ワタシの嫌いな人種の一つ、自動車評論家の人達がまだ世の中にそれほど生息していなかった頃、年に一度の自動車レースの結果の“優勝か否か”が販売を左右する大きな基準だったらしい。
第一回日本グランプリで、自動車工業界の申し合わせを真面目に守ったプリンス・スカイラインは惨敗だった。
結果、スカイラインの販売が落ち込み、レース責任者が始末書を書かされる事態になるなんて・・・
昔は凄く解りやすい時代でした。
今は一億総評論家時代w
開発現場の苦労を知らず、テメエで作れもしない連中が知った風に書く評論記事がクルマの売り上げを左右する時代な気がします。
カーオブザイヤーは今や絵に描いた餅になりつつありますが、今年はスカイラインとスカイラインクーペが最有力候補らしい。
獲れればそれなりには嬉しいことですけど・・(^_^)
特選プロジェクトX
「ラストファイト 名車よ 永遠なれ」
☆☆☆☆☆☆☆☆
日本最高峰のカーレース・日本グランプリ。昭和41年、世界の強豪を初めて破り頂点に立った技術者たちがいた。小さな後発メーカー・プリンス自動車工業の男たちである。
‥‥会社の総力を挙げた究極のレーシングカー・R380を完成させた。そこに待ち受けていたのは、さらに進化を遂げたポルシェの新型車。レースは、激しいデッドヒートとなった。
番組は、国際競争の荒波と合併の危機を、その技術力で乗り越えた男たちの伝説のラストファイトを描く。
☆☆☆☆☆☆☆☆
恥ずかしながら、こんな擦れたワタシでもこの番組視るたび涙腺緩みます。
世界に誇る、当時の飛行機屋達の技術・気概はホントに素晴らしかった。
櫻井さんの
「(ポルシェに)負けない性能のクルマを必ず作れるし、作ってやる!」
の、言葉どおりにやってしまったことには脱帽です!
(
ガイアの夜明けで視たNISSAN GT-Rの開発現場にも通じるものを感じるのはワタシだけでしょかね)
番組最後、櫻井さんがR380に乗り込んでエンジンをフカして小さくOKサインを送るシーン・・・
素晴らしい仕事を成してきた純粋な男の生き様をかいま見た気がして、胸が熱くなりまつた。。
ラストファイト 名車よ永遠なれ1/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ2/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ3/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ4/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ5/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ6/7
ラストファイト 名車よ永遠なれ7/7
Posted at 2007/11/18 22:31:50 | |
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ニッサン | 日記