
銀座で新型クーペに乗ってきた。
赤の370GT SP・フォーブシートと本木目仕様だ。
最初にドアを開閉した感じは、セダンのようにボデイのしっかり感を感じる重厚な閉まり感。(Zのように締めてからウインドガラスが上がる)
座席に腰を下ろした感じはサスガクーペ、着座位置が低くてボディのワイド感を感じる。右前方のボンネット・フェンダーの盛り上がりが「クーペに乗ってるんだ」という気分を高めてくれる。
走り出した瞬間、フーガより小径で太いステアリンググリップと相まって極低速でもキビキビ感がある。
4~50km/hでステアリングを左右に振ってみると、まるでカートにでも乗ってるようなハンドルとノーズ・車体が連動するような感覚が小気味いい。
乗り心地はフーガ19Inchよりいいかもしれない。
エンジン音は威勢がいいが、ロードノイズ・遮音性は同等かと思った。
エンジンは3.7liter、VVEL。
極低回転から7500rpmまで分厚いトルクでグイグイ背中を押してくれる。
とにかくアクセルを踏んでる間じゅうトルクがあふれてる感じ。
5000rpmから7500rpmの劇的に盛り上がる加速感・淀みないエンジン音・回転フィールは絶品だ。
アクセル閉から踏みこんだ瞬間のレスポンスも期待以上に反応する。
踏み込んだ瞬間!
「バッ!」と車体を前に押し出してくれる感覚だ。
常にVDCオフで走っていたが、発信加速、晴海の3車線右左折の全開コーナリングで、後輪がわずかに「キュキュッー!」と鳴くがなんの不安感もない。
速くて小気味いいコーナリングから直線への立ち上がりの加速がホントに気持ちいい。
フーガと同じぐらいの車重とは思えない軽快な身のこなしは車全体の重心が低くワイドなボディが効いているからと感じる。
動きは軽快だけどもそれでいて安っぽい感覚はなく、高級な車の重厚感にもあふれている。
100km/hオーバーの直進性・ハンドリング、ともにフーガより上だ。
4WASの恩恵もあるのでしょうが、これも絶品といっていいと思う。
やっぱり、クーペはいいなぁぁぁ・・・!!!
この、人と車の一体感は極上だ!
それでいて快適性能も全然悪くない。
ホント、イイ車だ~
数少ないけれど難点は、(フーガと比べて、だけど)
SPにもれなく付いてくる本皮シートにはヒーターのみで冷風が無い。
(それなら、SPでもジャカード織物/ネオソフィールコンビシートを選びたい)
サッシュレスだけど、やはりクーペのドアは全体が大きいので重たい。
開閉音・閉めたときの振動・音の収まりが若干悪い(フーガには無い)2次の振動が若干大きく感じる。
(といっても、アルミ製のフーガのドアは軽快感・閉めたときの振動減衰感は絶品だから、それと比べてはかわいそうかも・・)
銀座の街中では、信号で止まっていると周りの視線をビシビシ感じまつ。
チョット恥ずかしかった~
何人もの人達に携帯カメラを向けられまちた・・・
思わず、アクセルを派手に煽ってサービスしてあげました・・(^_^)
しかし走ってて、停止して注目を浴びるっていうのもいいもんですね~♪
「日本に、クーペのときめきを。」
のコピーが頭をよぎりました。
オシャレなクーペに乗る醍醐味です(^o^)
楽しかった~、明日は6MTに乗ってきましょうかね~♪♪
※あとで、後席に乗り込んで前席位置を直したとき(電動でスライドする)の「ありえない」狭さにはまいりました(>_<)ヽ
後席は無いものと思うべきかも・・・(T.T)
黒のクーペ
Posted at 2007/10/06 19:45:54 | |
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スカイラインクーペ | 日記