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いいものみたいです。

ビートが車検で、代車が最新の流行っている軽。

街中でもよく見かけるし、
ハイトワゴンの中でも結構いいんじゃないかと期待していたのですが、
乗ってみてガッカリ。

HIROIけどHIDOI.

何が？っていうところは、
評論家ではないのであれこれうまく伝えられないのですが、
片道２０分の通勤で
酔ってしまい、背中の筋肉が痛くなり、
会社についても２時間くらい体調が優れなかった。

案の定、帰り道もそうだった。
今もなんかフワフワする。



まずヒップポイントが高い。
写真を見るとわかるが（車種もわかってしまうが）
全高はカングーとそれほど変わらない。

地上から座面の高さをメジャーで実測したところ、
　カングーは60～65cm
　人気の軽は70～75cm
高すぎるでしょ。
ちなみにビートは40～45cm。

それでいて両側電動スライドドア。重たい。
車幅はもちろん軽規格。

ということで重心も高いしヒップポイントも高い。
車幅も狭く、当然ロールをなかなか抑えられない。

ちょっとした山道で、それはもうユ～ラユラです。

何でこんな高いんだろう。
たぶん、居住スペースを大きくするため、
エンジンをだいぶ後ろにもってきて、
ミッションやらなんやらを合わせると、
低く収めることができず、高くなり、
自然とフロントガラスの位置も高くなり、
それに合わせてヒップポイントも高くなったんじゃないかと。


さらに酷いのがシートと操作系のポジション。

ベンチシートってやつですか。まるで後部座席。
サポートなんて一切しない。

じゃあステアリングを押して背中をシートに押し付けて・・・
ってやろうとしても、ステアリングが遠いのなんの。
足は短く腕が長い私でも遠いと感じる。

室内を広く見せるため？

肘が曲がるくらいのポジションにすると、
足が曲がってステアリングにぶつかりそうになるくらい。

VSAやら電動スライドドアやらオートライトやら
いろいろついているのですが、
一番欲しいテレスコピックがない。

だから姿勢を維持するのに背中が緊張する。


次にパワートレイン。
軽のNAエンジンにCVTは相性が悪いと思う。
たとえばFitでは普通に走っていれば
2000rpm前後で無断変速がかかると思うのですが、
高回転よりの軽エンジンだと、
3000rpmあたりでウーンウーンと大きな音を立てて、
無断変速がかかる。
いつもMTに乗っている人からすると、
速度が変わらないのに回転数が上下するのは、
半クラの程度を変えながら走っているようで、
それだけで気持ち悪い。
たぶん、高回転で音が大きい分それがより顕著に感じるのだと思う。

次に足回りとハンドリング。
接地感がまったくない。
ハンドルは親切にも小指でも運転できるくらい軽い。
路面のインフォメーションもまったくない。

変な話、曲がっているときに
どのタイヤで曲がっているのかわからない。
まるでフォークリフト。


これらが合わさって感じる乗り心地は
「船外機の付いたボート」
エンジンを回してもスピードが乗らない。
舵を切ってもスパッと曲がらない。
そして酔う。



その上高い。
いろいろつけると200万超えるとか。

維持費の差はあるだろうけど、
それだったら安いグレードのFitを選んだほうがいいと思う。

広い車が欲しいなら普通車にすればいい。

1年か2年に1回、「数万円」という大きな差を見せられると、
軽の維持費に魅力を感じるのもわかりますが、
スマホに毎月5000円払っているようなもの。

それでカーライフが豊かになるなら、
安いもんじゃないでしょうか。


酷評して不快な思いをされた方はすみません。
あくまで素人の一意見ですので。


確かに、「軽」という枠の中で、
ここまで室内空間を大きくしたのは
評価しないといけないのかもしれないです。

でもこれって「軽」に求めるべきことでしょうか。

アルト、ZEST、ムーブ、R2、セルボ、エッセに乗ったことはありますが、
これらの車の方が良かった。

そこそこ荷物が積めればいいじゃないですか。
ビートからすれば、アルトの荷室で十分です。

あ、忘れてましたが荷物の積載で、
ビートの方が人気のハイトワゴンより得意なものがありますよ。

それは長ーいものを積むこと。

オープンにすれば、助手席に２ｍでも３ｍでも積めますからね（笑）