2月22日は「竹島の日」です。
先のブログ「
式典行きが決まりました」で予告の通り、今年も「竹島の日」記念式典に行ってきました。
ただ、今年は毎年「竹島の日」の式典に対し抗議活動を行う韓国活動家の崔在翼(チェ・ジェイク)が日本での新型コロナウイルスの感染拡大を懸念してか、来日を取り止めたため、例年のような混乱は起きず比較的静かな「竹島の日」となりました。
今年も一般募集100人の抽選に当選し、2月22日「竹島の日」記念式典行きが決まりました!
これで同式典には、
2017年,
2018年,
2019年に続き、4年連続4回目の潜入となります。
今年の「竹島の日」は静かでした。 例年だと数日前から街宣車が街を走り回ります。
ですが、今年は「竹島の日」当日の朝8時になって大音量で流される「パプリカ」のミュージックにより初めて街宣車の存在に気付いた次第です。
いつもの集合場所にも僅か数台でした。 バスタイプが2台とあとはミニバンタイプの街宣車。
早めに式典会場周辺に行きます。 雨模様です。 近くにある市役所の駐車場に停めました。
ここの駐車場には警察関係の車両も多く停まっていました。
例年のように動員される警察官、警察車両は山口や岡山の他県から応援を含め多かったです。
会場周辺には多くの警察官が立っている。 あと報道陣の姿も目立つ。
上空はずっとヘリコプターが旋回しています。
ただ、機動隊の姿は見掛けませんでした。 (おそらく何処かで待機はしてたと思う)
例年だと大パレードで連なる市民団体の街宣車は数が少なかったです。
自分が見たのは数台だけ。
バスタイプ2台の他にはミニバンタイプの街宣車もいた。
韓国の活動家が来日しなかったため、例年のような市民団体と機動隊が押し合う大混乱は見掛けませんでした。 比較的静かな「竹島の日」となりました。
竹島資料室を訪ねました。
竹島問題に関する資料が展示されています。
ここで初めて知りましたが、今年はちょうど「竹島の日」を定める条例が制定されて15周年でした。
パンフレットなどを頂きました。
3月までの期間限定でプレゼントされる15周年記念のキーホルダーです。
シャープペンシルです。 「竹島は 島根の宝 わが領土」
韓国の乱獲によって絶滅した竹島のニホンアシカも描かれている。
「竹島の日」記念式典の会場を訪れました。 ねこの日に負けるにゃ~!
12時半受付、13時半式典開始のところを意気んで11時前に到着という。
ロビーに設置された竹島グッズ販売コーナー。
竹島を伝える絵本「メチのいた島」、日本酒、饅頭、米、黒曜石アクセサリーなど。
既に販売開始されていました。
毎年買うものは決まっています。 売り切れてしまわないうちに買っておく。
日本酒と饅頭を買いました。
日本酒は清酒「竹島」。 国酒と言ってもいい。
無濾過純米酒です。
竹島饅頭「竹島ものがたり」。 竹島の形をした饅頭です。 日の丸楊枝付き。
トランプ大統領来日の際には晩餐会で出して欲しいおもてなしの一品。
竹島饅頭は帰宅してから美味しく頂きました。
白あんのあっさりとした上品な甘さが特徴の和菓子。
お買い物をした後、外は大雨になりました。 なのでそのままロビーの椅子に座って過ごすことに。
すると、竹島グッズ販売コーナーの周りに急に人だかりが出来る。
何事か?
なんと、韓国メディアの取材でした。
竹島饅頭を買ってグッズ販売コーナーの前で包装を開け食べ始める迷惑行為が始まる。
また、自分が椅子に座ってるその目の前でインタビュー取材が行われてたり。
すぐこの後、日本の市民団体に「出ていけ」と詰め寄られ外に退避していく一幕がありました。
12時半に受付が始まり、荷物検査を受け、金属探知ゲートを潜ってから入場。
500人規模の式典は大ホールではなく中ホールが使われる。 ホール1階後方から撮影。
入場時に手渡された式典の資料と竹島や領土問題に関わるパンフレット類です。
また、新型コロナウイルスの影響でマスクの配布もありました。
この中にもまた15周年記念のキーホルダーが入っていました。
誠に余談ですが、先のブログ「
雑誌の付録が侮れない件」で買ったAVIREXのビッグメッセンジャーバッグはこの「竹島の日」記念式典が使用デビューとなりました。
A4大の資料やパンフレットなら余裕でたくさん入るので便利。 改めていい買い物をしたと自負。
指定された席に座っての眺めです。
式典が始まる頃には500人(来賓・主催者等400人、一般募集100人)で満席になります。
13時半、記念式典が始まる。
まずは主催者側、県知事さんの挨拶から。
次に来賓者の挨拶が続く。 最初に国を代表して政務官の人が原稿を読む。
第15回となる「竹島の日」記念式典には、今年も閣僚の出席は無く、政務官止まりであった。
日本の領土を守るため行動する議員連盟会長、進藤義孝衆議院議員の挨拶。
原稿は一切無しで身振り手振りを交えてのお話は聞き手の気持ちに伝わり説得力がある。
他にも来賓者の挨拶が続きましたがここでは割愛します。
竹島が属する隠岐町から町長が挨拶。
声を震わせてのお話には毎年心を打たれるものがある。
来賓の紹介。 杉田水脈衆議院議員は今年も来られてました。
個人的にはツィッターをフォローさせてもらってます。
竹島問題に関する調査・研究などに功績のあった功労者の方たちへの感謝状の贈呈。
最後に特別決議が読まれて記念式典の本編(第一部)は終了。
10分間の休憩を挟んで第二部のシンポジウム。『鼎談「竹島の日」条例制定15周年を迎えて』
鼎談(ていだん)とは三人が向かい合いで話をすること。(聞き慣れない言葉なので調べてみた)
約1時間に渡り、竹島問題解決に向けた取り組みの現状などが話し合われた。
16時、「竹島の日」記念式典は終了。
帰りには任務を終え撤収される警察車両(県外からの応援部隊)と並走しながら。
竹島が韓国に不法占拠されてから60年以上経ち、いっこうに解決への糸口が見えない状況。
領土問題は国の問題なのに国が動かず県主体で「竹島の日」記念式典を続け、第15回にもなって未だに閣僚の出席も実現していない。
2014年、安倍首相は竹島を巡る韓国との領有権問題について「国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴も含め検討・準備している。」と述べてからその後は音沙汰なし?なのは誠に遺憾。