かけることにしたのです。

 それにしても、これも台風の影響でしょう、市内は釧路らしからぬ蒸し暑さでした。
 見学は午後から参加するので、まずはお昼ごはんです。

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 これまで釧路と言えば蕎麦、だったのですが、今回は雪風@L880Kさんからオススメされた、回転寿司に行ってみることにしました。
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 目的はこれ「かしわ抜き」です。

 蕎麦屋さんの「ぬき」が、シンプルにスープがメインなのに対し、ここのはかしわ肉がこれでもかというほど入っており、さらにネギとかまぼこまである豪華版。出汁は蕎麦屋のそれより少し濃いめなかんじですが、これはこれで美味しく、楽しめました。
 さらにこの日限定だったらしい、くじらの握りもあり、ひさびさのお寿司を堪能して、港へ向かいます。

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 まだ時間があったので、今回も埠頭でまき網漁船を見て散策。
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 と、こんな船が。バンカーバージと呼ばれる、給油専用の船です。通常のガソリンスタンドのように、エネオスやら出光などのマークが付いた船が何隻か停泊していました。大型船の入港も多い、釧路ならではと思います。
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 いつもなら「そうや」が停泊しているバースには、近くの旅客ターミナルで一般公開しているため、その姿がありません。
 そのため、日曜日とあって、主のいない岸壁には釣り人の姿がぎっしり。(笑

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 そしてターミナルには、「そうや」の姿がありました。
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 昨年同様、すぐとなりの広場では、くしろ港まつりが行われており、よさこいの演舞などでにぎわっています。ちょうど昼時ということもあって、数多く並んだ露店前はかなりの混雑。
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 相変わらず昭和からタイムスリップしてきたかのような、懐かしく、そして少し怪しげな露店も並んでいます。もしかして北海道中の露店商が集まっているのではないだろうか。(笑

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 「そうや」の一般公開も、昨年同様50名ほどの列がありました。かわねこ同様の船マニアばかりではなく、親子連れの姿も多く見かけたのは、地元に定着している証でしょう。
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 乗船すると、前甲板には、睨みを利かす60口径40㎜機関砲が。ふだんは潮を被らないよう、カバーが掛けられていますが、今日はしっかり姿を見せています。
 そう言えば聞くのを忘れましたが、海保は実弾射撃演習って、どの程度やるんでしょう。

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 一般公開に合わせてでしょう。リペイントされていますが、ところどころ古さは隠せません。
 実際に乗組員の方に伺うと、まさしく錆との戦いだそうで、その方はヘリの整備員でしたが、それ以外にも船体の細かな補修やペンキ塗りなども行うそうで「なんでもやらなくちゃいけないんです」とのことで、新造船が待ち遠しいそう。

 公式通知の通り、体験航海の中止は台風の影響のためだそうですが、先日の津波による、任務への影響もあったことは想像に難くありません。
 津波当日は、やはり沖合へ退避したのか聞いてみたら、実はその日は改修のため函館でドック入りしていたそうで、緊急出港するかどうか、かなり悩んだとか。


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 ちなみに帰路、厚内の海岸通りを走ってみたのですが、釧路港内の穏やかさと違って、波高が高く、潮飛沫で景色が霞むほど。
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 高台から海を眺めても、文字通り「天候晴朗なれど波高し」で、下からはごうごうと波音が響くほどだったので、これは体験航海中止もやむなしかな、という海上の荒れもようだったのでした。


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 船内のつくりは、やはり狭かったり、スイッチやフック類など小物のデザインが、昭和を感じさせるものですが、でも中には「この古さも味があっていいものですよ」と言う若い女性乗組員もいたので、若い世代には、一周回って却ってウケるのかも。

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 フライトデッキでは、昨年に続き「巡視船そうやお兄さん」が子どもたちに大人気。職員さんもノリノリで楽しそう。(笑

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 と、アナウンスがあり、高速救難警備艇の訓練展示を行うとか。右舷側へ行ってみると、高速艇が降ろされ、実際に走り回ってくれました。
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 港湾内なので、速度は抑えていたようですが、ウォータージェット推進なので、25ノット(約46㎞)くらい出せるはず。
 これは昨年はなかった展示なので、今回はちょっと得した気分です。


 ちなみに「そうや」は、その技術が確立される以前の建造のため、スラスターが装備されていないので、離着岸にはタグボートが必要なのではと聞いてみると、この旅客ターミナルへの離着岸はその通りで、タグを使うとのこと。
 しかし、通常停めている停泊バースの場合、タグは使わず微速前進中にアンカーを落とし、アンカーを起点に船を転回させて着岸すると聞いて、そんな技があるのかと驚きました。

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 ついでに、新しい巡視船の「とかち」などは前側面に、防護板のような装備が付いているのが気になっていたので、これも聞いてみると、あれは着岸時に岸壁からの保護用なのだとか。保護板が付いている理由が「新しい船は船体が(軽量化のため)アルミ製だから」と聞いて納得です。

 1時間ほど見学し、船を降りたその時です。「これより、救難ヘリがそうや横をローパスします」とのアナウンスが聞こえました。

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 ええええ!そんなサプライズもあるのか!これは見たい。と、ちょうど、列をなしていた乗船者が切れたタイミングもあって、案内役の職員さんが「ヘリは右舷側を通過するので、もういちど乗船して甲板でご覧になってください」と言ってくださったので、再度乗船。

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 釧路航空基地から発進した、S-76Cが「そうや」横をローパスしていきます。
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 ターミナル端で転回すると、後部ドアが開け放たれて、隊員さんが手を降ってくれていました。

 S-76Cの展示飛行自体が珍しいので、思わず「今回は大サービスですね」と乗組員さんに声を掛けると「港湾内は、(カモメなどが多く)バードストライクの危険性が高いので、普段はあそこまで高度を下げないんですよ」と教えてくれました。おそらくは「そうや」最後の一般公開に合わせてのことでしょう。

 そんな思わぬサプライズオプションもあって、堪能した「そうや」一般公開だったのでした。

 そして今度こそ、現「そうや」には、さよならです。
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 個人的には、この後ろ姿の佇まいが好きでした。
 
 48年間、本当におつかれさま。






Posted at 2025/08/07 21:27:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | ふね | 趣味
2025年08月04日 イイね!

就航十三周年

就航十三周年 本日で、わがエスクが13年目の航海に入りました。
 オドメーターは、173,300㎞。2024年度の走行距離は、11,300㎞でした。

 既に新たなパーツの投入はなどはなく、幸いなことに、昨今は大きな故障とかのトピックもないので、整備と言えば車検くらいでしょうか。
 そんなわけで、先月、6回目になる車検も無事終了。
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 代車は20年落ちの初代ノート。なので、コレで走り回ったりはせず、ほとんどあ~るくんに乗っていました。
 ただ、猛暑の最中だったので、ノートはエアコンが効くのと、エアコンを作動させてもあ~るくんのように、とたんに走らなくなるわけではなかったのは幸いか。
 
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 さて、今回車検のために、常設の車営台を取り外し、運転席シートをノーマルに戻しました。
 13年ぶりに座ってみたノーマルシートは、座面の柔らかさなど、けっこうな違和感。(笑

 近年、アフターマーケットのシートレールに対する車検基準が厳しくなり、前回の車検から、これまでのレカロシートが車検に通らなくなってしまいました。
 個人的には、それまで10年間(先代テラノの時代からはさらに遡って20年)問題なく車検に通っていたのに、既得権もなくいきなりNGはおかしいのでは、と思うところですが、文句を言っても通らないので、今回もやむなくノーマル戻し。

 もちろん、車検対応の純正シートレールを購入しようと思ったのですが、車検用書類の申請には、シート本体のシリアルナンバーが必要です。
 なので取り付け状態で、ライトを当てたりしてかなり探したのですが、ナンバーが見つからず、時間切れで今回は断念しました。
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 しかし取り外してからも、本体を裏返したり、付いていたカバー類を剥がしたりしても、どこにもナンバーがありません。思えばこの時、シートを分解しているので、ナンバーがあれば写真を撮っているはずなのですが、それもないところを見ると、そもそもナンバーがなかったのでは、という疑惑が浮かびます。
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 というのも、シート裏にラベルらしきものが貼ってありますが、なぜか黒く塗りつぶされているのが発見されました。
 このレカロは、もう30年以上も昔に購入したので、もはやどこの店で購入したのかなどがわかりません。並行輸入品だった可能性も高く、事実上追跡不可能。

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 30年も使ったんなら買い換えろよ、と言われそうですが、この「LS-F」は今はもう絶版モデルで、張り出した大きめのサイドサポートが気に入っているので、換えが効きません。
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 今回取り外してみても、内部のウレタンがわずかに粉化は起こしているものの、座面などにも特にウレタンの欠けなどもないため、今後も使い続けたいのです。

 そんなわけで、不本意ながら車検時のノーマル戻しがデフォルトになりそう。

 しかし、シートを付け替えること自体は簡単ですが、問題はシートベルト警告灯の配線をする必要があり、それがシートヒーター回路から分岐されているのです。
 シートヒーターは、発熱体をハーネスごとレカロに移設しているので、ノーマル化するとハーネスがないことになります。

 前回は、車検時にNGとなってノーマル化の必要が生じ、ノーマルシートをお店に預け、車検後レカロに戻してもらっての納車だったので、シートベルトの警告灯はどうしたのだろう。
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まさかシートヒーター本体をレカロから剥がしたのか、と思ったら、メカさんが配線を作ってくれていたのでした。
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ので、次回は忘れないように、配線にマーキング。

 今回はこの他に整備では、フロントブレーキのスライドピンが固着しており、交換となりました。
 これは春先から、少し引きずりっぽい傾向があったので、想定内。リア側はサビ落としで対応可能でした。これも塩害の影響ですね。
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 あとはいつものシャシーの防錆塗装をしてもらったのが、整備メニュー。

 今回は幸い、あまり大きな整備はありませんでしたが、13年が経過したことにより、重量税が、なんと12,800円も増税になっていました。
 この上げ方はないだろうという増額ぶりで、そもそも年数経過で、自動車税のみならず、重量税も重課する考え方が理解できません。
 まあこのあたりも、書き始めるとキリがないので、このへんで。

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 引き取りの翌日、さっそくレカロと車営台を戻したのは、言うまでもありません。
 やっぱり馴染みある、かわねこ仕様がいちばんです。

 でもこれで2年は、安心して乗ることができます。
 いやもちろん、あと2年どころか、できるものならあと7年、つまりは20年乗りたいと思っているので、航海はまだまだ続くのです。

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Posted at 2025/08/04 22:02:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

プロフィール

「山が白いのは、雲がかかっているからだな、うん。←現実逃避
ちなみに今朝の気温は-8℃ ←現実」
何シテル?   11/19 14:41
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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