
今回のブログはタイトル通り、
DUCATI916のラジエター交換です。
オフシーズンに作業しようかと予定していたのですが、
寒くなると、ラジエターホースのゴムが硬くなって作業し辛くなるかな?
と、思いまして、
今回の休日(11/1)に作業しました。
と、言うのは建前で、
みん友さんのducanoriさんのエラン(車)ラジエター交換作業ブログを見て、
「早く交換したい」と、思う様になりました。(笑)
余談:
本来、ラジエター交換の為、車両を分解したついでに
色々な作業をしていたのですが、
撮影した画像を確認すると100枚を超えていまして、
厳選しても80枚近くになったので
ブログを今回と次回の2回に分ける事にしました。
では、早速、書きます。

この状態から
作業するので

アンダーカウルを外します。
ちなみに、こちらのカーボン製のアンダーカウルの裏側は

こんな感じで、カーボンケブラー素材で補強されています。
その後、シートカウル、ガソリンタンク、エアBOXも外せば

こんな感じになります。
ラジエター交換の為、クーラントを抜きますので

ラジエターキャップを外して空気の通り道を作って抜けやすくしておきます。
ラジエターホースをスポッと抜くと

クーラントが排出されました。
前回、交換してから50kmぐらいしか走っていませんので、
綺麗(透明)なクーラントでした。
余談2:
バケツの中の排出されたクーラントが汚れている様に見えるのは、
ラジエターホースが繋がっているジョイント部分のサビが
一緒に排出されている為です。

クーラントも抜いたので、ラジエター交換準備完了です。
ラジエター交換する際、ラジエターホースも20年間、無交換のため、
劣化していると思いましたので、

社外品の「サムコ製ウォーターホース」へ交換します。
ついでに、ホースバンドもサムコ製で揃えてみました。(笑)
現在、使用しているホースバンドでも使用出来るのですが、
折角、ラジエター周りを一新するので、ホースバンドも新品を用意してみました。
ちなみに、ウォーターホースとホースバンドはDUCATI916用を購入しました。
ラジエターホースは合計、8本あるので、ちょっとご紹介。
1本目

フロントシリンダー(上側)とリアシリンダー(上部)接続用ホース
(この部分の交換が一番、難しかったです。)
2本目

ラジエター(上側)とフロントシリンダー(上側)接続用ホース
3本目

リザーバータンクとラジエター(上側)接続用ホース
4本目

ラジエター(下側)とサーモスタット接続用ホース
5本目

サーモスタットとウォーターポンプ接続用ホース
6本目

リアシリンダー(下側)とウォーターポンプ接続用ホース
7本目

フロントシリンダー(下側)とウォーターポンプ接続用ホース
そして、ラスト
8本目

サーモスタットとフロントシリンダー(上側)接続用ホース
ちなみに、

この画像、右上部分の金属製配管(センサーが2個接続している部分)が
「フロントシリンダー(上側)」になるのですが、
配管の奥がシリンダーと繋がっているのです。
交換箇所は判明しましたので、忘れない様に

並べておきます。(笑)
と、言う訳で、
ラジエーターホースを

外していきます。
いざ、外してみると
以前から気になっていた
ウォーターポンプ部分などの金属部分のサビが気になるので
これを機会に磨きます。
真鍮ブラシで

ゴシゴシ(磨き中)

少しはサビが落ちたかな?
この後、更に磨いて、
結構、綺麗になったのですが画像は撮り忘れました(笑)

吸気部分には異物が入らない様に保護しておきます。
ラジエター外す前に、
ラジエターホースを交換出来る部分は交換してしまいます。
ゴソゴソ(交換中)

交換出来ました。(^-^)
うん。良い感じ。
全部、交換したらカッコ良くなりそう。

さぁ、ラジエターを外します。
(モンスターS4用のラジエターガードを無理矢理、装着しているので曲げたりしてます。)
ゴソゴソ(外し中)

純正ラジエターさん、今までお疲れ様でした。m(_ _)m ペコペコ
ラジエターに装着されていた冷却ファンも移植するので外してます。
外した冷却ファンは

こんな感じ。
羽部分が社外品の「マジー製クーリングファン」に交換してあるので
アルミ製になっています。(純正はプラスチック製)
この冷却ファン、純正に比べると風量が増すので冷却効率が格段に違います。
ただ、ファンが回っている時の音はかなり大きくなりますけどね。(笑)
ここで、ふと、思い付いて撮影。

「空冷仕様DUCATI916」
めったに見れないと思ったので画像に収めておきました。(^^;)
多分、この状態で走ると、すぐにオーバーヒートしそうですよね。
なので、しませんけど。(笑)
外したラジエターを観察していて

上の一部分だけ黒くなってますね。
裏返すと

冷却ファンが装着されている部分でした。
冷却ファンにより、空気を吸い込む時に汚れがラジエターコアに付着したのでしょうね。(納得)
ちょっと脱線しました。
作業に戻ります。

新しいラジエターさん、これからよろしくお願いします。m(_ _)m ペコペコ
既に、

アエラ製のラジエターガードを装着しているのですが
今回使用する新ラジエターは外国製の社外品。
社外品なので、パッと見た時には同サイズと、思ったのですが、
ラジエターコアガードを装着する際、純正ラジエターと比べると
「縦が大きく」、「横が短い」(共に数ミリ程度)が判明したので、
コアガードは、

ワイヤリングで装着しました。(笑)
新ラジエターに装着する前、参考までに純正ラジエターに装着すると
誤差なくピッタリと装着出来ました。
余談3:
結論から書くと、
ラジエターサイズがちょっと違ったので、外装が装着出来るか不安でしたが、
誤差の範囲で問題なく装着出来ました。
新ラジエターを前側から見ると

こんな感じです。
黒いラジエターにシルバーのコアガードがアクセントになって良い感じになりそうです。
上で書きましたが、横が短いので、コアガードも折り曲げてます(笑)
移植するために外していた

冷却ファンも取付けました。
ラジエター部分の冷却ファン取付ステーの色が剥がれているのは
ボルト取付位置が合わずに、
プライヤーで曲げて手作業で合わせた為です。(笑)
海外製品の社外品は、こんな感じでポン付け出来ずに「小加工要」な事が多いので既に慣れていたりします。
そして、

ラジエターを装着。
ラジエターホースも全て繋ぐと

遂に装着出来ました。(^-^)
使用するクーラントは前回と同じく

だっく愛用の「ヒエール」を使用します。
まず、
クーラントを注いで、
各、ホースの繋ぎ目、ラジエター部分からのクーラント漏れのチェック。
うん。
漏れなし。OKです。
あとは
車体を揺らしたり、ホースをニギニギしてエア抜き後、

クーラントもリザーバータンクの淵まで入れてフタをします。
外していた外装も

元通りに装着していけば

ラジエター交換、完成です。(^-^)
まだ、試走はしていませんが、
エンジン掛けて最終確認している限りでは、
とても良い感じで仕上がっていました。
余談4:
エンジン掛けてもクーラントの漏れはありませんでした。
余談5:
明日(11/4)、仕事明けで元気があれば
今回の作業の続きブログを書きます。