
以前のブログで
うちのF3を車検仕様へ変更した事を書きました。
今回はユーザー車検のブログです。
車検の1週間ほど前にネットでユーザー車検予約。
車検当日、
いつもの通り、最短ルートを駆け抜けて

福山の陸運局へ到着。
書類2枚を貰った後、
見本を確認しながら車検証の情報を書類に書き込みます。
書類の記入が終わりましたら、
ユーザー車検受付端末で車検証のQRコードを読み込ませると
プリンターから書類3枚目が印刷されて、
同時にユーザー車検の受付も完了します。
書類が3枚、揃ったところで、
車検を受ける為に必要な印紙
「重量税印紙」、「検査登録印紙」、「審査証紙」
を購入して書類に貼ります。
あと、「自賠責保険」を2年分準備すれば全ての準備が完了。
ここから車両に乗って車検レーンで検査を受けます。
福山の陸運局、機械が変わっていました。
以前は、「スピードメーター検査」と「ブレーキ検査(前後)」は同じ装置で、
「ヘッドライト検査」は違う装置だったので、車両の移動が必要でしたが、
一つの装置で全て出来る様になったみたいで、車両の移動が不要になりました。
構内は画像禁止なので文章で車検内容を説明します。
最初に検査員さんによる
「書類の不備確認」、「フレーム番号確認」、
「エンジンナンバー確認」、「ハンドルロック確認」、
「車両の幅確認(メジャーで確認)」、
「ネジの緩み確認(ハンマーで色々なボルトを叩いて確認)」
があります。
次にエンジンを掛けて検査員の指示通りに
「ウインカー(左右)」、「ブレーキランプ(前後)」、「ヘッドライト(HI/LO)」、「ホーン」の確認。
ここから車両に乗って検査レーンで車検を受けます。
1.「排気ガス検査」
マフラー出口から検査用配管を入れて30秒近く待ちます。
検査結果が出たら、車検用書類を機械に差し込めば結果が印字されます。
排気ガス検査の後、
車両設定パネルで「ヘッドライト項目」と「スピードメーター項目」のボタンを押す必要があります。
うちのF3は「ヘッドライト:1灯式」、「スピードメーター:リア」の設定を押して次の検査へ。
2.「フロントブレーキテスト」
電光掲示板に「ローラーにフロントタイヤを乗せてください」、「フットスイッチを踏んでください」と表示されるので
検査装置のローラーへフロントタイヤを載せて
足元にあるフットスイッチを一度踏むと
リアタイヤ部分の両端から機械が伸びて来て車両が固定されます。
ローラーが回転した後に電光掲示板に「フロントブレーキを掛けてください」と出るのでフロントブレーキを掛けます。
検査が終わるとリアタイヤのロックが解除されます。
3.「スピードメーター検査」
電光掲示板に「ローラーにリアタイヤを乗せてください」、「フットスイッチを踏んでください」と表示されるので
車両を移動させて
フロントブレーキテスト時に乗せていたローラーへリアタイヤを載せます。
足元のフットスイッチを踏むと
今度はフロントタイヤがロックされて
ローラーが回転し始めてリアタイヤが回ります。
(この状態ではフットスイッチは踏みっぱなしです。)
ローラーの回転数が上がってメーターの表示速度が40kmになった時点で
フットスイッチから足を離します。
結果が出た直後、次のリアブレーキテストに移行します。
4.「リアブレーキテスト」
スピードメーター検査時の続きで、
フロントタイヤがロックされている状態。
電光掲示板に「リアブレーキテスト」、「フットスイッチを踏んでください」と出るので
スピードメーター検査時と同じフットスイッチを踏んですぐに離します。
ローラーが回り始めてしばらくすると
電光掲示板に「リアブレーキを掛けてください」と出るので
リアブレーキペダルを踏んでブレーキを掛けます。
検査が終わるとフロントタイヤのロックは解除されます。
5.「ヘッドライト検査」
リアブレーキテストと同じ場所から。
電光掲示板に「フットスイッチを踏んで下さい」、「ヘッドライト:HI」と表示されるので、
ヘッドライトをLOからHIに切り替えてフットスイッチを踏みます。
車両の前に左側からヘッドライトテスターが出て来て
上下左右に動きながらヘッドライトの一番明るい部分を探します。
早ければ10秒前後で判定が出ます。
全ての検査が終了した後、
ヘッドライトテスターの先にある
車検用書類を機械に差し込めば結果が印字されます。
上の5項目すべての印字結果が

こんな感じで、
「B:ブレーキ」、「S:スピードメーター」、「X:排気ガス」、「H:ヘッドライト」の意味です。
今回、一発合格でしたので全て「〇」が付いていますが、
不合格の場合、「X」が付きます。
(ブレーキは前後で判定されますので片方が不合格の場合「X」が付きます。)
文章で長々と説明しましたが
これがバイクのユーザー車検の全てです。
ふぅ。

無事に検査終了しましたよ。(^-^)
検査レーンの先にある総合判定所に行って書類を全て提出すると、
車検の合否に合わせて対応されます。
合格だと合格印を押されますが、
不合格だと不具合箇所の説明書類を渡されるので対応後、再車検になります。
上で書いた通り、

うちのF3は全て合格しています。
総合判定所の職員さんが書類確認時、
整備記録簿を記載して提出していなければ
「整備記録簿はありますか?」と聞かれます。
事前に整備せずに、持参していなくても
「後整備で。」
と言えば、無事に通過出来ます。
だっくは自分で色々と分解整備していて
整備記録簿と同じ内容は確認しているので、
いつも「後整備で」通しているのですが、
後に、バイクショップへ行った時にでも点検を受ければ安心出来ますので
点検を受ける事をお勧めします。
と、いうことで

無事に合格印を頂きました。(^-^)
車検に合格したので書類を全て揃えて受付に提出。
約5分後、

新しい車検証と車検シール頂きました。
これでまた2年間、乗れますよ。(^o^)
F3さん、これからもよろしくお願いします。m(_ _)m ペコペコ
またいつもの通り、

いちごオレで祝杯です。
ここで気付く。

この画像の赤丸部分、
今年は令和7年ですが、「令和5年」から変わっていません。
と、いう事は、車検証は新しく発行されている訳ではなく、
ICチップ内の情報が更新されているだけなのですね。
ちなみに、自賠責の前回と今回の金額差は

同じ8760円で変化なしでした。
今まで金額が下がり続けていてどこまで下がるのか楽しみでしたが、
どうやらこの金額が底値みたいですね。
余談:
新しい自賠責保険、契約日付が1月31日なのは、
行きつけのバイク屋の自賠責保険の契約数ノルマに貢献したので
事前に購入していたのです。(笑)
と、いうことで、

ユーザー車検に必要な費用は
前回と同じ「14360円」でした。(安)
今回、一つ、車検の書類を確認していて
驚いた事があるのですが、

令和3~5年で400km、
令和5~7年で300km
しか乗っていないことが判明しました。(笑)
今年で10年が経過するのですが、
うちのF3、未だに5000km超えてなかったりします。
よし。
「今年はソロツーリングへ行こう。」
と、決意した日でした。