「たまの港フェスティバル」の続きです。
潜水艦救難艦「ちよだ」と掃海管制艇「ながしま」の一般公開見学を終えた後、自衛隊の車両展示とイベント会場を徘徊してみました。
たまの港フェスティバルは青空が広がる良い天気でしたが、同時にとても強い風が吹いていました。
この強風のため、観光船による瀬戸内ミニクルーズ、海上保安庁のヘリコプターによる吊り上げ救助訓練展示および巡視船による放水展示はことごとく中止になってしまいました。 残念!
岸壁上では自衛隊の車両(装備品)展示が催されていました。
お馴染みの73式小型トラック(1/2tトラック、愛称:パジェロ)です。
全長:4.14m、全幅:1.76m、全高:1.97m、重量:1.9t、最高速度:135km/h、乗員:6人、エンジン:4サイクル4気筒ディーゼル、武装:12.7mm重機関銃,対戦車ミサイル等、製造:三菱自動車工業
「73式」となっているが、製造コスト削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から2003年度以降に「制式化」対象から除外され、以降の名称については「1/2tトラック」に変更された。
近年、無線機が小型化され(広帯域多目的無線)右側リアホイールハウス上面の範囲で搭載できるようになった為、無線機を搭載しても6人乗車可能である。
155mm榴弾砲(FH70)
口径:155mm、全長:12,400mm(射撃時)/9,800mm(走行時)、全備重量:約9,600kg
砲身長:6,022mm、給弾方式:自動装填、発射速度:6発/分、最大射程:約30,000m(噴進弾),約24,000m(通常弾)、開発:防衛省技術研究本部、製作:日本製鋼所
中砲牽引車(FH70用)で牽引。 補助動力装置(APU)を有しており、最高速度16km/hで移動できる。 操作人員は9名。 略称FH70。
中砲牽引車(155mm榴弾砲FH70用)
車両重量:約13トン、最大積載量:約5800kg、車長:約8.5m、車幅:約2.5m、車高:約3.5m
特大型トラックを基準車として牽引装置・作業装置を追加した車両である。
なんと、トラックの荷室が一般開放されており、上がり込みが可能でした。
これまで各地で自衛隊車両展示を数々見てきましたがこれは初めてでした。
自衛隊トラックの荷室に初めて上がってみる。(混雑)
ただの荷室ですけど密かに感動しました。 ありがとうございました♪
自衛隊関連は以上です。
たまの港フェスティバル、ご当地グルメと物産展を徘徊。
チキンボールを頂きました。
お好み焼きを頂きました。
パチンコ会社のブースではゲームに興じて、お菓子、クリアファイル、ティッシュボックスをげっと。
すみたま(すみたくなる玉野)のブースでは缶バッジとシール頂きました。(画像中央)
STU48号も来ていました。(玉野・宇野港に初入港)
STU48号、初見です。 というか、そういう船があることも初めて知りました。
STU48号は、瀬戸内を拠点とするアイドルグループSTU48のライブ会場用の船舶だそうです。
船種:フェリー、総トン数:約850トン、全長:77.8m、全幅:12.5m
前日(5月18日)に、この船上劇場でライブ公演があった模様。
たまの港フェスティバルとの関係性はよく分からなかったです。 ただ静かに眺める。
たまの港フェスティバル会場に吹く風は強さを増し、テントが揺れ、物が飛ばされるほどでした。
そしてついに・・ この強風のため、12時半をもってメイン会場の催し&出店を全て中止とすることがアナウンスされました。
晴天なのに強風でイベント中止になるケースはあまりないのでちょっと想定外でしたね。
最後に、屋内会場(産業振興ビル)で船舶模型展をやってたのでちょっと覗いてみることに。
海上保安庁の巡視船、「たまなみ」(奥側)と「せとかぜ」(手前側)です。
強風でなければ、この2隻による放水展示が予定されていました。
クルーズ客船の模型も展示されてました。 飛鳥Ⅱです。
にっぽん丸も。
クイーン・エリザベス号までありました。
他にもたくさんの船舶模型があったけどほどほどにして割愛します。
産業振興ビルの3階から眺めるたまの港フェスティバルの会場です。
一日楽しむつもりでしたが、強風のため12時半でイベントは中止となってしまい残念です。
となると、午後からの予定を変更せざるを得ませんでした。
ということで急遽、別のスポットに行ってみることにしました。
たまの港フェスティバルは以上ですが、遠征ブログはまだ続きまして次回が最終回です。