今夜もばんばんこ~。
8月もそろそろ終わりが近づいてきました。
心のどこかで「エンドレスエイト」を期待している
人はいませんか? かくいう私がそうです。(爆)
まあ、さすがにそれはないと思うので、現実に戻ってクルマの話でも始めたいと思います。
まず最初の話題は、モータースポーツから。
最初はスペインで行われたF1第11戦F1『
ヨーロッパGP』から。
予選ポールポジションは今期初の獲得だったルイス・ハミルトン。
本番もその勢いのまま疾走するが…。
勝ったのはブラウンカラーのこのクルマ。でもジェンソン・バトンではなく『
ルーベンスバリチェロ』。
最近マクラーレン・メルセデスが段々と本来の調子を取り戻してきたのか、成績がよくなってきて
今回は予選で2台でフロントロー独占までいきました。
本番も予選の勢いのまま進んでいましたが、この日最速タイムを叩き出していたのは、
ルーベンス・バリチェロ。よって、じわじわとトップとの差を縮めていってました。
終盤のハミルトンのピット入りの際、ナント交換するタイヤの準備が出来ていなく余計な時間を
かけてしまい、その間にハミルトンを抜いてトップに躍り出たバリチェロがそのまま勝利。
前回の優勝が2004年の中国GPでしかもフェラーリ時代の時ですから、実に5年ぶりの美酒。
通算10回目の優勝、おめでとうございます。
2位にはポールポジションだったハミルトン、3位はライコネンでした。
コンストラクターズはトップのブラウンが今回の優勝等を含め126ポイント、2位のレッドブルが
今回誰も入賞出来ず98.5ポイント。ちょっと差がつきましたね。
次回の巻き返しはあるのか?
次回は明後日30日のベルギーGPです。
もう1つは「SUPER GT」第6戦鈴鹿。
予選時間分割方式「ノックダウン予選」を採用し注目だった今回予選トップはGT-RでもNSXでもなく
No.35 KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)。やはりハンデの重量が響いたのか!?
本戦は
No.8 ARTA NSXのR・ファーマンがバーストからマシン炎上によるセーフティーカーが
入ったり、ビット内で給油中に火災が起きるなど、まさに真夏の戦いにふさわしい争いに。
結局は0.057秒差という超僅差でポールを奪った
No.35 KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が
そのままポールトゥウィンを飾り、見事優勝。チャンピオン争いはますます大混戦か!?
2位にNo.3 GT-R(R・クインタレッリ/安田裕信組)は入り、
3位はNo.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/R・ライアン組)とSC2台が表彰台をゲット。
地元であったはずのBSX勢は火災等でいずれもリタイヤと残念な結果に終わりました。
次戦は富士決戦。総合トップはまだNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rですが、もしかしてはあるか?
9月13日を待て!
お次の話はこの前6代目が登場したVWゴルフですが、ついに「GTI」も6代目がいよいよ登場!
基本的には5代目と同じテイストで構成せれてますが、エンジンは新開発の2000cc直噴ターボ。
この新エンジンは欧州の排ガス規制「ユーロ5」にも適合することで、注目されてます。
MTは先代同様乾式6速DSGです。7速DSGは211馬力に上がったパワーに耐えれないとの
事でやむ負えませんが、6速でも十分だと思います。
「XDS」という電子制御デフも搭載し、今話題の電子制御可変サス「DCC」も選択可能でまさに
最強のゴルフと言えるでしょう。
価格は366万円。これだけの装備でならこの価格も納得だと思います。
STIを選ぶか
GTIを選ぶかで悩む人が続出しそうですね。w
お次の話題は、『龍聖クルマちゃんねる』50回超え記念?って感じでをそろそろ当ブログに
新しい風を入れるべく試作コーナーを製作。
その新コーナー
『自動車メーカートピック(仮)』。を今回より試験的に開始します。
これは1つの自動車メーカーと更に1つのテーマに沿って話をしてみようというコ-ナーです。
最初は試作的な内容になりますが、ごめんねごめんね~。
各社、秋の半期決算に向けて続々と特別仕様車を出しているところですが、輸入車もそれは同じ。
そんな中売り上げが激減しているドイツ高級車メーカーの2大巨頭
BMWとメルセデス。
これまでより約2~3割は売り上げが下がっており、天下のBMWとベンツの威光も
この不景気には勝てないのでしょうか?
反撃策としてBMWは新型7シリーズやX6等のSUVクーペで活路を開こうとしてますが、
ベンツはEクラスクーポじゃさすがに需要は増やせず車種整理と特別仕様車で挽回をしようと
思っているそうです。
ここではベンツの売り上げを支える小型車クラスの車種整理を中心に話をしてみます。
まずA・Bクラスのグレード整理を敢行。
Aクラスはマダムな女性向けのベンツというイメージになってしまった為にかつてあった2000ccと
そのターボが消え1700ccのみとなったのが1年前。今回エレガントな特別装備を付けた
「メルセデス・ベンツA180 スペシャルエディション」が登場。価格は288万円。
さて、小金持ちなマダムにこの特別仕様車は振り向いてくれるでしょうか?
まあ、よく考えると今はその価格を出せるならアウディA3が買える値段なだけに、私なら
アウディA3を買うでしょう。1番下のグレードでもしっかりと高級感ありますし、Aクラスのような
ケチってる感が少ないのも感じてます。
ぶっちゃげ
「Aクラスの魅力はどこにあるの?」と言わざるを得ないでしょう。
そして、Bクラスですが、こちらは完全に車種整理オンリー。
もともとBクラスはAクラスの胴長版であったので、基本は同じようなモノでしたが、一回り大きい分
2000ccやターボもこれまで通りラインナップしてましたが、ターボが今回ラインアップ落ち決定。
まあ、B200ダーボに価格帯だと、先に上げたゴルフのGTIやインプレッサSTIと価格がモロ
ぶち当たる価格帯ですし、Aクラス以上に「Bクラスの魅力はどこにあるのか?」全くわからない。
最初こそ珍しさで売れてはいましたが、質感でアウディがベンツに負けないモノを出すようになると
世の女性達もアウディに対する印象がよくなり、彼氏に乗って欲しい輸入車ランキングも3位と
なったのもうなずけます。日本人のイメージはベンツといえば最低でもCクラス以上でないと
ベンツではない、という事だと思います。コンパクト輸入車が売れるのは高級車を販売していた
会社よりも売れ行きは少なくともこれまでコンパクト車を出し続けていたメーカーに一日の長が
あるのは間違いないはず。
そろそろメルセデス・ベンツ車も日本では多角戦略をやめる方がいいと思いますよ。
今、ベンツで総合的に1番いいのは「Cクラス」だと思います。これに力を入れるべき!
そりゃEクラスやSクラスの方が利益は高いでしょう。でも、日本じゃそろそろベンツ神話が
崩れてきつつあるのをご存じないとは言わせませんよ。
そんな思いに答えてくれたかどうかは定かではありませんが、その「Cクラス」を今回A・Bクラスと
同様、車種整理を敢行。ただ、こちらは意欲的な車種整なのがうれしいです。それは、
売れ筋の1つであった「C250アバンギャルド/ステーションワゴンアバンギャルド」に積んでいる
V62500ccのエンジンをドイツではEクラスにも積んでいる1800cc直噴ターボエンジンに
乗せ換えを決定。車種名は、「C250CGIブルーエフィシェンシーアバンギャルド/
CGIブルーエフィシェンシーステーションワゴンアバンギャルド」と非常に長いのが特徴。w
VWが2000ccエンジンを捨て小排気量の1400ccにターボに乗せ換えたように、あのベンツも
2500cc⇒1800ccターボにするという戦略をついに日本でもやり始める事を決定。
馬力が20%アップしたにもかかわらず燃費は20%向上し、それでも価格も23万円ダウンと
エンジンの排気量が大きい=エライという自己満足を捨てた結果、こんなにいい事が出来たと
思うと、人間っのエゴってスゴイというか怖いモノだと思います。
装備面では、日本仕様車専用に開発したという8ウェイパワーシートを「C200コンプレッサー
エレガンス」「C200コンプレッサーアバンギャルド」に、電動ランバーサポートを「C63AMG」に装備。
さらに、iPodなどの外部オーディオを接続できるメディアインターフェースや、「C63AMG」だけに
備わっていたキーレスゴー機能が全車に標準化しました。
その他のラインナップの見直しについては、「C300アバンギャルドS」は、標準で備わっていた
AMGスポーツパッケージがオプション扱いとなり(価格は63万円ダウン)「C300アバンギャルド」に
名称変更。そのワゴン版、「C300ステーションワゴンアバンギャルド」が新たに設定されました。
新車両価格や詳細ひついては
公式HP「メルセデス・ベンツ Cクラス」にてご確認ください。
ベンツはいいクルマですが、今も昔もやっぱり高いんですよね~。
では、締めはいつも通りクルマ動画で締めたいと思います。
今日の動画は上のモータースポーツのコーナーで上げませんでしたが、「SUPER GT」鈴鹿にて
GT300クラスでついにスバルレガシィが実戦デビューしましたので、その雄姿をご覧ください。
レース本番は残念ながらリタイヤでした。次戦以降の活躍に期待しましょう。
次回からは新コーナーももうちょっと話題に沿った内容にしていきたいですが…。
では、また来週。(^-^)/~