
タイトル通り、DUCATI916のオイル交換作業内容です。
うちのDUCATI916、あまり距離は乗りませんが定期的にオイル交換はしてます。
まず、

アンダーカウルを外します。
と、
オイル交換の前に、
以前、20周年カスタム用に購入した

「アエラ製 ロックピン」
こちらを交換します。
車両のリヤホイールに

装着されているロックピンを外します。

新旧比較。(左が旧(純正)、右が新(アエラ製)です。)
画像の通り、純正はロックピンが離れていて、
何かの拍子に車両から外れてしまう可能性があるのですが、
アエラ製はホイールシャフトに差し込んであるピンを押さえる様に
もう片方のピンが重なる状態になります。
これで外れにくくなるハズ。

ちなみに、今までもインシュロックで外れ防止してましたけどね。
アエラ製を装着すると

こんな感じになります。
(この後、更にインシュロックを取付けて外れ防止しました(笑))
さぁ、オイル交換作業内容です。

今回のオイル交換セット
今年の初売りセールで購入した

パノリンオイル(5W50)
と、

オイル添加剤の「ゾイル」でオイル交換します。
あと、
20周年カスタムパーツで購入した

新ドレンボルトに変更します。
まず、

オイルフィラーキャップを12mmのコンビネーションレンチで

外しておきます。
続いて

10mmのヘキサゴンレンチでドレンボルトをクイッと緩めて

手でドレンボルトを外すと

オイルが勢いよく排出されます。
(あまり距離を走っていないのでオイルは綺麗な色をしていますが、酸化しているでしょうから、交換時期を守って交換します。)
ドレンボルトの新旧比較

左が純正(旧)、右がアエラ製(新)です。
アエラ製の方が全長が短いですね。
新旧共にマグネット付きなので、あまり変化はありませんが、
新ドレンボルトはワイヤリング(ワイヤーで緩み防止)出来る穴が開いているので便利です。
今まで画像として残していませんでしたが、
トルクレンチを

4キロに設定します。
(「4.0」の線の先を「0」に合わせているので、4キロです。)
(「4.0」の線の先を「1」に合わせた時は4.1キロになります。)
オイルを全て抜いた後、エンジンを綺麗に掃除して、

ドレンボルトを4キロに設定したトルクレンチで締め付けます。
「カチッ」の音とともにレンチに少しの衝撃が伝わってくれば、それが設定したトルク値になります。(それ以上、締め付けたらオーバートルクになって、最悪の場合、トルクレンチが壊れますのでご注意を。)
ちなみに、

現在、装着しているK&N製オイルフィルターにワイヤリング穴が開いているので、マフラーステーを使用してワイヤリングしていたのですが、
今度から、「オイルフィルター」と「ドレンボルト」間でワイヤリング出来る様になりました。
あとは、

規定量、オイルと添加剤をなみなみと注ぎます。
その後、少しの間、エンジンを掛けてアイドリングさせてエンジン内にオイルを循環させます。
エンジンを停止させた後、しばらくして

点検窓でオイルが規定量入っていればOKです。(車体は水平状態で確認します。)
あとは、ドレンボルトやオイルフィルター部分から
オイルが漏れていない事を確認すれば

オイル交換、完了です。(^-^)
これで、今シーズンも安心して楽しめますよ。(喜)
備忘録:
オイル交換時の走行距離は

15,054kmでした。
ちなみに、この距離数はスタックメーターに交換してからの距離なので
交換前の純正メーターの距離数を加算すると、もっと、走ってます。
で、
ここから、タイトルに記載していた、もう一つの内容。
「部品到着」のお話。
DUCATI916の「20周年記念カスタムパーツ その2」の購入内容です。
カスタムのコンセプトは「剛性アップと足回りの強化」。
今回の購入は「剛性アップ」。
最近、また、ネットショップでポチポチッと押しました。
届いた商品は

こんな感じの箱に入ってました。
中身は、

アルミ製のタンク。

別方向から。
こちらの部品は、「ラジエター」の一部です。
DUCATI916の弱点の一つである「ラジエタータンクの破損」。
純正部品はプラスチック製(厚みは5mm近くあります)で、
装着されている箇所が

赤丸で囲んであるところ。
フレームに挟まれた部分で、キーシリンダーの真下にあります。
バイクに乗っている時、フル加速とか負荷の掛かる運転をした際、
フレームがよじれてキーシリンダーが勢い良く真下にあるタンクを直撃して割れる感じなので、今回、割れない様にアルミ製のタンクに交換する為に購入しました。(説明長くてスミマセン。)
ね! コンセプトが剛性アップでしょ。
あと、

クイックフューエルカプラー(金属製)も購入しました。
これは、
ガソリンポンプとインジェクションを繋ぐホースに接続されているカプラです。
こちらも、純正はプラスチック製で、
経年劣化で、そろそろ割れそうなので金属製に交換します。
ちなみに、純正と同じメーカー(CPC製)です。
ただ、このカプラー、金属製に交換すると不安な点も出てきます。
カプラの真下(数センチ)にエンジンのシリンダーヘッドがあるので
エンジン熱による影響がちょっと不安要素です。
でも、今まで、プラスチック製カプラでも大丈夫だったので問題ないとは思いますけどね。
あと、ヤフオクで最近、

ラジエターコアガードを入手しました。
フェンダーとカウルに守られているので小石等がラジエターに当たる可能性がかなり低いと思っていたので
うちのDUCATI916には、今までラジエターコアガードを装着していませんでしたが、安く購入出来ましたので、これを機会に装着します。
ちなみに、このラジエターコアガード、

モトコルセ製でチタンで出来ているので、
新品は確か、25000円前後していたハズ。
落札した金額は数千円程度でした。(安)
装着は、近日中にしますので、またブログにします。