![エコとは エコとは](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/031/687/047/31687047/p1m.jpg?ct=a037cae7157b)
※いろいろな意見があると思います。私の一意見で、すべての皆様に押し付けるものではありません。
3.11以来、ずっと気持ち的に引っかかっていることがありました。
我家では熱帯魚を買っています。40cmほどの小さめの水槽です。
当然ですが、ヒータや照明などがついています。
震災直後から、
「被災されている方がいるのに熱帯魚のためにヒータを焚いていいのだろうか」
「計画停電で困っている人がいる中、自分の地域は大丈夫だからと水草のための照明をつけていていいのだろうか」
こんなことを考えることが多くありました。
世界的に見れば
「飢餓で苦しんでいる人がいる中、野菜の切れ端を捨てていいのだろうか」
ということも考えなくはないのですが、
やはり同じ日本国内での出来事はインパクトが大きかったです。
1つの答えとして、「自分で使う電気は自分で作ろう」と思い、
先日、自宅屋根に太陽光発電を載せました。
決して大きなものではなく、4人家族が使う分をちょうど発電するくらいです。
少しは気持ちが楽になりました。
そういったことをしていると、「エコ」ということを考える時間も多くなります。
本や論文なども多く出ていて、考え方もとても多種多様なようです。
熱帯魚の件もそうですが、
動物を飼うということは、たとえば家畜や養殖、猟犬などを除いて、
ヒトとして生活する上で「必須」なものではありません。
なぜ飼うのかというと、動物そのものがかわいいとか
動物が生きている環境を再現するのが楽しいとか、
そういった理由なのだと思います。
簡単に言うと生活が「豊か」になるのだと思います。
「エコ」と「生活の豊かさ」、これは相反するもののように見えますが、
私は「エコ」≒「豊か」だと思います。
「環境問題」と言っていろいろと対策をするのは何のためでしょうか?
一部では「CO2の排出制限は途上国の発展を阻害するためだ」、
というような意見もありますが、そういった意見を除けば、
「近い未来、将来において、人間が豊かに暮らせるようにするため」
だと思います。
自分の子供やそのまた子供たちが、
少なくとも今と同じように楽しい思いや悲しい思いができるよう、
そのために今後どうなるかを考え、対策をしようと考えているのだと思います。
悪く言えば、ただの自分勝手です。
例えば放射性物質についても、
プランクトン→小魚→中型魚→人
と連鎖する中で、自分たちのことしか考えていません。
食物連鎖の途中の生き物への影響は考えないのでしょうか。
「自分が食べなきゃ良いね」で済ませるのが人間です。
でもそれこそが人間なのだと思います。
私はそれで悪いとは思いません。
先祖やその祖先が代々と進化してきて、
いろいろな技術を身につけて発達してきてくれたのだから、
それを行使するのは間違っていないと思います。
放射能の影響を受けにくい生き物からすると、いいことなのかもしれません。
チェルノブイリ周辺は
「人間活動がなくなり、生物の多様性で類のない聖域になった」
とも言われています。
いわゆる「自然環境」としては、こっちの方がいいのかもしれません。
でも、私は良いとは思いません。
「エコ」はやっぱり人間から見て、
人間が「豊か」に暮らすことが目的なのだと思います。
じゃあ私が思う「エコカー」とは何か。
・どんな車が生活を豊かにしてくれるか
・どんな車を次の世代に残せば豊かなカーライフが送れるか
そう考えると、確かに限りある資源のガソリンを喰わない車は
車を楽しむための燃料をできるだけ残すという意味では
間違っていないと思います。
でも私が車に期待する「豊かさ」への影響はこれではありません。
1トンもある機械に自ら乗り込み、
それを両手と両足、五感を駆使して操る。
これこそが車の醍醐味だし、ほかの生き物にはできないことだと思います。
あとは、家族との思い出作りなどです。
車に乗ってどこかへ出かけ、
そこで子供たちにいろいろな経験をさせて、何かを学ぶ。
「ものを大切にする」とか「所有欲」ということを知るにも、
車はいい教材になると思います。
「良いモノを持ちたい」という気持ちがなければ、
「良いモノを作る!」という技術者もいなくなり、
進化が止まってしまいます。
車が人間の生活の中でどのような影響を与えているか、
悪い面を直すだけでなく、良い面を伸ばすことも、
「エコカー」(豊かな暮らしのための車)につながるのだと、私は思います。
思いつくままのメモ書きのようなブログで、
誤字やよく考えれば間違っているところ、
筋が通っていないところもあるかもしれませんが、
今日現在、自分の頭の中で考えたことを記します。
写真は先日七五三詣でに行った息子と娘の写真です。
こんな行事も、悪い意味の「エコ」では「無駄だからやめよう」
になってしまうと思いますが、ここはやはり人間。
気持ちよくガソリンを使って神社に行きたいものです。
Posted at 2013/11/21 00:48:55 | |
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